3月26日(木)
ニャンコである。
今更の感はあるが、今年最初の花見はやはりここから。駒込駅ほど近くの六義園。
今年の春先は気温が高く、桜の開花も例年よりかなり早くなる予報が気象庁から出されていた。
やはりこの時期、毎日のように都の公園のホームページをチェックすることになるのだが、見ごろの案内の出た
この日、丁稚の帰りの足も早まろうというものだ。
駒込駅からほど近く、例年は満開の案内が出てから来ているせいか、いつものような行列もなく、すんなりと庭園に入ることができた。高木の生い茂る中、灯篭のような弱いライトアップが微かに木々を照らす、薄暗い道を通りぬけると、一気に白く浮かび上がるしだれ桜の姿。
なるほど、満開ではないがまさに見ごろ。満開まではあと二、三日というところだろうか。十分鑑賞に堪える咲き具合、なにより人出が少ないのがやはりいいニャ。
暗い夜空に浮かび上がる白い花。しだれた枝に白い花が浮かび上がる姿は、さしづめ白糸の如し、夜空に浮かび上がる白糸の滝といったところか。
満開の時期になると、もう少し下まで花が開くのだが、これでも十分とは思わんかニャ?
満開の時期は、桜の名所はどこもそうだが、花弁よりも人の頭の数の方が多いくらいで息苦しいほどなのニャ。
特に、丁稚がニャンコと花を撮っていると、周りの視線が痛くてニャ(苦笑)。
なにはともあれこの桜を見上げると、今年も花の時期が到来したなと思わされる。
こういう風物詩を感じられるのも日本猫に生まれた歓びだニャ。
薄桃色の五弁の花、白く照らされた姿は、夜空にまたたく星のようで、まことに綺麗なものだ。滝桜というと三春が代名詞だが、この夜空の滝桜もまた、ひとつの日本の名所と言えるのではなかろうか。
来年もまたお邪魔するとしよう。今年もありがとう。
六義園 日没から21:00までライトアップ

