仕込み風景 その3
みなさま、こんにちは
今朝の冷え込みは格別でしたね。
12月上旬には肉眼で見えるかもと言われた「アイソン彗星」。
太陽熱で崩壊&蒸発してしまったとかなんと…残念です
さてさて、「仕込み風景 その3」です
からの続きです。
11月14日(木)仕込み2日目。
舞台上に「ムジナの橋」が現れるという仕かけは、
今公演一番の見せどころでした。
と同時に、「ムジナの橋」は仕込みの山場でもありました
「どうやって動いていたの?」
「自動で?人力で?」
いただいたアンケートなどでも多かった質問です。
ではでは「ムジナの橋」の設置風景をご紹介します
N也さんとK則さん、舞台の下にもぐって作業中デス。
長ーい“たる木”を通しています。
その先端部分です。
2階ギャラリーから見たところです。
先端部分を舞台にしっかり固定します。
(前回公演から仕込みなどの手伝いをしてくれているY君)
たる木と「ムジナの橋」がドッキング
橋の前方と後方、共にたるきに固定されました。
作業の間、H恵さんとN氏が「橋」を支えています。
ぐ――――んと長いその先端…
ここが仕かけの「支点」となります。
“てこの原理”で「ムジナの橋」は上がり下がりしていたのです。
(T郎さん、S喜さん)
舞台の下に隠れている橋。
バティーバティー!」
「ムジナ」の呪文を合図に、「橋」担当のスタッフが「ヨイショー」と
橋の前後をつなげた部分を持ち上げていたのです。
様々なスタッフの知恵と工夫、腕力によって、「ムジナの橋」は
無事お客さまにお目見えすることができたのでした~
(「指一本で持ち上げられるゼ」と言ったのは、S喜さんでしたか…)
こちらは舞台の前を幕で隠す作業中です。
上手側はK洋さん、K野さん。
下手側はY子さん、Yさんがペアになって幕を固定して行きます。
舞台裏の階段を固定するS喜さん。
盛りだくさんでお送りした「仕込み風景」でした
今回は「バックステージツアー」も毎公演後実施したのですが
たくさんのお客様にご参加いただきました。
「お客様がたくさん!!」
「沢吉」が2階ギャラリーからレポート。
舞台の裏側へ入っていただいたり、実際に舞台に立っていただきました。
やはり「ムジナの橋」、そして舞台上の4か所の穴(役者が出入りします)に
お客様は興味津々のご様子でした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました
(くまはち)