寒暖の差が激しいですね~。今年は今のところインフルにもかからず、これまで乗り切ってきましたが、花粉と寒暖に体調コントロールを気を付けないといけない時期ですね。

そんなヘムちゃんおうちで転んで、口の中切って血まみれ騒動の中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

あたしゆずりでしょうけど、一人でテクテク歩いて、ズデンと転ぶ、それだけならいいですけど、タイミング悪くその先に机があるんですよね。あたしも顔に傷だらけですけど、今日の痛みで危なさを覚えてもらいたいものです。

さてさてそんな今日の記事は、先日、先生にツッコまれた観梅の続きでございます。


丁稚飲酒帳-満開女坂 亀戸天神をあとに総武線と山手線を乗り継ぎまして、たどり着いたのは御徒町駅。南口を出ましてそのまままっすぐ歩いていきますと、たどり着きますのは、こちら。

都内有数の梅の見所、この季節はニュースでも何度もお見かけする湯島天神でございます。


先生の背景の女坂もほぼ満開。こちらは天神さんの日陰に当たるため、境内でも一番遅く満開を迎えますが、もう梅も盛りということですね。
丁稚飲酒帳-うめさーん 思った通り、境内は咲き誇る梅の香りで満ち満ちております。

で、ラオウの物まねをしてるわけではございませんで、はらはら落ちてくる花弁をつかもうと一所懸命手を伸ばすヘムちゃんでございます。


まあしかし、山手線の園内都心だからでしょうか、さっきの亀戸に比べて人出が随分ありますねー。

石垣に腰かけてちょっと小休止をしていると、おっ遠くで缶ビール開けてるのは、荒木マタェモンさんじゃないですか?お友達とご一緒でしたので、お声掛けは控えましたが、チラとお見受けしただけでもお知り合いに会えるのは楽しいことでございます。

丁稚飲酒帳-様変わり ところで、湯島天神さん、奥の池の部分が随分様変わりしておりまして、たしか昨年お邪魔した時は、小川を飛び石で渡れたような気がしたのですが、なんと立派な木橋がかかっています。

苔むした風情ある木橋ですが、残念ながらお庭の中には柵がしてあって入れません。


んー、よくなったんだか悪くなったんだか(^-^;

なんて感想を抱きながら境内をぐるりしまして、時刻はぼちぼち五時過ぎ。

この時間ですからね、ちょいと北上と洒落込みましょうか。



御徒町駅から京浜東北線に飛び乗りまして、荒川越えて目指すは終点南浦和駅。

丁稚飲酒帳-緑提灯ともる店 駅に着いたところで、ヘムちゃんのおむつ替えスポットを探しにダイエーを目指したのはいいものの、m蔵さんの携帯を一緒に持っていってしまったため、連絡がつかず。駅と二往復したところで、マスターから「二人、店に来てるよ」というメールをもらうという紆余曲折がありました。あー、汗かいた(^^;

そんな顛末を乗り越えて、やってまいりましたのが、緑提灯も鮮やかなこちら、旬肴芽だか屋さんでございます。






丁稚飲酒帳-楯野川純米大吟醸 「お騒がせしました~」と恐縮しつつ、お邪魔様。

「はい、いらっしゃい」と温かい笑顔で迎えてくれるマスター。

既に奥のテーブルでm蔵さんとヘムちゃん、マスターに焼いてもらった塩玉子焼きをつついています。


あー、喉かわいたってことで、マスターに「すっきりした冷やを」とお願いしたところ、出てまいりましたのがこちら。

楯野川の純米大吟醸でございます。


一口いただいてみますと、こちらのオーダー通りなんともすっきりと染みいるような味わい。吟香は控えめながら、このすっきり感はまさに吟醸酒ならでは、何杯でもいける食中酒として最高の味わいですねぇ。

つきだしのいわしの竹輪がまたお魚の味が濃くて、いい味してるのよねぇ。くいくい進んじゃう。
丁稚飲酒帳-長珍純米生無濾過
てなわけで、二杯目は長珍純米五百万石60生無濾過。

新聞紙に包まれたお姿がユニーク。また、ちょうどアサヒのノンアルのページを使ってるのがニクいですねぇ。マスターもきちんとラベルを上に注いでくれます。

丁稚飲酒帳-冷やを注いで

一口いただきますと、プチプチと口の中ではじける感じが心地よい微発泡酒。口の中でひろがる甘味が旨味ですねぇ。


丁稚飲酒帳-絶品刺し盛り これに合わせるのは、定番刺身のもりあわせ。

ホタルイカ、シマアジ、サヨリにヤリイカ。

ヤリイカがなんとも甘くて素敵。ずっと噛みしめていたくなります。

ホタルイカのねっとりとした旨味たっぷりの味わいもお酒に合いますねぇ。

丁稚飲酒帳-風の森露葉風
さてさて、三本目は風の森露葉風純米。

こちらも微発泡酒ながら、先ほどの長珍とちがって、辛口の味わい。

サヨリの味わいを引き立てますねぇ。

それにそれに、しこしこではなくトロトロのシマアジの脂をすっきりと洗い流してくれるようですよ。シマアジとかカンパチって、コリコリしまった身がいいと思っていましたが、こんな脂の乗ったシマアジは初めていただきました。トロトロで口の中でほどけていくようです。
丁稚飲酒帳-長芋フワフワ
これに合わせるのは、m蔵さんが気になっていたという長芋のフワフワ焼き。

厨房に興味津々のヘムちゃんに、「長芋をすりおろす時に力を入れすぎないのがコツですよ~」、「お塩をパラパラ、お酒少々、醤油を一滴!」なんて、マスターのレシピ解説付きで作っていただきました。


フワフワ焼きというネーミングから、もっとこんもりしたものが出てくるのかなと想像していましたが、クレープ状の満月のようなこの一品。

予想を裏切られましたが、一箸食べてみますと味は期待を裏切らない。実にフワフワとした口当たりで、噛みしめることなく口の中で淡くとろけていくようです。
丁稚飲酒帳-ふわふわガブチョ もう、ヘムちゃんなんかかぶりつきですからね(^^;

丁稚飲酒帳-池錦純米質素堅実 最後に1つ燗酒をいただきたいなーということで、栃木県の池錦純米、質素堅実をぬる燗つけていただきます。

出てきたこちら、酒質がしっかりしているというのでしょうか、実にどっしりとした辛口です。燗付けすると酸味が際立つんでしょうかね、塩系のあてに合いそうですよ。


と、入口側のテーブルで呑まれていたお兄さん、ヘムちゃん毎度のこと愛嬌を他のお客さんにふりまいていて、ご常連のほうさんとともに、このお兄さんもよく相手をしていてくれたんですが、つかつかとこちらの卓にお越しになります。

