以下、産経抄からの引用です。
蓮舫氏に手心 本当のこと伝えなければ将来はない 12月10日
「古今無双の射の名人たる夫子が、弓を忘れ果てられたとや?」。作家、中島敦の短編小説『名人伝』は、天下第一の弓の名人になろうと志した中国・戦国時代の趙の人、紀昌が修行を重ねて弓の道を究めた結果、ついには弓という道具の名も使い途(みち)も忘れてしまうという物語である。
▼民進党の蓮舫代表は7日の党首討論で、安倍晋三首相を「息をするように嘘をつく」とののしった。自身の「二重国籍」問題で、二転三転するつじつまの合わない発言を繰り返していたのは誰か。党首討論での質問は間違いだらけだった上、著しく品格も欠いていた。
▼民進党は民主党時代から、相手に放った攻撃がすべて自分に突き刺さるブーメラン政党と呼ばれてきた。このお家芸も今や神業の域に達し、蓮舫氏はもはや、ブーメランの存在そのものが頭から消え去ったかのようである。
▼「100点じゃないですか」。民進党幹部が蓮舫氏の討論を称賛したのは身内だからまだ分かる。とはいえ、小紙を除き新聞、テレビで蓮舫氏への厳しい指摘があまり見られなかったのは解せない。次期衆院選の結果次第では、首相になるかもしれない地位にある人物に対し、手心を加えすぎではないか。
▼党首討論はテレビ中継されていたし、インターネットの普及で情報は瞬く間に拡散・共有される。そんな時代にあって、都合のいい部分だけを切り取り報じても、読者・視聴者に見透かされ、愛想を尽かされるだけである。
▼最近、IT企業による新聞社の買収劇を描いた小説が『紙の城』(本城雅人著)、『社長室の冬』(堂場瞬一著)と立て続けに出版されたのも時代の反映だろう。テレビを含め、もっと実態に沿う本当のことを伝えないと将来はない。
以上。引用終わり。
http://www.sankei.com/column/news/161210/clm1612100006-n1.html
アメリカ大統領選ひとつとっても、メディアが世論とどれだけ乖離していたかがよくわかった。
要するに、事実とかけ離れた報道をしていたわけだ。
日本でも全く同じだった。
シールズみたいなものを若者の代表と繰り返し繰り返し言う。
しかし、実際は10代の子たちは、先の参院選では40%が自民に投票し、トップだったという。
事実を見ることのできない報道機関は、価値がない。
朝日新聞はいつまでもつのか、楽しみだ。
それにしても、蓮舫はひどい。
「息をするように嘘をつく」
自分の国籍問題をよそに、よくもまぁ臆面もなく、そのような言葉を吐けるものだ。
このあたりの感覚のズレは、人としてかなりヤバイと思うのだが、
当の本人がそれを自覚していなければ、それはそれでいい。人々の心は離れていくだけだ。
こんな人が野党の党首なら、与党も心強い。
本日野党4党が不信任決議を出すという。
高支持率内閣に対して、よくもまぁ…。
天にツバ吐く、というのは、こういうことだろう。
はっきり言って、野党に不信任決議出したいくらいだ。