充電時間30分 新型電池推進船…東京海洋大が5社と開発


 東京海洋大学などが開発中の新型電池推進船が、4月に完成する。7月までに運航試験を行う予定だ。

 船体は全長10メートル、幅2.3メートル。高性能のリチウムイオン電池を搭載。12人を乗せ、10ノット(時速約18キロ・メートル)で約45分間航行できる。騒音は100デシベルのディーゼル船に比べ60デシベルと静かで、電気代は軽油代の半分程度で済む。


 建造プロジェクトには海洋大のほか、ヤマハ発動機、東京電力など5社が参加。東京電力が電気自動車用に開発した急速充電システムを利用し、充電時間は30分。米国やドイツなどで観光目的の電池推進船が実用化されているが、動力源の鉛蓄電池の充電に10時間もかかるという。


 海洋大海洋工学部の賞雅(たかまさ)寛而(ともじ)教授は「2011~12年の実用化を目指したい」と話している。

2010年3月7日 読売新聞)



ここ数年間、軽油代の高騰により、漁業は大打撃を受けてきましたが、このニュースは朗報ですね。

日本は海洋国家です。日本国民による船舶の航行は海洋国家日本にとって非常に重要であり、そして、漁業は国家が手厚く保護すべき分野であると考えてきましたが、この船が実用化されたら、漁師さんは大いに助かることでしょう。


30分で充電でき、燃料のコストも安くなる、すばらしいですね。軽油に比べたら、環境にもずっとやさしいでしょうし、音がでなければ、海洋生物にもやさしい。ただ、航行時間が45分というのが短いですが、それさえクリアできたら、すぐさま実用化できることでしょう。


すばらしい技術だと思います!!


ところで、海洋国家日本とはいえ、海洋学部とか海洋大学というのがなんか少ない気がします。長いこと教育に携わっていて、海を目指す学生は結構たくさんいるのですが。私も、以前、海を目指していましたし。


もうちょっと、海洋学部を増やしても良いのではないでしょうか…?



愛媛大と松山大 教育・研究交流で協定


 愛媛大と松山大が、研究や学生同士の交流など様々な分野で協力を深める「教育・研究交流協定」を結び、5日、愛媛大で両学長が出席して調印式を行った。


 隣接する両大はこれまでも、単位互換や自然科学分野での共同研究などを行ってきた。今回は、松山大が2006年に創設した薬学部の1期生の実務研修が4月に始まり、同学部生を愛媛大医学部付属病院でも受け入れることから、幅広い分野で交流の機会を増やそうと協定締結を決めた。


 調印式では、愛媛大の柳沢康信学長が「地域活性化における『知の拠点』としての大学の役割は大きい。両大学の連携が地域に与える安心感も強い」と話し、松山大の森本三義(みよし)学長も「両大学が協力しあうことは、学生にも有益」と意気込んだ。

 今後、職員の交流や共同研究、講演会の共同実施などを進めていく方針で、具体的な内容は両大の理事らで4月に設置する連携推進会議で検討する。


2010年3月6日 読売新聞)



あまり具体的なことが伝わってこないので、何とコメントしていいかわからないのですが…。

自然科学の分野で共同研究とありますが、社会科学のほうは何をするんでしょうか?


うーん…、イマイチよくわからないです 叫び

とまれ、学生にとっては、単位互換というのは、ありがたいですね。自分の好きな授業を、どちらの大学からも受講できるようになると、これはとてもよいことだと思います。


ただ、私が学生の時は、好きな教授の授業は、単位に関係なく受講しました。受講、と言っても、モグリなのですが。大学の授業は、堂々もぐっても、誰も文句言いません。むしろ、教授によっては歓迎するのではないでしょうか。

他大学、他学部、すきな法律の授業をとりました。


とにかく、大学にはこの交流が学生と研究者の利益につながるようなシステムにしていただければ、と心から願います。

高校の環境学習をサポート 名古屋産大と若宮商業高が協定

 名古屋市立若宮商業高校(高橋ひろ子校長)と愛知県尾張旭市にある名古屋産業大学(伊藤雅一学長)が、「高大連携事業」を新年度からスタートさせることで合意し、2日に同校で協定締結式を行った。高校の環境学習を大学教員が支援するもので、指導を受けるのは同校総合ビジネス科環境ビジネスコースの生徒たち。同大環境情報ビジネス学部の教員や学生たちに授業に出向いてもらい、学校周辺と、気球を使っての上空の二酸化炭素濃度の測定を一緒に行い、結果を考察する。

