サークルさんのブログ -6ページ目

モノづくり屋が静岡県知事選に出馬を考えた理由とは

実は今の日本のモノづくりというのは、

 

別の言葉で言うと頭脳勝負なんです。

 

静岡県知事なんぞをやって、

 

リニア新幹線の工事進捗の邪魔をして全国民に迷惑を掛けたり、

 

自分たち静岡県庁職員は特別な選ばれた者なんだと根拠の無い意識を植え付けたりとか、(公僕なんですけど)

 

その他いろいろなテメエの失言の火消しをして回ったりとか、

 

ということと違って、

 

基本的にモノづくり屋の皆さんは頭脳、知性の高い方たちです。

 

 

私は当時の郵政省の国家公務員試験の倍率20倍を突破して公務員(郵便局勤め)になりましたが、

  

公務員勤めが体質に合わずたった一年と少しで辞めてしまいました。

 

今となってみればモノづくり屋の経営の方が年収も高く結果的には良かったのかと思っています。

 

ちょっと静岡県知事の俸給を調べてみましたが今の私の方が年収も良いです。

 

零細企業経営ですが無借金で一人役員ですから私の会社にもお金を残せています。

 

割と好きなものを食べたり、

 

好きなクルマに乗ってたりもできています。

 

 

 

 

モノづくり屋の皆さんは頭脳、知性が高く無ければ

 

良くてゾンビ企業、悪くて廃業や倒産しているはずです。

 

野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとかも、

 

頭脳、知性が高く無ければ

 

やはりゾンビ状態の経営やら廃業や倒産しているはずです。

 

その「物を作ったりとか」って扱いをされている側として、

 

次の静岡知事選挙に出てやろうかと思いましたが、

  

知り合いが極端に少ないので当選は無理っぽいのでヤメにしました。

 

あとやっぱ静岡知事の俸給って今の私の年収より安いしね。

 

そんな程度の仕事をやるのなら、

 

頭脳と知性の高さを生かしてモノづくり屋を続けようと思います。

 

 

 

 

 

借り入れた資金の使い道の95%が失敗な理由

先日書きました”倒産グレード9”の町工場の話。

 

なぜそうなるまで追い詰められたのか?

 

そこまで考察しないとただの悪口で終わってしまいます。

 

また私も「誹謗中傷の多いやから」で終わらされてしまいます。

 

  

町工場の経営者が次の事業展開の為に銀行から借り入れをします。

 

そこで何に投資しますか?

 

生産手段の充実を第一に工作機械をバンバン買い足すのも有りでしょう。

 

社屋をキレイにリニューアルまた最新のディテールに置き換えたり、

 

日本全国にどんどんと営業所を立ち上げたりの営業的なテコ入れも有りでしょう。

 

各地の町工場をM&Aして一大パワーとなるのも有りでしょう。

 

そこは各経営者の得意分野の勝負で良いのでしょう。

  

 

経営の数字を見る際ですが、

 

良い数字の場合は何を語っても、

  

たまたま偶然に結果が出たというのが実情でしょう。

 

逆に悪い数字の場合、

 

いくら緻密な計画でもその方法がボウズ(丸っきりダメ)だったと言う事です。

 

 

 

 

 

 

その動きで一番理解しやすかったのはコロナの際のゼロゼロ融資の対応。

 

「これから景気悪くなるから運転資金を厚めにしてよね」

 

これは政府からのメッセージ。

 

それに対して、

 

『未来への投資』

 

として運転資金として取っておかずにお金を遣ってしてしまう。

 

それでも数字が上がれば経営判断は正しいという事になりますが、

 

その結果で”倒産グレード9”では経営判断が間違っていたと言う事です。

 

帝国データ何某の”倒産グレード9”になると、

 

もう新規の銀行融資の審査は厳しいそうです。

 

あと、大手企業との新規取引も厳しくなります。

 

なぜなら継続性(「仕事を出してもいつまで請けてくれるのかな?」)に問題があるからです。

 

帝国データ何某の”倒産グレード9”とは、

 

将棋で言うところの”詰み”とは言いませんが”必至”くらいのアレって事ですから浮いた一手での逆転も…、

 

まあほぼゼロですね。

 

  

結論ですが、

 

経営判断として何をやろうが資金を何に使おうが、

 

「数字としての結果が出れば良い」のです。

 

極端に言うと遊んでいるような事をしていても、

 

馬鹿げたようなような事をしていても、

 

「数字としての結果が出れば良い」のです。

 

 

 

そんな訳で本日はエープリルフールですが、

 

私も頑張ります♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他山の石として

私が良く引用する喩え話です。

 

囲碁の藤沢秀行先生と将棋の芹沢博文先生は、

 

棋士の分野を越えてお互いを兄弟分と呼ぶ仲良しで、

 

また大の飲み仲間でもあった。

  

二人がお酒を飲んでいる席で、

  

「囲碁・将棋の神様の棋力を100としたら自分たちはそのうちどのくらいの棋力か?」

 

を紙に書いて見せ合ったことがある。

 

藤沢先生は酔って気が大きくなってちょっと多めに「6」と書いた。

 

芹沢先生は「4か5」と書いていた。

 

藤沢先生は自分の思い上がりを恥じた。

 

という話。(ただし、諸説あります)

 

 

 

私は「他人の会社がどうとか」ばかりを言う悪人側だそうです。

 

ただ、他社から学んで自社に生かせば良い。

 

またその内容を読んでバーチャルな経験値を積み増せば良い。

 

とか思っていますので、

 

それで付いた”悪人キャラ”だとしたら何ら恥じる事は無いと思っております。

  

 

さて、私の周りではよく話題にのぼる”未来を先取りした理想的なカタチの工業試作屋”さん。

  

先日、帝国何某(なにがし)とかという信用調査会社様が来られたのを機に、

 

その”未来を先取りした理想的なカタチの工業試作屋”さんの

 

”倒産予想値”(10段階で1→10になるほど予測値が濃厚になる)

 

というものを引っ張ってみました。

 

私の予想は、

 

「4か5」

 

でしたが、

 

ウチのナカハラ工場長の予想はそれを上回る、

 

「8」

 

でした。

 

で、答え合わせ。

 

帝国何某の倒産予測値グレードは何と、

 

 

 

 

 

 

 

「9」

 

でした。

 

私は経営者としての思い上がりを恥じました。

 

 

おしまい

  

  

 

 

いやいや…

 

詳細分析についてはまた改めて書きます。

  

ただ、世の中的に成功しているように思われていても、

 

「内情は火の車」

 

経営者ならそういう見栄っ張りな話を絶対に鵜呑みにしてはいけない。

 

良さそうに見える悪い話に気をつけろ!

 

いつもここで言っているというよりも、

 

ここでは同じような話だけのような気もいたしますけどね。