犬と悪魔のプール

犬と悪魔のプール

音楽を中心に色々な話を書いていくつもりです。


前回のツアー「痣と花」からまだ1年は経っていませんが…行ってきました、樹念ツアー!

そういや書き忘れていたと思いますが、もちろんちゃんとニューアルバム「Plastic Tree」もゲット済みですよ。

発売からライブまでそこまで時間が無いので、「聴き込む」というほど聴けてはいませんが…;;

 

今回は座席に値段差があったようですが、私は当然1番安い後方席。

でも、偶然ですが結構ラッキーでした。

通路側の下手側の席で、階段状の席とはいえ私の前には背の高い人は誰もいなくて、本当にスカーッとステージ上が見える感じで。

私の好きな有村氏&正氏がよく見える場所だったので、控えめに言って最高でした。

 

前回も同じような事を書いていますが、客層が本当に幅広くて居心地よかったです。

多分お父さん、お母さん、娘さんみたいな家族で来ている人もいて、ほっこりするなぁ、と…。

ふと、もう何年も前にライブ会場で妊婦さんを見かけたのを思い出して、そうか、今頃あの妊婦さんも母親として子供と一緒に参戦してるのかもしれないな、と思ったりもしました。

そういうのを見れるのも、長く活動を続けてくれているプラさんのおかげですね。

 

ライブの感想としては…アルバムの曲をやってくれるのはもちろんですが、30周年樹念という事で、1990年代の曲とかもちらほら出てきて、凄く良かった!

今回のアルバムを歌詞カード見ながら聴いてて思ったのは、プラさんの歌って、最近は詩的なのが多いな、と。

昔の歌詞はもっと文学的というか、文章?みたいな気がしたのですが、最近のは美しい言葉の羅列、みたいな感じというか…。

私は詩よりも小説の方が好きなので、歌詞で言えばプラさんの昔の曲の方が好きだな~、とライブで聴きながら考えていたのでした。

 

でも、「痣花」は結構好きというか、今回のアルバムの中では今のところ1番好きな曲です。

ライブで初めて聴いた時なんて、「え、これが新曲?地味過ぎない?」くらいに思っていたのですが…聴けば聴くほど沁みてくるのがプラさんの曲の特徴ですな。

もちろん生で聴いてもやっぱり良かった。(前回ライブで聴いた時以上に)

 

今回特記すべき事としては、やはりアキラ氏の進化ではないでしょうか、トーク力の。

いや、私の好みの問題ですが、アキラ氏はメンバー間でも「トークの面白い人」の位置づけのような気がするのですが、私はいつもあまり面白いとは思えなくて…。

それが、今回は凄く面白かった!

大阪ではおなじみのステージショッピングでは、今回はメンバー全員がアクリルスタンドを紹介していたんですね。

ケンケンの話で、このアクリルスタンドは1人ずつ売りに出されているから、各メンバーの売れ行き次第で人気が分かってしまうという恐ろしい事実が発覚。

雨神様こと正氏は自身のアクリルスタンドをテルテル坊主に見立て、窓辺に逆さに吊るしたら翌日は晴れると…いや、あるかもしれない、と思ってしまいました。

有村氏は「可愛いアクリルスタンド…お年を召した俺でも可愛いと言ってくれますか?…そんな風に言ってくれるお前らの方が可愛い」と、客席をキャー!と沸かせていました。

そして真打アキラ氏。

最初、「このアクリルスタンドを作る工程を説明する」とか言い出したから、「あ、これまたつまらない話になるんじゃない?(失礼の極み)」と思ったのですが…。

まずメンバーさん達が衣装を着て、ポーズを撮ったら上からスパーンと1mmくらいの薄さで切られるそうです。

すると本体は後ろにバターンと倒れて、ペラーンとしたのが前に置いてあるアクリル板に張り付き、その上にまたアクリル板を乗せてレンジとかでチンしたら縮んで、あのアクリルスタンドが完成するそうです。

倒れた本体の方には片栗粉とか塗っておいたら1分後には復活するから、これを1日くらいかけて4人が横に並んで量産しまくるらしいです。

そんなに苦労して作られたアクリルスタンドが1つ2000円、安すぎるだろ?!との事で、なんか私もうっかり買いたくなってしまいました。(買いませんでしたが)

 

他にも最後の「メランコリック」で「有村限界です」になってしまったので、アキラ氏が代わりに曲をスタートさせる場面がありまして。

ア「メラン」客「コリック」ア「メラン」客「コリック」ア「メラン」客「コリック」ア&客「メランコリックー」(両腕でムキムキのポーズ)、をやるという感じになって…。

これがシンプルだけど、めちゃくちゃ面白かった!

