舞台写真9~再び日本坂トンネルへ~
みなさま、こんにちは
今週末、気温がグッと下がりましたね。
久々の身が縮むような寒さに、あららクシャミが
お風呂やお布団の温かさに幸せを感じます
* * * * * *
さてさて、舞台写真の続きをご紹介して行きますね。
(ネタバレ注意!)
の続きです。
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舞台写真その9
1987年、東京発大阪行きの最新型高速バス「ドリームエクスプレス1号」は、
さまざまな事情と思惑を抱えた8人の乗客と乗務員2人を乗せ、
深夜の東名高速を軽快に走っていました。
突如原因不明の暴走を始めた「ドリームエクスプレス」は
浜名湖SAでUターンし、燃料がなくなるまで走り続けることになります。
パニックを起こす乗客達。
そこへ他のバスが通りかかり飛び移ろうと試みますが、失敗します。
亡くなった夫「善治」さんに語りかける「川上」と、引き戻す「木村」。
錯乱状態?!
「このままトウキョウへかえるの?」
「リョウキンバックしてもらうよ」
こんな時でもたくましい「ティム」。
出張で大阪へ行くと奥さんに伝えているのに、
まさか東北道で仙台に行くのでは…と焦る「森下」。
「奥さん」に反応する「五木」!
「何でこんなことになっとんじゃ!」
運転する「田辺」にかみつく「松崎」。
「コンピューター、チップ『ボン』!」
叫ぶ「清水」…の両手が見えます。
コンピューターのチップか何かが
電波でいかれてしまったと説明する「安川」。
(きちんと状況を把握している「清水」…)
(もと→本社のことらしいです)
飛行機が胴体着陸する時を例に挙げ、
「燃料切れてなくなるまで走ってくれって」
飛行機と違い、地上では工事や渋滞、トンネルがあり
突っ込んでしまう恐れがあると「森下」。
その後ろで、なぜか飛行機になって飛び回る「清水」
どうにも説得力がありません…。
「分りました。僕が責任者と話します」
「森下」、始動!
営業所への連絡方法を教える「安川」。
「…あんた!御苦労様どころじゃないよ、殺す気か!」
「責任者を出しなさい。責任者を!」
「夜中の三時すぎでもなんでも、ほうぼうと連絡とって
きちっとするのが当たりまえだろ!」
「五木君言ってやったよ」
フラつく「森下」と支える「五木」。他の乗客も駆け寄ります。
乗客の気持ちを代表して言ってくれました
先程から上空を飛んでいたジェット機やヘリコプター…。
それらが何か電波を出していたのでしょうか。
「清水」はまた空を飛んでいます
「安保ですよ」
「田辺」が言い切りました。
(2015年を表す今年の漢字も「安」ですね)
「田辺」の言葉に反応する「松崎」。
「五木」と「ティム」に「どうして?」「ダレがきめたの?」と
追及され、タジタジです
その背後では…
「安全ベルト、安全ベルト」
バスマニヤの「清水」、なんと安全ベルトを外し
リュックの中にしまっています。
しかも、車内案内のカセットテープや灰皿まで入れていました。
(窃盗じゃないですか)
「止めい止めい早く、なんとかせい!」
「エンジンほかせ、おやっさんー」
「松崎」の叫び声むなしく、バスは走り続けます。
ポルシェ発見
なんと追い越しました
あっという間にまた追い抜かれました。
そのポルシェを追いかけるパトカー
「パトカー屋さん、こっち。こっち追ってちょうだいー」
「松崎」からゲリラ扱いされ、興奮する「ティム」を
「五木」がなだめます。
日本坂トンネルが近づき、
安全ベルトを締めるよう指示する「安川」。
トンネルの信号は…赤
次の瞬間、青に変わりました。
ホッとする一同。
「誰も邪魔すんなよ、どけー」
「舞台写真その10」に続きます。
(くまはち)