春節なんてアウト・オブ・眼中!頼まれたってバトルしてやんねぇぜ
この2月はもうブログを書くのも面倒なほど忙しくさせていただいております。
お陰様です。
ありがとうございます。
当社は国内企業様の3月末(年度末)までの光学開発品試作のご依頼と、
先日及びその前年の回からの海外展示会からの海外案件のご相談とで、
真にくっそ忙しい状態でございます。
「春節の期間は中国の製造関連の動きが止まるから日本の町工場は忙しい」
なんて言葉も其処此処となく聞こえては参りますが、
『ウチにはビタイチ関係ねぇっすわ』
ホンマにありがたいお話しです。
『中国の町工場から溢れたようなお仕事なんてやりたくねぇ!』
そんな事を口汚く仰る方もいらっしゃるようですが、
ウチは最初っからそういうのからは無関係なテリトリーに居れる訳で有難いです。
勝ち残るにはいつも中国の工場よりも優位な立場に居なければならない。
それは品質面なのか?
それとも価格面なのか?
いつも言いますが最新のDX化とかア〇の一つ覚えのように、
全国を講演して回っているセミナー講師の自慢なんかを聞くたびに、
私は暗澹たる気持ちにさせられたりなんかいたします。
DX推進の先に待っているものは本質的に先細り→倒産なんですけどね。
一時はDXの推進で儲けが出ても、
結果的には人件費と電気代と土地代の安い国に食われて負けるんです。
私らその以前の”CAD-CAM化と工作機械のNC化”という変革期にちょうど居ましたが、
DX化もそれに似ているのかと思います。
”CAD-CAM化と工作機械のNC化”も全般的に最初は稼げても、
段々と人件費と電気代と土地代の安い国に負けましたね。
「近隣アジアや東南アジア諸国の奴らに繊細な日本人のごとく使いこなせるかよ!」
割とそんな威勢の良い声が多かったのでは無いのでしょうか。
それが10年20年と経過するともう局地的な勝利しか無くなりました。
つまりものづくり屋のDX化で上手く儲けるのは、
DX関連セミナーの主催者とセミナー講師って事ですね。
DX化セミナー参加者は皆さんそいつらに吸われる養分って事です。
考えるべき事は、
いかにDX化に掛からない場所でお仕事をするのか?
本質的にはそっちやろ??
つまり局地的な大勝利を目指すしか無いのでは?
とか私は思いますけどね。