「メラン」「コリック」の掛け合いの部分は手で行ったり来たり、みたいな動きをしていたのに、最後の「メランコリックー」の所では両手で合体、みたいなポーズを取ってる所とかも…。

結局本当にみんなでこれをやった訳ですが、地味に楽しかった。

いや~、本当にアキラ氏の事を見直しましたし、今後も楽しみです。(謎の上から目線)

 

他にも雨神様の名に恥じぬよう、ライブ途中で無事雨も降りだしたみたいですし。(私はラッキーな事に地元に帰った頃には止んでました)

今回のツアーでは初めてやるという「クリーム」はみんなで通しで練習してないっぽく?直前に一生懸命思い出そうとしてるようなそぶりが面白かったですし。

最後には秋ツアーの発表などもあり(そういえば今回は春ツアーだったんですよね…暑いから夏ツアーくらいの感覚でいてました)、本当に充実したライブ空間でした。

秋ももちろん大阪来てくれるみたいですし、金曜日というのがきつそうですが、半休か有休取ってどうにか行きたいな、と思います。

 

最後はいつも通り、ひと様のところで見かけたセットリストを拝借。

・ライムライト
・ざわめき
・no rest for the wicked
・絶望の丘
・Sink
・トレモロ
・ゆうえん
・ヘイト・レッド、ディップ・イット
・シカバネーゼ
・梟
・宵闇
・Invisible letter
・痣花
・マイム
・眠れる森
・メルヘン
・夢落ち
EN
・リプレイ
EN2
・クリーム
・メランコリック

本日でこのブログも18年目を迎えました!
おめでとうございます、ありがとうございますm(_ _)m

もはや音楽の紹介も0。
それどころか更新すらほとんどないブログですが、まぁ、私の感情吐き出し場所としてこれからも存在してもらいたいな、と思います。

最近の私…というか、2024年上半期の私とでも言いますか。
結構充実かつ頑張ってる感じです。
実家に帰った事は既に書いてるかと思いますが、他にも今年の目標としていた「小説を応募する」という件。
無事に第31回電撃小説大賞の短編部門に応募完了済みです!
これだけでも充実感ハンパないですが、他にも人生初の沖縄旅行に行ってきたりもして、しっかり日々を楽しんでおります。
少しずつでも小説を書くという事が習慣化(は言い過ぎですが)してきて、ようやっと長編にも手を付け始めた所なので、これからも頑張りたい。

そんな感じで、これから1年もやっていきたいな、と思います。
最後にいつも通り、今日は私の世界で1番大切な人の誕生日でもあるので。
お誕生日おめでとう☆☆☆

辛い辛い辛い辛い辛い!!!!!

本当に辛いから、吐き出すためだけに書く。

今日、会社の人に教えてもらった訃報、the GazettEのREITAさんが亡くなったという話。

昨日ネットニュースに出てたらしいのですが私は見ておらず、昼休みに私がV系好きな事を知ってて、友達にthe GazettEファンがいる会社の人が教えてくれて…。

すぐネットで見た時は死因は非公表という事でしたが、病気などではなかったらしい事から、自殺の可能性があると書かれていて…。

先程またネットニュース見たら、メンバーさん達のコメントが載っていて、葵さんの言葉の中に「説教」という単語がある事から、やっぱりそういう事なのかな、と思って…。

 

正直、最近曲も聞いてないし、特別ファンという訳でもないので、昼休みに聞いた時点では「ちょっとショック」という程度だったんです。

でも家に帰って久しぶりに曲を聞いて、そしてメンバーさん達のコメントを読んでしまったら…もう泣くしかない。

ニュースを知ってから色々考えてて、その中で1番大きかった感情は、怒りだったんです。

私の中でthe GazettEはV系界の中でも絶対的な立ち位置で、本当にずっと続くと思っていたバンドで、それをこんな形で(5人としての活動を)終わらせてしまったREITAさんに対して怒っていました。

何よりも、他の4人を残していった事に対して、残された人がどれだけ辛い気持ちになるか分かってんのか、「【reila】」の歌詞には「残された僕より無になった君はどれほど辛いだろうか」とありますが、いやいや、絶対残された人達の方が辛いに決まってんだろ!!と思った訳です。

なのに、他のメンバーさん達のコメントからは、少なくとも怒りらしきものは全然感じ取れなくて。

せいぜいが、葵さんの言う「説教」という程度。

もちろん、今は戸惑いが大きいというのもあるんだと思います。

それに、自分達がREITAさんを責めるような事を書いてしまって、それによってファンの方達がREITAさんを責めるような心境にならないようにしようという心配りもあったんじゃないかと思います。

でもやっぱりそれ以上に、これがメンバーさん達の本心なのかな、と私は思いました。

曲が攻撃的な感じがするから、私はなんとなくthe GazettEのメンバーさん達も怖い人達、という気持ちを昔から抱いていましたが、なんというか心根が綺麗な人達なんだろうな、とこの文章を読んで思いました。

