丁稚烏龍帳 -26ページ目

丁稚烏龍帳

today,detch stood live on the earth,too…

                                                    7月4日

 7月4日である。亜米利加独立記念日である。彼の国では、学校だって会社だって休みなんだから~。今年は土曜日ですから、僕もお休みですけどね。
 ちなみにこの日はライダー芸人Gackt氏の誕生日でもあるそうな。ついでに、控え目に、あたくしも誕生日だったりしますけどね…ああ、また一つ年を重ねてしまった。成長もしないままに。


 そんなお誕生日の土曜日も、あたくし一人淋しく膝を抱えています。

 理由は反省活動、自業自得、画竜点睛、自己破産…いや、そこまでは言ってないですが、いつもの如くまたまた飲みすぎてしまいまして、どうして記憶を無くすまで飲み、そして記憶をなくしてからまた飲むかねぇ…。そういう時しか出てこない第二丁稚くんと、一度膝をつきつめて談判したいところですよ。


 さて、反省活動中でも腹は空く。普段であれば、パーっとお食事(と言う名の飲み)に出かけるところですが、そこはそれ反省活動中ですから(^^;

 炊飯ジャーを覗いてみると…ぎゃー、ごはんがない!これは死活問題ですよ、やはりねえ農家の皆さんには労働相当の収入があってしかるべき、国策で保障されるべきだと思うんですよねぇ…なんて思いが、走馬灯のように頭の中を駆け巡るほど社会派ではないあたくしですが、ともかくこのすきっ腹をどう慰めればよいのだ(T-T


丁稚飲酒帳-金ちゃん

ということでここから丁稚の家捜しが始まります。ドラえもんの道具と同様、肝心なときには何もないなぁとあきらめかけたその時、僕の目に飛び込んできた救世主、それがこちら…金ちゃん焼きそばだぁ。

 思えば以前、熊さんと新小岩のわかに出かけた帰り道、最寄りの100円ショップで大人買いされる熊さんにお付き合いして手に入れた、この一品です。そうそう、わかも無休になったそうですね、反省期間が明けたらイカネバの娘です。

 さて、お鍋にお湯を沸かして…皆様ご存知のように、丁稚ハウスにはヤカンがないのだ、ケトルもなければ、鉄瓶もないのだ。ほしいけど、千代香もないぞ。

 ということで、小鍋にお湯をチンチンに沸かして、一気に投入!



丁稚飲酒帳-空に浮くそば  麺のもどりが良いようにでしょうか、独特の容器は下部が中空(悪く言えば上げ底)になって麺が宙に浮いているかのよう。
 蓋をして待つこと3分、湯きり口から一気にお湯を捨て、投入するのは粉末ソース。このソースの粉末が麺にまとわる水分と結びつくと、なんともかぐわしい芳香が立ち上ります。ああ、食欲がそそられる~。液体ソースもいいんですけど、なんかこの粉末ソースがいいんですよねぇ。

丁稚飲酒帳-粉末ソース 丁稚飲酒帳-完成~♪ ソースを絡める時間ももどかしく、しかしこれがなかなか上手く絡まない(苦笑)。 食い意地がはって焦っているからなのか?
 それでも何とか全体にソースをなじませて、さて一口。うーむ、ごわっとした乾麺独特の口当たりに香ばしいソースの味わい、なんともジャンクですなぁ…だが、それがいい。

 そして、はっと気づくと…カップの中には、なにも無くなっていたんです…って、BBゴローか、ワシャ。


 ああ、なんともつまらない、そして寂しい中年男性の日常の一こまをアップしてしまった。

 これが冒頭お話した成長がないってことですかね。更新も滞って早数ヶ月。すみません、万事がこんな調子のあたしですが、またこの一年間も弊ブログにお付き合いくださいm(_ _)m

あ、金ちゃん焼そば買い足しに行かないと怒られる~。じゃ、ちょっとわかまで…って、反省はどうした(^^;

                                       5月23日(土)二軒目
 秋元屋さんをあとに、野方の商店街散歩と洒落込みましょうか。新宿線の各駅前はどの駅の周りも個人商店の連なる商店街が、本当に元気。また、道も入り組んでいて、猫も多い(…関係ないか)という、散歩にはうってつけの土地柄です。

 野方から路地伝いに歩いてくると、もう鷺ノ宮の駅前商店街。昔ながらのパン屋さんや定食屋さん、おやつに立ち寄りたくなるのをぐっとこらえて、駅前の踏切から眺めると、ありゃ鷺ノ宮の駅が見えてるよ。こんなに近かったかしらんと、開店準備中の竹よしさんの前を通り過ぎ、急ぎ足で向かったのが先ほど見えたお隣の鷺ノ宮駅です。


丁稚飲酒帳-満月  駅前踏切を北側に出てすぐの路地を左折したところに、めざすお店の赤ちょうちんが灯っています。おでん満月さん。以前江古田で友人の劇を見たあとに、散歩がてらお邪魔して以来、ファンになってしまったお店です。初見ながら、お話好きのマスターにおかみさん、それに常連のご婦人にやたらと声をかけていただき、すんなりと雰囲気に馴染めたのでした。その時、ご婦人に「土曜日は人気だから早めに来ないと、座れないかもよ」と言われていたもので、自然速足にもなろうてもんです。


 僕の入る直前にお兄さんが一人、提灯向こうの入口から入っていきます。その後の学習で、提灯奥のスペースは土曜は競馬帰りの方々の寄り合いになると承知していましたので、あたしは手前の引き戸を開けて、「こんにちは~」。

