「非正規の女性」が婚活で直面するつらすぎる現実
>(非正規の女性が)まずは就活と婚活、どちらを優先すべきか
もちろん優先すべきは就活です。
以上
で私の言いたいことは終わりなんですが、それだとあんまりなのでもうちょっと感想を書いてみます。
>フリーターは婚活と就活、どちらを優先すべきか
>恵さんは一度も正社員経験がなく、非正規雇用のフリーターとして名古屋にある量販店で働いていました。彼氏は約10年おらず、もうすぐ30歳。ハローワークやキャリアコンサルに相談しながら就職活動をするものの、添削してもらった履歴書でエントリーしても書類通過したのは契約社員のみでした。
>あるとき、土産物店の契約社員面接が決まりました。その店は社員昇格の可能性もある求人でしたが、東京オリンピック後の状況は不安定。しかし恵さんは先のことを考えている様子はありませんでした。
>小売りやサービス業は正社員登用制度のある企業が多く、恵さんのバイト先もその制度がありました。社員になれる可能性のわからない土産物店よりも、今いるバイト先に正社員登用制度があるなら、そこで頑張ってみて正社員を目指しては、とお伝えしたのです。後述しますが、女性の婚活も、じつはフリーターだと厳しい現実があるのです。恋愛相談のはずが、ほぼこのような内容で時間が過ぎました。
>あれから3年が過ぎ、現在の恵さんにお話を聞きました。恵さんはその後、正社員になって働きながら婚活し、大卒の正社員男性と結婚。現在は共稼ぎ夫婦です。
この記事で紹介されている女性ですが、正社員になったので婚活もうまくいったんでしょうね。女性が思っている以上に今の婚活男性はフリーターなどの非正規の女性を避けます。女性が無職とか非正規の男性を避けるのと、男性が家事手伝いや非正規の女性を避けるのは根っこは同じ理由でしょう。
>デート相手に「アルバイト」だと明かすのに気後れ
>しばらくして同僚から、作業療法士の男性を紹介されたことがあったそうです。LINEを交換し、2人で2回ほど食事をしました。そのとき男性から「お仕事は何ですか?」と質問され、自分がアルバイトであることを伝えるのに気後れしたといいます。
>デートの段取りや相手の仕事の話を聞きながら、格差を痛感してしまいました。ぎこちない雰囲気が伝わってしまったのか、デート後にお礼のLINEを送っても男性からの返信はありませんでした。そこで初めて、もうすぐ30代になるのにキャリアも恋人もいないことに焦りを感じ、就活を始めたそうです。
男女問わず気後れするとそれが相手に伝わって婚活はうまくいかないので、まずは自分に自信を持てる環境を作ることは非常に大事ですね。そういう意味でこの女性は正社員になるのを優先して就活を始めて大正解だと思います。
>恵さんは冒頭の婚活相談後、職場に正社員登用に応募したい旨を伝えました。その後、面接も無事に突破し、2020年春から店長候補の正社員として兵庫県で働くことが決まります。
>正社員になった7日後、新型コロナ感染症拡大のため緊急事態宣言が出て、赴任先の店舗は休業になりました。しかしその休業中の時間も無駄にはせず、労務管理などの勉強をしながら、マッチングアプリに登録して恋人探しをスタートさせました。 5人ほどの男性と知り合い、デート。その年の夏頃にのちに結婚することになる1歳年下の男性とマッチングして、2020年末頃から交際が始まります。
>しかし、彼氏ができて4カ月後に北陸の店舗に店長として赴任することが決まり、遠距離恋愛になってしまいました。
>ここから結婚のために外堀を固める作戦を立てていきました。まずは、上司に結婚を考えている人が兵庫県にいることを伝えます。親にも紹介したい人がいることを伝え、連休には彼を愛知の実家に連れていきました。そのかいもあってか、翌年に日帰りで会いに行ける大阪勤務になります。無事にプロポーズされて入籍し、現在は転勤がない地域社員の店長として働きながら妊活も視野に入れているそうです。
>「入籍の報告をしたときに、今後も私生活のことも相談していいか上司に確認したら、『勝手に辞められるほうが困るから、何でも相談してほしい』と言われました。アルバイト時代は会社にプライベートのことを相談する発想はなかったです。転勤は不安でしたが、正社員は人事異動も考慮してもらえるのだと知りました」
