舞台写真その7~Uターン後、パニック状態の車内~ | 舞台裏

舞台写真その7~Uターン後、パニック状態の車内~

みなさま、こんにちは横浜市営バス


昨夜はふたご座流星群が見ごろという事でしたが

あいにくの曇り空でしたね。


某動画配信サイトにて、アラスカ(!)のオーロラ&ふたご座流星群の

ライブ中継をしているのを見つけ、しばし見入っていましたオーロラ 流星群


オーロラの広がる夜空に、ものすごい数の流れ星。


家にいながら、素敵な光景を見ることができて

不思議な気持ちでした。すごい時代だぁ。



* * * * * *




さてさて、舞台写真の続きをご紹介して行きますね。

(ネタバレ注意!)



舞台写真その1~東京発大阪着の夜行特急バス、発車~

舞台写真その2~東京料金所→駒門パーキング~

舞台写真その3~駒門パーキング→東名高速~

舞台写真その4~120km/Hで暴走を始めるバス~

舞台写真その5~日本坂トンネル→たらい回し~

舞台写真その6~浜名湖SAでUターン~




の続きです。

 



* * * * * * *



舞台写真その7



1987年、東京発大阪行きの最新型高速バス「ドリームエクスプレス1号」は、

さまざまな事情と思惑を抱えた8人の乗客と乗務員2人を乗せ、

深夜の東名高速を軽快に走っていました。


ところが、突如原因不明の暴走を始めた「ドリームエクスプレス」。


どこに向かうかたらい回しにされるものの、浜名湖SAでUターンし

燃料がなくなるまで走り続けることになったのでした。



戦時中に亡くなった、夫の「善治」が迎えに来てくれたと言う「川上」。




「そいつのじじいのたたりや」

「川上」を降ろせと言い始める「松崎」。




強い口調で乗客全員に「静かにしてください!」

と諌める「安川」。


乗客を落ち着かせるのかと思ったら…



「こうなったら乗務員もへったくれもないんだ」




「家さ帰れば田畑あるんだから」


やけくそになったのか、職務放棄し始めた「安川」。




「安川」に詰め寄る乗客たち。



「あんた運転手でしょ」




「セキニンをはっきりすべきです」




みんなに責められ…




「どこへ行けばいいんです」




いろんな県に拒否されたこと、

燃料がなくなるまで走り続けろと言われたことを

グチり始めた「安川」。




あきれ返る乗客。




「田辺」にどこまでこうやっているのかと

「森下」が詰め寄りますが、「知るか」と一蹴されます。


(なんて運転手たちだ)




「下へ降りたら」と提案する「五木」に対し…




「下は信号も交差点も民家もあるんだよ」と突っ込む「安川」。


(なんて立ち直りが早いんだ)



「ほかのクルマにとびうつればいい」と提案する「ティム」。




「ああそうよ!」


飛びつく「五木」。女性の方がたくましいですね。



「でもおばあさんは…」



八ッ…











亡くなった亭主と一緒なら本望だと「松崎」。

やればできるとアクティブな「川上」。







慎重な「森下」に対し


「ほなお前かついでおぶって時速100キロ以上出とるこの車を渡れ、

 やってみい、でけるか」


つっこむ「松崎」。意外と現実的です。




「ジンギでしょ、ニンキョウでしょう」


ヤクザの「松崎」に対し、もっとしっかりしろと「ティム」。




ふっとぶ「松崎」。ものすごい力です。




おやっさんのこと、浜名湖SAのことを思い出した「松崎」。




草加せんべい(の中のヤク)を持って行かないと、

裏切ったと思われてしまう、あねさんとのことをむし返される。


青くなった「松崎」。




ポケットからテレホンカードを取り出しますが

車内電話は100円玉専用のため使えません。




「誰ぞ100円玉持っとったら貸したれや」


振り向くと、ほかの乗客はみなそっぽを向いています。



「衛星通信!」


「清水」がすかさず助け舟を出します。

ピンと来た「松崎」は、運転手用の車内電話を勝手に借ります。




そこへ他のバスが通りかかりました!




飛び移るチャンスとばかりに、並走するバスに向かって叫びます。





果たしてうまく行くのでしょうか!?


「舞台写真その8」に続きます。




(くまはち)