おやつが虫歯を作るのは何故? | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

歯磨きを嫌がる幼児

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。

 

 

今日は、おやつが虫歯を作るのは何故?

というお話です。

 

 

文部科学省の調査によると、

80年代には9割超の子供に

虫歯があったのですが、

現在は5割を切っています。

 

 

5割を切っていると言っても

まだ半数近くの子供が

虫歯があると言うことです。

 

 

そこで親は必死になって

歯磨きをしていると思います。

 

 

今回ご紹介するママも

強引な歯磨きをしていました。

 

 

 

柴田様、Yです。

 

 

これから育児のご相談を

させて頂くことになりました。

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

うちの娘は只今19か月になります。

 

 

さて早速のご相談ですが、

歯磨きについてです。

 

 

歯は早くから生えたほうで、

ほぼすべての乳歯が生えました。

 

 

なので歯磨きをしっかり

しなくてはいけないのですが、

とても苦戦してます。

 

 

今はほとんど大人と同じ食事を

してまして、甘いものや甘い飲み物

なども与えているので

虫歯が心配なのですが・・・

 

 

夜に一度の歯磨きですが、

できれば朝、夕の二回に

したいのですが・・・・

 

 

泣き叫び、歯ブラシを入れても

口できつく噛んで

仕上げ磨けができません。

 

 

わたしが自分の足で

娘の両手をはさんで

無理やり磨いている状態です。

 

 

大泣きで、ひどく拒絶するのですが

磨かないわけにはいかないと思い、

かわいそうですが毎日そうしてます。

 

 

主人に娘の手を抑えてもらう

こともありますが、

かなり壮絶なカンジです・・・ 

 

 

歯磨きの絵本やDVDなどをみせて

きちんと歯磨きしようね、とか

虫歯になったら

イタイイタイしちゃうよ

とか言っているのですが、

自分で歯ブラシをもっていっても

すぐに投げてしまったり、

首をよこに振ります。

 

 

・・・後略・・・

 

 

 

ママとパパにがんじがらめにされて

歯を磨かれる子供は可哀想です。

 

 

力では敵いませんので

抵抗できません。

 

 

何故歯磨きを嫌がるのか

といいますと

上の歯茎と上の唇を

繋いでいる上唇小帯に

歯ブラシが当たると

痛みが走るのです。

 

 

上唇小帯

 

 

あなたも舌で前歯の歯茎の

上の方を探ってみてください。

 

 

上唇と歯茎を繋いでいるもの

がわかるでしょう。

 

 

大人は歯茎が大きいので

歯ブラシが当たることはありませんが

子供は歯茎が短いので

歯ブラシがすぐに当たってしまうのです。

 

 

ここを強引に大人の力で

磨かれると痛くて泣いてしまうのです。

 

 

 

だから嫌がるのです。

 

 

正しい歯磨きというのは

歯を一本一本磨くことです。

 

 

子供用の小さなヘッドの

歯ブラシで優しく磨いてください。

 

 

その時に上唇小帯に触れないように

片方の指で上唇小帯を

守るようにして磨いてください。

 

 

そうすれば子供が嫌がる

こともなくなります。

 

 

 

Yさん、おはようございます。

柴田です。

 

 

こちらこそ、どうぞよろしく

お願い致します。

 

 

>歯磨きについてです。とても苦戦してます。

 

 

歯磨きに苦労するのは

どこのご家庭でも同じですね。

 

 

>甘いものや甘い飲み物なども与えている

 

 

これは、今すぐに止めましょう。

砂糖の入っていないもの。

自然の甘味に限定しましょう。

 

 

>無理やり磨いている状態です。

 

 

これでは、歯磨きが嫌い

になって当然ですね。

 

 

>最後のコップでゴロゴロペッとするのが好きなので、

 

 

ゴロゴロが出来るのは、

素晴らしいです。

どんどん褒めてあげて下さいね。

 

 

外出から帰ったら、

手洗いとうがいを

習慣にしていきましょう。

 

 

>わたしの磨き方がきついのでしょうか?