 「いらっしゃ~い」と独特の節回しでご主人。ありゃ店内には、今のお兄さんとあたし、それにマスターにママの四人だけですか。いつも活気のある店内で、こんなに少人数なのは珍しいですね。どうも競馬組がまだ来てないようで。



丁稚飲酒帳-大皿料理と佇まい  店内は両の入口から奥に向かって逆L字型の独特のカウンター構成。全体としてはY字になるんでしょうか。お兄さんの側にはカウンターの後ろに、テーブルが二卓ほどで店内は両側合わせても20人も入れば満席という小体なお店です。

 カウンターの上にはママの調理した大皿料理がずらり。壁には外国の古銭や歴史を感じる色あせた飲み物の短冊が雰囲気を醸しています。ここでもまずはホッピーからお願いします。それにあては…と、箸から蕪と牛筋の煮物、玉こんにゃく、カレイの煮つけ…なかには想像がつかないものもあって、カウンター上に所狭しと並べられた大皿の数々を見渡しながら、あれはなんですか?、これはなに?とマスターにお尋ねするのがまた楽しい。


 さて、その中から目に留まったのは、ハンバーグ状の一皿。よく見ると、銀色に光る青魚の皮目が覗いていますね。背中のメニューにも目を向けてみると、サンマのつみれ焼きとありますね、これお願いしましょう。

 マスターが鼻歌を歌いながら、電子レンジで温めること少々、そうしている間にも件のお兄さんと、二時間ドラマのチャンネル変えようよ、「暇だからずっと見てたんだよ、今最後だから待ってよ」とお父さんとのやり取り。なんだかそのやりとりがユーモラスで思わず吹き出してしまいました。


丁稚飲酒帳-握りこぶし大  温められたお皿にマスターが「合うかどうかわからないけど」とマヨネーズを添えてくれます。なにせインパクト大、僕の握りこぶしと同じくらいですから、直径15cmくらいはあるでしょうか、ふっくらと分厚く焼きあげられた、いわばサンマのハンバーグです。周りには味噌ベースと思われるソースが敷かれて、さて中身を割ってみると、ほぐれる感じはまさにお魚。

 ハンバーグのように肉汁がじゅわーというわけにはいきませんが、味噌だれと合わせて口に運ぶと、青魚の旨みが口の中に広がります。また噛むほどにお魚が口の中で踊りだすよう。味噌ベースということもあり、房州の郷土料理さんが焼きに近い感じなのかな。

 
 
丁稚飲酒帳-身もほっくりサンマバーグ  また、マスターの添えてくれたマヨネーズがややもするとパサつきがちな魚の身をしっとりつなぐ、つなぎの役割を果たしてくれて、これまたいい仕事してくれてます~。
 迫力満点の一皿に、サンマどれだけつかってるんですか?とママに聞いてみると、「サンマだけじゃなくて、マグロとかいろいろなお魚が入っているのよ」とのお答え。なるほど、それでこの複雑な味わいになっているのね、これはホッピーが進まないわけがない。中身をお代わりすると、またこれがあわのす級の臨界点ホッピー。いやあ幸せ幸せ。


 そうこうするうちにお客さんたちが一人二人と入ってらして、春場所が結びを迎えるころには店内満席。隣に座られたおじいさんと、白鳳・日馬富士の全勝対決を見ながら、手に汗を握ったりして。こういう酒場で見る相撲って、なんでこんなに楽しいんでしょう。

 続いて入ってらしたお客さんは、明日初ウィンズに行くんだなんて話をマスターにされてますが、府中に直接行った方が馬がみられていいよ~とおじいさんに勧められています。いいなあ、この肩寄せ合ってる雰囲気、これもマスターとママの人柄なんでしょうね。とにかく、このマスターの話好きなところが、あたしがファンしてる理由でありまして、思わずもう少しこの佇まいに浸っていたいと、レモンハイをお代わり。あてにはしっとり美味しいおからをもらいましょう。


 この極上の雰囲気、大皿料理のどれをとっても美味しいこと、加えて酔いも回って、なんとも楽しい土曜日の夜になりました。しかもお会計は1600円でよかとですか…なんて満足度の高いお店でしょう。ちょいとお家から遠いのが難点ですが、また阿佐ヶ谷か中野から散歩していきま~す。


満月 16:00~ 日・月定休

                                            5月23日(土)

 今日はフリーなのでおます。久々に布団を干し、掃除機をかけ、さてどうしようかなと行く先も定めず、午後の電車に乗り込みます。北か南か西かと思いを巡らせていると、ふと先日のご近所との会話を思い出します。そうだ、しばらくぶりに様子を見に行ってみようと、半蔵門線から東西線を乗り継いで、たどり着いたのは中野駅。ここから30分ほどぶらりお散歩です。

 サンクスのソフトクリームが105円セールしてるなぁ…ええ、帰り道食べましたよ、ソフトアイスでしたよ(T-T)。

 ガクアジサイがもう花を着けている、今年は夏の到来も早そうですねぇ…なんて思いながら、たどり着いたのは野方駅。秋元屋さんに今日はお邪魔です。なんでも春先にお隣のお店を買い取って、店舗面積が二倍になったというお話を聞いていまして、で、ご近所と焼き台は増えてないだろうから、どうオペレーションしてるのかねぇ…なんて予想をしていたのでした。