 同学部では、40校以上の小中高校で環境学習を支援している。若宮商業高校に対しても5年前から指導を続けているが、今年、大学設立10周年を迎えることから、正式に「高大連携事業」に位置づけることにした。

2010年3月3日 読売新聞)




とてもいい企画ですね。

大学で高校の授業の補習をするというのは論外ですが、ただ大学でやるようなことを高校生に紹介する試みは、すばらしいと思います。



大学でやるものは「学問」です。それに対して高校まででやるのはどちらかといえば「勉強」です。勉強とは、「勉めて強いるもの」であり、強制するものです。


もう少しハッキリ言うと、


学問は目的であり、それはそれは本当に楽しいものです。遊びの延長が学問といえますから。

一方、勉強は手段であり、勉強するものは将来の学問のための道具になるものといえます。


勉強が面白くないのはある意味当然なんですね。ただ、勉強しておかないと、将来の学問の基礎が抜けていることとなります。


さて、将来、学問が待っているということを早い段階で教えるというのは、とても良いことだと思うのです。


環境に興味を持つ高校生は、この授業で、大学で環境をやりたい、と思うでしょう。そうしたら、やはり大学で環境を学ぶために英語が大切になる、数学が大切になる、というのもわかりやすいと思います。


将来の夢や目的もなく、英語や数学を学ぶのは、ちょっと苦痛です。


大学で学ぶものを、高校生に教えるという、こうした授業は今後も広まれば良いと思います。しかし、なかなかこうした機会に恵まれないのも仕方ないことですから、やはり読書などを通じて、将来自分は何を学びたいと思うのか、を常々よく考えることは大切でしょう。


自分の生き方に関することですし、さらには、現在の勉強のモチベーションになることは間違いないでしょう。



知事が「分水署名賛意」批判に反発

 4日の2月定例県議会一般質問で西条市区の明比昭治氏(自民)が、松山市の中村時広市長が黒瀬ダム(西条市)からの松山分水実現に向け市民に呼び掛けた署名活動と、加戸守行知事が署名に賛意を示したことを批判した。加戸知事は報道陣に「賛意を示すのは当然。明比県議は与党から出て行くべきだ。なぜ賛意を表したら批判されるのか理解できない」と強く反発した。
 明比氏は質問の最後に、答弁を求めない形で水問題に関する見解を表明。黒瀬ダムからの松山分水にあらためて反対した上で「あたかもすべて西条市側の無理解や不見識に起因しているのでは、と受け止められるような発言が漏れ聞こえる」と苦言を呈した。
 明比氏の見解に対し、加戸知事は本会議休憩中、水資源融通の広域調整者として西条市民に説明する機会を持ちたいとの持論を強調する一方「松山市と西条市の接触がない段階で、県がアクションを取るのは適当ではない」と当面は静観の構え。また、知事が西条市民を不見識とみなしているとの見方は否定した。

愛媛のニュース2010年03月04日(木)


今、松山でホットなイシューになっているので、高校生の皆さんもご存知でしょう。ちょっと水問題について、意見を。


20世紀は石油で戦争が起きたが、21世紀は水で戦争が起きる、と言われて、まぁ久しいです。世界の水事情を考えると、そんな気がします。


例えば、


1、中華文明を支えた大河・黄河が干上がっている。

2、中央アジアのアラル海がどんどん小さくなり、周辺地域の環境悪化が進んでいる。

3、モンゴル、オーストラリア、アフリカなど世界各地の大旱魃。

4、中東問題(イスラエルのゴラン高原占拠)。


私が知っている範囲内で上げましたが、他にもたくさんあるはずです。

そして、わが国日本は、水の輸入大国です、実は。


水、というのは、食料と同じで、命にかかわる問題です。だから、戦争になります。これは、国家レベルの戦争だけでなく、国内レベルでもいえます。アメリカ国内でも、水の配分をめぐって農民たちが死者を出す争いをしています。