こんな人達に囲まれていたから、きっとREITAさんも本当に優しい人だったんだと思います。

私はそもそもファンでもなんでもない、ただthe GazettEの曲が好きな通りすがりの人みたいなもんだからとやかく言えませんが、メンバーさん達が言うように、これからも「5人で」バンドを続けて行って欲しいな、と思います。

年末にちらっと書きましたが、一人暮らしをやめて実家に帰る事になりまして。(家庭の事情)

そして一応、一昨日から正式に実家に帰ってきました。

アパートの退去日は4月末にしているのですが、もう住めない状況になってしまったので…。

 

流れを書くと、2月末くらいから机が部屋から出て行ってしまいました。

母にとっての叔母さん(私にとっては大叔母さんとでも言うのかな?)が高齢者施設に入居する事になりまして、そこは家具とかを持ち込んで良いタイプの1人1部屋の施設らしく。

そこで住むために机が必要、私の一人暮らし用に買った机が余る、という需要と供給が合致したので、叔母さんに机を譲る事になりました。

で、叔母さんの入居日に合わせると、早々に私の部屋から机が出て行ってしまったという訳です。

その後、食事はしばらく電子レンジを入れてた段ボール箱の上で食べる事に…。(入居時からミニテーブルとして使ってた)

 

そして3月の頭、続いて電子レンジが出て行ってしまいました。

何ともタイミングが良い事に、会社のよその部署で使ってた電子レンジが壊れたらしく、新しいのを買って欲しいと総務に連絡がありまして。

私の部署は総務のすぐ近くなのでその内線電話を素早くキャッチし、家の電子レンジを売り込み、そして会社が送料を持ってくれるという事で電子レンジを寄付する約束を取り付けたのでした。

安く買われて誰に使われるか分からないより、知ってる場所で関わりのある人達に使ってもらえる方がよっぽど嬉しい。

という事で、3月の頭に電子レンジが会社へと出荷されていきました。

同時に使っていた電子レンジの箱机が無くなったので、衣装ケースの上で食事をする事に…。

 

そして一昨日、今度は洗濯機が出て行きました。

こちらは父が祖母の住んでいた家(祖母自身は高齢者施設入居済)で使っていた洗濯機がもう大分古くなっていたので、私の洗濯機を使っても良いと言ってくれたのでした。

父が祖母に会うために月1回はそちらの家に行くので。

父と協力して部屋から洗濯機を運び出し、父が車に乗せて持って行ってくれたのでした。

机が無くても、電子レンジが無くても生活はできますが、洗濯機が無ければ生活ができない。(コインランドリーという手もありますが、そこまでするのも…という気持ちがあって)

という事で、実家に帰ってきたのでした。

ちなみに冷蔵庫と炊飯器は今月末に出張買取の人に見てもらう予定になっています。

 

後は持っていける荷物は順番に自転車に積んで運び、大きい物は1度父に車を出してもらって運ぼうと計画しています。

結局一人暮らしを始めた時と同様、帰る時も引っ越し業者の利用は無しで行こうかと思ってます。

このブログを見返していて、そうか、去年は一人暮らし一周年記念とかやってたんだな、と思って、正直切ない気持ちになりましたが。

私が帰る事で母が助かるならそれでいいし、やっぱり音とかに気をつけなきゃいけないアパートよりも、一軒家の実家の方が気楽でいいです。

後テレビ見れるっていうのも良い。(一人暮らしの部屋にはなかった)

 

でも改めて、本当に一人暮らししていて良かったと思います。

2年弱とはいえ、私が目標としていた生活力は間違いなく身に着きました。

それにタイミング的にも、一人暮らしをしていなかったら母不在時に実家に取り残された私が何もできずにアワアワしていた事も目に見えてますし…なんだったらこのために一人暮らしをしていたんだろうか、とすら思ったくらいです。

実家暮らしで料理なんて何もできなかった頃は「料理教室とか行った方が良いだろうか」とか思ったりもしていましたが、実際やってみた結論としては、料理教室なんか行かなくても一人暮らししたら料理以上のスキルが身に着きますね。