丁稚飲酒帳-新カウンター  予定より10分ほど早くお店の前を通りかかると、すでに長蛇の列。その最後尾に並びますと、僕の後にも次々とさすがは人気店。五分ほどの待ちで暖簾が二竿かけられ、お兄さんが「お待たせしました、どうぞ」と開店を告げてくれます。今日は新しい店舗を覗かないとね…と、秋元屋と白く染め抜かれた暖簾の側、奥の店舗に足を踏み入れます。すると、こちらにも焼き台があるじゃないですか。以前からの店舗に比べて、調理場の幅が狭く、新店はうなぎの寝床型。短辺四人掛けに長辺が10人掛けの細長いコの字カウンターが迎えてくれます。

 老夫婦と若いお兄さんのご一家三人連れに続いて、長辺の一番奥の席に腰をおろします。ここからだと、焼酎の瓶越しに焼き台の様子がよく見えますね。スタートに焼き台に立つのは、マスター。さすがに焼き台が二倍だと、マスターもがんがん腕をふるうしかないようです。


 店内の様子を観察していると、お姉さんが注文を取りに来てくれます。赤ホッピー氷入りでお願いすると、すぐに出てくるジョッキにホッピーのセット。まずは散歩で乾いた喉を潤しましょう…うめぇなあ。

 と、またまた先ほどのお姉さんが注文を取りにきてくれましたよ。まずは串ものを一通りに、さっぱりと青のりをお願いしましょう。なんだか忘れたような気がしてると、隣のアニさんがキャベツを頼んでいます。しまったぁと思って「すいません」と声をかけるも、おねえさんは次のお客さんの注文取りに向かっています。青のりが届いたタイミングでお願いすればいいかと、ホッピーを煽っていると、おねえさん注文取り終えて戻ってきてくれましたよ。
丁稚飲酒帳-定番味噌マヨキャベツ  店舗面積倍増で、店員さんの手が回らないんじゃないかと心配していたんですが、以前より明らかに店員さんの数が増えています。特に女性のかたが。こうして丁寧に注文を取ってもらえるのはありがたいですね。さすがは秋元屋さん、店舗拡張にも死角なしですね。


 ということで、最初のあてはキャベツ味噌マヨ。焼きダレに使う辛味噌がキャベツの甘味を引き出して、変わらず美味しいなあ。これが100円ですから、つい頼んでしまうんですよね…久々で今日は忘れましたけど(笑)。

 続いて届いた青のり。三杯酢でさっぱりと味つけられた青のり、口の中に磯の風味が広がります。また、添えられたワサビがいいんだなぁ。


丁稚飲酒帳-さっぱり岩ノリ  さてさて焼きものも上がってきましたね、定番のレバはミソだれで。レアでなくかつ柔らかい仕上げのレバの甘味に、味噌の甘辛みがピリッと舌を刺激して、ホッピーの一杯目を飲みほしてしまいました。ナカをお願いしているうちに、テッポウとハラミがタレ焼きで上がってきましたよ。

 秋元屋さんというと、つい味噌ダレを頼んでしまうのですが、コクがあって甘すぎずサラっとしているこのタレも美味しいんですよね。テッポウの肉厚の身からあふれるアブラがたまりませんなぁ。さらには先ほどの青のりをチョンと乗っけて食べてみると、これまたさっぱりして絶妙だぁ。


丁稚飲酒帳-味噌タレ三本  そしてとどめに味噌ダレ三本セット。チレにアブラ、そして今日はタンモトも混ぜてもらいました。チレ焼き自体を食べられるお店が少ない中で、このなんとも言えない血合いの香りと味噌だれのニンニクの風味が相乗効果で、あたしの好きな串なんです。加えて熱が通って活性したアブラにこの味噌が合わないわけもなく、さらには出色だったのがタンモト。端のコリコリ感を想像していたのですが、舌と喉をつなぐ部位というタンモト、とても肉々しい味わいなんですね。カシラに近く、かつジューシィでこれまた食欲が進んでしまいます。

 これだけのものを食べられて、かつ接客もきめ細やかとなると、つい長居を決め込んでしまいたくなりますが、たまの西武新宿線、もう少し奥まで行ってみたいので、この位で失礼しましょう。


丁稚飲酒帳-二倍にば~い  お会計1630円をお支払いして、暖簾をくぐるとまだまだ日が高く、夏の日の昼酒のだいご味はやはりこれですねぇ。しかし、二倍になった店内、カウンターだけでなく、入口付近には八人掛けのテーブルが五卓並んでいますが、満卓でこそないもののどのテーブルにも人が腰かけており、人気の高さがうかがえます。

 んー、今度人が来たら、よじあきから始める新宿線迎撃作戦も良いかもしれないなぁ…そんなことを考えながら、野方の商店街に向かったのでした。今日も気持ちよく飲めました、ごちそうさまでした。


秋元屋 16:00~ 月曜定休









                                                      5月16日(土)

 遠く離れた旧友と久しぶりの再会。胸躍る瞬間ですね。

 この週末は九州支部長ゴワス君が、新婚の奥様を連れてしばらくぶりに上京するのでゴワス。ついては、土日のセッティングを仰せつかったあたくし。

丁稚飲酒帳-横浜橋  羽田に着くから飲むなら蒲田かな、開港150周年に湧く濱もいいな、地元まで来てもらって千住界隈か、立石からご近所飲みも気楽でいいな…などなど、いろいろな可能性を脳内検索している時間がとても楽しくて。大学時代の丁稚ぶりが抜けていませんね。

 ところが、前日に緊急連絡。急遽予定がかわり、上京目的の半分がすっ飛んだそうです。お気の毒ですが、こちらとしては昼からご一緒いただけるのはありがたいことですね。よし、お迎えに行ったついでに、お昼はあそこに案内しちゃおう!