さて、中国では現在、北部の水不足解消のために「南水北調」をしています。揚子江の水を北まで運ぶわけですね。これは、現在工事中ですのでまだわかりませんが、これにより、南の環境がどう変わるのか、はまだ未知数です。


揚子江にダムを作ったのと同じくらい、国家的大事業になるわけですが、いかがでしょうかね。


水を運ぶ、という提案は実は旧ソ連でもあり、シベリアの水を中央アジアの綿花地帯にまで運ぶ、というのがありましたが、これは旧ソがつぶれたために計画はなくなりました。しかし、アラル海の環境問題は残りました。計画経済による無計画な綿花畑の拡張のため、アラル海は縮小し、現在シル・ダリア川とアム・ダリア川の水の配分をめぐって周辺国はもめています。


私が懸念するのは、やはり水を運ぶといっても、では今まであった水がなくなってしまう西条市の環境の変化ですね。水を運ぶという発想は、環境への配慮が欠けているのではないか、と感じるのです。


また、水を運ぶコスト。どのくらいかかるのでしょうか。それらを考えると、軽々しく分水は言えないと思います。



慢性的な水問題を将来にわたって解消するためには、海水を農業用水にするプラントを建設するのが一番じゃないでしょうか。おそらく、コストがかかります。相当なコストがかかるでしょう。ですから、分水のコスト、環境のコスト、それらをよく考えなくてはなりませんが、自分としては、将来にわたる慢性的水問題を完全に解決するには、プラント建設が一番と思うのです。


もっとも、どのくらいコストがかかるかはわからず書いているのですが。ただ、水は先ほど述べたとおり、命にかかわる問題です。水にいくらお金を払いますか、と聞かれたとき、みなさんはいくらと答えますか?


中東の国々は、海水を真水に変えるプラントを持っています。研究も進んでいて、コストも安くおさえられるものもあるようです。松山市も、分水の前に、まず海洋深層水の利用を検討してみては…?と思うのですが。


コストをはっきりさせる形で、分水の議論をしてほしいと思います。さもなければ、私は反対の立場を取らざるをえないですね。まず答ありきで、分水しましょうではなくて、コストがどのくらいかかるか、環境被害はないのか、をはっきりさせてほしいと考えます。あとは、海水プラントの検討ですね。


皆さんは、どう考えますか?







あと、いくらプールが中止になるとか、給食に影響が出るとはいえ、小学生対象に署名させるのは、ちょっとまずいのではないでしょうか。そのあたりは、指摘されたら、素直に謝ったほうがいいと思います…。

以前、『今日の"DiZZy"な一言』(英数塾DJの英語ブログ 2010年02月04日)に載せたコトバを紹介します。


¶ If you don't design your own life plan, chances are you'll fall into someone else's plan. And guess what they have planned for you? Not much.

:自分の人生の計画を作っておかなければ、恐らくは他人の計画の中に組み込まれてしまうことになる。実際、他人がお前ために何を計画しくれてたか?
決して多くはあるまい。

  Jim Rohn (1930-2009)


学習態度としてよりも、高校生の生き様になるとも言えると思うのです。


自分の高校生・大学生のころを思い出して、もしもタイムマシンがあるのなら、すぐさま以前の自分にこのコトバを伝え、ひっぱたいてでも言うこと聞かせたい、そんな気持ちです。



自分で計画を立てていない奴は、他人の計画に組みこまれる


これ、怖いけど、事実ですよ。そして、これって、自分の人生を生きているって、いえるでしょうか。



高校生にもなったら、いや、高校生だからこそ、自分の生き方に責任を持ったほうがいい。例えば、将来の夢は何なのか、将来何をしたいのか、何のために生きているのか、こういうものがすぐに言えなかったら、それは責任問題です。


で、その責任を問われるのはどこかというと、誰か他の人の計画に組み込まれ、その人にアゴで使われることで、責任を果たすこととなる、かもしれません。




つまり、高校・大学で、君たちは、他人に言われるまでもなく、自分で主体的に、どう生きて行きたいのか、だからどう勉強するのか、それを強く信じて、そのままに生きてく必要があると思います。