今日行った整骨院の先生も言ってましたが、全人類、一度は一人暮らしを体験してみるのが良いと思いますね、本当に。

実家の近所で一人暮らしなんて金の無駄遣いだと言う人もいるかもしれませんが、実際に自分がやってみて間違いなく言えるのは、無駄遣いではなくて将来のための投資でした。

これからは実家の家事を頑張ろうと思います。

その前に、とにかく荷物運びや実家の部屋の場所づくりを頑張らねばですが…。

最近本当に休みの日は忙しいですが、このまま引っ越しが完了するまで頑張ろうと思います。

長くなったので、続きです。
ここから先は私が頭の中で勝手に考えている事ですが、結局の所、こちらがやった事がその子を傷つけてしまったんだろうな、と。
普通に考えたら、パワハラを受けていた頃の方がよっぽど会社に来れなくなってもおかしくない状況だったと思うんです。
でもその頃は普通に出勤していたし、何も知らない私の目からするとパワハラがあったという事実すら分からないレベルで変わらなかったんです。
元々あまり感情を出さないタイプの子だったのを差し引いても、本当に何も無かった。
例えば私も新卒の頃凄く厳しく当たってくる先輩がいて、その人の話題が他の人との間に出てくると、どうしても顔が歪んでしまうというか、そういう外から見て分かる部分があったと思うんです。
でもその子の場合はそれも無く、「〇〇さん(契約社員の人)は仕事が早いから。私とかの倍以上のスピードで仕事ができるから」みたいな事も言ってて、パワハラはともかく仕事が遅い事を知っていた私としては、「いや、〇〇さんが早いのではなくて、あなたが〇〇さんの2分の1以下の仕事しかできないだけでしょ」と思ったりしていたのですが…。
本人に聞いた訳じゃないので分からないですが、私の勝手な想像だと、パワハラを受けていた頃は「でも私は私のペースで仕事してるから仕方ないじゃん」とか「嫌いな先輩に何言われたって別に平気だし」くらいに思ってたんじゃないかと思うんです。(それは防御反応として)
だからきついパワハラにも耐えられたんじゃないかな、と。
でもその厳しい人達がいなくなって、自分より後に入社した人も入ってきて。
その人達の方が自分より仕事が早くできて、仲良くしていた人(一緒に昼ご飯を食べていた私)にも仕事が遅いとみなされているようで、どうやら本当に自分は遅いらしい、という事に気づいてしまったんじゃないかな、と。
いや、最初から気付いてはいたのかもしれませんが、変な話自分の都合の良いように受け取るというか、真実からは目を背けてるというか、そういう部分があったんじゃないかと思うんです。
それを周りから真実を突き付けられて、自分の仕事が遅いと周囲の人から思われている、そして後輩を見るに本当に遅いらしいと思わされて、パワハラ受けても大丈夫だったメンタルがぽっきりと折れてしまったんじゃないかと…。
そういう事なんだとしたら、仕事が遅いという事を上司に言ったり、応援するつもりだったとはいえ同期との比較を感じさせるような事を言ってしまったのは、本当に申し訳ない事をしたと思います。
もうちょっと成長するのを気長に待ってあげれば良かったのかな、とも思います。

ただ、そう思う一方で「仕事が遅くて周りの人に迷惑が掛かっていると伝える事」は間違っているとは思えないんです。(やり方は間違っていたとしても)
これは完全に自分語りになりますが、私が新卒で販売の仕事をしていた頃、何度も怒られて𠮟られて、それでも最近は怒られる事も減ってきたな、と思ってた頃の話。
ある時、その頃1番頼りにしていた先輩に言われたんです、「水人さんがしっかりしてくれないと、私は1時間も休憩が取れない」と。
それはまったくの事実で、その人(あるいは店長)が1時間も休憩を取ると商品が欠品してしまって、その人が戻ってくる頃には凄く仕事が忙しくなる、という状況だったんです。
私はどれくらい商品が減ったらどれだけの商品を追加すればいいのか、という判断ができなかったので…。
そう言われた時、「私は人並みにちゃんと仕事ができるようになったんだ」と勘違いしていた自分に気付かされたんです。
私が仕事ができない事によって、1番頼りにしていたその人に迷惑をかけていたんだと。
それ以来、欠品しないか気を遣うようになり、私が店をやめるまでには一応その人が1時間休憩取っても大丈夫な状態にはなったのですが…。
なんとなく、今回のこの人もその頃の私と同じなんじゃないだろうか、と思ったんです。
うるさく言ってくる先輩が退職して、これでやっとのんびり働ける、良かった良かった、みたいな感じ。
でも本当は、周りの人がそのせいで苦労している事に気付いていない。
それは結局、誰かが言ってあげないと気付けない事だったりするんじゃないかと思ったんです…。

