太亮の独言毒言 -183ページ目

太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

ウ~~~ム、予想していたとはいえ、
強烈な映像だなあ。

各国ですでに行われた聖火リレーを見ていても、
今日の映像を見ていても、一番強い印象は

「中国の方々は世界中どこにでもいる」


ってことだな。
留学生の方々や、この聖火リレーのためにわざわざ来日した方々もいるんだろうけれど、
たぶんほとんどは、華僑の方々なんだろうなあ。

同時に素朴な疑問が浮かんでしまったのだけれど、

チベットを開放したい人たちが発言している

「FREE TIBET!」

は分かるけれどさ、

中国の方々の

「中国 加油」(中国ガンバレ!)

というのは、果たして聖火リレーに対する応援としては正しいのか?

まあ、どうでもいいですよ~!とも思うのであるが・・・。

しかし長野県警、スゴイネ!金かかっていルネ。
あの伴走しているランニング部隊のウェア&帽子は今回のために作ったんだろう。

業者は大慌てだっただろうけれど、親方日の丸の仕事だから
ディスカウントもなかったろうし、美味しい仕事であったのではないか?

今後、あのウェアを使う場面はあるんだろうか?
署内秋の大運動会とかあるなら別であるが、それ以外じゃ着る所ねえよな。

まあ、どうでもいいですよ~!とも思うのであるが・・・。

ただ、大仰ではあるが、連係プレーはなかなか空撮だと見応えがあった。
出来れば上から見た時は、それが「聖火の形」に見えたりするとボーナスポイント
あげれるんだけれどなあ。

欽ちゃんが走っているときにモノが投げ入れられる場面も見受けられたが
あれは「抗議」であったのだろうか?

ひょっとしたら「差し入れ」だったのでは?

んな訳ないか?
でも、お茶のペットボトルのようでもあったしなあ。

まあ、どうでもいいですよ~!とも思うのであるが・・・。

なんだか全体として「義務を果たしています」という空気感が漂う
「聖火の護送」だね。ア~~~ア。

こんなバカバカしい聖火リレーなんか早く

やめチャイナ!

「ビックリするくらい取れる」という金属製の耳かきは、本当にすごい。

あまりに取れすぎてあまりにも面白いので
耳をほじりすぎた。

で、どうやら傷がついたらしい。
そこがカサブタになっていたのを、ありゃ?大きな獲物が・・・。
と、勘違いして、エイヤッ!と取ったら、血がタラァ~~~と垂れて来た。

本来なら耳鼻咽喉科に行かなければいけないようであるが、
出口に近い所だし、綿棒でゲンダシン塗布して、カット綿丸めて封鎖した。

イヤーウィスパーほどではないが、「右耳封鎖」な感じ。
なんかね、痒いんだよね。でもここは我慢しておかないと、
本当に医者にかからなければいけない状況になっちゃいそう。


ここ数日、お電話いただいても返事が大きな声になってしまうかもしれません。
ご了承下さい。
珍しい事ではある。下の記事にコメントをいただいた。
皆さん気にしている事なんだねえ。

ちんぱおさんコメントありがとうございます。

星野さんや他のランナー含め、ほとんどの人たちはスポンサーがらみで
走らざるを得ないみたいだよ。

たまたま、僕のDVDのプロデューサーのHさんというのが
山本浩二、田淵さんたちと同期のH大学野球部バリバリの人で、
星野さんとも交流があったりして、
彼の人となりは聞いた事があるけれど、

表に出てくる星野カラーと実際の彼とはギャップがあるみたい。

まあ、でも、妨害されたら、正しく応戦するんでしょうけどね・・・。

kanbe49さんコメント&ベタありがとうございます。
(ぼくもマイナー・トランキライザー(正規)服用者です)

落書きというのは色々あって、中には

「おっ、これは・・・!」

と、思わせる物もあるんだけれど、今回描かれていたのは
どうやら

「3XY=ホニャララ」みたいなものだったらしい。
下ネタかよ!

