舞台写真その6~浜名湖SAでUターン~
みなさま、こんばんは
フィギュアスケートGPファイナル、ご覧になっていますか?
男子も女子もすばらしいですね
男子フリーは13日(日)午前5時から…
うーん、起きられる自信がないです
が、がんばれー!!
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さてさて、舞台写真の続きをご紹介して行きますね。
(ネタバレ注意!)
の続きです。
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舞台写真その6
1987年、東京発大阪行きの最新型高速バス「ドリームエクスプレス1号」は、
さまざまな事情と思惑を抱えた8人の乗客と乗務員2人を乗せ、
深夜の東名高速を軽快に走っていました。
ところが、突如原因不明の暴走を始めたのです…。
揺れのせいか、悪夢を見て目が覚めた「松崎」。
「ああー。なんや気持ち悪うなってきた」
さっそく「ティム」にからみます。
(…が、相手にされず)
「浜名湖のサービスエリアへ寄ってもらおか」
と「安川」に念押しします。
「運転手」達の代わりに「清水」が答えます。
なんでここで、静岡が出てくるのかと詰め寄る「松崎」。
「客の言う事聞けへんのか」
「田辺」の胸ぐらをつかんで「松崎」がゆすります。
「危ないからやめて」
必死に止める「安川」。そこへ車内電話が鳴ります。
中央道の長野、山梨…
そして再び東京にも受け入れ拒否をされたとのこと。
最終的に、浜名湖SA駐車場内の上下連絡道路、
緊急車専用道路のフェンスを開けてくれることになりました。
「浜名湖SA」に反応する「松崎」。
「分かった分かった、ご苦労さん」
「冗談じゃないよ」
再び電話が鳴ります
競うように受話器を取りに行き…
勝者、「松崎」
「分かっとるわい、ゴチャゴチャぬかすな!アホンダラ!」
きちんと前を向いて運転しろと「松崎」。
「おやっさん」に草加せんべい(箱にヤクを隠しています)を届け
「あねさん」との間に何もなかったことを証明するべく、
ついに浜名湖の看板が見えました
『潮来(いたこ)の伊太郎』を唄い出します。
「浜名湖SAに入るので座って安全ベルトして下さい!」
必死に乗客に呼びかける「田辺」。
一方まだ状況が把握できていない乗客は
「コーヒーでも飲もう」
「じいさんにうなぎ食わしたれや」
「ウナギってなんですそれ?」
のんびりムードです。
そして全員ストップ。
ここで突然音楽が変わり、一人一人に照明が当たります。
ECM(電子対策エレクトリック・カウンター・メジャー)について語ります。
ウキウキの「松崎」です。
浜名湖SAに入ります。
若い衆3人が「松崎」を待っているのが見えました。
「止めいちゅうに、アホ!ああー」
「松崎」に気づかない若い衆3人。見る見る遠ざかって行きます。
「しっかりつかまってて下さい」
「ほりゃー。」
「そりゃー。」
ブレーキ音、そしてタイヤのきしむ音と乗客の悲鳴。
「カミカゼ カミカゼ」
「運転手さん、止めて、危ないー」
「ナンマイダブ ナンマイダブ…」
「止めろ止めろ!」
「上り車線へ入ります!しっかりつかまって下さい!」
他の車のクラクションの中、合流して行きます。
「下り車線から上りへ誰が入れって言うたんや!」
「止めい、止め!」
わめく「松崎」。
「止められません」
「どこか故障らしいんですよ。止まらなくなってしまったんです」
ついに真実を語る「運転手」2人。
「そこのインテリ」
「さっさと直したれや。エリート!」
横文字がしゃべれるならコンピューターだってわかるはずと
「森下」に無茶ぶりする「松崎」。
「五木」が一蹴します!
ほめているのかけなしているのか…
何とかしろとせまられタジタジ。
「どうなってんですか」「どこへ行くんですか」
「孫に写真届けるのよ」
思わず運転席にかけよる乗客達。
「今、営業所と連絡とりあってますので」と
なだめようとしますが…
「連絡とってどうすんのよ」
かみつく「五木」。
「ダレがわるいんですか?ナニがゲンインなんですか?」
「ティム」も怒りをあらわにします。
「転換」の中、何かに導かれるかのようにさまよう「川上」。
「善治さーん」
「舞台写真その7」に続きます。
(くまはち)