仕事っていうのはどうしても、同じ給料をもらっていて(あるいは契約社員の人にとってはより多い給料をもらっていて)、より少なく仕事をするというのでは不公平が生じると思うんです。
これが、例えば食べるのが遅いとかだったら誰にも文句を言われる筋合いじゃないし、変える必要はないと思います。
その人が食べるのが遅い事を我慢できない人は、その人の元から去っていくでしょうし、それはそれで問題ないと思います。
でも、仕事はそうじゃない。
仕事が遅いのが嫌だからって周りの人は去っていけないんです、その人にも生活がある以上。
多少の仕事の速い遅いは絶対に誰でもあると思います。
あるいは、遅い事によって困るのは自分だけ、というような仕事内容の人も、特に問題ないと思います。
でも不運な事に、この人の仕事ぶりは客観的数値的に見て明確に他の人よりも遅いし、仕事内容上できない仕事分は全部他の人に降りかかってくる。
それを良しとするのは、なんか違うんじゃないかと私は思います。
できないならできないなりに、少しずつでも早くなるように努力する。
まぁ、この場合は「早くなるまでっていったいいつまで待てばいいのか」という周囲の人のイライラはありますが…。(実際この部署でやり始めて1年経つのに、入って2カ月の人の5分の1の仕事量ですから…)
あるいは、どうしても早くなるのは無理というのなら、これはもう場所を変える(異動願いを出すなり転職するなり)しかないんじゃないかと私は思います。
本人が悪いとかではなくて、どうしても無理な仕事、長くは続けられない仕事ってあると私は思うので。
実際私も4社目にして、ようやっと自分らしく働けると思える今の会社に辿り着いたので。
仕事を早くやろうとするのも、異動(あるいは転職)するのも、凄くエネルギーのいる事です。
でも、それから逃げて「私はこのままで良いでしょ」と周りの人に負担をかけ続けるのは、正社員として、社会人としてやってはいけない事なんじゃないかと私は思います。
たとえ時間はかかっても(周囲の人がそれをどれだけ待ってくれるかは別の話として)、努力はし続けないといけないんじゃないかと思います。

小学生の頃、転校先でとある女の子が私に親しく接してくれて、でも元々その女の子と仲の良かった子が嫉妬して、私からその子を奪い取るような形で遠ざけようとした事があり、私はその時泣いてしまいました。
それを見ていた音楽(の授業中だった)の先生は、奪い取った子も注意したけど、私にも言いました。
「あなたも変わらないとだめよ」
あの頃の私は、そんなすぐに泣くような性格じゃだめよ、と言われてるのかと思っていたのですが、大人になった今は、奪い取った子にも声をかけて3人で仲良くなれるような行動をとれるように変わらないとだめよ、という意味だったんじゃないかと思います。
性格を変える事は難しいけど、行動を変える事は少なくとも性格を変えるよりは容易にできる。
私はかつて自分が言われた事を、今あの子に言いたい。
「周囲の人にも悪い所が色々あったけど、あなた自身も変わらないとだめだよ」

最後に、今の休みがどんな形であれ前に進むためのものであるなら、回復するまでゆっくりして欲しいと思います。

凄く伝えたいけれど、本人に伝える事はおそらくできない。
ので、私が吐き出すだけのために書きます。
誰も読んでくれなくても、ネット上にあるかぎり誰かが見てくれるかもしれない、このブログはそんな場所。

まず起こった事として、会社のよその部署にいる一昨年新卒で入ってきた人が精神的にダメになってしまって、会社を休んでしまいました。(多分長期の休みに入った)
何故その子がそんなに追い詰められたのか、という話なのですが、実は私もちょっと関係してるんじゃないかと思う部分があって…。(私のせい、とまでは言わないですが)

そもそもその子は入社した時は今とは別部署、私とは勤務地も違う場所に所属されていました。
そこで何かあったのか、それとも単純に今の部署の人員不足が原因なのかは知りませんが、去年の頭くらいに異動になって、現在のデータ入力がメインの部署に来ました。
で、この子がとにかく仕事が遅いんです。
何となく遅い、とかなら、そう言ってる人が意地悪で言ってるんじゃないかとか思えるのですが、このデータ入力の部署っていうのがシステムで管理されていて、誰が何件入力したのか分かるようになってるんです。
それで見ると、同じ仕事をしている他の人の5分の1くらいしか毎日データ入力できてなくて…。
その分他の仕事をしてるんじゃないかと言えばそういう訳でもないらしく、同じ部署の(仕事内容は違う)人の話によると、例えば電話も全然取らないそうです。
時々社内連絡として携帯電話が鳴るらしいのですが、その持ち主が他の電話に出ていて携帯に出られない時、すぐ近くにいるくだんの子は絶対に取らないらしく、別の仕事をしてる人が遠くの席からわざわざ走って電話を取りに来るらしくて…。
本人に悪気があるか無いかは別として(多分無いと思います、1つの事してると他の事ができない、と自分で言っていたので)、そんな感じだから周りの評価は低くなる訳です。

