思考を広げていくと、
現実は想像以上に変わるものです。
山のふもとから見える景色と、
山の上から見渡す景色は、まるで違うように。
同じ場所でも、
高さが変われば“見えるもの”が変わります。
思考もまた同じです。
思考の視野を広げることで――
見える景色も、
入ってくるものも変わってきます。
= 自分のキャパが広がる。
すると、今まで問題だったことが、
簡単に解決したり、
そもそも問題と感じなくなることも。
それは、自分キャパが広がるから
今までの問題が自分の中で
物理的にも小さくなるからです。
多くの人が「大きな問題」として
とらえてしまいやすいのが――
自分の中の「ブロック」です。
「お金のブロック」や
「恋愛のブロック」など、
自分には様々な制限があると
思い込んでしまうことがあります。
そして、このブロックがとれれば、
うまくいくと信じてしまう。
(もちろんそれもひとつの手)
ただ、潜在意識視点からみると、
"恋愛”や”お金”という
カテゴリーはありません。
カテゴリー分けしているのは、
自分の「思考」です。
ブロックというのも、
人間がつくりだした概念で、
実態はないものです。
人間の事情なんて関係のない
潜在意識からみれば、
「障害があるほうが好き」
そんなニュアンスで、
受け取っているかもしれません。
ブロック解除なるものをやっても、
効果を感じられない時は、
それが本当のブロックじゃない
可能性があります。
実際にセッションをしていると、
こんなケースに出会います。
「お金のブロック」だと思っていたら、
根底にあったのは――
自分が嫌い という感情だった。
それがあらゆることと
密接につながっていて、
結果てきに”ブロック”のような動きに
なってしまっていたということが。
ちょっと想像してみてください。
自分が嫌いな人を、
心から応援できますか?
「あなたなら絶対うまくいく」と、
信じてあげられますか?
自分を嫌っていると、
自ずと応援も信じることも
難しくなってしまいますよね。
そうすると、望むものが
手に入りにくくなります。
それを、ブロックがあるように
感じてしまうこともあるのです。
(ブロックといえばブロックですがね)
ここで、思考を広げてみると
ブロックを信じて
自分を信じていない
という構図が見えてきます。
思考を広げることを、
とてもシンプルにいえば、
決めつけないことです。
現実はいつも流動的であり、
諸行無常だからです。
ブロックだって、
あるかもしれないし、ないかもしれない。
そして、もうひとつ
違う可能性をみること。
どんなに目の前が最悪な状況でも、
頭の中で違うイメージを描き、
現実を一新させる力は、
人間だけに与えられたものだからです。
※過去記事に加筆しました。
CoreSession⇒☆
木を見て森を見ずにならないように