なんとこの池錦酒造の倅さんだそうで、意外な出会いに驚いてしまいました。こういうのも酒縁というんでしょうね。

丁稚飲酒帳-そうめん炒め
そんな池錦に合わせて選んだ〆の一品が、こちらそうめん炒め。

この芽だかのマスターが徳島県の半田の生まれということで、名産の半田そうめんを使ったお料理がいただけるのです。


見た目はなんだかパスタみたいなお洒落な一品。


丁稚飲酒帳-そうめんリフト
早速のそうめんリフトー、でいただきますと、そうめんの塩気が生きて、お酒が進んじゃいますよー。

青菜はアレッタという菜花系のお野菜。春の味でほろ苦いですが、菜の花ほど苦味は強くなく、そうめんのちょうどよいアクセントになっています。


しっかりしたそうめんって炒めてもおいしいんだなーと思わせる一品。

最近、親しくさせていただいているサキのにこやか酔いどれオジさん、ノブさんにお連れいただいた八丁畷のおだい処近次さん。あちらのマスターの作られる和食から洋食、中華に至る腕の冴えも素晴らしいですが、こちらも多彩なお酒の揃えと、それに合うあての数々はマスターの確かな腕に支えられていると思います。

どちらもこじんまりしたお店で、マスターや常連さんたちと肩を寄せ合う雰囲気が似ていますし。勝手に北のおだい処なんて呼んでみたりして(^-^;




丁稚飲酒帳-旬肴芽だか屋
いやはや、しかし今夜も美味しいお酒をいろいろいただきまして、おなかも一杯。ヘムちゃんも夕方ぐずってたけど、お店に来たらなんだか上機嫌でしたねぇ。マスターの接客のおかげかな(笑)?

我が家からだと日暮里に一度出て北上ってのが、ちょいと億劫ですけど、でもまた足を運んじゃうんですね。


マスター、今夜もどうもごちそうさまでした♪またお邪魔します!


旬肴 芽だか屋 17:00~22:30 日曜定休


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丁稚飲酒帳-ウィンターイルミネーション横浜を後にしたヘム太くん珍道中一行。

夕方の電車の中は混みこみでしてね、いやー上大岡まで辛かった。でも特急に乗れば横須賀中央まであと四駅ですからね、グズるヘムちゃんあやしながら、のんびり向かいましょう。

スカの駅に着きますと、駅広のシンボルツリーをはじめ、町はイルミネーションに彩られ、ヘムちゃんも「チラチラさんだー」とご満悦。(ちなみにチラチラさんとは、「きらきら星」のことで、星やライトのことを指すヘム語である)。


ではでは、予約したお店まで街中を歩いてまいりましすかね。

道すがら、駅前の源氏の看板に、ああこれが焼き鳥の相模屋さんですね、んーいろいろ心くすぐるお店が多いですねぇなんてやってますと、あらこの空き地は?…西友がなくなっているばかりか、なんとさいかやの本館があったはずの場所にも高い壁が張り巡らされ、どちらも再開発の模様。さいかやったら、あたし的には横須賀のランドマークだっただけに、ちょっとショックでしたね。しばらくぶりの横須賀でしたが、町の顔が変わりますねー。





丁稚飲酒帳-スカの旅館割烹 さいかや本館はなくなっていましたが、まだ残る新館の裏に目的のお店はあります。その名も翁美屋さん。お隣は旅館のようで、どうもこちらがご本業かな?

MINEさんブログのランチ旬報 にて、揚げ揚げの数々を拝見し、しかもこの土曜日、ヘムちゃんのお相手を任された日によりにもよって横須賀オフ会(通称スカオフ)が催された会場、くー行きたかったぁ(T-T)。(ちなみに既にアップされたスカオフの模様はこちらです→鶏唐市麦酒区マカロニ町 )

皆さんとはご一緒できませんでしたが、せっかく近くまで行くのですから夕飯に立ち寄らない手はございますまい。


こんばんわ~とお邪魔しますと、厨房の裏手に入っちゃったかな?という狭い入口。でも、すぐ脇の小上がりで飲んでらっしゃる方もいるし、こっちで合ってますよね。五時半の店内は小上がり部分で空いているのはあと一卓のみ。大きな宴会もされているようで、人気のほどがうかがえます。

予約しました~とお話しすると、「靴を持ってあがってください」とお店のお兄さん。はあ?と上がってまいりますと、なんと大人二人+ヘムちゃんの三人に個室をご用意していただいていました。五号室というお部屋は、中に入るとここってもとは旅館のお部屋?という感じで、寝泊りができそうな感じ。八畳間でしょうか、三人というか2.5人には立派すぎるお部屋です。後程机の下をくぐっているやんちゃちゃんなどもいましたし(^^;。後日お聞きしたところでは、スカオフもこちらのお部屋で催された様子、いやーありがとうございます。



丁稚飲酒帳-先付も秀逸 席にはすでに二人分の先付が用意されています。
席についたとたん、ヘムちゃんの目が光り、手が伸びた先は先付の枝豆ちゃん。むー、こやつ枝豆好きでござったなあ。しかし、これがわさび漬け枝豆ちゃん。「辛いよー」と言いながらも、手が止まらず。チミには学習機能というものがないのかね?


丁稚飲酒帳-チンカチンカの とりあえず飲み物は年中半額セールの生ビールとマンゴージュースでスタートですよん。チンカチンカに凍ったジョッキで供される生ビールが280円でいただけるんですから、ありがたいですねぇ。

いやー、今日も一日お疲れ様でしたー。そういや今日のファーストアルコールじゃないですか!旅なのに電車内で飲んでない(>_<)


丁稚飲酒帳-厚底のぞうりの如く さてさてメニューはと…んー、たっぷりあって目移りしてるうちに、扉がトントン。

やってまいりましたのは、目を見張るサイズのこちら、名物ジャンボメンチカツでございます。

これが写真で伝わるかどうか、本当に厚底サンダル位の大きさなんですわー。


MINEさんにお勧めされるまま、予約を入れておいた方がいいといわれたメニューの一つ。まさにこちらの入りを見計らって揚げたてを提供いただけたようで、衣はカリッと中はアツアツの状態で出てまいりました。しかも、生ビールとほぼ同時にいただけるってのがありがたいじゃないですか。


丁稚飲酒帳-メンチカツ入刀でーす ごらんのとおりタルタルもたっぷりかかって、さっそく写真撮影を~と思ったら、ヘムちゃんついてきたナイフでぐっさり。一応作法というものがありましてな(^-^;。まずはキャベツをメンチの下に広げて、それからナイフで割るもんでっしゃろが~。ちなみに青砥あわのす方式です。


丁稚飲酒帳-断面図

したたる肉汁、トマトと比較していただければわかりますかね、その厚さ。理屈はともかくも冷める前にいただきましょう。最初はそのままでと…おー、アツアツのお肉にコショウがたっぷり効いて大人のお味。肉の旨味と合わさって、こりゃソースいりまへんでノブさん(笑)!



