登山やキャンプ等で使用するガス缶について調べました。ガス缶は基本2種類に分かれます。CB缶とOD缶があります。登山やキャンプの初心者さん必見です。
※あくまで個人的にネットや缶の記載や個人の感想等で調べました。なので全てが正しいとは限りませんので自己責任にてご使用下さい。
特に登山者・キャンパーさんの初心者さんに聞いて頂ければありがたいです。
ちなみにガス缶について動画も作成して分かりやすいと思いますので是非ユーチューブへ来て、良いねとチャンネル登録宜しくでおま♪動画はこちら↓
登山・キャンプ初心者のガス缶(CB缶/OD缶)知識 テント泊で火事?MARiA麻莉亜/マリアを助けろ!?
ちなみに今回のガス缶に関してはぼくちんの好きなマリア(MARiA麻莉亜)さんが空木岳と宝剣岳の縦走でガス缶が暴発して危うくテントを燃やしそうになってたので調べました。
たまに登山等でCB缶使ってる方もいるのですが、屋外ではあまりおすすめしません。基本CB缶は屋内仕様になってます。コンビニ・スーパー・100均・ネット等近くで購入可能。
屋外仕様はOD缶になります。また性能もOD缶の方が良いです。やや入手しにくい。時間がかかる。アウトドアショップ・ホームセンター・ネット等で購入。
CB缶は日本では基本的にJIA認証と言う規格があり、ガスのブタン(ノルマルブタン)が95%配合と決まってます。CB缶は基本この規格で販売されています(例外有り)。使用は10℃以上で使用推奨。
屋内で使用する為、ブタン(ノルマルブタン)はガスの中で安全性が高い方なのですが、寒さにかなり弱いです。
このCB缶をキャンプ等で使用された方もおられると思いますが、冬の時期に使用するとほとんどガスが出なかったした経験がある方もいると思います。
ただ規格外でSOTO(ソト)さんのST-760等(他数社)はブタンが88~92%に抑えられ、寒さに強いプロパン8~12%配合されて少し強くなってます。
なのでCB缶は標高が低い屋内等で使用する事を推奨します。屋外はあまり向いてません。
※キャンプで使用するようなキャンプギアもありますね。冬や標高の高いキャンプ場はちょっと弱いかも、お気を付けて
そうなってくるとOD缶がやはり強いですね。規格で決められてないので色々ガスの配合が違って、種類によっては標高の高い寒い場所でも使えます。ちなみにOD缶は逆に屋内またはテント内での使用は禁止されています。但しメーカーは推奨してませんが雪山等で低体温症の方が危ないのでテント内で使用する場合もあります。その時は自己責任にて行います。
OD缶全てですが必ず水平でご使用下さい。そうじゃないと・・
このように暴発するのです。お気を付けて。
あと、焼網や魚焼き器、セラミック等は使用禁止。なぜかと言うとガス缶は約70℃で爆発したりするので、下に熱い汁や広い面積の器具を上に乗せると熱がこもりやすい。またセラミック等も熱を保持したりするので危ないです。
OD缶の使用方法
ガスの経路にゴミなどないか確認して下さい。あれば掃除して下さい。ガス缶にガスバーナーを取り付ける時にガスが漏れたりするので素早く回して付けて下さい。
火を付ける前につまみを時計まわりに回してて、閉まっているのを確認します。
火を付けますが、ガスの出力を調整する為、反時計まわりにゆっくり回し、つまみはそのまま手を添えて火を付けて下さい。稀に変な火の付き方をするのでその場合すぐつまみを閉めます。火が安定してる事を確認出来たらつまみから手を離します。
寒い時期などはガスの噴出が不安定になったりするのでお気を付け下さい。
保管の仕方
直射日光が当たらない40℃以下の場所。先が当たってガスが噴射するのを防ぐために、キャップは
する。無くした場合、ペットボトルのキャップ等で代用。風通しが良い場所で、湿気や水に注意。
ガスボンベの使用期限はおよそ6~7年。
注意事項
・爆発する温度70度程 ・火に近づけない ・OD缶は屋内禁止 ・テント内は使用禁止 ・コンロで炭火使用禁止 ・基本囲まない ・常に水平で使用 ・砂浜・河原・舗装路面で使用しない ・燃焼中は移動禁止 ・覆いかぶさるような物 ・面が広いものは使用禁止 ・焼き網・魚焼き器・セラミック禁止 ・再充填禁止 ・お子さんの手の届かない場所 ・航空機持ち込み不可 ・使用後冷めてから外す ・使用前につまみを確認 ・通年使用できるが20℃以下で使用
処分方法
ガス缶は必ず使い切ってから捨てる事。穴あけ厳禁。ガスが残ったまま処分する場合は、屋外の風通しの良い火の気が無い場所で、引火しないコンクリート等の地面で、ノズルを押し付けてガスを完全に抜く。
缶を振って「シャカシャカ」なるのであればまだ残ってるので、引き続きガスを抜く。冷え切ってガスが抜けない場合、手等で少し温めてからガスを抜きます。
標高の温度について
環境によって変わりますが100m高く上がるとおよそ0.6℃下がります。
OD缶の種類
ちなみにOD缶の大きさ(種類)は基本3種類あります。
ガスの種類
メーカーや種類によって中身のガスの混合率が変わってきます。
ガス缶のガスの種類は主にこの3つになります。ブタン(ノルマルブタン)・イソブタン・プロパン。
ブタン(ノルマルブタン)の沸点は -0.5℃
イソブタンの沸点は -11.7℃
プロパンの沸点は -42.09℃
沸点より上は気化、下は液体化。なので寒い雪山等で使用する時、ブタンはすぐ液体になり出にくくなる。プロパンが寒さに強い。※ガス自体は全体的に危ないがノルマルブタンはこの中で一番安全。
温度が下がり、沸点になるまでに調子は悪くなる。
なのでCB缶はブタン95%なので寒い場所では推奨されない。
ガス缶のオプション品
ガス缶のオプション品があって、ガス缶カバー等がある。
風除けもあります。重たいのでキャンプにはおすすめ。
OD缶の足(スタビライザー)もあるので倒壊をしにくくします。
各メーカーの種類や配合
メーカーや種類によってガスの混合率が変わります。
ちなみにマリア(MARiA麻莉亜)さんが使っていたのはソト(SOTO)のパワーガストリプルミックスを使用してました。
使用した環境は-1℃、配合はブタン35%、イソブタン45%、プロパン20%。なので1/3以上ブタンがほぼ液体化してたので出にくくなってたと推奨されます。
雪山登山でおすすめなのは?
エムエスアールのイソプロ 3位・ジェットボイルのジェットタワー3位・プリムスのウルトラガス 2位・EPIガスのエクスペディションが1位最強
こんな感じです^^皆様も寒い場所に行く時はお気を付けて^^
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