っていうか、ほとんどの高校生や大学生にとって、この姿勢が大切と言えるのではないでしょうか。



もしも、そういう将来のグランドプランがなかったら…、それこそ、勉強よりも大切なことになってきます。


だから、親とか、友人とか、先生とか、多くの人と話をするといい。将来、何になりたいのか。友達との話って、とりわけ大切ではないでしょうか。そして、本をたくさん読む。自分の興味あることは何なのか、本をたくさん読んで、調べてみる。


それがあって、初めて勉強もしっかりできて、そして、勉強も計画的にやれると言えると思います。



仮に、何を将来やりたいかわからない高校生は、少なくとも文系か理系かは決まっているはずですから、あとは大学で将来やりたいことを考える必要があるでしょうが、タイムリミットはそこまでです。大学に入っても、将来何をやっていいかわからない人は、…困ったものですな。



要するに、自分の人生じゃないですか。一回しかない人生です。だったら、自分の好きなことに熱中して、それが社会の役にたって、人様からお金をもらえて生きていける、それがいいじゃないですか。


だから、計画を立ててください、ってことです。早く、一刻も早く。


「めんどくせーな…」って思うかもしれませんが、将来の自分に責任を転嫁するのは、将来の自分にとって迷惑な話ですから、やめたほうがいいですよ。




今回、再論ってことで書きましたが、ある意味こっちがメインです。その次にあるのが、前回の「計画表のススメ」になってくると思います。




ピーター・フランクルさんは自分が高校生のときに、学校に講演に来てくれたことがあります。


そのフランクルさんの第13回日本数学オリンピック表彰式における記念講演の一部です。

http://www.imojp.org/column/index.htm
 
(以下、抜粋)

ハンガリーは小さな国です。ヨーロッパには40以上の国がありますが、殆どが日本より小さいです。ハンガリーも広さは日本の1/4、人口は1/12の1,000万人です。このハンガリーが世界に誇れるものがあります。『数学』です。世界で初めてこの様な数学の国際コンテストが行なわれたり、頻繁に開催される様になった国はハンガリーでした。中高生向けの数学雑誌が100年近く前から発行され現在も続いています。小中高生がこの雑誌に毎月掲載されている問題の解答を送り、年間を通して点数がもらえます。学校もこの問題を解いて投稿する事を奨めています。こうして首都ブタペストに限らず全国の数学好きの若い人達がより数学になじみ深くなっていき、次に数学のコンテストに出たりして、結局数学の道に進む事が多いのです。

 本日お話したいのはハンガリーが生んだ20世紀で一番偉い数学者の1人であるエルデス(1913-1997)の話です。彼は小中高と学校に行ったことがなく、家で勉強していました。それは彼の2人の姉さんが伝染病にかかって死んでしまった事から、両親が彼を伝染病から守ろうと外に出してもらえなかったからです。彼もこの雑誌に解答を投稿していました。そして18歳にならないうちに飛び級で数学で一番の名門大学に入学しました。彼は同じく数学雑誌に投稿していた人達に会う事ができ、すぐに友達となりました。彼にとっては『数学』こそが一番です。他人と違うのは問題を解く事より、問題を出題し数学の為に一生懸命貢献しようと思った事です。だから、大学に入ってからは彼は積極的に問題を出題し、懸賞をつけました。懸賞といってもチョコレートやお菓子などとても安いものです。一番高い懸賞は3,000ドルでした。彼の問題を解くためには1ケ月どころか1年、2年あるいは10年経っても解けない事があります。

 彼の問題の一つにhappy end problemというのがあります。平面状にない直線の問題です。(数学的部分の説明は中略)
この問題にクレインエステルが証明し、エルデスとセケレシュが解きました。その後クレインエステルとセケレシュは結婚し正にhappy end problemでした。

 エルデスの親友であるトゥーランは、ユダヤ人だったので強制収容所に入れられました。数学は紙と鉛筆があれば出来ますが、収容所にはそれもありません。そこで彼は、何も無くても出来る組み合わせ論を生み出しました。(数学的部分の説明は中略)
戦争が終わりトゥーランはこの問題の一般化、ハイパーグラフの問題を考えました。この問題は1963年の問題ですが未だに誰も解けていません。(数学的部分の説明は中略)