 ということで、予定の取れたm蔵さんと二人、京急品川駅の改札で九州人夫妻を待ち伏せします。「ゴワスッ」と、久々の再会を喜ぶのもつかの間、そのまま電車に乗り込んで、目指すは一路黄金町。ここから10分ほど歩くと大きなアーケード。80周年を迎える横浜橋商店街でゴワス。
 この商店街、400mもの長さにいくつものお店がひしめきあって、しかも野菜も魚も安い。コリアンタウンだけあって、キムチや韓国惣菜を扱うお店も多く、とても元気な商店街です。懸垂幕に特別顧問として描かれた歌丸さんは、近所にお住まいなのかなぁとか、これ安っとか目に飛び込むものに気を取られながら、右に左にふらふらしながら商店街を通り抜け、向こう側の交差点を左折した三軒先が、本日のランチスポットですよ。

丁稚飲酒帳-濱の中華屋  漢字三文字「酔」「來」「軒」、軒先に酔漢が来る…まさに僕らのためにあるような店名(笑)。濱の大師匠、一徹さんや僕にとっては17個、しかるにゴワスくんにとっては18個上の先輩、g.a.さんらが絶賛され、親分主催の食事会にお招きいただき、しこたま食べて「タマランチ元会長~」と叫んだのはもう一年も前になりますか…さらには先日発売された横浜本にたまらなく美味しそうな写真が並んでいるとあれば、それは来ずにはおられんでしょう~。
 前説はこの位にしてお邪魔しますと、二時過ぎの店内はがらんとしていて、お客さんは座敷にひと組だけ。あら、こんなに空いている時もあるのね…と座敷に腰をおろした途端、近所のご家族連れでしょう三世代12人がテーブルを三席つなげて家族宴会が始りましたが(^^。向こうの注文ラッシュに負けておられんと、とりビー(とりあえずビール)に加えて、ねぎチャーシュー、揚げワンタン、トマト肉団子…と食べたい物の注文オンパレードです。

丁稚飲酒帳-ねぎチャーシュー  まずはやってきたおビールで乾杯、久しぶりの再会とともに、最近蒸してますから、昼のビールの旨味が違うねぇと昼酒の歓びもかみしめます。前に上京したのいつだっけ…ってもう一年半も経つのね…とか、お二人の式の様子などをうかがっていると、さっそくねぎチャーシューのお目見えです。

 こちらはゴワス君の大好物ということで、中華屋に行くとまず頼むんだそうです。こちらのチャーシューはまた一味違いまっせ。細切り、といってもとても厚めにカットされたチャーシューの中に、しっかり旨味が封じ込められているんです。噛みしめるほどに、肉汁が次々湧いてくるんや~。ピリッとしたネギの爽やかさと相まって、一品目から食欲を盛り上げてくれますねぇ。

丁稚飲酒帳-揚げワンタン
 続いての一品は、こちら揚げワンタン。手のひらサイズのワンタンの皮が三角形に折られて、カリッと揚げられています。

 サクサクの食感が歯に心地よく、とろりと掛けられた甘酢の甘さとよく合いますね。加えてワンタンから染み出る油の甘味が、相乗効果でサクサクパリパリ、箸が止まりません。上等なスナック菓子をいただいているようです。

丁稚飲酒帳-トマト肉団子

 続いて出てまいりました、トマトの肉団子、これは酔來軒の看板メニューに勝手に認定しているのですが、丸々大粒のプチトマトがひき肉につつまれた直径5cmほどのお団子。

 「熱いので気をつけて食べてくださいね」と届けてくれたお兄さんがアドバイスしてくれます。この接客のやさしさもこのお店の魅力の一つですよね。

 さっそくかぶりついたゴワスくんが、アツアツに熱されたトマトの汁に予想通り「熱いでゴワ~!」と目を白黒、でも次の瞬間には「でも、うまいでゴワ!」と感動している様子です。

 そう、アツアツなのが美味しいんですよ。また、肉の旨味と餡との調和も素晴らしいし、これは必食ですよね~。

丁稚飲酒帳-小エビのチリソース
 お料理はまだまだ止まりませんよ。

 あたしはもろもろの事情で、チリ担当になりましたが、小エビのチリソースかけ。どこが小エビじゃいという大きさのエビちゃん。かみしめるとプリプリで美味しかった、ようですよ(笑)。

 「こういう機会でないと食べられないから、プリッと甘くておいしいゴワ」ってm蔵さん、ゴワス言葉がうつってますよ。

 チリソースは美味しかったなぁ。ごはんにかけて食べたいくらい。
丁稚飲酒帳-麻婆豆腐
 それをいうたら、これなんかマストごはんですね、麻婆豆腐。新妻さんは麻婆豆腐が好きで、自分でも豆板醤などを組み合わせてつくられるようですが、本格の味わいにこちらも気に入られた様子です。