 

 

本来ならば、歯磨きを始めた時に

ご相談を頂ければよかったのですが、

もう手遅れですね。

と言ってしまえば、

身も蓋もありませんね(^^;)

 

 

すでに、お嬢さんの頭の回路には、

「歯磨きは、拷問」

という固定観念が出来上がってます。

 

 

その固定観念を、

壊すことから始めて下さい。

 

 

しばらく、歯磨きを

中止して下さい。

 

 

そして、パパとママが目の前で

楽しそうに歯磨きしている

ところを見せ続けて下さい。

 

 

楽しく踊りながら磨く。

  • 「歯が綺麗になると、御飯が美味しくなるのよねぇ~」
  • 「歯が白いと、美人になるのよねぇ~」
  • 「○○ちゃんの大好きな、歌手の○○ちゃんも毎日磨いているのよねぇ~」
  • 「だから、あんなに真っ白の歯なのよねぇ」

などと歯磨きすると良いことがある

ということをどんどん

話してあげて下さい。

 

 

歯磨きをしなかったら虫歯になる

というご心配が出てきますよね。

 

 

ここからは、少し長くなります。

気長に読んで下さいね。

 

 

まず、意外に知られていない

虫歯の原因からお話ししましょう。

 

 

虫歯ができる原因には、

口内のPH値が

大きくかかわっています。

 

 

本来、口内は唾液の働きによって

PHは中性に保たれているものですが、

モノを食べると食物中に含まれる

炭水化物が細菌によって分解され、

酸性に傾いていきます。

 

 

そのため、歯垢も酸性となり、

歯の表面のエナメル質から

カルシウムイオンやリン酸イオン

などの基本物質が溶け出していき、

虫歯になってしまうのです。

 

 

口の中に入る食物や飲み物は、

すべて虫歯菌のエサとなり、

PH値を下げるのですが、

とりわけ値を低下させるのが

砂糖を多く含むもの。

 

 

だから

「甘いものを食べると虫歯になる」

と言われているのです。

 

 

実は、虫歯を防ぐのに

大きな役割を果たしているのが

唾液なのです。

 

 

唾液は虫歯や歯周病の原因菌を

胃に流すだけでなく、

飲食によって酸性に傾いた口内を

中性に戻す作用を持っています。

 

 

飲食をして一定時間がたつと、

唾液の働きにより口内は中性になり、

溶け出した歯は再石灰化によって

元の状態に戻ります。

 

 

しかし、唾液の働きも、

食事の間にダラダラお菓子などを

食べていると台無しに

なってしまいます。

 

 

虫歯のリスクを減らすためにも、

間食はひかえめにしましょう。

 

・・・後略・・・

 

 

文中にもありますが虫歯を防ぐのは

歯磨きよりも唾液です。

 

 

唾液は初期虫歯を

"治療"してくれるのです。

 

 

唾液を沢山出すためには

よく噛むことです。

 

 

一口で30回噛むことで

唾液がどんどん出てきます。

 

 

30回噛むためには

少し堅さのある食材がお勧めです。

 

 

ハンバーグやカレーなど

お子様の大好きな料理は

噛む回数が少なくなります。

 

 

スルメをおやつにすると

噛む回数が増えていきますよ。

 

 

子育ての期間は、

苦しい時もありますが、

あっという間に終わってしまう

のも事実です。

 

 

掛け替えのない素晴らしい育児期間を、

僕と一緒に目一杯楽しみませんか?

 

 

育児の専門家が

お側にいると安心です。

 

 

せっかく天使があなたの所に

舞い降りてきてくれたのです。

 

 

育児で悩むのは、

もったいないことです。

 

 

今日も最後まで読んで頂いて

ありがとうございます。

 

 

あなたのお側にいつも安心の顧問契約を!

 

育児が楽しくなるメルマガはこちらです。

 

コンサルのお申込みはこちらです。

 

テキストのお申込みはこちらです。

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

 


※ご注文確認メールが、いつまで経っても届かない場合は、こちらをご覧ください。