 エルデスは変わり者の中の変わり者でした。彼は、数学をたった一つの武器に世界を廻り続け、いろんな大学へ講演に行ったりしていました。彼は結婚もせず家もなく資産は何も持っていません。『資産は面倒である、物を持っているから問題がおこる。数学の研究の邪魔である』と言って、資産は持ちませんでした。そのぶん数学者の友人をたくさんつくり、日本にも1985、1986、1990年の計3回来ました。(ここからの1933年等差数列の問題と、懸賞3,000ドルの無限集合の問題説明は中略)

 戦後のハンガリーのいい面は、もっと教育に力を入れた事です。物理学オリンピック、化学オリンピック、国語、英語、生物、全ての学科に学校レベル、県レベル、全国レベルのコンテストがあります。日本では数学オリンピックの選手を集めるのも一苦労ですが、ハンガリーでは文部科学省が応援して、各学科のコンテストは平日に行われます。コンテストに参加すればその日は学校の授業に出なくていいのです。ですからハンガリーの人口は日本の1/12ですが参加者は日本以上です。そして特殊な学校も設けられました。日本選手の表彰者は最近では開成、灘、筑駒などの名門校からの受賞者が殆どですが、これらの学校もハンガリーでいう英才教育とは違います。

 ハンガリーのブタペストにホゼカシュと言う高等学校があります。数学の専門高校ではなく色々なクラスがあり、数学のクラスが設けられたのは1962年です。数学の授業が1週間に10コマあります。全国から優秀な子を集めて英才教育をするにあたり、ハンガリー数学会や大学の先生も関わりました。ある子は14歳の時に数学論文を書きました。(以下、ラツコビッチの定理は中略)
現在でも数学オリンピックのハンガリー代表の2/3位はこの学校の生徒です。

 バラナイと言う人は私に影響を与えた人です。フランスに留学できたのも彼のおかげですし、彼はパリの地下鉄で大道芸をやってお金をもらって奨学金の足しにしていました。

 私が大道芸をやる事になったきっかけはエルデスです。彼が1973年に60歳になったお祝いにハンガリーで国際会議が開催されました。その際にグラハムと言うアメリカ人の数学者がいました。

 彼を初めて見た時は彼がビルの間の欄干で逆立ちをしているところで、落ちたらもちろん死にます。彼は全米数学会の会長を4年間努めたほど数学の成績も優秀ですが、才能豊かな人でジャグリングも出来ますし、私にお手玉を教えてくれました。その時とても感銘を受けて『私もこんな面白い数学者になりたい』と思いこちらの道も進み始めました。これにも数学が役に立ちました。

 私が博士号を取ったのは1977年の24歳の時です。その時3ヶ月間、ソ連に留学しました。その時ボリショイサーカスのサーカス学校で授業を受けようとしましたが門前払いです。しかし校長先生に自分が数学の博士号を持った大道芸人で、ソ連科学アカデミーから招待されて留学していると話したら顔色が変わって大喜びで、いつでも来ていいですよとパスをもらいました。サーカスも無料でしかも最前列で見る事が出来ました。この3ヶ月間で色々な芸を学んでハンガリーに戻り、そしてもっと自由な生活がしたくてフランスに亡命しました。

 大学に入った時は数学の道に進んでいいのか迷った事がありました。数学をするきれいな女性がいなかったからです(笑)。

 数学者になって良かったと思っています。世界のあちこちで活躍できたのも数学だからこそです。私の両親は医者でしたが、医者は国を移ればなかなか活躍が出来ません。友人のハンガリー人はアメリカでトラックの運転手をしながら司法試験の勉強をしています。その国々の免許や法律を知ってないと仕事が出来ないのです。

 数学の素晴らしい才能を持っている皆さんは、是非自分の人生の為にも数学を極めて下さい。そして数学者にならなかったとしてもせめて人生や他の学問の中に数学的な考えを活かして活躍して下さい。どうもありがとうございました。

以上


 

