サークルさんのブログ -8ページ目

春節なんてアウト・オブ・眼中!頼まれたってバトルしてやんねぇぜ

この2月はもうブログを書くのも面倒なほど忙しくさせていただいております。

 

お陰様です。

 

ありがとうございます。

 

当社は国内企業様の3月末(年度末)までの光学開発品試作のご依頼と、

 

先日及びその前年の回からの海外展示会からの海外案件のご相談とで、

 

真にくっそ忙しい状態でございます。

  

「春節の期間は中国の製造関連の動きが止まるから日本の町工場は忙しい」

 

なんて言葉も其処此処となく聞こえては参りますが、

 

『ウチにはビタイチ関係ねぇっすわ』

 

ホンマにありがたいお話しです。

 

 

 

 

 

 

『中国の町工場から溢れたようなお仕事なんてやりたくねぇ!』

 

そんな事を口汚く仰る方もいらっしゃるようですが、

 

ウチは最初っからそういうのからは無関係なテリトリーに居れる訳で有難いです。

 

 

勝ち残るにはいつも中国の工場よりも優位な立場に居なければならない。

 

それは品質面なのか?

 

それとも価格面なのか?

  

いつも言いますが最新のDX化とかア〇の一つ覚えのように、

 

全国を講演して回っているセミナー講師の自慢なんかを聞くたびに、

  

私は暗澹たる気持ちにさせられたりなんかいたします。

    

DX推進の先に待っているものは本質的に先細り→倒産なんですけどね。

  

一時はDXの推進で儲けが出ても、 

 

結果的には人件費と電気代と土地代の安い国に食われて負けるんです。

 

私らその以前の”CAD-CAM化と工作機械のNC化”という変革期にちょうど居ましたが、

 

DX化もそれに似ているのかと思います。

 

”CAD-CAM化と工作機械のNC化”も全般的に最初は稼げても、

 

段々と人件費と電気代と土地代の安い国に負けましたね。

   

「近隣アジアや東南アジア諸国の奴らに繊細な日本人のごとく使いこなせるかよ!」 

 

割とそんな威勢の良い声が多かったのでは無いのでしょうか。

   

それが10年20年と経過するともう局地的な勝利しか無くなりました。

  

つまりものづくり屋のDX化で上手く儲けるのは、

  

DX関連セミナーの主催者とセミナー講師って事ですね。

 

DX化セミナー参加者は皆さんそいつらに吸われる養分って事です。

   

考えるべき事は、

  

いかにDX化に掛からない場所でお仕事をするのか?

  

本質的にはそっちやろ??

 

つまり局地的な大勝利を目指すしか無いのでは?

 

とか私は思いますけどね。

 

 

 

 

 

 

 

サンフランシスコにて肌で感じた事

 

 

 

サンフランシスコで感じた事は、

 

やはり物価が高いなぁって事でした。

 

連日の夜はレストランでの食事でしたので比較の基準が無く、

 

まあ高~い感じだけはしてました。

 

 

 
 
最終日は部屋飲みだったのですが、
 

持ち帰りのバーガーキングのダブルワッパーチーズとポテトのLの単品で、

   
2500円でしたからやはりアメリカの物価は高いのには違い無いのでしょう。
  
 
 
それよりも今までの海外出展との違いを感じたお話しを。
 
展示会のブースで商談が終わってから、
 
「もしかして中国企業ですか?」
 
とか聞かれるってパターンは今までには無い経験でした。
 
『いいえ、日本企業です』
  
と答えると、
  
安心したような笑顔で大変喜んでいただきました。
  
これってどうも中国企業か否かを確かめられているようなんです。
 
それだけ中国企業というだけで欧米の企業から締め出されつつある表れかもしれないんです。
  
あんまりマスコミとかでも聞かない自分の肌で感じたお話でした。
  
※商談は英語が出来ない私ではなく光学商社さんがやってくださってますけど…。
   
  
で、お次は5月のドイツ・フランクフルトの展示会出展の予定なんですが、
  
当社は中国企業では無いというアレで、
 
とりあえずでこんなのを買ってみました。
 
 
 
 
 
中国企業ではなく日本企業ですよというさりげないアピールを国旗でと。
  
さて買ったは良いが実際にどう使おうか?
 
 
しかしまぁ、考える事がベタやなぁ。。。
 
 
 
 

サルにでもわかる中国経済成長5%の大嘘

GDPは 景気の良し悪し です。

 

また GDP ≒ 消費 + 投資 です。

  

昨年の中国の経済成長率が2023年は5%だったそうです。

  

もちろん中国発表の数字は出鱈目です。

 

 

中国のGDPの30%を占める不動産関連産業だけを見ても、

  

前年比で17%減少。

  

0.3(30%)x0.17(17%)=0.05(5%) 

  

それってGDP前年比で5%のマイナスですやん。

  

 

他の要因でプラスになっている可能性はある。

 

しかし、設備投資の減少がはっきりしている。(GDP≒消費+投資)

 

一例として私らの関連である工作機械受注の推移ですが、

 

これもどんどん減っている。 

 

 

 

 

設備投資額が減っているのですからGDPは下がって当然ですね。(GDP≒消費+投資)

 

実際に超精密工作機械メーカー様の情報ですが、

 

貰えるはずの地方政府の補助金が貰えないので、

  

注文を受けて作った工作機械に代金を支払って貰えないパターンでの在庫が増えているとか。

  

 

今後は明白になってきたEV推進の大失敗にプラスして、

 

半導体製造装置の輸入制限(アメリカ主導のデカップリング→デリスキング)で設備導入がSTOP。

 

まあ、半導体は自国で賄えるようにしましょうってのが先進各国の流れですから、

 

中国の半導体製造なんてもうアテにしないって事ですね。

 

 

それと今後の中国にとっての問題は、

 

今までは”後発国の優位”でマネとパクリで発展しては来れたが、

 

ここまで警戒されたらもうマネとパクリではこの先は進めないというかなりの難問ってかムリゲー状態。

  

 

また商品を売りたくとも中国包囲のデリスキングが原因で輸出は、

 

特に付加価値の高い商品で減少の傾向になります。

   

 

とどめに人口減少と高齢化社会ってか高齢者社会。

 

 

中国政府の破産(倒産)認定の先延ばしと不良債権処理の遅延による経済の混乱と、

  

上記の複合要因での”消費”の減少。(GDP≒消費+投資)

 

政府が企業倒産を先送りしていると商売して良い相手が誰かわからなくなりますから商売している側はかなり怖い。

 

それに消費者は景気の見通しが悪ければ買い控えますわな。

  

 

今後中国は「毎年のGDP数%の成長」を発表し続けるでしょうがそんなのは大嘘。

  

消費と投資が減ればGDPは減って当たり前。

 

それが増えるというのは数字が希望的なテンプラって事です。

 

いずれそんな(都合の悪い)数字も発表しなくなる。

 

 

でも本当の事を言おうもんなら反スパイ法で突然身柄拘束→行方不明(?)。

 

 

話をまとめると、消費と投資が減った中国に経済成長など有り得ないって事ですね。(GDP≒消費+投資)

 

 

翻ってどうぞ日本の製造業にエエ風が吹きますように!