 もう5品目ですが、綺麗に平らげてしまいます。

 ちなみに飲み物の方は、紹興酒のボトルに切り替えています。ボトル一本1400円、しかも3カ月キープできますから、こちらもお安いこと。でもってどれも紹興酒に合うだよね。
丁稚飲酒帳-小チャーハン
 しかしさすがの食欲魔人衆も、これだけ食べれば満腹に近づいてきます。でもまだ、あの一品頼んでないもんね。揚げワンタンにトマト肉団子の名物もそうですが、今日酔來軒に来た一番の理由は、横浜本にデカデカと掲載されていたこちら、五目焼きそばをいただくためなんですから。おなかは膨れてきたけど4人ですからね、当然大盛りで注文するでしょう~。そうそう、半チャーハンもつけてね(笑)。
こちらのお店では、食事もののサービスセットとして、200円増しで麺類には半チャーハンを、ご飯ものには半ワンタンをつけることができます。半ワンタンが普通のラーメン丼で出てくるのは、あまりにも有名な話ですが、このチャーハンだってしっかり量がありますし、パラリと炒められたお米が油の旨味と相まって、膨れてきたおなかにもサラっと入っていきますよ。
丁稚飲酒帳-垂涎の五目焼きそば  そして、大盛りは伊達じゃない大皿のうえにどどーんと来ました大御所、五目やきそば。

 黄身がとろりとした目玉焼きにチャーシュー、エビにイカ、筍、白菜、青菜にピーマンと野菜も海鮮も肉も具だくさんの一皿です。

 さらになによりすごいのが、リフトアップするのを忘れてガツガツ食べてしまったので、画像はありませんが麺です。

 カリッと揚げられた細麺の揚げ具合が絶妙なんです。カリッとした食感がありながら、細麺のもちっとした食感も残っており、野菜餡と合わせて口に入れると本当にもう箸が止まりません。

 あれだけ「おなかが膨れてきたね~」と言っていた四人が、あっという間に食べきってしまったほど。

 このクオリティにして、ボトルが一本入ってお会計は6000円ほど。最高の接客に最高の味わい、なおかつこの安さ。ああ、近所に引っ越したいわぁ(苦笑)。


 お会計が終わって靴を履いていると、おかみさんが気さくに話しかけてくれます。おかみさんと息子さんお二人の家族経営なのですが、このご一家、みなさんお話好きなんですよね。お話好きというか、人間が好きなのかな。なんとも人懐こい笑顔が素敵です。
 「お客さんがた、どちらから?」とのお話に「葛飾からです」とお答えすると、なんとおかみさんも御幼少の頃は青砥でお過ごしだったとのこと。この話で盛り上がってしまいまして、靴を履きかけたままの姿勢で10分ほども立ち話をしてしまいました(笑)。九州からいらしたご夫妻にも、「また是非いらしてくださいね」と声をかけてくれ、ご夫婦うれしそう。また今度の上京の折も四人で来ますかね。
 満腹満足の至福の時間を、どうもありがとうございました。


酔來軒 11:00~21:00通し営業 火曜・第3月曜定休

                               3月28日(土)

 幸せな日を確認するのは良いことです。平成21年3月28日、わが友とかげさんご夫妻の結婚式です。
丁稚飲酒帳-乾杯  住宅街の中の一軒家レストラン、足を揃えて寝るワンコ、桜の花のお酒から始まる乾杯と、ともかくもお洒落で粋な二人の趣味の詰まった結婚式は、最高に楽しいものでした。なかでもウェディングケーキがめちゃうま~。聞けば自由が丘の行列店の特注品とか、なかなか撮りに来る方がいにかったもので、思わず四ピースほどもいただいたのは、ヒミツでゲスよ先生~。


 お酒の方もお二人の趣味の表れ、豪勢なラインナップ。思わず最初から取りに出かけて、一升ビンは返してくださいというアナウンスが流れるのも、このメンツならではですね。手作り衣装のウサギさんがいたり、学校から抜け出てきた先生がいたり、コスプレ調をきたしたのはファッション賞があったから。さすがの丁稚も、今日はいつものとっくりはあきらめました。


丁稚飲酒帳-酒林  それにしたって、パーティ時間が短いんじゃないってくらいあっという間の楽しい一次会が終わって、二次会に行く人は駒沢公園に移動。なんと待っていたのは大型バス。優秀な(?)バスガイドさんのおかげで、渋滞もなくあっという間にバスは荻窪駅前に到着。目指すは、駅前から徒歩三分ほど、雑居ビルの上に酒林も豊かなこちら、いちべえさんです。

 普段は静かな落ち着いた店内に、一次会できこしめした紳士淑女が四十人ほどお邪魔。思わず隣近所の他グループの方に、お騒がせしますとごあいさつしてしまいました。



丁稚飲酒帳-ならぶならぶ  マスターにお任せで一升売りのピンをセレクトしていただきましたが、またこれがいい。「これをもってこないと怒られるから」とご店主折り紙つきの十四代、事前に下見の際もいただいだプレミア日本酒、而今、亀泉に奈良萬のおりがらみ。それぞれタイプの違う美味しさの集大成、素晴らしい。


丁稚飲酒帳-刺し盛り  また、用意いただいたあてがよいですよ~。刺盛りも種類豊富に、また日本酒がすすめと言わんばかりの酒肴がもりだくさん。新郎新婦がなじみとはいえ、美味しいお酒に美味しい当てがリーズナブルな価格で味わえるのは、荻窪という土地柄も含めて、ご店主の裁量のおかげでしょう。こりゃふつうに再訪必至ですなあ。

 いやあたしも銘酒居酒屋というと、どうしても偏見をもっておりまして、高いものと決めてかかっていたのですが、とんでもないお話で、今日が三回目ですが…って今日はパーティですから別としても、普通に飲んだらお一人三千円ちょっともあれば、十分楽しく飲み食いできるって、これ大衆価格でっせ、お客さん。土地側もあるかもしれませんが、本当にいいお店だと思います。


 当然この日は、お店の良さに加わって、新郎新婦をお祝いする面々の楽しいトークに、飲んだくれっぷりに花が咲き…なんとも楽しい時間が流れて行きました。

 その宴も半ば過ぎ、ご店主とスタッフの皆さんが、主役をお呼びになります。はにかみ屋の新郎は、すでに得意
丁稚飲酒帳-噴水 の寝たふりで浮世から解脱されていましたので、ご新婦が呼ばれて、手渡されたのは小槌に釘。なにが始まるのかとみていたら、なんと発泡の酔左衛門の噴水ショー!