と、いうことから鑑みると「日本人」だね。

もし、C国の人だとしたら、これはまた、これで

落書きの題材は、意外と世界共通なのかも知れない。

などと思ってしまったりもする。
まっ、とまれ、そのレヴェルの落書きでは防犯カメラでもない限り特定は無理でしょうね。


そういや・・・

アートのジャンルにストリートの落描きから発展して来た「グラフィティ」というのがある。
キース・ヘリングもお友達のアンドレ・ミルポルスキーもグラフィティ出身だ。
日本でもこれを模倣して、お店のシャッターに許可も得ないで
「アートしちゃう人たち」がいたりする。

その創作したい意気込みはいいんだけれどね。
そこにはやっぱりルールがあって、それは守らなければいけない。
と、同時にたいていそうしちゃっている奴らの作品?を拝見しちゃうとさ、
あまりにも「ラクガキ」なんだよなあ。
制作者が考えてる程「アート」じゃないのよ。
族の「○○参上!」と同等にしか見えない。
これだって、ウマイ奴は、ホントウマイカラネ。
昔のお友達にいました。トンデモないのが・・・。

見る人たちの8割の人たちが、「消すには惜しい!」と思えるような
「ラクガキ」だったら、グラフィティも日本に受け入れてもらえるように思うんだけれどね。

つまりさ、犯人が特定できるレヴェルの「ラクガキ」なら
それはそれで意味があるようにも思うね。
(もちろん文化財に落描きしちゃったりしちゃダメダヨ!)

とまれ、無事に終わる事を祈っておりますが、
世の中的には実際はどうなんだろうなあ?
何かが起きる事を待ってしまっている人たちも多いようにも思ってしまう。

ところで、下に出ているマイクロアドの
「太ももの画像なら」つうのは何なんだ?
思わず覗いちゃったよ。

ガッカリするから覗かなくていいと思います。



4/13にオリンピックの聖火リレーのことを書いた。

んで、その聖火が明後日、日本に上陸し、長野周辺でリレーが行われる事になっている。
当初予定されていたスタート地点の善光寺が、スタート地点を辞退し、
近所の空き地からスタートするんだそうだ。
第一走者は星野さんで、
ランナーの周辺を色々な立場の方々が、おおよそ3000人で警護するんだってさ。

なぁ~~~んかね?

「平和の象徴のリレー」
ではなく
「くだらない権威の護送」みたいだ。

警護すればする程、妨害しようとする人たちのモチベーションは
上がってしまうだろうし、

たとえ、何も起こらなくても、こんな大仰な警護は「物笑い」の種だ。

欽ちゃんも走るらしいが「肺に穴」開いてるんでしょ。ウ~~~ム。

妨害しようとする人たちのやり方にもどうかと思う所はあるが、
主催している側の「知恵のなさ」もどうかと思うな。

こんな「聖火の護送」の後のオリンピックなんて、
たとえ、表面上は成功であっても、色々な火種がくすぶり続ける事は目に見えているじゃない。

出場する選手たちが可哀想だよ。興ざめだな。
姉の所へ行って来たのである。

姉も僕同様の商売で、でもついこの間まで、アナログな作業に従事していたので、
マックでは僕が師匠になっている(なんとも頼りない師匠なのだが・・・)
今日はずいぶん前に姉に購入させたCS2をインストールし、
従来のOS9で使用しているアプリのアップデート。
さらにOSXで使用できるブラウザのDR&インストールなどなどをしに行って来たのであるが、

それとは別に、姉の所には「体脂肪計」というのがあるので
にわかメタボの木村としては、是非計ってみようと思ったのである。

結論から言う。

木村の体脂肪率「20%ピタリ」どうもメタボとは違うらしい。

身長170cm、体重67.5kg、体脂肪率20%。

通信簿で言えばオール3である。
以前(2年程前)に計った時は15%弱であったから、確かに脂肪は増えているが
許容量の体脂肪率ではないか?????

では、このお腹の出具合は何なんだろう?

たぶん「筋力が落ちた」のではあるまいか???

まっ、そんな事も考えながら、夕飯はおかずだけにした。

たぶんね、筋力トレーニングと軽い食事規制だけで行けるんじゃないかとも思ったりしてる。
ビリーもDVDあるし、試してみようかと思ったけれど、
彼の力を借りるまでもないみたいだね。

何となくホっとする(甘いか?)