丁稚飲酒帳-ヘムよりデカく 本体の味がしっかりしていればこそ、タルタルの酸味と合わせても、ソースの甘みと合わせてもおいしいんですが、個人的にはシンプルにそのままが一番美味しかったようにおもいますねぇ。

肉汁のしみたキャベツもおいしいし、しかもこれ530円とかなんですよねー。んー比べるもんでもないけど、あわのすの方は野菜たっぷりで軽い感じですが、肉の旨味=メンチ食べてる充実感は正直こちらの勝ちですなあ。これだけ食べに足を運ぶ価値があると思いますですよ。

だってヘムちゃんの頭より大きいんだもんなあ。
丁稚飲酒帳-バカ親も一つ いや、むしろ、阿呆親父の顔よりデカいッスよ(^^;


そんなんで既にこの時点で満足しておりましたが、枝豆狂のために枝豆をお願いしましょう。

それに…とそうそう、夜の部の定食も始まったんですよね。気になるメニューがあるから定食でいただいちゃおうかな~。

でもあれもこれも食べたいし、定食は揚げ揚げが中心だけど、メンチで揚げ揚げ分はかなり満足してますからねぇ…どうしようかなぁ…なんて迷っておりますと、枝豆ちゃんがやってまいりました。


丁稚飲酒帳-枝豆も爆盛り これまたドドンと15cmくらいの大きな鉢で出てきちゃいましたよ…いくら枝豆好きがいるからって、二人で食べきれる量じゃないんじゃない(汗)。この二品の時点で気づきました、こちら価格設定の平均は480円と若干お高めですが、同じ値段で食べれるよその店の倍の量が出てきます(^^;。


それでも折角のこの機会だからと頼んじゃうのは、貧乏性のあたしの悪い癖。だからおなか周りがタプンタプン(汗)。

それでもいいんじゃ、食べたいんじゃーいと、ブタデミ煮の定食とナス好きヘムちゃん用にナスとチーズのグラタンをお願いしまーす。


丁稚飲酒帳-スカッピーは外せません いやー、しかし実際、枝豆とメンチカツで結構おなかにたまりますわよ。

スカオフの画像でも圧巻でしたが、実際いただいてみるとこちらのお店の盛りの良さに加えて味の良さ、そのクオリティの高さに感動できます。

そうそう、せっかくの横須賀呑みですからね、横須賀ホッピーも呑まないとね。冷えたジョッキ、冷えた焼酎、冷えたホッピーと正しく三冷、氷なしでサーブされるスカッピー。


横須賀ホッピーってどう違うの?という、旦那さんの質問に、聞きかじりの知識をお話などしつつ、グィーッと一杯。おほー、パンチが強い!んー、こちらのも例にもれず、効きますねぇ。



丁稚飲酒帳-夜の定食 なんてやってましたら、定食さんからご登場。あー、なんとも素敵なボリュームでこれまたおいでになりましたよ。しかも、ごはんもてんこ盛り。

これで780円くらいだったかな?奴やお新香、お味噌汁までついて、通常オーダーの100円程度増しですからね、翁美屋さんで定食呑み、ありだと思いますよ。



丁稚飲酒帳-肉塊リフトー メインの豚肉のデミグラ煮がまた、ゴロッとしたお肉の塊が四つも入ってるんですが、これがまた脂の部分はトロントロン、お肉の部分は繊維がほぐれる状態で、タマランチ元会長~。

ということで、いきますよ肉リフトー!ね、トロントロンでしょう。


丁稚飲酒帳-ごはんたっぷり腹一平 味付けは八丁味噌でも入ってますか?というくらいの濃厚さ。これがねー、しっかり盛り付けられたごはんを加速させてくれるんですわ。

いやー、完璧な〆炭ですよ、これ。


というか飲まなくても、夜に定食だけ食べに来るっていうのもありじゃないですかねぇ。日本堤丸千葉もしかり、こういう定食飲みって、好きなんですよねぇ。



丁稚飲酒帳-ナスとチーズのグラタン もうこれで満腹度は120%オーバー。最後のナスグラタンが小さめのサイズでよかったです。これもまたナスと肉みそ、チーズの組み合わせがよくて、どれも大変完成度の高いメニューでございました。


また来てね~と女将さんの声に送り出されまして、お店を後にします。温かいおもてなし、美味しくてボリュームのある料理、パンチの効いた横須賀ホッピー、これはまた近くに寄ったらお邪魔したくなりますねぇ。

しかし、これはやはり、大人数で行っていろいろつまみたいお店です。ということで、第二回翁美屋オフの時には、懲りずにまたお声がけくださいね…と見えない関係者の方々にお願いしまして、今宵の宿に向かうとしましょうか。


翁美屋 17:00~23:30 日曜定休(祝日営業) 平日はランチ営業



 翁美屋さんを後に、駅に着くとちょうど特急がくるところ、いそいそと階段を駆け上って、再々度赤いイナヅマに乗り込みます。と、路線図を見て気づきましたが、堀ノ内から先は全部各駅停車なんですね(^^;

 横須賀中央を超えると、さすがに車内に余裕があります。海沿いの真っ暗な車窓を眺めると旅情もひとしお。寝込んでいる方が乗り越しでないことを祈りながら、電車は一路終点の三崎口を目指します。(ちなみにまだ九時前ですから十分折り返せる時間です)。

 
丁稚飲酒帳-やっちまったー  あたしも今日は乗り越しではなく、目的地としての終着駅ですが、いつものやっときますか~…やっちまったー、三崎口駅(笑)!

 ちなみにご当人の名誉のために言っておきますが、乗り越しで三崎口まで来たことはありませんからね。京急沿線ですと、新逗子と金沢文庫ですかね←大差なし。金沢文庫の時は寝る場所がなくて、金沢八景まで歩いた記憶があるなー。遠く懐かしい思い出たち…。


 ということで、目指すお宿はバスの終着油壺。

 バス停に着いたら本当真っ暗で驚きましたが、歌を歌いながら無事お宿に着きましたところで、ヘム太珍道中一日目はお開き。

 さて、二日目はなにが待ち受けますやら。続きはまた来週!(一応、週一更新(をめざす)ブログなもんで(^^;))。期待薄でお待ちください。

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ももせ   1225()まで営業

徳多和良  25()16()までおやすみ

丸好酒場  26()13()までおやすみ

      1416時から営業

たつや   28()15()までおやすみ

河本    28()110()までおやすみ

玄関食堂  29()~おやすみ


だるま   30()13()までおやすみ

      1412時から営業

宇ち多゛  23()平日並み営業

      29()土曜並み営業

      30()14()までおやすみ

釧路食堂  30()14()までおやすみ

      29日の営業は考え中

鳥新    25()営業

      30()12()までおやすみ

喜楽    30()13()までおやすみ

秀     30()13()までおやすみ


かどや   31()11()までおやすみ

      12,3日は16時位からで早じまい

酒屋の酒場 31()14()までおやすみ

ずっちゃん 31()14()までおやすみ

トラットリア・イル・ポルトローネ 31日まで営業

      1227()は定休日

こマねち  31日まで営業 → 新店舗開業までおやすみ

こいくちや 11()3()までおやすみ

亀屋    11()5()までおやすみ


きよし   年末年始営業

とっちゃんぼうや 年末年始営業





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東向きの窓の我が家。今日は朝から涼しい風が入ってきます。