 これは見た目も綺麗だし、また味わってみたなら軽やかな甘みに、発泡ならではか消えゆくような飲み後のさわやかさ、思わず何杯もいけてしまいそう…って、まわりの呑み助も思ったようですが、分け合えばあっという間に消えるのがお酒の不思議さ。いやあ、このショーはまさに披露宴向けですねぇ、ご亭主の粋な心遣いに感服いたしました。


 そんなサプライズも含めて、とにもかくにも酒が好き、そして何より新郎新婦が好きという、祝福客の面々が集まっているのですから、会が盛り上がらないはずがない。あちこちで話の輪に花が咲き、時にはこちらの様子がうらやましかったのか、敷居のの向こうから飛び込んでくる珍客もあり、二時間半のお時間はあっという間に流れて行きました。


 最後は主役の温かいごあいさつで〆となりましたが、この会が盛り上がった要因はやっぱり新郎新婦の事前の打ち合わせ等の心遣い、参加したメンバーの気風の良さ、それに応えていただいたお店の皆さんの行きとどいたフォローアップ、そして何より美味しい日本酒…ということで、落ち着いたらまた反省会はここでしなければいけないでしょう(笑)。

 ともかくも楽しい一日でした。


 とかげご夫妻、お幸せに!


いちべえ  17:00~22:45(フードL.O) 日曜定休 ただし月曜祝日の場合は日曜営業

  

                                            9.3.28(土)


丁稚飲酒帳-目黒川に桜一輪 六義園から始まった今年の花見、次の花見はどこかニャ。

丁稚のポケットから顔を出すと、そこは目黒区。目黒から池尻まで延々、桜のプロムナードが続く、ここも東京の桜名所の一つ、目黒川だニャ。


例年のようにお邪魔する中目黒近辺ニャが、今年はなんと丁稚の飲み仲間、とかげ氏の披露宴があるとニャ。


丁稚飲酒帳-花咲けり川  それは最近の花冷えで止まっていた花咲きも、加速せざるをえんよにゃあ。

こちらの見所は、やはりコンクリで固められたとはいえ、水の流れと枝垂れる桜の枝、そして薄桃色の桜の花、まさに風物詩ニャ~。


 お、桜の向こうに人だかり、よくよく見ればあれは青砥駅前でたまに見る、メロンパン屋じゃニャいか?丁稚飲酒帳-メロンと猫

 出前販売車両に目を凝らせば屋号は確か、happy.happy…ちょうど腹が減ったらしいm蔵が並びに出かけたようだニャ。 持ち帰ってきたメロンパンはまさに真円。一口かじると、外側はハラッとほどけるような、柔らかいようなクリスプさ、そして中身がもたつくこともなく消えゆくようなはかなさ…まさにメロンパンの鎌倉三代や~。

 
まあ、丁稚の評価はともかくとして、ともかくこれはうまい。青砥のリブレ前に季節(秋、冬の火曜だったかにゃ)ごとにで店するときは、やはり買って帰らねばならんニャ。うまいうまい。

 さてはてメロンパンで腹も満たしたし、そろそろ披露宴に向かうかニャ。
丁稚飲酒帳-猫ぼんぼり  その前に、目黒川といえばやはりこのボンボリだにゃ。漢字で書けば雪の洞、なんとも抒情的だニャあ。

 しかし、素人さんぽい方が、焼酎一杯五百円とかで商売をしとるが、この辺は本職のアニさんのチェックは入らんのかにゃあ、まあ素人目の心配ニャが…。ともかくも、川べりだけあって咲きそろうまではもう少し時間がかかると思うけど、今年はやはりほころびが早いニャあ。


 そんな目黒川を後に、都立大学の住宅地をさ迷っておりますと、なんと豪邸が多いことやら。紆余曲折を経て、なんとかめざすパーティ会場に着いたニャ。なんとも立派な式場、やはり新郎新婦の趣味がでるにゃあ…「せんせい~、あたいもそこそこ頑張ってえらんでるですけど~」

 そうだニャ丁稚、お前はお前でよく頑張った、感動した…ただ、人としてのセンスはニャあ… 「せ、せんせ~、あたいのファッションが昭和だって言いたいんでゲスね~」…それ以前に、お前のお気に入りのシャツは襟が擦り切れとるぞ(苦笑)。


丁稚飲酒帳-主役到来
ほれほれ、そろそろ主役のお越しニャ、ぐちはあとにして幸せな新郎新婦に拍手を送ろうじゃニャいか。

お二人とも本当に、綺麗だニャ。そして、ふたりで見つめあう姿が、なんとも幸せそうだニャ。

これまでも以上に、二人でお幸せに~。おめでとニャ~。


                                                 3月26日(木)

