プライブの前に、実は高殿円さんの講演会に行っていました。
数冊しか読んだ事のない作家さんですが、その読んだ数冊が全部面白かったので、私の中で「全作品読みたい作家さん」となっている人物です。
とはいえ、ほとんど何も知らない感じで行ったのですが…。
講演会としては、大阪市の図書館で開催。
よく知らないのですが、「大阪ほんま本大賞」に「グランドシャトー」という小説が選ばれたので、今回講演会開催と相成ったようです。
「大阪ほんま本大賞」は…説明が面倒なので知りたい方はネット検索してくれ、という感じですが、とりあえず大阪の本関係の仕事をしている人々が選んだ賞で、しばらくはその本の売上が福祉協議会に本購入代金として寄付されるとか何とか?
とりあえずなんか良い感じの賞みたいです。
で、初めて高殿円さん、というか作家さんの講演会という奴を聞いてきた訳ですが。
凄く面白かった!
兵庫県出身の人らしいのですが、大阪人のような軽妙な語り口。
(とはいえ、大阪人らしい下品さは無くお上品な感じ)
お客さんに笑い上戸の人がいたというのもあったかもしれませんが、会場では笑いがたびたび起こっていて、少なくともプラのメンバーさんよりもトーク上手いな、と思いました。(まぁ、そこは関東と関西の好みの違いもあるかもしれませんが)
話の引き出しが凄く多いとも感じましたし、頭の回転も凄く早いな、と思いましたね。
お客さんからの質問コーナーというのがあったのですが、その時に「ん?なんか関係ない事喋り始めた?」と思ってしまうのですが喋り終わる頃には見事に質問の回答に行き着いているという…。
ああいうのができる人は、本当に頭がいい人だと思います。
最後にはサイン会もあって、話を聞いて更に高殿円さんが好きになった私としてはサイン欲しいと思ったのですが、なにしろその後にプライブが控えていて。
ダッシュで会場に向かわなければならなかったので、サインは諦めました。
もし今後また大阪で、高殿円さんの講演会があればぜひ聞きに行きたいな、と思います。(※無料ならば)
本人は「直木賞も取ってないし大したことない作家」みたいに自分の事を言っていて、私も周囲の人に「高殿円さんの講演会に行ってくる」と言っても誰も理解してくれない(高殿円さんを知らない)感じだったのですが。
私からするとあれだけ面白い小説を書ける人の知名度が何で低いの?という感じです。
まぁ、数冊しか読んでないくせに何言ってんだ?という感じでしょうが…。
でも、「グランドシャトー」も含めて今後も読んでいってみたい作家さんではあります。
というか、今回の事に味をしめてと言いますか、他の作家さんの講演会とかも行ってみたいな、と思いました。
本は図書館派の私ですが、サイン貰えるなら買っても良いし、という感じです。
もちろん大好きな作家さんに限る、という感じですが…今後、好きな作家さんの情報はちょいちょいチェックしてみようかな、と思いました。