芸術銀河2013ミュージカル 常長の祈り
みなさま、おはようございます
夜のうちに雨が降ったからか、今朝は暖かかったですね。
とても強い風が吹いています
さてさて、観劇レポをお送りしますね。
11月23日(土)、「芸術銀河2013ミュージカル 常長の祈り」を
観て来ました
場所は「東京エレクトロンホール宮城」でした。
(あれれ、東京?宮城?)
「芸術銀河」は平成9年度から開催している事業とのことです。
今回は支倉常長ら使節団を題材とした“県民参加型のミュージカル”で、
仙台藩の侍役や諸外国の人々の役など一般公募で募集したそうです。
(約100名の方々が出演されたとか!)
400年前、1800名もの犠牲者を出した慶長の大地震。
そのわずか2年後
木造大型帆船を建造し、使節をヨーロッパへと派遣した伊達正宗公。
そして
海外での困難な外交交渉に、粘り強く挑み続けた
“サムライ”支倉常長ら「慶長遣欧使節」。
伊達正宗公ではなく、「支倉常長」という人を描いたということに
感銘を受けました。
(正宗公役の一村正親さんは声のみの出演でした。渋くて重みのある素敵な声でした)
私は初日の18:00開演の回を観て来ました。
席は1階の下手側で11列目。
目の前には生演奏をするバンドの方々がいらっしゃって、
そちらの迫力もすごかったです!!
役者さん達のしなやかでダイナミックな動きに、度々釘づけになりました。
歌もダンスも、衣装も効果も素晴らしかったです。
どんちょうの会の川田清太郎さんは、
物語の最初に出てくる「米州使節団」の「木戸孝允」役と、
「慶長遣欧使節団」に同行する幕府側の役人「向山忠憲」役で
出演されていました。
(幕府と仙台藩の間に立ち、熱い使命感を持つサムライです)
川田さん演じる「真面目なのにお茶目なサムライ」は
独特の存在感があって、何度も笑いを生んでいました。
(もちろん歌も踊りもかっこよかったです)
川田さんの背中です。(左から二番目)
「木戸孝允」と「向山忠憲」の衣装がドッキングしていました
※会場内は撮影禁止だったので、会場の外からパチリ
東日本大震災からまもなく2年と9カ月。
自分の使命を全うするため奔走したサムライ達の姿は、
復興へ取り組む現代の私たちに、元気と勇気を
与えてくれたのではないかと思います。
とても贅沢な時間でした
川田さん、お疲れ様でした!
(くまはち)