 ニャンコである。

 今更の感はあるが、今年最初の花見はやはりここから。駒込駅ほど近くの六義園。

 都内の桜の先駆けは、ここの枝垂れ桜である。丁稚飲酒帳-夜空の滝


 今年の春先は気温が高く、桜の開花も例年よりかなり早くなる予報が気象庁から出されていた。

やはりこの時期、毎日のように都の公園のホームページをチェックすることになるのだが、見ごろの案内の出た

この日、丁稚の帰りの足も早まろうというものだ。


 駒込駅からほど近く、例年は満開の案内が出てから来ているせいか、いつものような行列もなく、すんなりと庭園に入ることができた。高木の生い茂る中、灯篭のような弱いライトアップが微かに木々を照らす、薄暗い道を通りぬけると、一気に白く浮かび上がるしだれ桜の姿。

 なるほど、満開ではないがまさに見ごろ。満開まではあと二、三日というところだろうか。十分鑑賞に堪える咲き具合、なにより人出が少ないのがやはりいいニャ。

 暗い夜空に浮かび上がる白い花。しだれた枝に白い花が浮かび上がる姿は、さしづめ白糸の如し、夜空に浮かび上がる白糸の滝といったところか。

  
丁稚飲酒帳-枝垂れ満開  全景はこんな感じだニャ。

 満開の時期になると、もう少し下まで花が開くのだが、これでも十分とは思わんかニャ?

 満開の時期は、桜の名所はどこもそうだが、花弁よりも人の頭の数の方が多いくらいで息苦しいほどなのニャ。

 特に、丁稚がニャンコと花を撮っていると、周りの視線が痛くてニャ(苦笑)。


 なにはともあれこの桜を見上げると、今年も花の時期が到来したなと思わされる。

 こういう風物詩を感じられるのも日本猫に生まれた歓びだニャ。


丁稚飲酒帳-夜空に映える桜色 薄桃色の五弁の花、白く照らされた姿は、夜空にまたたく星のようで、まことに綺麗なものだ。滝桜というと三春が代名詞だが、この夜空の滝桜もまた、ひとつの日本の名所と言えるのではなかろうか。

来年もまたお邪魔するとしよう。今年もありがとう。


六義園 日没から21:00までライトアップ





 



ゲフゲフ、すまないねぇあたいがこんな体じゃなければ…。

 

 

花見シーズン到来に合せるように咳が止まらなくなりまして、今はやりの結核か、

 

あるいは祝インフルエンザかと疑いながら受診。所見は気管支炎っぽいかなぁ。

とりあえず抗生物質と咳止めで様子をみましょう。

 

 

ところがこの抗生物質が体にあわないのか、飲むとボーっとするは微熱は出るわで、

 

そのせいか飲みに行く気持ちが盛り上がらず。

体調不良が精神の低調を招いているのでしょうか。

 

 

そんなこんなで、わずかばかり足を運んだお店のゴールデンウィーク営業情報です。

 

例によってうろおぼえの部分もありますので、心配な方、遠くから足を運ばれる方は

直接お店にご確認ください。

 

 

 

 

宇ち多   2日(土)営業 3,4,5,6休み

 

 

ほりい   2日(土)営業 3,4,5,6,7休み

江戸っ子 2日(土)営業 3,4,5,6,7休み

丸好酒場 2,3日営業 4~12日休み

丸千葉   2~4営業、5,6日休み

いこい    「4,5,6やります」…ってな貼り紙があったような

やまと   29日営業 3日(日)定休 旗日は人数が集まれば営業するそうです

 

 

さて、どこに花見に行こうかなぁ。

 

 佐倉です。駅前ロータリー直近にシャッターショップが二店増えたり、特撮のリーダーの住まいに伊吹吾朗が暮らしていたりする町ですが(撮影上の話ね)、こんな町にも行列するところがあるとです。それがJR佐倉駅から徒歩10分ほどの、ラーメン松信。
丁稚飲酒帳-営業時間  開店は半年ほど前でしたでしょうか、たまたま休日出勤で目の前を通ったら20人近くが行列をなしていて、なんじゃ?と思ったものです。そして先日のアド街っく天国でも紹介されたりして、今も行列の続く人気店なのでした。聞くところでは、以前は行徳で営業されていた店主の出すラーメンは、太麺、濃厚、ニンニク入れますか?…そう、二郎系とのことなのですが、たまに佐倉でランチをするとなれば、覗いてみるのも一興でしょう。

 1145分にお店の前に立つと、既に八人ほどの行列。行列を予想してちょっと早目に出たのですが、開店15分前からこれだけ並ぶんですねぇ。本を読みながら定刻を待ちますてぇと、列が進みました、六人…え?入口扉には「狭いので店内での待ちは四人以内でお願いします」のお言葉。いくらなんでもと思ったら、券売機でチケットを買う方を急かせないためにちょっと待ちが入ったのですね。券売機前がはけたところで、入店できました。
 しかし丁稚飲酒帳-松信看板 しかし、中に入ってまたびっくり。小さな店舗なのですが、店内はやけにガラーンと。なんとお席はカウンター前の六席しかありません。そして、だだ広いスペースに券売機がポツン、ウェイティングの椅子が二つなので、九番目のあたくしは必然的に立ち待ちになりまして。店主の動きが見えて、いい待ちあいになりましたけどね。