体重に大きな変化はないのである。
現在67kg。
170cmの体には決して重たくはないのであるが、


先日の「着るモノがない!笑」にも書いたが、10数年前まではウェストのサイズは70~72cm位。
どちらかと言えば「細身」の木村であったのだ。

それがここ数ヶ月、運動をしていないで篭っていたせいもあるのであろうが、
体重には小さな変化(2kg増)なのにもかかわらず、
ウェスト周りが急に成長?してしまったのである。
昨日、試みに計ってみたら85cmもある。(まっ、食後ということもあるのであるが)

たぶんこれは「加齢による基礎代謝の低下」と「運動不足」
さらにその状況の中での「栄養過多」から来ていると思うのである。

「栄養過多」というが、それほど大食いなのかと言うとそうでもない。
酒を呑む時は、おいしいつまみが「一品二品」あればいいし、
普段からご飯は「一膳」しか食べないし、大体我が家は4人家族だが2合しか炊かないし・・・。

つまり、摂取したエネルギーを消費しきれてしていないんだと思うのだ。

そこで、この際、ダイエットしてしまおうと決意した訳だ。
かと言って、急に走り出すのもいかがな物かとも思われるので、

まず、摂取する量を今よりさらに減らす。
特に糖質とタンパク質の質と量にこだわるようにする。

さらに夕食ではご飯を食べない。(おかずは少量摂取する)

昼食は炭水化物ではあるが、麺類(そばね)中心にして、
間食はしない。

お酒もビールは極力減らして(って言ってもそれほどノンベじゃないけれどね)
ウィスキーもしくは焼酎少量にしようと思う。

ついでに運動もウォーキングというほど、気合いは入れないが軽く散歩する事にする。
おまけに近所のプールでの水中歩行も月に二回位はしてみようかと思っている。

とりあえず、意識してみて連休明けくらいまで試してみて効果を判断しようじゃないか。

とにかく連休明けくらいまでに何とかしないと、その後の方がもっと缶詰になる予定なのだ。

先輩であり、友人であり、サッカー観戦仲間であり、Cr.でもあり、
姉の同級生でもあり、尊敬する「装丁家」でもある

笠井亞子さんから、

彼女の俳句集「東京猫柳」をいただいた。

東京猫柳


正直告白してしまうと、「俳句」というものを真面目に読んだのは
たぶん、生涯初めてなのではないか?

でもね、サラリと読めちゃう。

文字数が少ないから。とかそういう理由ではなく、

装丁の「間」が素晴らしいから。

1pに収められている句が、2句の頁とひとつの頁がある。
別に関連がある訳でもない2つの句が、微妙にリンクしているような余韻を持つ。
ひとつだけ配置された頁で感じる「余韻」はさらに強い。

書道家が余白を重要に位置づけている事と同義だと思われる。

つまり、噛み砕いちゃうと「次の頁が楽しみな装丁」なのである。

言葉の拾い方も、なんとなく共感が持てる。
文字の見栄えというか、デザイナー的な、配置を考慮しているというか、
文字のコーディネートを考慮している感がある。

素直な言葉でいえば、色々な意味で

「上手だな!」

と思ってしまう本である。

ちなみに送られて来た本を梱包していたパッケージングも亞子さんカラーでまとめられていた。

大変行き届いている。

僕には「俳句の善し悪し」は分からないけれど、
「本」という商品として、素晴らしい出来上がりである。


GWに芝生の上で読みたい本である。


今は、PCも進化して、アプリも普及して来ていて
「誰でもデザインが出来ちゃう」ように思われつつある。

でもね、正直言うと、最近のデザインは「底が浅い」と感じる物が
多くなって来たように思っている。
(無論全てではないが・・・・)

そういうご時世に、こういう行き届いた「モノ」を見せられると
何だかすごく嬉しい。癒される。

「美しい本」である。
僕にはそれだけで「大変な御馳走」である。

感謝!


