感動的な人類進歩の瞬間だ
少数の核を保有する超大国が国連をボイコットする中で120カ国からの大多数の国々によって核兵器が禁止されることになった。
今から11年前、国連でチャベス大統領が演説した時を思い出す。
当時チャベス大統領は国連で「昨日ここに悪魔が来た(ブッシュ大統領のこと)まだ火薬の臭いがする」と演説して、拍手喝采を浴びました。とても驚き感動した。
南米の小国ベネズエラが超大国に向かって声を上げることが、許された瞬間、あるいは国際社会での言論の自由が保障された瞬間で、それを会場の拍手が支持した。あの日にG7とかG8とか大国が牛耳る国連から、1つ1つの国が独立した国としての権限を持つようになったと思います。
今日はG120。しかも大国は議論の場の外に逃げてしまいました。
戦争はなくなるのか、なくならないのか?
僕の答えは「必ずなくなる」
第2次世界大戦に人類が出した答えは「戦争で平和はつくれない」そのステージが国連です。
70年の月日をかけて1歩1歩その国連に魂が入ってきたのではないか。大多数の国々が、「核兵器を持たない約束」を選びました。
「戦争を一緒にする約束」=軍事同盟が世界を覆っていた時代は、ソ連の崩壊と共にすでに過去のものになっています。
「戦争をしない約束」で平和をつくることこそ合理的であり、人類にとって経済的です。
戦後70年。秘密保護法、戦争法、共謀罪、日本では市民社会が日本国憲法に魂を入れるがごとく闘っています。
王様がいた時代、奴隷がいた時代、、、人間の歴史は常に富を牛耳る権力者から、多数の弱者が権利を奪い返して来ました。
だから間違いなく戦争はなくなるのです。
権力者による「力や武器」によってではなく、多数の弱者の「話し合いと法」によって。
これからも、みなさんと力を合わせて頑張ります。