 店内待ちあいしておりますれば、最初のロットが出てからしばらくして食券の確認に来てくれます。先客さんの食べ具合とゆで時間を計算して切り盛りしてくれるからか、回転はいいですよ。六席カウンターのみは、このオペレーションのためですね。一つのロットで四杯ずつの麺茹で、スープの調合、湯切りから野菜の盛りつけと流れるような店主の動きは、舞踊を見るような感があります。そして、「ニンニク入れますか?」コール。ニンニク、アブラの呪文を唱えます。ちなみにこちらのお店、ヤサイ増しは100円の食券が必要ですので、お気をつけくださいね。


丁稚飲酒帳-ニンニク乗りました  カウンタ上に出される丼を受け取ると、野菜の盛りも少なくまた麺も盛られていないということで、見た目は大人しめ。

 まずは一箸、麺からいただいてみますと、これはまさに二郎系の太麺。箸で持つと手が震えるほどの重量感。この麺に佐倉で会えるとは。いただきますとばかりに、ゴワゴワした食感の麺をわしわし噛み締めると、口の中に小麦の旨味が広がります。なにが好きでラーメン屋に行くかというと、この麺を味わいに行くわけですよ。と一口食べたところで天地返し…の必要もないかな、この野菜の量では。事実、返したら野菜がみつからなかったのは、先日の霞川公園あやと逆のパターンですな。

 


丁稚飲酒帳-見よ、この太麺  乳化したスープをすすってみれば、塩分濃くなく、かつ旨味を感じるあたしの好きなタイプ。一之江二郎に近いかな。スープだけすいすい啜れます。これは完飲の危険信号ですよ~。下調べしてたところ「薄めの二郎」という言葉がネットにあったのですが、あたしにはこの濃度で十分でございます。

 失われた野菜の捜索はあきらめて、ブタをいただいてみると、確かにこれは薄めだけど、ホロリというほぐれ方、しっとりした味わいといいこれもまた美味しいです。具材で特筆すべきは追加したアブラ。鍋から網で掬った大ぶりの脂をお玉で少しつぶして丼に投入されますが、これがプリプリのアマアマ。ブタのボリュームの少なさを補って余りありますねぇ。ここはアブラコール必須でしょう。


丁稚飲酒帳-おとなしめの天地返し  いやあ、あっという間の10分間でした。スープは完飲一歩手前まで行きましたが、この後の渇水が怖くて一口残し。結果的にはその心配もなく、夜までノンウォーターで平気でした。これもありがたいところですね。

 ん~、盛りが少し大人しめという弱点はあるけど、これだけのものが600円で味わえるなら合格でしょう。二郎に餓えた佐倉人達が行列するのも納得です。また飢餓状態になったら覗いてみようっと…惜しむらくはもう少し京成線に近いといいのだけど。

 ちなみにこの日の特別例かわかりませんが、夜に通ったら店内の待ちはありましたが行列はありませんでしたよ。夜が狙い目かしら?

 ラーメン松信 12:00 18:00~(昼夜とも麺・具切れ仕舞い) 火・水休


一日単位でめまぐるしく天候が変わりますね。

ええ、昨日はまっ晴れの中、仕事でしたよ。そして今日は曇りから雨へ。

ええ、雨男ですが、それがなにか?


そんな合間の昼下がり、職場から散歩がわりに近くの城址公園へ。

こちらは土井利勝創建の佐倉城の敷地の地形を今に伝える、自然豊かなスポット。

城はありませんけれど、土塁や堀など当時の様子を偲ばせるポイントがあちこちに残っています。直接的に現代建築の城があるより、想像力をふくらませてみた方が面白いかもしれません。

まあ、そういうあたしはお城には興味ないんですけどね(苦笑)。


丁稚飲酒帳-梅1 こちらの魅力は何よりも四季折々の自然だと思います。春の桜に始まり、花菖蒲、紫陽花、木々の緑が秋には綺麗に紅葉し、そして今のシーズンは梅の花。

出かけてみると姥が池という御池の先の小梅林には20本ほどでしょうか、白梅が見事に咲きそろっています。今シーズン、定例行事の小田原には三週間ほど前に出掛けてきましたが、あちらは早咲きでしたが、その時期に既に満開。かたやこちらは谷合とはいえ、今が満開。やっぱり向こうは南国なんですかねぇ。


青空に小粒な白い花が、きれいに映えています。鼻を近づけてみれば、

ほんのりと変わる梅の香りが芳しい。



丁稚飲酒帳-佐倉梅2  しかし、記憶違いだったかな…もう少し梅の数があったような気がするけれど、ということで広い城内を散策すると、向こうに白い霞がかった景色が見えてきましたよ。

そうそう、昔の門のあたりが今は広大な駐車場になっているのですが、その脇が梅園なのでした。こちらもきれいに咲いてますねぇ。



丁稚飲酒帳-佐倉桜  ん、白い梅の前にピンクの列が広場を囲むように植わっていますが、これは紅梅じゃないよね…あら、いつの間に河津桜なんか植えたんでしたっけ?前からあったかなぁ…まだ木が若いようで、枝ぶりも小さいながら、きれいな濃い桃色の花を咲かせています。

 この木が育っていくと、梅と合わせて、また早春の楽しみが一つ増えますね。


 しかし、昼休み時間中をつかってたっぷり歩いても、前日のオーバーカロリーは吸収できないという事実。まあ、花を愛でながらのゆったり散歩でも、歩かないよりはましでしょう。さて、今夜から明日への冷たい雨で、花が散らないことを祈るばかりです。しかし、この天気、二月下旬からもう三寒四温を先取りですかね。平日は構わないから、週末は天気になってぇ~…あ、休日出勤がない日でひとつお願いします、お天道様m(_ _)m