笠井亞子句集 「東京猫柳」
ISBN978-4-88866-485-1 C0092 ¥2000E
西田書店刊 03-3261-4509

今、アマゾンで検索してみたら、まだ登場していなかった。

なので、本人に問い合わせしてみたら、基本的に「一般流通」はしないんだってさ。
ご購入ご希望の方は、直接、西田書店にご連絡いただきたい。
聞けば、部数も小ロットなのだそうなので、初版はレアモノであろう。

珍しくお勧めの一冊ではある。
先日来、我が家を襲っている結露から来るカビカビ攻撃。

北側の部屋は箪笥の中まで湿気がいっぱいだったので、

「エッエッ~~~~イ!」

と、気合い一発。箪笥の肥やしになっていた服を一掃した。

ポッシュボーイの革ジャンもメルローズのスーツも
ティノラスもコムサもゴルチェもVANも・・・・。
みんなみんな捨てちゃった。袋にして5袋。

一掃と同時に、まだ着られるかな?と思われる服も試着してみたのであるが
そのほとんどが「ダメ!」
成長してしまったと言えば、聞こえはいいが、実は太ってしまっただけのこと。

何せ、当時の木村のウェストは70~73cm。それをまた詰めていた形跡あり。
しかも、買った当時はバブリーな頃であったから、
素材もいい物であったので、正しくムシに食われていた。
これでは、息子が着られるようになるまで待てる訳もない。

ウ~~~~~~ム。

かなりサッパリはした。サッパリはしたが、スッカリなくなってしまった。

たとえば、今の時期にちょいと真面目な格好しようと思っても

「素材がない」

ドレスシャツはあるが、トラウザがない。合わせるジャケットがない。
靴もDVD制作してくれたスタッフにリボンタッセルあげちゃったし・・・。

さて、またここで問題なのである。
その手のスーツ、ジャケット、トラウザなどなど、
ここ10年ばかりは、買う事もなかったし、必要もなかったので

「どこに買いに行ったら良いのか?分からない!」

購入したいのは、たとえばスーツカンパニーのカッチリしたモノでなく、
少しトラッドな雰囲気を残した、むしろドレスダウンした時のウェアなのであるが、
ドレスダウンというのは、ちょっと間違うと、「お上りさん」に見えてしまうので
難しいのである。
しかも、木村ここ20年近く、冠婚葬祭と授賞式ならびに入学式などにしか
スーツを着ていなかったので、体が確実に「ジャージ体質」になっている。

つまり、まずスーツが着こなせるように体質改善から始めなければいけないのか?

ウムムム、絵を描くよりシンドイ話になりそうである。


オリンピックの聖火に対しての抗議活動が続いている。

確かに色々と疑問がある。

中国は東西に幅広く位置しているのに時差がない。
上海や北京では確かに朝なのであろうが、
チベットは真夜中である。
でも示されている時間は確かに「朝」なので朝ご飯を食べなければいけない。
会社も学校も定時に始まるからだ。
(4/10の記事でTBさせていただいたペマ・ギャルポさんの情報だ)

今、行われている聖火のリレーに関しても
あまりに奇々怪々な人々のガードを受けながら、
人の居ない所を選んで進んでいる。
なんだかなあ?と思ってしまう。

政治とスポーツは別のモノであるべきだと思うけれど、
スポーツはその歴史の中で政治の干渉を受けなかったことなんて思い出せないし。

まあ、木村的な発想だと、今行われている聖火リレーは
「テロを待ち構えている」ようにしか思えない。

いっそのことね、今ガードしている中国政府曰く
「ボランティアの学生??」を全員排除して、

その国の子どもたち大勢と一緒に走ればいいのではないかと思う。

聖火の周りを取り囲む子どもたちに脅威を与えてまで
テロを起こすであろうか?そのテロは正当性を表現できるだろうか?

僕はそう思わない。

主催者側は「子どもを盾にして」と批判されるだろうか?

これも僕はそう思わない。

オリンピックという催しを政治と一線を画した形で
次の世代に受け継いでいく。その事に参加させるのはいい事だと思う。

何より、聖火リレーでしか出来ない試みなんじゃないだろうか?

少なくとも、あの偽学生ボランティアや多くの警察官が取り囲んだまま
「聖火を護送」しているよりは、「弱きモノ」が聖火を支える方が

多くの人々に受け入れられるんじゃないだろうか?