で、去年の話ですがその子にとって先輩にあたる契約社員の女性が、同部署の課長と結託してめちゃくちゃ厳しくその子に当たっていたらしくて。
後で聞いた話ですが、朝仕事が始まったら厳しく叱責、昼休みが終わって席に戻ってきたらまたそれが続けられて、同じ部署で働く他の人の目からするとパワハラみたいな状況だったそうです。
その頃(今もですが)私も一緒に昼ご飯食べていたのですが、その時は全然なんともなさそうな顔をしていたので、メンタル強いな~、と後から思ったのですが…。

で、結局そのパワハラが問題になって、結果的に契約社員の人と課長が退職しました。
ちなみにこのパワハラを受けていた時期、実はこの子の入力件数は大幅にアップしていたんです。
それを見て私はこの子の愚痴を言ってる人に「最近頑張ってるみたいじゃないですか」と言った(パワハラの件は知らなかった)のですが、そしたら「契約社員の人達がビシバシやってるからよ」と答えが返ってきて。
で、その2人退職後はまた入力件数は同じに戻ってしまったんです、他の人の5分の1の仕事量に。
実際厳しくやられていた頃にできていたのなら、それは多少無理をしていたんだとしても、少なくともビシバシやられる前より入力件数を上げる事は可能だと思うんです。
せめて他の人の2分の1くらいとかでも…。
それをやってないという事は、やっぱり周りの人の目からすると「厳しい人達がいなくなってのびのびと羽を伸ばしてる」ように見えてしまうんですよね…。

で、そうこうしてる内に昨年末くらいから退職した人の分の人員補充という事で、その子の後輩にあたる人が2人入社してきました。
そうなるとやっぱり見えてくる、後輩の方が圧倒的に多く入力していて、その子は相変わらずの5分の1くらいの仕事量。
人が増えた事によって仕事の割り振りもちょっと変わって…私の仕事の中に、その部署が訂正したり入力したデータを伝票に印字して確認する、というのがあるんです。
訂正完了したから伝票印刷してOK!という連絡が来るのですが、その連絡をしてくれるのが今年からその子に変わったんですね。
で、こちらとしては印刷されてから仕事が始まる訳で、だからそれは極力早く欲しい訳です。
その子云々の前から、それについては定時の30分前までには連絡欲しい、という事をその部署の人達には伝えていました。
が、その子に変わってからは定時の5~10分前にしか連絡を貰えない。
今日は凄く忙しい日!とかなら当然こっちも文句は無いのですが、毎日がそんな感じだったんです。
で、私としては定時より前ならまだ許容する、くらいの気持ちだったのですが、同じ仕事をしてるもう1人がちょっと遅すぎる、向こうの上司に言いに行こう、と言ってきて、そうする事になりました。
早くしてほしい、もしその人が無理なら他の人(その子の後輩にあたる人)がやってくれても良いんですけど、という事を上司の人に伝えたんです。
ちなみにその時に私は初めて、その子が以前パワハラを受けていた事を聞いたのですが、だからその子は心が疲れてるから強く言えない、と。
でも実際問題としてこっちにも迷惑がかかっているし、その子の仕事が遅い分をその上司が仕事してるとも言っていて、なんかやっぱりそれは問題ではないか、と私は思っていて…。
結局、上司の人がその子に「この仕事を優先的にやってあげて」と言ってくれたみたいで、その直後1回だけは本当に速くやってくれたんです。
でもその後からはまた同じように定時ギリギリに連絡がくるようになって…。
2週間くらい様子を見ていたのですが、これがあまりにも続くようなら更に上の上司に話してみようか、と言っていたら、急にその連絡をくれるのが後輩の子に変わったんです。
後輩の人は早く、定時の1時間前くらいには連絡をくれるようになって、こちらとしては大助かり、何も文句は無くなったのですが…。

そんな経緯があり、その子が会社に来られなくなる月曜日の前の週末、昼休みの話。
ちょうどその日、別の部署というか営業さんと電話で色々やり取りをしてたんです。
この営業さんというのがくだんの子の同期の子で、営業に配属になってからは色々ミスをしたりして、先輩に猛烈に怒られていたという話を聞いていて。(元々くだんの子が配属になったのがその同期の子と同じ部署だったので、その子も同期が猛烈に怒られている様を見ていた)
で、その営業さんがまだまだ危なっかし所はあるけれどだいぶしっかりしてきていて、凄く頑張ってるな~、っていうのが伝わってきたんですね。
私としては「あなたの同期も頑張ってるから、あなたも頑張ってね!」という気持ちで、その話を昼休みにしたんです。
一緒に話をしていた他の人達も「その人はよく頑張ってるよね。他の営業さんもその人を褒めていた」と言ってて、その話自体は和やかに終わっていたんです。
でも、その翌週の月曜日から、その子は会社に来れなくなってしまったという訳です。

