東京リーシングと土地活用戦記 -100ページ目

東京リーシングと土地活用戦記

ニーチェ・ツァラトゥストラの言葉「神は死んだ、神なんかもう信じるな」「強い風が吹く所に一人で立て!そこは非常に厳しいけれど、人間自分自身が主人公だ!風を受けて孤独になれ!」「真理などない。あるのは解釈だけ」いいねー。スバム読者申請コメント削除します。

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サイバーナイフIIは、眼(X線管装置)と腕(マニピュレータ)と頭脳(治療計画装置)を持ち、細いX線(ナロービーム)を集光照射することで病巣を治療する定位放射線治療システムです。照射装置であるリニアックは、マニピュレータに取り付けられています。
リニアックは6軸自由度(6つの関節)を持つマニピュレータを用いて、約100箇所のあらかじめ決められた照射ポイントに移動します。さらに各照射ポイントは12方向に振ることが出来るため、理論上は約1200本のビームが可能で、これにより複雑な形状の照射野にも対応することが可能です。

サイバーナイフで「切らないがん治療」の適応は広がるか?

がんナビ 2010/10/26 日経

 ロボット技術を応用した最新の放射線治療「サイバーナイフ」が注目を集めている。これまでは脳腫瘍(しゅよう)など、主に頭部のがんに使われてきたが、照射の精度が高まり、今まで以上に幅広い部位のがんに対象が広がる可能性が出てきた。最先端の「切らないがん治療」は、どこまで広がるのだろう。


2010年10月5日に発売されたサイバーナイフの最新機種。6カ所の関節を持つアームが自在に動いて、さまざまな角度からX線ビームを照射する(ベット上の患者は人形)。価格は6億円程度
 サイバーナイフの装置は巨大だ。工業用ロボットのようなアームの先端にX線照射ヘッドが付いている。このヘッドがコンピューター制御で自在に動き、さまざまな角度から、がんがある体内の一点めがけてX線ビームを打ち出す。「多方向から少しずつ照射することで、がんにだけ放射線の効果を集中させるのが狙い」。埼玉医科大学国際医療センターでサイバーナイフ治療を行っている、放射線腫瘍科外来医長の塚本信宏氏はこう話す。

 体の組織は、X線ビームが当たるとダメージを受ける。がんを狙って照射されたビームは正常な組織を貫通していくが、ビームごとに照射角度をずらすため、正常組織へのダメージはビーム1本分だけで済む。一方、すべてのビームが集まるがんには、大きなダメージが与えられる。体の奥にあるがんだけを破壊し、正常組織の損傷は少ない。副作用が出にくいのがメリットだ。もちろん手術は不要で、傷も残らない。


埼玉医科大学国際医療センター放射線腫瘍科外来医長の塚本信宏氏
 このように、多数の角度から放射線を当てて効果を集中させる治療を「定位放射線治療」という。これは従来から行われてきた放射線治療の手法だ。

 だが照射中に患者の体が動くと、ビームの狙いがずれて計算通りの効果が得られない。特に、呼吸によって内臓の位置が常に動いている体幹部(体の胴体部分)では、狙いを定めるのが難しい。そのため、これまで定位放射線治療は主に、動きが少ない頭部のがんを対象に行われてきた。

 しかし、体幹部にも照射できる装置がいくつか登場しており、今後は状況が変わっていくかもしれない。特にサイバーナイフの最新機種には、患者の呼吸リズムに同調させてヘッドを動かすプログラムが入っており、呼吸をしている胸やお腹でも、がんから照準を外さずに照射し続けられるからだ。「ビームを当てたくない骨などを外して照射することもできる。頭部以外のがんに対しても使える可能性が広がった」。塚本氏はこう期待を寄せる。

日本のがん治療は放射線治療が少ない


図1 がん患者が放射線治療を受ける割合
 米国でサイバーナイフが生まれたのは1994年。最初は頭部が中心だったが、照射精度が高まった2004年ころから頭部以外にも使われ始めた。海外では既に、肺がん、肝臓がん、乳がん、すい臓がん、前立腺がんなどに対して、かなりの治療実績があるという。装置を製造するアキュレイ社によれば、世界中で行われたサイバーナイフ治療のうち、2008年には頭部以外に使われた治療件数が頭部の件数を上回っている。

 国内でも、2008年に体幹部のサイバーナイフ治療が保険の対象として認められるなど、使用範囲が広がる環境は整ってきた。だが実際には、体幹部にはあまり使われていないという。国内でサイバーナイフを備える医療機関はまだ20カ所ほどだ。

 そもそも日本のがん治療は、欧米に比べて、放射線治療が少ない。欧米ではがん患者の6~7割が放射線治療を受けるのに対して、日本では3割を切る(図1)。一方で、日本は手術を行う割合が欧米よりかなり高いといわれる。