まっ、思いつきですけれどね。

---------------------------------------------------------

この記事を書いてから25分後にしたのコメントが書き込まれた。
一応、「承認」はするけれど、僕の意図している所とは、ちょっと違う。

僕は4/7の記事でも書いた通り、ニュートラルでいたい。
おっしゃる通り、宗教や文化や人権は守られるべきだ。
でも、僕がこの記事で書いた事は、その事が主眼ではないのだよ。

特に「署名」を求めたりするものは、僕のスタイルには反します。
その事を発言した上で「承認」にします。あしからず。


CX系列で放送された「剣客商売」を観た。

偶然とはいえ、実は原作を何百回目か分からんが読んでいたので
ちょっと楽しみにしていた。

でも、結論から言うと、かなりガッカリした。

何だろうなあ?画像は鬼平とおなじスタッフだからか?問題はないのであるが、
脚本の設定に無理がある。というか、強引と言うか?
本当に美味しい所を端折っちゃっている気がするのである。

人物設定や背景設定に制限がある事はよく分かる。
登場人物に限りがあるし、背景だってそう多くの場面は設定できないんだろう。

でもね、原作を諳んじられる程読んでる人間にとっては、
やっぱり、残しておきたい場面や設定が多過ぎた。
(いや、個人的意見だと言い切っておくけれどね)

設定をスムーズにするために原作では死んでしまっている真犯人の親が出て来たりする。
「晩年の子だから、不幸な生い立ちの子だから・・・」
こんな言葉が出てくる。

ウ~~~~ム、少なくとも池波作品ではそんな感傷的な剣客は出てこないんじゃない?
真犯人であると判った時点で、「親自らが始末を付ける」
そういう始末の仕方が、その時代のその手の人なら、
あるいは池波作品なら、しごく当たり前だと思うのであるが・・・。
あまりに現代的な価値観じゃないの??

金王八幡で傘徳が張り込みをする。誰が止めても言う事を聞かず、
苔の一念で張り込みを止めない。
原作では、その傘徳の執念が実を結び、真犯人の居所を突き止める。
その傘徳の心根に秋山小兵衛が涙ぐむ。
というのが読者にとっては大事な場面なのであるが、
オンエアでは、傘徳を秋山小兵衛が慰労している間、
傘徳の代わりを務めた桶太次(原作には出ていない。別の話に出てくる)が
真犯人を見つけてしまう。

台無しじゃん!


岡場所の女郎が出てくる。
原作では、誰でも一目見たら、今時で言う「チェンジ」を申し出ちゃうような
ゴボウのようなやせこけて色が黒くて肉付きの悪い女である。
でも、その女郎からは
「まんじゅうは食べてみなけりゃ、餡の味は分からないよ」
なんてセリフが出てくる。そこが美味しいのである。

端から「いい女」じゃ、味も素っ気もないじゃん。


しかもその女は、真犯人に抱かれるのは本当は嫌なんだけれど、
イカされちゃうし、金離れもいいので離れられない。のが原作の設定。
それなのに真犯人は女郎に惚れちゃってるし、
女郎は真犯人に対して

「嬉しい」なんて台詞が出て来ちゃうと

ちょっと、興ざめは否めないよ。

脚本っていうのは、いろんな縛りがあって、いくつかの原作のストーリーから
ピックアップして新しい物語にしている事は理解できるんだけれどさ、
たとえば落語や歌舞伎や映画のように、捨てちゃいけない「小さな種」ってモノが
あると思うんだよね。

少なくとも「春の嵐」の原作で、ウ~~~ム、さすが池波作品。
ウマイ!と思っていた
そういう「小さな種」は、ほとんどカットされていた。

これはね「鬼平」では感じなかった事。「剣客商売」ではいつも感じていた事なんだよね。

さっき気になって、調べてみたら「剣客商売」の脚本の人は同じ人なんだね。

ウ~~~~ム、大変な仕事ではあると思うのですが、
原作を知っている一人の読者としては、
この脚本には「ダメ出し」させていただきます。

何だかなあ。寂しいなあ。