あけましておめでとうございます。

今年も無事に迎える事ができたー、と思っていたら、夕方に大きな地震が…。

私の住んでる地域は特にどうという事も無かったのですが、日本としては酷い幕開けになってしまいましたね…。

被災された地域の方々が無事でいるなら良いのですが…。


そんな始まりですが、自分の事も書いておきます。

去年目標にしていた、「応募できる状態まで小説を仕上げる」は…残念ながら目標達成とは言えないですorz

一応、そこそこ書き進められましたが、年末頑張ろうと思っていたのに時間がとれず…まぁ、1月から時間があったのに年末に託してる時点でダメダメな訳ですが。

言い訳だけしておくと、去年の甥っ子のクリスマスプレゼント(正月に渡した)の絵本を自分で作成していたので時間が無かったのでした。

そして凄い頑張った割にはあんまり喜んでもらえず、残念な思いをした訳ですが…。


そんな感じですが、今年の目標は引き続きと言いますか、今年こそは「小説を応募する」を目標に掲げようと思います。

今度は明確に締切ができる訳なので、今度こそしっかりやりたい。

そんな私ですが、今年もよろしくお願いします。

はぁ~、今日で2023年も終わりですね。

今年という1年を振り返ると…実に充実した1年でした!

水族館に行きまくり、一人暮らしにも慣れ、なんというか良い事ばかり起きる1年。

これが年女の効力か、とか思ったりしましたが。

一方で私の周辺の人(両親、祖父母、叔母など)が次々に不幸に見舞われ、よく言う「厄年は本人が大丈夫な時は周囲の人が不幸になる」というのを地で行く感じでした…申し訳ない;

 

色んな事があり、結局認知症の父方の祖母はグループホームに入所する事になりました。

一方で母方の祖母が足を骨折した事をきっかけに、それまで2人暮らしをしていた祖父母が暮らしていけなくなったので、母が叔母さんと交代で介護に行く事になりまして。

その生活もいつまで続くか分からないので、私も一人暮らしの家から実家に帰る事に決めました。

まぁ、帰るのは来年の話ですが。

せめて最低の目標としていた2年は続けようと、契約の更新直前に退去するつもりです。

一応目的としていた生活力(料理、掃除など)は身に着いたと思うので、目標達成したという事で。

 

今年があまりにも良い年だったので、正直来年にはそこまで期待をしていないのですが、それでも自分で楽しみを見つけてやっていきたいな、と思います。

先日、津村記久子さんの講演会に行くにあたって、会社の人から「まぬけなこよみ」というエッセイを借りて読んだ、という話をチラッと書きましたが。

そのエッセイの中に、「これ、良いな」と思う話があったんです。

津村さんの友達の友達の話、という事でしたが、愚痴を言ってしまったら募金をする、という話。(確か)

愚痴…は、正直私は全く言わないのもストレスが溜まって良くないと思うので、それは除外するとしても、例えばネガティブな発言をしてしまったりとか、うっかり誰かを傷つけるような発言、皮肉を言ってしまったような時に募金をする、というのは良いような気がしたんです。

自分へのペナルティーとして、私の大好きなお金を罰金として支払わなければならない、みたいな感じで、今後そういう発言は慎もう、という気持ちが働くのではないかと。

 

で、昨日、うっかり言ってしまいました。

本当に軽い気持ちで父に言った事なのですが、言った直後に父が黙ったので、「あ、これは言ってはいけなかったな…」と思ったんです。

でも、「ごめん」と謝るのもなんだかな~、という程度の内容だったので、今こそ募金をするべき時なんじゃないか、と思いました。

当初のイメージでは募金=街頭募金、だったのですが、そんな都合よく街頭募金に遭遇するとも限らないし、どこに使われてるか分からない詐欺みたいな募金もあると聞いた事があるので、街頭募金は無しだな、と思い。

ネットで調べて、最初にとある団体のサイトを見ていたのですが、そこは募金先を選べる仕様になっていたんです。

その時思ったのが、そもそもこの募金は私にとってはペナルティーなので、私が募金したい先じゃダメだな、という事です。

例えば私は水族館が好きなので、海の生物を守ろう、みたいな募金先だと、むしろ自分のための募金みたいにもなってしまって、反省の気持ちが沸かないのではないかと…。

なので、私が全く興味ない、募金したくもない先にしよう、と思い、知名度もあるという事で、ユニセフに募金する事に決めました。

外国の子供達の事なんて、正直どうでもいいと思ってるので。(日本の事しか考えられない)

 

で、早速ネットから1000円募金してみました。

すると…なんか、スッキリしたんです。

ペナルティーのつもりの募金だったのですが、むしろ自分も救われてるな、と。

父に酷い言葉を投げつけてしまった自分、というのは、私にとって嫌な自分です。

でも、外国の子供のために募金をした自分、というのは、なんか良い事した善人である自分です。

片方では悪い事をしたけど、もう片方では良い事をした。

プラスマイナスゼロになって、私は自分を嫌いにならずに済んだ、と思ったんです。

あぁ、これが情けは人の為ならずって奴なのかな、と思いました。(知らんけど)

