みなさん、こんにちは。
今回は “論理的思考” について書いてみたいと思います。
論理的思考はビジネスシーンでもよく使われる思考法ですので、みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか?
論理的思考とは、「ものごとを体系的に整理して、矛盾がないように順序立てて考える思考法」のことを言います。
ロジカルシンキングとも言いますよね。
この論理的思考に基づいて資料を作成すると、筋道が通った資料を作成することができます。
その結果、読み手の立場でも、理解しやすくわかりやすい資料になるのです。
逆に論理的思考が欠けているため筋道が通っていない資料の場合は、読み手にとって非常に理解しづらい資料になってしまいます。
その資料で伝えたいことがきちんと整理されていないため、内容の重複や不足が発生してしまいます。
もしくは全体の構成がバラバラで統一感のない資料になってしまい、結局何が言いたいのかわからないという指摘を受けることになってしまいます。
こういった事態を避けるためにも、論理的思考はとても重要なのです。
論理的思考に興味を持たれた方は、ぜひ一度学習してみることをお勧めします。
論理的思考に関する本は数多くありますが、代表的なものとしては、照屋 華子・岡田 恵子『ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル』(東洋経済新報社)が有名ですね。
20年近く前に発売された本ですが、ロジカルシンキングに関して体系的に学べるため、最初の1冊としてもお勧めできると思います。
また、同じ著者によるライティングに特化した続編もありますので、こちらもお勧めできると思います。
上記の2冊は論理的思考に関する古典的な位置づけの書籍になりますが、今読んでも十分役に立つ内容だと思います。
最近はこの他にもいくつか良書がありますので、また別の機会にご紹介したいと思います。
いかがでしたでしょうか?
資料作成における論理的思考の重要性について、少しはご理解いただけたのではないでしょうか?
次回は、論理的思考を実践するためのツールである “フレームワーク” について取り上げたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。