みなさん、こんにちは。
今回は、中村圭さんの『説明は速さで決まる』をご紹介します。
この本は、コピーライターの視点から文章や資料などの説明の技術や方法について書かれた本になります。
まさにビジネスライティングを行う上で役立つ多くの情報が書かれています。
<著者と本の概要>
著者の中村圭さんは、博報堂書所属のコピーライターです。
著者紹介によると、世界最高の広告賞であるカンヌ国際クリエイティビティフェスティバルの金賞や、国内最高の賞であるACCのゴールドを受賞されています。
本書では、コピーライティングの考え方や技術を使って、様々なシーンにおける説明の技術を向上させるためのノウハウが説明されています。
タイトルにもあるように、「速い説明」を身につけることで、“相手にうまく伝わらない”などといった説明における問題を解決できるのだそうです。
以下は、本文からの引用になります。
そこで大切なのが「説明はとにかく短くまとめる」という意識です。
説明を短くするには、言葉を厳選したり、余計な情報を省く必要があります。
つまり、短さを正しく追求すると、自動的にその説明はわかりやすくなっていくのです。
自分にも経験がありますが、どうしても説明をきちんとしようと思うと、多くの情報を盛り込みたくなってしまいます。
やはりシンプルに本当に伝えたいことだけに絞った方が、結局は相手にとってもわかりやすい説明になるのだと思います。
<個人的に印象に残った点>
個人的には、以下の箇所が特に印象に残りました。
速い説明の技術をずっと使ってきたのがコピーライターなので、その技術から学べることは多い
以前の記事にも書きましたが、コピーライティングの考え方はビジネスライティングにも応用できると思い、これまで勉強を続けてきました。
今回、この本を読んで、より一層コピーライティングに興味を持つようになりましたので、これからもコピーライティングの勉強を続けていきたいと思います。
<この本をお薦めしたい人>
報告資料やプレゼンなどで、どうしても内容がうまく伝わらなくて悩んでいるような方にお勧めです。
またコピーライティングに興味がある方にもお勧めできると思います。興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。