表に出ると陽射しの暑さが残っていますが、窓際で思いに耽っていると、もう秋はすぐそこまで来ていたのだなと気づきます。

来週からは30度を下回る日が続くようで、超のつく猛暑の連続もやっと終息に向かうようですね。この夏フル稼働だった我が家のクーラーさん、どうもありがとう。君無しで寝られる日々がやっと来るようです。


丁稚飲酒帳-路地裏の名店 昨日は、南浦和旬肴芽だか屋さんにて、絶品の魚をつまみながらゆるりと御一献。

身の太い新サンマ。カリッと焼けた皮目の下には、ふっくらと脂の乗った厚みのある身肉。醤油なしに塩と脂の旨味だけで食べられてしまいます。そして何より、微かにほろ苦さを含んだワタの美味しさ。秋刀魚とは良く名付けたもので、ここでも秋を感じることが出来ました。折々の味わいが楽しめる幸せ。

さらには刺身でもいただいたサンマがこれまた絶品。青魚の脂の旨味がスーッと口の中に広がって、いやらしさの欠片もない、何とも爽やかなお刺身。鯨のお刺身の肉質感との好対照もあって、これだけで酒が進む進む。



丁稚飲酒帳-朝日山純米 美丈夫、朝日山、日置桜、磯自慢といただいて、最後に燗をつけていただいて一日のしめとしました。

朝日山純米の、旨味があってスッと後味が引いていく端麗旨口というのでしょうか、厚みのある味わいに対して、日置桜の魚に合わせるにこのうえなしという感じの嫌味のない香りとすっきり感、最後にいただいた銘柄を失念しましたがお燗の落ち着ける飲み口…一杯600円前後でいただける贅沢さ。たまには自分に投資しないとね(^^;

こうして美味しいお酒をいろいろいただくと、欲が出るのが飲み助の悪い癖。朝日鷹も飲みたかったのう…って、おそらく自分的にはこの位が適量。ほろ酔い気分で家路に着くことが出来ました。

ちなみに〆につくってもらった、半田そうめんのトマトソース(ナポリタン風?)。これがそうめんのゆで加減が絶妙で、素材の旨味だけでない腕の冴えの一端を味わって満腹満足の家路となりました。


最初の30分ほどはマスターと二人きりで、近況報告しながら相談事をぽつぽつと、ニュースを見ながらいろいろ教えていただいたり、実にゆっくりとした贅沢な時間。続けて、ふと入ってらしたお客様が知人のお父様、偶然の出会いを驚きながら小人数での談笑を経て、あとはいつもの常連さんにお久しぶりとご挨拶しつつ、鉄道番組を肴に盛り上がりと…心が段階的にほぐれていくのを感じながらいただくお酒の楽しいこと。

…カウンター五席に机が二卓のこじんまりとしたお店ならではの、落ち着いたお酒が楽しめました。しばらくぶりにカウンターに座れたけれど、やはり芽だかさんはカウンターが嬉しいんだよなぁ。下町の酒場の活気というのでしょうか、猥雑なエネルギーをいただきながら飲むのも楽しいけれど、最近、心が疲れてる自分には、こういう温かい酒席が嬉しくなります。

路地裏の名店に元気をもらった土曜日、今日一日は家で肉体的な疲れを癒して、さあ明日からもう一週間、頑張ろう、心が折れないように。


旬肴芽だか屋   日曜定休(祝日は概ね営業) 17時30分~23時

銀の字を出ても大通りを清水駅へ。まだまだ日は高いですが、六時を回って駅前酒場の暖簾も出てきています。風情のある暖簾に吸い込まれそうになるのをぐっとこらえて、駅のキオスクで150()の黒はんぺんを購入し清水を後にします。昼の岸壁寿司パーティから始まって、観光がてらのお買い物、そして金銀ツアーと今日も一日楽しませてもらいました、ありがとう清水のまち。また、来る日まで…って、この時間にこのメンバーでまっすぐに帰るはずもなく、東海道線に揺られることわずか四駅目で途中下車。降り立った駅は新蒲原です。


昭和の佇まい  駅前には船のオブジェと大きなマックスバリューが目に入りますが、その視線をちょっと右方向にずらしてみましょう。駅前にいくつかの商店が立ち並んでいますが、その中ほどに目指す酒場の暖簾が揺れています。お隣の酒店に併設されたこちらが、岩科酒場。以前から温めていた、機会があれば出かけてみたいという願いが今日現実のものになります。うれしいなっと。


 こちらは酒屋さんが始めたお店ですから、角打ちの発展形なのでしょうね。暖簾をくぐりますと、正面に歴史を感じさせる重厚なコの字のカウンター、右手に四人掛けのテーブルが三つという構成で、地元のお父さん方がそれぞれに憩いの時間を過ごしています。



コの字カウンターの向こうに  あいていたカウンターの手前の席に腰掛けて、さてご注文は…と、おっとみなさんいきなり日本酒ですか
(^^; まだまだお元気ですね~。あたしは遠い帰り道を考えると、まずは薄めに行った方がよさそうだなぁ…ということで、ここでもお茶割りをお願いすると、出てきたのは受け皿がこぼれるまでに並々と注がれたグラスの焼酎に、お茶缶が一つ。それに氷入りのタンブラ。なるほど自分でブレンドする形ですね。これはこれで面白い。しかもお値段175円って、宇ち多ばりだなぁ。富士の地酒高砂が切れているということで、その上のクラスは臥龍梅の大吟醸…しかもこれも600円。

ありがたいことに、注文があってから封を切って口開けをいただきます。みなさん焼酎か普通酒が中心で、大吟に手が出ることは少ないらしく、以前親分がいらした時、大吟を頼んだらお店の人に怪訝そうな顔をされたというお話を懐かしそうにされています。

 さて、すでに受け皿からこぼれていますが、焼酎をこぼさないようにiiさんに昧珍で教えていただいた作法でお尻から注いで…と、それではお待たせしました、本日何回目の乾杯だろう(苦笑)


 左手奥の黒板には魚介から串焼き、揚げ物まで、いろいろなメニューがぎっしり、しかも100円台から高くても400円台、雰囲気といい価格帯といい日頃使いのできるアタシ好みの酒場だなぁ。どうもその思いは皆さん共通のようで、初めて訪れた三人で、「いいお店だねぇ」とうなずきあってしまいます。

