多分・・・・
というか、間違いなく
私の元夫の話や元夫の両親の話を読んだ方は
ほぼ全員がこう思っていらっしゃるのではないでしょうか。
つかAkiさんって
そもそも何でそんな男と結婚しちゃったんだろう
何でそんな家に嫁いじゃったんだろう
そこですよね。問題は(笑)
よく『結婚はタイミングと勢い』なんていうことを言いますが
私の場合も事の始まりはまさにそれでした。
20歳の時、付き合っていた人に突然死なれてしまった私は
生きている意味や生きている価値というものを完全に見失ってしまい
生きているのか死んでいるのかよく分からないような生活を送っていました。
目に映るもの、聞こえてくるもの、その全てが空しく
「もうどうでもいい」と思っていたので
当然『結婚』について考えるような余裕や気力など全くなかったわけです。
そしてそんな生活を送っていた私の前に、ある日突然現れた元夫。
場所は都内の某有名ホテルのラウンジでした。
友達の結婚式の二次会に出席していた私とE子は
ちょっと年上ぐらいに見える2人組の男性に声をかけられてウンザリ。
昔からナンパしてくる男に対して怒りを覚えるほどの嫌悪感があったので
(あ~~、もうメッチャぶっ飛ばしたい)という気持ちをグッと堪え
「あ、そうすか、へ~~、あっそ」みたいにあしらっていたんですが、
私が元夫と結婚するきっかけを作ったのは
私たちをナンパしていた2人組の内のひとり「K男」でした。
あ!いたいた!
おい、K男!
お前さぁ~~
そう言いながら2人組の男性の方へ近づいてくる一人の男性。
それが元夫でした。
後から分かったことですが、
その2人組の男性「K男」と「T男」と元夫は小学校の時からの幼馴染で
「K男」がその日、仕事でちょっとした問題を起こしてしまい
それに気づかないまま結婚式の二次会に参加していたんだそうです。
そして当時携帯などなかった時代ですので
K男の親に頼まれた元夫がK男の居場所を探し出し
「とにかくすぐ謝ってこい」と伝えに来たのでした。
慌ててパーティー会場を出ていくK男。
その様子を「ボ~ッ」と見ていた私たちに元夫がこんな言葉をかけてきました。
ちょっと仕事のトラブルがあったんです。
でももう解決したので、僕もこれで失礼します。
せっかくのパーティー中にバタバタさせてしまってすみませんでした。
すると・・・・
せっかくいらしたんですから一緒に少し飲みませんか?
元夫に声をかけるE子。
そして「もう帰りたい」と思っていたため超絶あせる私。
身長187㎝で当時大人気だった俳優に似ていた元夫に一目惚れしてしまい
元夫をどうにかして引き留めようと必死の作戦に出たE子と
そんなE子に「シメシメ」と乗っかってきたT男。
そうだよ!
せっかくだからそうしようよ!
その結果、2対2の合コン状態になってしまったのでした。
つづく。
※この話かなり長~~くなりますので何回かに分けさせて頂きます