「エネルギーバンパイアから縁を切られたら業績が好転した話
仕事でもプライベートでも、
会った後にドッと疲れが押し寄せる存在がいます。
そんな存在は「エネルギーバンパイア」と呼ばれるそうです。
かつての私の周りにもそんな知人がいました。
「相談があるんで飲みに行きましょう」
と呼び出されては話が嚙み合いません。
お互い切磋琢磨するような話にはならないのです。
ほとんどの場合、支払いは年上だから役目としてこちら持ち。
会った翌日はやる気が出るどころか何だか精神的な疲弊を感じます。
そんな関係に終止符が打たれたのはある日のこと。
彼が前向きだと称するある計画に対して、
私は無謀であり無駄になるから勿体ないとの親切心で引き止めたところ、
思いっきり逆ギレされてしまったのです。
「私の成功を邪魔するならもうあなたとは絶交です。今後一切関わらないで!」
善意で助言したつもりがまさかの「私の方が悪者」扱い。
あまりの呆気なさに言葉を失いましたが、
結果的にこれが最大の転機となりました。
エネルギーバンパイアは成功への足を引っ張る存在だから、
その彼の足を引っ張る私との縁を切れば、
それは彼の好転への契機になるはずです。
それもまた彼にとっては良いことに違いありません。
で、彼との関係が遮断されてからその後はどうなったのか?
どこかで成功の余韻と達成感に浸っているのかもしれません。
ただ、その後の彼の足跡はわからなくなったので本当に私は知りません。
しかし、この頃からの私の側は驚くほど状況が変わりました。
①会社の売上が目に見えて向上
②前向きで生産的なビジネス仲間が増加(これが大きい)
③精神的なストレスが激減
④加工技術のコンテストで賞をいただいたり技術講演に呼ばれたり
もちろん時期的な要素がかなり大きいとは思いますし、
人生を切磋琢磨する新たな良い友人達ができたのもあったのでしょうけど
運勢はここまで好転するのかと痛感しています。
もし”あなたを疲れさせる人間関係”に悩んでいるなら、
それは"手放すべきサイン"なのかもしれません。
空いたスペースには、必ず新しい「良い縁」が舞い込んできます。
※いや手放すどころかこっちが放逐された側なんですけどね。(笑)
サブミクロンの壁に挑む / プラスチックレンズ切削加工の真髄
「プラスチック加工なんて誰にでもできる」
そう口にする加工技術者もいますが、
私たちが挑んでいるのはその遥か先、サブミクロン(0.1ミクロン単位)の世界です。
現在、直径50mmを超えるレンズ加工において、
非常に高い壁に直面しています。
同じ材料、同じデータ、同じ環境で加工しても、
測定値(PV値)が0.5ミクロンだったり1.5ミクロンだったりと安定しないのです。
なぜプラスチックレンズの切削加工は難しいのか?
金属と違いプラスチックは非常に脆弱で繊細です。
測定のバラつき: 補正をかけても数値が安定せず、追い込みが極めて困難。
異方性の影響:中心から見て X軸方向とY軸方向でわずかに形状がズレる現象(アスの相違)。
経時変化: 納得のいく精度で仕上がっても翌日には形状が変化していることすらあります。
さて、今年の決意。
「何やようわからん」と頭を抱える瞬間もあります。
しかし、この不安定な素材をいかに制御し、超高精度を安定して叩き出すか。
ここにこそ、プラスチック切削の真の面白さと価値があると信じています。
2026年、この技術的課題を必ず克服し、
次世代の精度をサークルアンドスクエアが確立いたします。
私共の挑戦にご期待ください♪(←そのキモチ悪い音符と言い方はヤメい!)
2026年の1月は過去イチ順調です
大晦日に行った床の防塵塗装が元旦には見事に乾き、
新たな一年の幕開けに相応しい姿となりました。

左手前の空いているように見えるスペースですが、
2026年中に新しい設備を追加する予定です。(内部留保金の範囲で)
本来は超精密5軸加工機の出物を入れる予定で空けていたのですが、
結論としてウチには不要だと判断し辞退したので、
この画像からは見えませんが現状は三鷹光器のレンズ測定機を置いています。
さて昨年の最終のブログではかなりトゲを抜いたつもりですが、
それでも多分トゲが出ているようなブログを上げちゃいました。
でも、切削の「加工技術は設備に依存する」と言うのは揺るがない基本的な考え方です。
前回のブログに書いたように口(営業力)で優れた品物を作る事は出来ません。
また、「職人技」とか「機械を騙す」と言われる私には理解不能な日経新聞やテレ東やNHKが好んで使うワードも、
それは精度レベルの低い所での話です。
私が尊敬するレンズ業界の技術者さんは、
【保有設備 ≒ 何が作れるか】
これが"営業の"基本中の基本だと仰っています。("営業の"です)
私もその事をこの光学業界の末席で実感しています。
また、この言葉は実はかなり冷徹で残酷な言葉でもあります。
優れた設備導入があってこその加工技術の研鑽だと私は考えています。
と言うか心底実感しています。
昨年は8月までは調子が良くなかったのですが9月から尻上がりに良くなり、
この1月はすでに調子が良かった先月と同じ額のお仕事を請けています。
なので私は今年も精一杯頑張ります♪