 さて、豊富な黒板メニューの中からまず選んだのは、駿河にきたらやっぱりこれでしょ、太刀魚の塩焼き。それにしらすおろしもお願いしましょうか。


駿河名物太刀魚  皮目の銀色がお皿に映える太刀魚は、身がほろほろしていて、淡白な味わいとも相まって淡雪のよう。友人の静岡出身者が曰く駿河に来たらやっぱり太刀魚なんだそうです。運輸技術が向上しているとはいえ、確かに東京ではそんなに見るお魚ではないですからね。名物にもうまいものあり駿河灘。



大盛しらすおろし  これまた名物ですね、しらすおろしなんて
200円で鉢にあふれんばかり。しかも大根おろしの辛味がさっぱりしていて、これはジャパンのあてだなぁ。親分曰く、小さい頃の夏の日、食欲のない日にはしらすおろしにほそネギ(青ネギ)をたっぷりかけて、ごはんにまぶして食べたそうです。それは食もすすみますよね、想像しただけで美味しいの決定だもの。


 どれを食べてもはずれはないし、使い込まれたカウンターの丸みといい店全体の醸し出す雰囲気といい、堀切の小島屋みたいだなぁ…なんて思っていたら、まーぶるさんからも「小島屋を思い出すね」と一言。いやぁ同じお店にたどり着きますか。酒場巡りを重ねているご夫妻と同じ感想だというのが、ちょっと嬉しい(^^

最近、いいお店だと紹介されても感動が少ないそうです。どうしても自分の中のベスト酒場と比べてしまって、それに比肩するお店でないとなかなか心に響かない中、こちら岩科さんは久しぶりに感じいっているご様子。もう少しこの空気を味わっていたいですね…いくつか追加の注文をしましょう。

 まぐろ頬肉焼きに、お肉も行きましょう牛タタキ。しめさんまもよさそうだなぁ。それと、黒板を見たときから気になっていたメニューがありました。その名もしらが。親分に尋ねてもわからず、ん~なんだろうと、勝手に想像したのが「白髪ねぎ」。白髪ねぎの和え物みたいなものかなぁ、結構おなかも膨れてきたし、白髪ねぎでさっぱりっていいなぁとこれもお願いしてみます。



桜色咲いて  まずやってきたのは牛タタキ。深い紅色の牛肉に玉ねぎが添えられて、さっぱりといただけます。
お皿の上にきれいに並んだしめさんまも、お酢よりも塩の効いた、お酒の進むしめ具合。それだけで食べておいしいのももちろんですが、お酒と合わせた時に真価を発揮するのもあての要件ですね。これまたいいあてだぁ。


しめさんま  それに、まぐろの頬肉なんて、ほろほろした身肉に旨味のジュースがたっぷりで、価格はなんと
280円。あの一平のほっぺフライを凌駕する価格なんて、さすがマグロ王国清水ですね。んー、もう原一平くんです。




 おっと、そろそろ東海道線の最終も近づいてきましたね。お会計をお願いします。1時間以上滞在して、結構食べて飲んだのにお支払いは一人千円ちょっと。ん~、ご馳走様でした。

 お会計を済ませて、ふと振り向けば暖簾の向こうに地元の方々の笑顔があふれる店の中。本当にゆったりした空気の中で、肩の力の抜ける酒場。あまり新顔が行くのも気が引けますが、でもこの雰囲気好きだなぁ。親分は早くもお彼岸の里帰りの時に寄ろうかな…なんてつぶやいていますが、僕も今度近くに来たら、もう少し日の高いうち、他のお客さんが少ない時間帯にお邪魔しようかな…そんな思いを抱きながら東海道線に乗り込みました。
そして帰りはお約束  三島で乗り換えたあとは、当然居酒屋快速アクティになるわけで…どれだけ飲むのでしょう、僕達
()。あれだけ飲んでも、小刻みに揺れる電車内で味わう国香がまた旨いんだ。朝から晩まで、実に楽しい一日でした。企画&ご案内いただいた親分、ご同行いただいたご夫妻、ありがとうございました。また、旅しましょうね…そんな誓いをしたのは、深夜のぼんそわでした()。実に旅っていいものです…また、出かけましょう!


岩科酒場 16:00頃~22:00頃 日曜定休




本当、ごちそうさまでした。


しらが  あとは白髪ねぎをまつばかり、最後にさっぱりと締めて帰りましょう。
そして次にしらがです~と運ばれてきたのは…ん、太刀魚?しかも三本?そう、後日調べたのですが、どうも太刀魚の小さいものを「しらが」というようなのです。小ぶりとはいえ、先ほどの2/3はありそうな大きさのものが三本ですから、ボリューム的には太刀魚塩焼き以上。んー、食べごたえあるなぁ。でも酔いも入って、すいすいこれが入るから怖いもの(^^;








 金の字をあとに、清水市内を横断する巴川沿いに出てしばしお散歩。軽く火照ったほほに川風が心地よく、このあたりに○の字シリーズのもう一軒があったようなのですが、見当たりません。時代の流れの中で、なくなってしまったんでしょうかね。巴川沿いにも家屋の合間に古びた商店や雑居ビル、怖そうなアニさん方と昭和の風情を感じる風景が広がっています。


銀の字  そんな中、こちらは元気に営業してますよ。○の字シリーズ二軒目、銀の字さんです。ちなみに○の字シリーズと言ってますが、チェーン展開やのれん分けといったことはなく、まったくの別のお店です。


 ここは親分が一番落ち着ける酒場と絶賛してやまないお店。とたんづくりの鄙びたお店を、料理を担当するお婆ちゃんと若い女性の二人で切り盛りされています。親分につづいて暖簾をくぐり、「こんにちは~」とごあいさつ。親分は、「かえってきたよ~」なんて言ってます、やっぱり故郷なんですねえ。こじんまりとした店内、八人も入れば一杯のカウンターに四人で腰を下ろします。先客はおひとりだけ、開店直後を狙ってきた甲斐があります。

 挨拶もそこそこにすっと出されたおしぼりで手をふくと、これがキンキンに冷たい。冷蔵庫でよく冷やされているようです。暑い夏にはこういう心づくしが実にありがたいですね。思わず顔拭いてしまいます(苦笑)


名物しぞーか割  正面の壁に貼られた短冊の中から、まずはやはりお茶割ですね。ここのお茶割は、金の字よりさらに御茶分が濃くて、抹茶割のようです。お茶の苦みと爽やかさで、焼酎が包まれるよう…すーっと飲めて、危ない気がします(^^;


