人っておもしろいもので、
「これは嫌だ!」はわりとすぐ答えられても
「じゃあどうなりたい?」になると
とたんに、思考が止まってしまったりする。
変わりたいと思う時も、
同じような構造なのかな?と。
全てがそうだというわけではなくて、
これは、そういうケースもあるということ。
今の自分は嫌だから、変えるしかない。
そう思い込んでしまうことがある。
ただ、その「変わらなきゃ」という声は、
社会のルール、周囲の期待、誰かの基準で、
自分の内側からきたものではないとしたら?
自分の内側からきた思いじゃないと、
嫌な未来を思ったり不安を
燃料に自分を走らせようとします。
きっと、自分からの本当の声であれば
「もっと自分を生きたい」
「もっと自由になりたい」
そんな衝動からのはず。
その感覚を忘れたとき、
変化は苦しくなる。
そもそも「変わる」という言葉は
けっこう危ういものだなと思います。
――それは
今の自分への否定を含む場合もあるから。
余談ですが、セッションで
変わりたいという相談内容をみた時に、
「え、もう十分できているのに?」と
思うことってけっこうあるんです。
その変わりたいという思いが、
わたしにはその方の魅力にすら感じたり。
自己受容って、
最近のテーマだなと感じています。
自分のことって、わたしも含めて
盲目になりやすいものです。
それは近すぎるゆえ。
だから、“変われない”と感じる時は
自分の声を深く聞くチャンスです。
「自分が一番ほしいものってなんだろう?」
「なんで変わりたいのだろう?」
そんな風に問い直せるのは、
立ち止まったときだけだから。
変わることは、
別人になることでもないし
遠くにあるものでもなくて、
自分の思い描く場所へ“移動”する
そんなイメージがいいかなと思います。
移動手段だって自分次第!
だから、
不安ではなく願望を燃料に
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