国立がん研究センター中央病院放射線治療科科長の伊丹純氏
 これには歴史的な事情がある。日本人には昔から胃がんが多い。胃がんは手術しやすく、手術後の生存率がかなり高いので、「手術できる場合は手術をする」のが基本。この考え方が、がん治療全体に影響を与えてきたため、胃がん以外のがんでも、まず手術の可能性を探る傾向が強い。

 一方、欧米人はもともと皮膚がんが多い。これは放射線治療を行いやすいがんなので、結果として放射線を使った治療技術が発展し、ほかのがんにも積極的に使われてきた。

 ただ近年は日本でも、肺がんや乳がん、前立腺がんのような欧米型のがんが増えている。欧米での治療実績を踏まえて、「放射線治療に日が当たりつつある」(国立がん研究センター中央病院放射線治療科科長の伊丹純氏)。サイバーナイフは、そんな「切らないがん治療の範囲拡大」という流れを加速するカギを握っているのかもしれない。


日本アキュレイ社が設置した、サイバーナイフの医師向け操作トレーニング施設。東京駅の目と鼻の先にあるビルのウインドウ内でロボットアームが動くのを見ることができる
 もっとも、これでがん治療の趨勢(すうせい)が一気に変わるとも考えにくい。例えば同じ肺がんでも、がん細胞の性質によって放射線の効き目に差があることが予想されるため、どんながんに有効なのかを確認するプロセスが必要になる。

 日本のがん治療研究の中心的存在である国立がん研究センター中央病院に、近くサイバーナイフの最新機種が導入される。この治療法の有効範囲を見極める臨床研究が進むはずだ。「(頭部以外では)まずは肺や骨に転移したがんなど、手術できないケースが対象。治療実績を積み重ねながら、どんながんに有効なのか見極めていくことになる」と伊丹氏は話す。今後の研究の行方に注目だ。

(ライター 北村昌陽)

[がんナビ 2010年10月26日掲載]


サイバーナイフによるがん放射線治療


がん医療の現場 VOL.1 『置き去りにされた放射線治療』

サイバーナイフ(放射線治療)・・神の手も絶賛!!
傑作(1)2007/2/12(月) 午前 0:02放射線情報練習用 Yahoo!ブックマークに登録
              

 土曜日 毎日テレビの「これが世界のスーパードクター」
                     で、サイバーナイフが紹介されていました。

いつもテレビでよく見る脳外科の天才医師が
「目的の場所が丸であろうが瓢箪型であろうが、
どんな複雑な形や縁だけでも治療できる・・・」
 と興奮した口調で紹介していました。

 一緒に入院していた、乳がん仲間が脳転移した癌の治療に、この治療を受けて
 本人から詳しく聞いていたし・・・・、

*ちゃん「好きな音楽聴きながら、リラックスしながら治療できるよ。
 終るとお面の形が入ってボンレスハムみたいだけど・・・。」

私も治療中に棚に並んでいるフェシングのお面のような、器具も実物を見ています。

私 (なるほど~~これか~~。確かにフェッシングのお面見たい。)

1ヵ月半後、彼女から「2個のうち1個が綺麗に消えてもう1個も後縁だけになってる。」
嬉しい報告。あまり、副作用もなく、治療中も元気でしたよ。
が・・・こんなに詳しく治療をテレビで写してるの始めてみて・・
録画したのに・・・今日見たら上から他の番組が!!
 あ~~最初の2分しか残ってない!!
サイバーナイフは産業用ロボットに小型のリニアックを搭載したものです。
サイバーナイフは患部の位置を認識するシステムを持っており、治療中に患者が動いても
自動的に追尾して照射
をします。
だから、ガンマナイフのようにボトルで固定しません。
大阪大学のサイバーナイフのホームページです。
「http://www.radonc.med.osaka-u.ac.jp/」


医療費は?

サイバーナイフ治療関連だけでは63,000点(630,000円)です。これには保険診療が適用されます。
たとえば2割負担の方は、126,000円の自己負担
となります。

1回照射で治療しても3回照射で治療しても同額ですし、治療計画のために撮影する造影CTの費用も
含まれます。入院・各種検査・外来診察などの費用は別途
必要となります。

治療期間は? 