さて、ご注文は…お店の看板にもあるようにここはひな焼きが名物。ひな焼きと言ってもただの焼き鳥ではありません。短冊の群れの真ん中にあります、「ひなから揚げ」。これをお願いしましょう!羽とももがあるけどというお婆ちゃんに、親分が返した言葉は「お母さんに任せるよ」。ここに来て食べたもので美味しくなかったものがないと、そのとおりですね。しかも400円の価格設定がすばらしい。

 娘さんが取り出した鳥もも肉にお婆ちゃんが丁寧に塩コショウ、そして鍋に放り込んで…あら、蓋をしめちゃいましたね。あとは揚げあがりを待つばかり…いや~、俄然楽しみになってきたぁ。ちなみに、小柄なお婆ちゃん、腰も曲がってらして、カウンターの陰にすっぽり隠れてしまいます。腰を上げないと作業風景が覗けません(苦笑)

 揚げあがりを待つ間、親分がお盆は休むの?なんて声をかけると、お盆休みは特になく火曜日だけお休みとのこと…ん、明日だったら危なかったぁ~(^^;


絶品ひなから揚げ  さて、そろそろ頃合いでしょうか。お婆ちゃんが鍋の蓋を開けて、様子を見ています。鍋から最初に出されるのは、モモ肉と同じくあげられたポテト、そして素揚げにされたキャベツ。これがまたお勧めなんです、ほっくりしていて美味しいんだあ。そして、出ましたどかんと鳥ももの一本挙げ。

 ところで2人分頼んだお皿がなんで、あたしの前に二つあるのかしら…え、鳥ばらしのプロだからって(苦笑)?そりゃ手土産で半身揚げをよく持っていきますから、ばらすのは慣れてますけどね。


 鳥房の半身揚げほどのボリュームはありませんが、パリッと焼きあげられた皮目のスパイシーさとももから溢れる肉汁のジューシーさ。これも年期なんでしょうね、お兄ちゃんが一所懸命揚げてる鳥房の半身も美味しいですが、お婆ちゃんの見切りの美学というか、鍋に放り込むだけと思えた揚げ具合の絶妙さ。このパリッとした皮目の揚げ具合の見事さよ。


ポテトおかわり  しかし、ポテトがやっぱりうまいなあ…おかわり欲しいくらい…って、僕らの思いを先読みされたか、はいどうぞとお母さんが追加を出してくれます。ありがたいですね~。思わず親分が「おいしぃ」とこぼすほどにほくほくのポテトの美味しさがたまりませ~ん。お代りに頼んだ喜久酔も進むってもんです。

 しかし、このポテトは初恋屋でいう軍艦みたいなものなのでしょうね。最初に腹に入れて悪酔いを防ぐという、お店の優しさですね。うーん、本当にやさしいお店ですねぇ。


 ちなみに今日は食べませんでしたけど、こちらの焼き物も絶品ですぜお客さん。コショウが良く効いて、酒がすすむんですね~。

 こちらのひなから揚げ、都内某所と同じくクリスマスには予約でいっぱいだそうです。清水もケンタッキー要らずの町なんですね。しかし佇まいと言い、味わいといい、いつまでもあってほしいお店ですね。お婆ちゃん、どうぞお体に気をつけて…またお邪魔します!


銀の字 17:00~ 火曜定休かなぁ?






                             8月11日三軒目

                              8月11日(月)しょの2
エスパルス  水上バスから降りて、エスパルスドリームプラザに向うと、佐世保バーガーをはじめいろいろな屋台が出ています。ベルギービールの屋台もあるし、「ここでも飲めそうだね」なんて発想は呑み助四人ならではなのか()。ドリームプラザの入り際に中華料理富徳の屋台が出てますね。まさか本物じゃないよね…なんて、準備をしている特徴的な高いコック帽は…ほんものー!お願いしたら周さん、気さくに写真を撮ってくれました…おお、いい人だぁ。

 

 目的は篠田酒店の支店。大きなワインセラーがあるんですねぇ…このメンバーだとセラーには入らないんですけど。四人が興味津々のぞいたのは地酒の冷蔵庫。静岡を中心とした酒の宝庫ですなぁ。当然、帰りの電車用に四合瓶各1本ずつ買いましたがな。



次郎長どおり  続いて向かったのは、次郎長通り商店街。清水の次郎長さんの生家のあるところですね。残念ながら月曜休館でしたけれど、まあ観光はついでみたいなものでして。ちなみに我らがjirocho親分の生家には参りませんでしたが(苦笑)

 しかしこの道を歩きながらの、親分の同級生トークが面白い。路地や川端など街角のあちこちに思い出がいっぱい詰まっているんですね。うらやましや。たぶん、僕、地元に帰ってもここまで案内できないと思うなぁ。

 次郎長さんの墓所のある梅陰禅寺を遠くから眺め、さて炎天下の散歩で大分フラフラになってまいりましたよ。のども渇いてぇ…キター!お昼をゆっくりしたために、時間ももう頃合ですね。ではぼちぼち向かいますか、目指すは新清水駅に程近く。
赤い看板  路地を曲がれば、赤い看板に「もつカレー」の文字が目立つこちらはご存知、「金の字支店」でございます。


 白字に金の字の三文字が大書された、本店と同じのれんをくぐり中に入ると、右手に焼き台と厨房、その前に15人がけのカウンター、奥に四人がけが四つの座敷があって、これは本店よりゆったりしたつくりですねぇ。あたしもご縁がありまして、本店の方には何度か足を運ばせていただいているのですが、こちらは初めて。じゃんきーご夫妻は、静岡支店にも行かれているそうですが、あたしはそちらも未訪ということで。



まずは赤星 なにはなくとも今日は名ナビゲーターがおいでですから、すべてお任せです。まず注文は、渇いた喉を潤す赤星2本に、もつカレーが10本。ビールが速攻で出てくるのが、熱中症になりかけの四人には嬉しい限り。注ぐ時間ももどかしく、四つのグラスが満たされたところでかんぱーい。プハァッ…しみいりますねぇ。これがあるから散歩はやめられない(←かえって不健康)。


 そして続いてこれまたすぐに出てくるもつカレー。串に打たれたシロが、重めのカレールーでよく煮込まれて出てきます。さすがに10本ともなると壮観ですねぇ。また、このシロがフルフルでやわらかいんだわぁ。ビールとの相性もばっちりですね。

 
清水名物  呑み助が四人集まれば、当然居酒屋談義に花が咲くわけで、文福、そしてシェフがかつて作ってくれたという花見の席の話など、もつカレーの話題でひとしきり盛り上がるうちに串が一本減り、二本減りと瞬く間に山がなくなっていきます。

 不思議とあとを引くんですよねぇ。だからこそ清水名物になりえたのでしょうけれど。かの某局での県民バラエティショーでもとりあげられていましたけれど、今やその名は全国区ですからね。