 ・・・この記事を読んで、改めて数学の良さ、というか、勉強することの有意義さ、というのを感じました。

未来は、自分で拓くものです。

高校生の皆さんは、「灰色の受験生活」なんていう言葉を鵜呑みにせず、

自分の可能性を信じて、自分の未来への投資だと思って勉強に励みましょう。


大学の研究成果:2月下旬



ざっと下にまとめます。


自分が興味のある分野を研究している大学があったら、覚えておきましょう。研究者(教授)の名前も見ておくと良いでしょう。



残念ながら、あまりにも専門的すぎて、気の利いたコメントをすることができません…(_ _。)



が、このサイトを見ている誰か1人でも、何か面白い研究を見つけてくれたら、という気持ちで、ちょこちょことアップしていきます。



ソース http://osaka.yomiuri.co.jp/university/research/index.htm




  • 一部の統合失調症 胎児期の脳神経発達障害が原因…鍋島・名城大教授ら 2010年2月25日
  • 「肥満から糖尿病」仕組み解明…神戸大准教授らマウス実験 2010年2月25日
  • 電子決済 公開鍵暗号解読で世界新記録…高木・はこだて未来大教授ら 2010年2月24日
  • 教育学の視点で伝書を考察 西平・京大教授が「世阿弥の稽古哲学」出版 2010年2月24日
  • 「季節性」「鳥」インフル 交雑で病原性高まる…河岡・東大教授ら発表 2010年2月23日
  • 「エルニーニョ」20か月前予測…東大など成功 2010年2月22日
  • 東京大と中国企業 タミフル量産で共同研究 2010年2月21日
  • ブドウ栽培アシスト 東京農工大が全身装着型ロボット実証実験 2010年2月20日
  • 学ぶ意欲、数値化 「脳トレ」の川島・東北大教授ら実証研究へ 2010年2月20日

    なお、自分の興味のあるものを研究している研究者がいたとしても、必ずしもその先生のいる大学に行く必要はありません。もしも大学院に行くのであれば教授を強く意識しておくべきでしょうが、学部生なら、大学の施設や教授に強く影響される研究にはならないからです。

  • つっこんだ研究は、大学院でする、そのように考えておいて良いと思います。

    なお、ちょっと社会科学の研究成果が少ない気もするのですが…、可能な限り見つけてはここにアップしていきます。

    愛媛大学の入試問題概評を、HPに載せました。


    長文は、とても難しい内容でしたが、いかがでしたか?


    来年愛大を受験する人は、確認しておきましょうネビックリマーク

    携帯世代、漢字に苦戦 入学前に国語力講座…福島学院大



     福島学院大は23日、福島駅前キャンパスで入学予定者を対象に「国語力アップ特別講座」を開いた。大学の授業について行けるよう基礎力をつけるのが目的だが、携帯世代の若者にとって、漢字を読むことはできても書くことは予想以上に難しかったようだ。


     講座は、同大の田上貞一郎教授(言語学)が担当し、今年で3回目。田上教授によると、学生の実習先の幼稚園から、「日誌に書いた漢字に間違いがある」と指摘されたことがあり、他県で教べんを執っていた時には、誤字だらけの日誌を教師経験のある園児の母親から赤ペンで添削されたこともあったという。同大の保育第1部は、こうした現状に危機感を抱き、国語表現に関する授業を必修にするなど国語力強化に特に力を入れている。


     この日の講座には、約140人が参加。田上教授が学生が間違えやすい漢字31字を選び、書き取りなどを行った。


     田上教授が「諭す」の読みを尋ねると、「ためす」と誤った答えが返ってくるなど、受講者たちは四苦八苦。書き順や形の誤りを指摘され、苦笑いしながらプリントに赤ペンで直しを入れたりする姿が目立った。


    以下略。


    2010年2月24日 読売新聞)


    ソース http://osaka.yomiuri.co.jp/university/education/20100225-OYO8T00654.htm




    大学の授業について行けるよう基礎力をつけるのが目的だが、と書いてありますが、


    大学の授業について行けない人は、入試でふるいにかけられるんじゃないのですか??????