この女性戦略家ですね遠距離恋愛って婚活でも普通の恋愛でもめちゃくちゃ続けるの難しいんですよ。私も婚活で遠距離の女性と交際したことありますが、結局長続きしませんでした。今はオンラインとかラインとか連絡手段ではいくらでもありますが、それでも直接対面で会えるという威力にはどうしてもかないません。転勤などで遠距離交際になって破局したという例は多いです。そういう不利な状況というのを自覚して、上司・親など周りに巻き込んで男の外堀を埋めてプロポーズまで持ち込んだのはお見事だと思いました。
>フリーターでも彼氏はできるし、むしろ将来の生活が不安だから結婚したいのだと考える人もいるかもしれません。
しかし、生活基盤を整えてから恋活・婚活するほうがずっとスムーズにいくのです。恵さんの場合は社員登用制度があったので、なおさらキャリアアップの優先をおすすめしました。たとえ結婚したとしても離婚することが珍しくない今、結婚で生活を安定させようとするほうがハイリスクな選択だと思います。
>また、女性も新卒で正社員になったか否かで婚姻状態に大きく差が出ます。
>かつて、ある恋愛や婚活のメディアから「結婚しない女性が増えた原因」について取材を受けた際に、非正規雇用の女性が増えたことも理由の一つに挙げたのですが、気分を悪くする読者がいるという理由で、その部分は削除されてしまいました。
時代遅れのメディアもあるんですね。男だって無職や非正規の女性よりも正社員で働いて安定して稼いでくれる女性の方がいいに決まってます。女性が非正規の男性や無職の男性を結婚相手として見ないように、男性だって女性が正社員で働いているのかどうかは見ます。ある意味この10年ぐらいで男性も女性と同じように経済的な側面をみるようになったということでしょう。そして男女ともに安定した仕事で生活基盤が整っていたほうが婚活・恋活ともにうまくいくのは明らかです。
>結婚相談所では、男性の場合は収入や雇用形態で入会が断られることがありますが、女性は無職やフリーターでも登録できます。そういった意味では、非正規雇用でも男性よりは結婚のハードルが低いので、婚活事業者の中には、経済力がなく将来が不安な女性は婚活を優先したほうがいいと言う方だっているでしょう。
>しかし、マッチングアプリや結婚相談所では、フリーターの女性は正社員や公務員女性と比較検討されるという現実が待っているのです。
>このことを「昔と比べれば働く女性のほうが結婚しやすくなった」程度に思っている方も多いのですが、近年、急速に非正規雇用の女性の結婚が難しくなっています。
記事にも書かれていますが非正規雇用で婚活する気なのであれば、女性は相当不利な立場になることは覚悟した方がいいです。というのは昔と違って男性も女性が働いているかどうかは気にします。もし非正規とか家事手伝いだと、10歳以上年齢が年上の男性は当たり前という覚悟は持った方がいいでしょう。仕事をしないなら家事育児はもちろん女性側の全面負担です。
それが嫌ならどうすればいいか?
就活しましょう。非正規女性が婚活と就活とどちらを優先するか?と聞かれたら迷うなく就活です。就活して正社員になれば婚活もかなりうまくいきやすいですから比較対象にさえなりません。
>「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」によると、首都圏在住で結婚式を挙げた夫婦のうち、妻がフリーターというカップルが2016年は9.5%いましたが、2022年はわずか3.1%です。今の花嫁は8割以上が正社員か公務員なのです。
>もちろん結婚式をせず入籍したフリーター女性もいるとは思いますが、いまや結婚式は正規雇用カップルの特権となりつつあるのかもしれません。
このデータはわたしも初めて知りましたが、今結婚式上げる夫婦ってほぼ女性も正社員か公務員なんですね。私も先日長文の結婚式レポ書きましたが、結婚式って金かかるんですよ。結構私はケチり節約ましたが、それでもそれなりにお金はかかりました。お金に余裕があるカップルだけしか結婚式を挙げられないというのは現実なのかもしれませんね。
ということで非正規の女性で就活と婚活どちらを優先すべきか迷っている方がいるならば、キャリアをまずは考えましょう。生活基盤が安定すれば結婚もしやすくなります。順番は就活→婚活であり、逆ではないというのがはてなの考えです。