 あのルーの中に浮かんでいる黒い粒粒はなんだろうなぁというのも気になりつつ。



ポークロース焼き  ここで、もうひとつの名物のご登場です。お皿の上に鎮座ましましているのは、ポークロース焼き(塩)。

 お皿の上に鎮座する神々しい姿、豚ロース肉の一枚焼き。添えられたセロリのサラダの翠がなんとも映えますねえ。

 いわゆるポークソテーなんですが、特筆すべきはやはりそのやわらかさでしょう。



レアァァァ  見てください、この断面。ほんのりレアに焼き上げられた柔らかさの中に、かみしめればあふれる豚の旨味。上に乗ったバターとしょう油ダレが絶妙なんだなあ。

親分がしきりに、ごはんと味噌汁があれば…と言われるのも当然、僕も同じ気持ちです。それでなくともごはんって、あてになると思うんだけどなぁ…え、僕だけ()


 赤星に続く飲み物は、静岡ですからね、やはりお茶割りをお願いします。うん、もつと豚の濃厚さをさっぱり洗い流してくれますね。

 とここで、向こうの方から「ごめんなさい、もうもつカレー終わっちゃいました」という声が、相変わらずすごいなぁ、時計を見ればまだ五時前ですよ。本店でも、座った方が必ず頼むのはもちろんのこと、入り口から10本、20本単位で、多い人はそれこそ100本という量で持ちかえりされるこのもつカレー、やっぱりありつくには、口開け早々にお邪魔するしかないんですねぇ。今日はたっぷり食べられたから嬉しいぞと。残ったカレーももったいないから、お新香のきゅうりで集めて食べるぞと。

 
白いのれん  焼き物も行きたいところですが、今日はまだ先があるということでここで打ち止め。

 久々のもつカレーに満足して外に出ればまだ日が高く、昼酒の楽しさをかみしめる清水飲みのスタートでした。ごちそうさまでした!


金の字支店 16:00~ 日曜祝日定休





はちきれそうなおなかを抱えて、ひーひーふーと呼吸をしながら車を飛ばします。
利根川沿いのこの道は本当にハイウェイよね~。ついでに先年、野田に視察に来た時に教えてもらった、田んぼ沿いの道をひた走り。おお、柏のチューリップまつりも渋滞中ですね。と、北総野田から春日部抜けて、東松山経由で目指すは秩父でごんす。
途中、菜の花畑の強い黄色に目を奪われ、パワーウィンドウの支配権を巡って争いが発生したり、激しい眠気に予定外の嵐山ベイシアでトイレ休憩を取ったら、みりんが安くて思わず買いそうになったりしながら、夕刻六時半過ぎ、S市から下道で約5時間。無事に秩父に到着いたしました。



高砂ちょうちん
さても頃合、秩父の路地裏探検をしながら、お夕飯を食べに出かけましょう。
秩父のシャッターも閉まるの早いね。さすがは札所巡りの秩父、辻辻に案内看板があったおかげで、うろ覚えながらお店に辿りつけました。第十三番札所慈眼寺前の、赤提灯が目印でございます。
前に、日中秩父観光しに来た時から、どうしても気になっていたお店、それがこちら高砂ホルモンでございます。
聞けば秩父市内には30件を越すホルモン屋さんがある、もつのまちとのこと。それは試してみるしかないでしょう~。と、そのための布団積み込みだったんでげすよ。だって車じゃ飲めないじゃん。なんたる深謀遠慮。素直にレッドアローで来た方が安上がりかもしれないけど…いや、その前に宿取れよという話も(苦笑)。高砂のれん

とにもかくにも、慈眼寺前の路地裏にひっそりたたずむ小さなお店。路地の奥に入り込んでみると、まずどこが入り口かわからない。ホルモンを屋外で焼いている人はいるんですが、ここがお店でもあるまいに、とさらに細い建物と建物の間に入りこむと、ありましたえんじの暖簾にホルモンの四文字。この色味、某仲見世通りのお店を彷彿とさせませんか?

 なるほど、ここが入り口か。お店の中を覗くと、すでに店内はぎっしり満席の入り。お店の人に聞いてみると、「少し待っていて」とのこと。はいはい、待ちますよもちろん、そのための小旅行ですから。
待つことしばし20分。この間、覗いては満席にあきらめて帰る人たち、3組6名。やっぱり人気店なんですね、このすすけた赤提灯と渋い暖簾に魅かれない人はいないよね。お昼にあれだけ食べていながら、それでもこの時刻にはぺっこりんなお腹をなだめつつ、ついに店内から声がかかります。

お店の中は、10人がけの平テーブルが二脚。お誕生席も使って、店内は25人がひしめく状態。テーブルの上には、二人一台、計五台の七輪がセットされ、もうもうと煙が立ち込めています。ん~、香ばしい。


秩父の梅 お店に入るや店長さんらしき男性が、「待たせてしまってすみません」と丁寧な物腰にこちらが恐縮してしまいます。コートを脱ぎかけると、「お預かりしますね」とかごを出してくれて。確かに店内、もうもうと煙が立ち込めてますからね、スーツやコートをきちんと預かってくれるのは嬉しい限りです。
席に着いて、注文はとメニューを見れば、いいねぇ、煙に燻されたメニューがまた趣があって。聞いていたとおりホルモンは350円か400円、飲み物も300円か350円、その中から久々のお酒のあたくしは、梅割りを頂戴いたしましょう。焼き物は、レバーとしろとかしらをいただきます。即座に「たれは普通のと辛いのとありますが、どうしましょう」とご主人。まずは普通のでお願いします。

この十畳敷きの小部屋と、厨房をはさんだ反対側にもう一部屋あるようなんですよね。加えて、屋外のテラスまで人があふれてとなれば、お店の人はてんてこ舞だ。注文はまとめて頼むのがお利口さんのようです。そんな慌しい中、届いた梅割りを見て思わず笑ってしまいました…でかっ。普通のビールグラスに、並々と琥珀色の液体が注がれています。三点盛り
久々のお酒、ホルモンが来る前ですが、堪えきれずまずは一口きゅーっとね。ん~、パンチはそれほどないってことは20度かしら?梅も天羽ではないようですね、よりドライでケミカル感が強いこの感じは昔一度買って飲んだカブトのそれかな?
なんて久々の生焼酎を楽しみつつ、奥の席の人が「ガンダムはさぁ…」はともかくとして、「神は…云々」と結構大きめの酔いどれボイスで、これから結婚するカップルに語って聞かせるのはどうなのよ?。などと浮かぶ笑いをかみ殺しつつ、梅が半分くらい開いた頃、おもむろに大皿が運ばれてきます。正直、すごいボリュームに驚かされました。
考えずに注文したけど、これは一人だと二品か三品で十二分じゃないの?という多さ。レバにしろシロにしろ、10ピース以上ありましたぜ。これで350円とはどうなってるのかね?レバの鮮度
まずは大好きレバさんから参りましょう。七輪の上にレバを置いて、さすがに暖かいですね…というか、あちい(苦笑)。両面に焼き目をつけて、たれを付けて一口。うむ、よい。中身はねっとりとして、当然ですが臭みなどなく、レバ特有の甘さが口の中に広がります。これはいいですねぇ~、梅との愛称もピッタリよ~。しかし、あとで聞いたら、「月・水・金のレバ刺しはこれ以上、全然違いますよ」って、さすがホルモンのまちですね。
続いてはシロ。これまた中身の脂分もたっぷりね。途中、爆ぜた脂がm蔵さんを直撃してあわくった位。メインモニターをやられただけだ!…いや、それ、焼肉屋では致命的でしょ(苦笑)。シロの方は特有のケミカルなかほりが辛いたれと絡ませることで、旨味に変わるという感じでしょうか。ただ、このたれが曲者。辛味がかなり強くて、普通タレでも食べ続けると舌が痺れてくるんですわ。途中で、もみだれだけで十分と気づいた次第。

