ライティングに役立つ本の紹介⑧『パン屋ではおにぎりを売れ』
みなさん、こんにちは。 今回は、柿内尚文さんの『パン屋ではおにぎりを売れ』をご紹介します。パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法Amazon(アマゾン)1,386円 ちょっと面白いタイトルですが、この本は、“考える技術”について書かれた本になります。 考える技術ということですので、プレゼン資料などの内容を考える上で参考になる情報が書かれています。<著者と本の概要> 著者の柿内尚文さんは、出版編集者としてこれまでに50冊以上のベストセラーを手掛けてきた方です。これまでに企画した本の累計発行部数は1,000万部以上になるそうです。 1,000万部ってすごいですよね! 本書では、「考える」ことについて、次のように説明されています。 考える=「広げる」+「深める」 「広げる」とは、可能性を考えていくこと 「深める」とは、本質的価値を考えていくこと (本文より引用) そして、この考えを広げる、考えを深めるための具体的な方法が詳しく説明されています。<個人的に印象に残った点> 冒頭に、この本の使い方がいくつか書いてあるのですが、その中に自分にとって大切な箇所に線を引く、思ったことを余白部分に書き込むなど、この本の内容を、ぜひあなたのものにしてください。とありました。 以前から、重要な箇所に線を引いたり、感じたことを書き込んだりすることが、読書をする上で効果的であることは知っていました。 けれども、本を汚してしまうことにどうしても抵抗があり、そういったことはしていませんでした。(特に書店やアマゾンで買った新品のきれいな本だとなおさらですよね) その代わり、大事だと思った箇所に付箋を貼って、後からその部分をノートに書き移したりしていました。 しかし、このやり方だとノートに書き写す時には、その時感じたことを忘れてしまって、あまり上手く書けなかったのです。 そういった経験をしていたので、今回は思い切って最初からどんどん書き込んでみました。 すると、この本に書いてある内容がスムーズに入ってきて、理解をより深める事ができたように思います。 ずっと手元において置いて、繰り返し読みたいような本であれば、こういった読み方もよいと思います。 また、この本の表紙には 地味だけど一生役立つ「考える技術」と書いてあります。 この本を読んでみて、まさにその通りだと思いました。 “考える”というベーシックなスキルの重要性を改めて認識させられた気がします。 そして、ライティングのスキルにも同じことが言えると思います。今後もライティングスキルのレベルアップを地道に図っていきたいと思いました。<お薦めしたい人> 考えるという行為は、職種や年齢に関係なくあらゆる方に必要なスキルだと思います。従って、どなたにも参考になると思います。 最近読んだ本の中でも、かなり役立つ内容の本だと思いました。 考える技術に興味がある方は、ぜひ読んでみてください。 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。