丹波・篠山市、道の駅を視察 | だばなか大介オフィシャルブログ Powered by Ameba

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日本共産党河内長野市議会議員 だばなか大介

地域経済特別委員会で

5日に篠山市、7日に近隣の「道の駅」を視察しました。

 

 

篠山市では、民間団体がおこなう空き家活用による地域活性化がとてもうまくいっている様です。

 

一般社団法人 ノオトを前副市長さんが立ち上げ、全国的にも有名になっておられます。

就農体験なども行っておられます。

 

 

今回の河内長野市議会・地域経済活性化特別委員会では、「高野街道を活かした取り組み」「自然を活かした体験型」「古民家の活用」などなど様々な意見が出される中で調査事項を1つに絞り、「くろまろの郷」を中心にして食と農を通じた地域経済活性化が出来ないかとの議論に現在は至っています。

 

ですので、近隣の「道の駅」巡りも7日に行いました

1件目は河南町の309号線沿いの「道の駅かなん」

ここは、農家の方がガレージで出店していた組織が元になって法人を立ち上げ運営しています。

いろいろな付帯物は一切無し。地場産の野菜一本で勝負しています。河内長野の「アグリ」の大きい版みたいな所で、午前中が勝負たそうで何と年商を3億4000万円もあげておられます。

イチゴや大阪野菜もブランド力があるようです。

 

 

2件目は、羽曳野の「しらとりの郷」。河内長野のくろまろの郷あすかてくるでの1号店があります。

年商は11億8000万円、レジ通過者は58万人/年。

お客さんは沢山入ってます。

特産は「お花」「ぶどう」などです。

商工物産館としてタケル館(民営)が隣接

市はバーベキュー広場、公園、を管理しています。

バーベキューは4時間500円です。利用者は14500人とのことです。

 

 

3件目は、奈良県葛城市「道の駅かつらぎ」南阪奈道路を奈良に抜けてすぐの所です。

市が建設したそうです。

運営母体は株式会社が立ち上げられてそこに指定管理されています。

大きなフードコートがあります。

お話では、奈良県に来る観光客をターゲットにサービスエリア的な位置づけの戦略をとられています。

一般的な直売中心ではなく、お土産物やお弁当、加工食品を沢山扱っておられます。

キッズルームや会議室もあります。

 

 

 

4件目は、和歌山県かつらぎ町「くしがきの里」国道480号線できたばかりの鍋谷トンネルの和歌山側の入口です。

ここは鍋谷トンネルを抜けてくる大阪からのお客さんと、地元の農村の住民とが50:50ぐらいだそうです。

地元のために鮮魚コーナーを作っておられます。

都会では珍しいヤマモモなどが売っていて、大阪からのお客さんが楽しみに買っていくそうです。

何種類もの柿の葉寿司

町が建設して、既存の会社が指定管理をお願いされているとのこです。

パン屋さんやレストランも併設されていました。

 

 

5件目は、番外で和泉市「葉菜の森」。道の駅ではありません。鍋谷トンネルを越えて10分少々で着きました。

完全に民間のお店です。ドンキホーテのごちゃごちゃ感が秘訣なんでしょうか?ここも良くお客さんがはいっています。

見習うべきは、玄関前の出店だと思います。とても活気があります。

 

 

 

6件目は、岸和田市「愛彩ランド」外環沿いです。

岸和田港から直送の魚市場が出来てから、さらにお客さんが増えていると思います。

河内長野と同じ地元野菜のビュッフェレストランがあります。

ただし1250円。すこし安めです。

愛彩ランドで驚かされたのは、ほとんどが農協(JAいずみの)で運営していること。さらには隣接で「楽しい学びの体験交流館」まで農協で運営されています。

愛彩ランドも1件目の「かなん」同様で直売所の前身として小さな販売所からスタートしています。その成り立ちからも自立性があるのかなと感じました。

 

 

7件目は和泉市「いずみ山愛の郷」外環沿いのリージョンセンターです。

ここはいわゆるコミニティーセンター的なところで、ホールや図書室があります。

コミニティーセンターに直売所が引っ付いたようなイメージです。

直売所部と図書館部はそれぞれ指定管理に出されていて、直売所は吉本が指定管理をしていました。

 

 

 

1日で7件を回るのは相当ハードスケジュールでしたが、それぞれの特色があり、とても勉強になりました。

「くろまろの郷」も何かで勝負する「特色」を持つ必要があると思いました。