チューハイぐびっと 塩焼き
さらにはカシラ。これは、ころりと丸めのフォルム。口に運べばねっとりとしたゼラチン質が歯に絡み、唾液の分泌が促進されます。これ、ごはんに合うよねとm蔵さんお気に入りの模様。ちなみにあたしは、梅がほぼ切れた段階で、チェイサー代わりのチューハイに移行。まだ、ごはん食べてないよ!中ジョッキに並々入ったドライハイ。これで350円とは下町価格が嬉しいですね。すっきりとしたのみ口も最高、濃さも十分にというか、梅割りの分が加算されたのか、チューハイの濃さをずいぶん感じました。


ちょっと舌を休ませましょうか、ハツを塩焼きできますか?と追加オーダー。注文の合間に、もつの食感についてm蔵さんと議論。こりこり感とにくにく感の順に、オーダー表を並べてみましょう~。ハツは、もつ類の中では結構肉感が強いと思うんですけど、ま、食べてみてよというタイミングで運ばれてきたハツ皿…と、塩、こしょうのビン。なるほど、合理的だわ。焼き方も味付けも自分好みにできるのは、嬉しいですね。
七輪の上にハツを並べて、塩振って…このスタイル、丸好スタイルじゃん!となれば、ごはんくださいと言ってしまうのは、炭水化物党の性。焼き上がりを口に運べば、最近、あまり食べなくなったけど、立石に越したての頃、よく丸でハツ焼きとごはんで夕飯を食べたなぁというのが偲ばれる懐かしい味わいでした。ごはんの水分がほどよく飛んだ感じが僕好みだね。ごはんwith酒
やっぱりごはんがあると、ホルモンと酒が進みます。それにいい忘れましたが、サービスで供される生キャベツもいい舌休めなんですよ。さてお酒の方はと…さっきから気になってた、かちわりワイン行ってもいいスか?それとお肉はかしらをもう一発、ものは試しでつけタレの辛いのもお願いします。

かちわりワインは、まんまですね。ワインのロック。でも、この位の方が僕には飲みやすいや。辛タレは確かに辛いけど、タレの中に入ってる香辛料の量が増えた感じで、痺れた舌には違いがあまりわからず。甘味が入ると、もっとごはんが進む君だろうになぁと思いながら、ぺろりと平らげてお勘定。お肉五皿に、飲み物三種、ウーロンとご飯が二杯ずつ、〆て3700円でおなか一杯。いい夜だなぁ。惜しむらくは隣で食べてたきゅぅりのおしんこが品切れだったこと、再チャレンジかと思いつつ、のれんを潜ると隣の部屋からご亭主がわざわざ出てきてくれて、「お待たせしてしまって、すみませんでした」と深々と頭を下げてくれました。いえいえ、そんなとこちらが慌ててしまうくらい。

七輪の煙に燻されて、香ばしい薫りを漂わせながら歩く寺町。

肉よし酒よし人がよし、今夜は心地よく眠りに着けそうです。

つらつらと思いつくままに。
oogaki

行きのながら、思ったよりも熟睡。身体がつるようなこともなく快適な目覚め。
名古屋から先、ちょっとしたアクシデントがありましたが、まあご愛嬌。

大垣名物階段ラッシュ。rush asa
解脱しよう。大垣夜行からの乗り換え、京都大阪方面網干行き普通列車は、
三番線ホームからの発車である。夜行が一番線に着くことから、乗客は乗り
換え列車の座席を獲得すべく階段に殺到するのだ。
いつも「走ることないて、間に合うて」とつぶやいてるんですよね。まあ団体
客でおすわりになりたい方は焦るのでしょうが。あたしゃ今回もドア際に立ち。
その方が景色が綺麗に見れるじゃないですか。日の出を見て正月気分を満
喫しておりました。


てな紆余曲折を経て、大阪。
開けて一発目は、ましば屋酒店直売所。アイリンの商店街の真中付近に存在
します。中に入るとL字カウンターの長さは15メートルくらいでしょうか。結構深
い店内。それに対して、短辺は短め。入り口付近、テレビの下に立ち位置を
構えます。品書きは、おつまみ基本は250円平均。
masiba

オーダーは小びん。麒麟を一杯いただきましょう。それと、グラタン300円をお
願いします。店内では親子と見れる三人が忙しそうに働いています。まあ、
口開け直後ですから、惣菜作りに大変でしょう。
お姉さんがとても明るく元気に立ち回っているのが印象的でした。常連さん
らしき先客さんと大阪弁でお話をしながらも、こちらの注文にスムーズに対応
していただけたのが、とても気持ちよかったです。


case tessa

こちらの特筆は目の前のガラスケース。小鉢に盛られた惣菜が並んでいます。
値段は100円台から400円台まで幅広く。その中からてっさをお願いします。
ポン酢を小皿に注いで、小鉢とともに出してくれますが、紅葉おろしに紐皮が
ついて、しこしこの身が一人酒にちょうどよい量。これで240円はお値打ちです。
そうこうするうちにおいでになりました、平皿に盛られたグラタン。



たぶん、出来合いなんでしょうが、シュリンプの丸まり具合が彷彿とさせるの
です。が、味わいは大したものです。ホワイトソースとチーズのとろけ加減が
朝のビールにあいますねぇ。gratin


さて、キューっと一杯、小びんを空けて、お会計は750円。小鉢シリーズのあわ
びに鯖のたたきなんてのも気になったけど、ちょっとした時間に再訪できそうな
お店が見つけられた幸福。日曜も朝の8:40からやっていてくれるのは嬉しいで
すね。次はいろいろと試してみようかな。


さて、場所を新今宮の駅前に移します。sake

帰り道にはこれぞ角打ちというような、こんな素敵なお店もあったりして、ビバ夜行、

ビバ大阪(笑)!