 

なんにしても、明確に良い効果があったので、今後も続けていこうと思います。

しかもユニセフはちゃんと領収書も出してくれるようなので、寄付金控除とかもできるみたいですしね。

良い事を教えてくれた津村さんに、感謝です。

先月は高殿円さんの講演会に行ってきましたが、今日は津村記久子さんの講演会に行ってきました。

前回は先着順でしたが、今回は抽選。

300人定員のところ、500人くらい応募があったらしいので、2人に1人以上は参加できたようですが、それでも参加できてよかった!

というか、私が当選したのには理由があったみたいですが…。

 

その前の話から書きますと、津村さんの本は数冊しか読んだ事なくて、高殿円さんと違って特に「全作品読みたい作家さん」という訳でもなかったんです。

でも、凄く偶然にもこの講演会の情報を見る直前に、ちょうど「現代生活独習ノート」という短編集を読みまして、それがなんだか面白くて!

無料だし、せっかくだから話も聞いてみたい、と思って申し込んでみたのでした。

で、「申し込んでみたんですよ~」っていう話を職場の人にしたら、「え、津村さん好きなんですか?!」と言われて。

私は全然覚えてなかったのですが、私が今の会社に入社した頃、読書が好きだという話をしたら「津村さん知ってます?」と言ってくれてたらしいのですが、「芥川賞作家で」という所で私は「興味ない」と話を終わらせてしまってたらしいのですが;

というか、実際この人に言われるまで津村さんが芥川賞作家だという事実を知らなかった訳なのですが…。

まぁとにかく、その人も某所で津村さんのトークを聞く機会があって、それ以来気に入って本を買ったりしているらしいです。

そこで私も講演会に行くかもしれない(その時点ではまだ当落は分からなかった)という事で、「まぬけなこよみ」というエッセイを貸してもらいました。

ちなみにこちらは昨日読み終わった所ですが、「面白いぞ面白いぞ」と思いながら読んだらたいして面白くなくて、「つまらん話だなぁ」と思いながら読んだら、ところどころプッと吹き出すような笑いがちりばめられている、というようなエッセイでした。

でも、このエッセイ借りてて本当に良かったです。

津村さんがディセンデンツのファンだとか、講演会にはライブTシャツ着て行ったりする、という話が書かれていて、実際今回の講演会でその話題も出ていたので、話がよりよく分かったような気がします。

 

講演会の内容はというと、やっぱり先月行った高殿円さんと比べてしまう訳ですが。

高殿さんと比べると、圧倒的に喋るのが下手、という感じの方でした。

高殿さんが喋りのプロだとしたら、津村さんは素人、といったところ。

司会進行の方が事前に集めた質問を津村さんに投げかけていく、という流れで講演会は進んでいたのですが、なんというかその回答が的を得ていないというか、斜め上ならぬ斜め下の回答を返してくる、という感じ。

でも、なんとなく好感を持てるような感じで…「無害」というのが津村さんに1番似合う言葉かな、と思いました。

この人は絶対悪い事しないだろうな、という感じ。

会社の人が津村さんを気に入ったのも、私が思っていた以上にファンの人が多いのも納得でした。

私自身もハッとさせられるような話(良い人間関係なんて欲しくて手に入るものじゃない、それをあげましょうと寄ってくる人は信じてはいけない)もあって、私も津村さんを好きになりました。(新作「水車小屋のネネ」を読んでみようと思う程度に)

 

で、話は最初に戻りますが、私が今回の講演会に当選したであろう理由。

なんと私の書いた質問も読んでもらえたんです!

個人的に本当に知りたい事だったので、選んでもらえてうれしかった!!(それともそもそも質問を書いた人が少なかったのか… )

回答は相変わらず微妙にずれていなくもないような感じでしたが、私にとってはもう最初の喋りから答えは分かった、というような感じだったので、大いに満足です。

 

あぁ、月曜日に会社に行ったら、本を貸してくれた会社の人に早くこの話をしたい。

そういえば、今回も終了後にサイン会があって、前回は時間の問題でサイン貰えなかったので、今回は講演会聞いて良い感じだったらサイン貰おうかな、とか思っていたのですが。

今回は用意されていた本が完売していて、そもそもサインが貰えない状態だったのでした。

本当に熱心なファンが多いんだな、と実感。(高殿さんの時は、むしろスタッフの方が「サイン会あるのでぜひ本を買って」と勧めているくらいだったので)

まぁ、絶対どうしてもサインが欲しい、というほどでもなかったから、別に良いんですけどね。