    …大学はどこまで便利屋さんみたいなことをするのでしょうか。こんなことで貴重な資源(人的資源・時間資源)を無駄にしてほしくないし、やるのなら研究成果の発表をしてください。


    どこの大学でも、高校の補講とか、漢字とか、書き順とか、そんなことは絶対しないでほしいです 怒


    書き順なんて…、小学校ではテストとかで問われるでしょうけど、中学以上では、どうだっていい、と思います。そんなもん、大学教授なんて、みんなめちゃくちゃな漢字を書いてますよ。


    ハァァ… 354354



    とはいえ、大学で高校の補講をやるから、国が大学に補助金を出すことに決まったんですよね…

    悲しいことです。本当に悲しいことです。大学の地位が低下しました。



    学力低下にもほどがあります。いい加減にしましょうネ。


    漢字なんて本や新聞読んでいれば、恥ずかしくない程度の漢字は身につきます。この大学の教授は、携帯電話やワープロに原因を求めていますが、私はそうは思いません。要するに、活字に目を通さなくなった、つまり、怠慢が理由なだけ、だと私は思いますが…



    でも、一つ前の総理大臣も、漢字の読み間違いが激しかったからなぁ…、ああいう読み方を今までしてきて、人生で困った瞬間はなかったものかと思えるのですが、今まで本当に問題がなかったのかなぁ、みぞゆう、とか、ふしゅう、とか言ってて。


    麻生さんはそれほど嫌いになれなかったし、むしろマスコミがおもしろおかしくやりすぎてしまった気もしますが、



    活字に目を通して、大学入学前に漢字なんかやる必要がないようにしましょうね。


    私も板書の漢字に気をつけます あせる


    (以下、抜粋)

    ここ一週間、たくさんの日本の若い人たちと話した。JTPA ツアー九州大学 ツアー 、そして昨日のLingrイベント 。それでつくづく思ったこと。もう前にも一度言ったことだし、当たり前のことだし、言わなくても伝わっているだろうとふと思っても、しつこく言おうと。なぜなら、僕が考えていることと正反対の言葉 を、日本の大人たちから皆はシャワーのように浴び続けているし、僕がこうあるべきと思うことと正反対の経験を日々せざるを得ない状況にある、ということがよくわかったから。

    二十歳にもなれば、その人のすべてはもう顕れている。その自分の良いところを見つけるには、自分の直感を信じ(つまり自分を信じるということ)、自分が好きだと思える「正のエネルギー」が出る対象を大切にし、その対象を少しずつでも押し広げていく努力 を徹底的にするべきだ。そういう行動の中から生まれる他者との出会いから、新しい経験を積んでいけば、自然社会 の中に出て行くことができる。

    「好きなこと」と「飯が食えそうなこと」の接点を探し続けろ。

    そのことに時間を使え。


    ネット 空間で特に顕著だが、日本人 は人を褒めない。昨日もLingrイベント で言ったけど、もっと褒めろよ。心の中でいいなと思ったら口に出せ。誰だって、いくつになったって、褒められれば嬉しい。そういう小さなことの積み重ねで、世の中はつまらなくもなり楽しくもなる。「人を褒める」というのは「ある対象の良いところを探す能力」と密接に関係する。「ある対象の良いところを探す能力」というのは、人生 を生きていくうえでとても大切なこと だ。「ある対象の悪いところを探す能力」を持った人が、日本社会 では幅を利かせすぎている。それで知らず知らずのうちに、影響を受けた若い人たちの思考回路ネガティブ になる。自己評価 が低くなる。

    「好きなことをして生きていける」なんて思っちゃいけないんだとか自己規制 している。

    それがいけない。

    自己評価 が低いのがいちばんいけない。

    僕だって君たちを見ていて、悪いところとか、足りないところとか、たくさん見えるよ。でもそんなことを指摘して何になる?


    それでもっと悪いのは、

    ダメな大人の真似をして、

    自分のことは棚に上げて、

    人の粗探しばかりする人がいることだ。

    そうすると利口に見えると思っているかもしれないけど、

    そんなことしている暇があったら自分で何かやれ。



    http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070317/p1



    以上、梅田望夫さんのコラムでした。

    勇気付けられます。