他山の石として | サークル山(さん)のブログ

他山の石として

私が良く引用する喩え話です。

 

囲碁の藤沢秀行先生と将棋の芹沢博文先生は、

 

棋士の分野を越えてお互いを兄弟分と呼ぶ仲良しで、

 

また大の飲み仲間でもあった。

  

二人がお酒を飲んでいる席で、

  

「囲碁・将棋の神様の棋力を100としたら自分たちはそのうちどのくらいの棋力か?」

 

を紙に書いて見せ合ったことがある。

 

藤沢先生は酔って気が大きくなってちょっと多めに「6」と書いた。

 

芹沢先生は「4か5」と書いていた。

 

藤沢先生は自分の思い上がりを恥じた。

 

という話。(ただし、諸説あります)

 

 

 

私は「他人の会社がどうとか」ばかりを言う悪人側だそうです。

 

ただ、他社から学んで自社に生かせば良い。

 

またその内容を読んでバーチャルな経験値を積み増せば良い。

 

とか思っていますので、

 

それで付いた”悪人キャラ”だとしたら何ら恥じる事は無いと思っております。

  

 

さて、私の周りではよく話題にのぼる”未来を先取りした理想的なカタチの工業試作屋”さん。

  

先日、帝国何某(なにがし)とかという信用調査会社様が来られたのを機に、

 

その”未来を先取りした理想的なカタチの工業試作屋”さんの

 

”倒産予想値”(10段階で1→10になるほど予測値が濃厚になる)

 

というものを引っ張ってみました。

 

私の予想は、

 

「4か5」

 

でしたが、

 

ウチのナカハラ工場長の予想はそれを上回る、

 

「8」

 

でした。

 

で、答え合わせ。

 

帝国何某の倒産予測値グレードは何と、

 

 

 

 

 

 

 

「9」

 

でした。

 

私は経営者としての思い上がりを恥じました。

 

 

おしまい

  

  

 

 

いやいや…

 

詳細分析についてはまた改めて書きます。

  

ただ、世の中的に成功しているように思われていても、

 

「内情は火の車」

 

経営者ならそういう見栄っ張りな話を絶対に鵜呑みにしてはいけない。

 

良さそうに見える悪い話に気をつけろ!

 

いつもここで言っているというよりも、

 

ここでは同じような話だけのような気もいたしますけどね。