(以下、抜粋)

ここ一週間、たくさんの日本の若い人たちと話した。JTPA ツアー九州大学 ツアー 、そして昨日のLingrイベント 。それでつくづく思ったこと。もう前にも一度言ったことだし、当たり前のことだし、言わなくても伝わっているだろうとふと思っても、しつこく言おうと。なぜなら、僕が考えていることと正反対の言葉 を、日本の大人たちから皆はシャワーのように浴び続けているし、僕がこうあるべきと思うことと正反対の経験を日々せざるを得ない状況にある、ということがよくわかったから。

二十歳にもなれば、その人のすべてはもう顕れている。その自分の良いところを見つけるには、自分の直感を信じ(つまり自分を信じるということ)、自分が好きだと思える「正のエネルギー」が出る対象を大切にし、その対象を少しずつでも押し広げていく努力 を徹底的にするべきだ。そういう行動の中から生まれる他者との出会いから、新しい経験を積んでいけば、自然社会 の中に出て行くことができる。

「好きなこと」と「飯が食えそうなこと」の接点を探し続けろ。

そのことに時間を使え。


ネット 空間で特に顕著だが、日本人 は人を褒めない。昨日もLingrイベント で言ったけど、もっと褒めろよ。心の中でいいなと思ったら口に出せ。誰だって、いくつになったって、褒められれば嬉しい。そういう小さなことの積み重ねで、世の中はつまらなくもなり楽しくもなる。「人を褒める」というのは「ある対象の良いところを探す能力」と密接に関係する。「ある対象の良いところを探す能力」というのは、人生 を生きていくうえでとても大切なこと だ。「ある対象の悪いところを探す能力」を持った人が、日本社会 では幅を利かせすぎている。それで知らず知らずのうちに、影響を受けた若い人たちの思考回路ネガティブ になる。自己評価 が低くなる。

「好きなことをして生きていける」なんて思っちゃいけないんだとか自己規制 している。

それがいけない。

自己評価 が低いのがいちばんいけない。

僕だって君たちを見ていて、悪いところとか、足りないところとか、たくさん見えるよ。でもそんなことを指摘して何になる?


それでもっと悪いのは、

ダメな大人の真似をして、

自分のことは棚に上げて、

人の粗探しばかりする人がいることだ。

そうすると利口に見えると思っているかもしれないけど、

そんなことしている暇があったら自分で何かやれ。



http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070317/p1



以上、梅田望夫さんのコラムでした。

勇気付けられます。