人は自責でないから同じ事を繰り返し多責だから進歩が無い
人間というものは、
「自分には人徳や人望がある」
と思い込んだり
「自分は何をやっても何を言っても許される存在」
なんて心に支配されますと、
もう何も学べない状態だと思います。
つまり人間としての進歩が無くなると言う事です。
ちょっとした過去の笑い話のようなネタなんですけど、
ある社長さんが社員さんとの飲み会で、
目一杯の洒落のつもりのパロディーグッズを身に着けていた。
(画像はイメージです)
社長がどう思っていようが、
基本的に会社内って面従腹背が一般的です。
もし社長の渾身のボケにたとえ気付いていても、
社員の誰も話題になんかしないのは当然です。
ってか、いちいち社長の相手をするのが面倒くさいからただスルーしただけ。
ところがウケるつもりがスルーされた社長さんは、
「当社の社員は感性の感度が低すぎる!」
って、いやどっちが?
”感性の感度が低すぎる”と反省するのはその社長さんの方です。
そんな経営センスですから、
いつの間にかその会社さんの名前を聞く事も無くなりました。
過去に誰かから聞いたそんな厳しい話を、
引き出しの奥から出てきたこのTINKO電池を見て思い出しました。
人徳や人望が無いと他人様から言われ続け、
何をやっても褒められたためしの無い私が言うのも何ですが、
自己反省の繰り返しの重要さを痛感されられるお話しですね。
ハッタリ人生とは逆に実力より下に見せるとどうなるのか?
今日はちょっと私が好きなお話を。
1時間の演奏で約600万円以上と評価される世界的な天才バイオリニスト、ジョシュア・ベル。
ワシントンD.C.の地下鉄駅で路上ライブを行ったらどれくらい稼ぐのか?
ワシントン・ポスト紙が2007年に行った実験の実話。
一般の路上ミュージシャンの格好をして何億円かのストラディヴァリウスで演奏しました。
結果は惨憺たるもので45分間の演奏で僅か3500円の投げ銭だったとか。