 多くの場合、1回照射(1日)または3回照射(3日間)です。通常入院で治療しております。
  治療前に2-5日間程度入院し、検査や準備をします。総入院期間は概ね7-10日間
です。

花ちゃんの寄り道・散歩道

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ガンマーナイフ療法
 リニアック(直線加速器)を用いた定位的放射線照射療法には、ガンマー線を照射するガンマーナイフ療法と、X線を照射するサイバーナイフ療法の2種類があり、いずれも多方向から1,000本もの放射線を照射してがんなどの病巣部を破壊します。ちょうどナイフで患部だけを切り取ったように治療するので、ガンマーナイフ療法と呼ばれております。ガンマーナイフ療法は、頭蓋骨内の病巣(3cm以内の脳腫瘍や脳動静脈奇形)にしか対応できませんし、金属製枠で頭蓋骨に穴をあけネジ固定するため患者さんの出血や痛みを伴います。受診時の注意事項(サイバーナイフも同じ)としては入れ歯、めがね、時計、指輪、金属のついた下着は前もってはずしておきましょう。ガンマーナイフ療法は、定位放射線治療として63,000点の保険治療が認められております。

サイバーナイフ療法:
 サイバーナイフ(Cyber Knife)は1992年に米国のスタンフォード大学で開発されました。サイバーナイフは、金属製枠の代わりにメッシュ状の固定マスクをはめるだけなので、患者さんは苦痛がなく、患者さんに何回も照射できます。照射中の患者さんの動きによる位置のずれもロボットが検知・補正して正確に照射してくれるのです。サイバーナイフは頭蓋骨外部の病気にも対応でき、頭蓋内はもちろん頚部、頚椎、頚髄などの治療も可能です。実際には、神経膠腫、膠芽腫、髄膜腫、脳動静脈奇形、神経鞘腫、頭蓋咽頭腫、悪性リンパ腫、下垂体腫、転移性脳腫瘍などの治療に用いられております。米国では、サイバーナイフによる肺がんや膵がんの治療が始まっています。1~2年後には全身の病変にも応用されるでしょう。サイバーナイフ療法の特徴はメスを使わないので痛みがないこと、放射線で病巣を取り除くため、回りの組織を傷つけないこと、入院が不要であること、麻酔や鎮静剤も不要であることなどです。副作用はほとんどありません。サイバーナイフ療法の効果は転移性脳腫瘍で数カ月、良性脳腫瘍で1、2年あります。平均1時間位の照射を行えば終了です。現在、頭部頚部のサイバーナイフ治療は頭蓋内疾患のうち、脳腫瘍、脳動静脈奇形、頚椎疾患では、頚椎腫瘍、頚髄動静脈奇形、耳鼻咽喉科・口腔外科領域の腫瘍など健康保険が適用されます。
 三叉神経痛では保険治療未承認です。サイバーナイフは、定位放射線治療として63,000点の保険治療が認められております。

定位放射線療法(ピンポイント照射療法):
 放射線治療器を回転させながら、がん組織に狙いを定めて集中的に放射線を当て、正常組織を傷つけずにがん細胞だけを死滅させる照射法で、定位放射線療法とかピンポイント照射療法と呼ばれています。三次元照射法とも呼ばれピンポイント照射でがん組織のみを破壊します。特に肺がんが3センチ以内の場合には有効です。肺がん以外に前立腺がん、肝臓がん、喉頭がん、子宮頚部がん、乳がんなどの治療にも用いられます。副作用が少なく、外来通院で治療ができ、早期肺がんの場合、5年生存率は手術と同等で75%と高い。このピンポイント照射療法ができる施設は、北大、札幌医大、東北大、宮城県立がんセンター、山形市立病院済生館、竹田総合病院、防衛医大、がん研究会病院、駒込病院、広尾病院、国立国際医療センター、山梨大、北里大、順天堂伊豆長岡病院、京大、天理よろづ相談所、先端医療センター、広大、九大などです。

日本初の呼吸追尾システム使用  サイバーナイフ治療に
配信日時2010年6月3日 10時30分
【サニーベール(米カリフォルニア州)3日PRN=共同JBN】放射線外科分野の世界的リーダーであるアキュレイ社(ナスダック:ARAY)は3日、埼玉医科大学国際医療センターが日本の病院では初めてシンクロニー呼吸追尾システムを使ったサイバーナイフ治療を提供したと発表した。追尾システムを使った初の治療は2010年4月26-28日の3日間、転移性肺がんの女性患者に行われた。埼玉医科大学国際医療センターは先進的医療で日本を代表する施設の1つである。
サイバーナイフ・ロボティック放射線外科システムの構成部であるシンクロニー呼吸追尾システムは、サイバーナイフ治療中にリアルタイムで患者の呼吸動作のモニター、追尾を行い、これによって医師は複雑に動く腫瘍をミリ単位以下の標的精度で治療することができる。追尾システムにより腫瘍の動きを追うが、腫瘍の動きは肺のような体幹部にあり呼吸と動きをともにする腫瘍には特に重要で、追尾システムによって動く腫瘍に対する高精度照射ビームの照射をダイナミックに指示できる。追尾システムは相関モデルを絶えず更新し、呼吸、腫瘍の動きのいかなる変化にも対応して自動的に修正する。これによって患者は治療中も快適に呼吸でき、医師は周辺正常組織や重要組織に対する放射線照射を減らすことができる。
日本の厚生労働省は2008年6月、呼吸にともなって動く腫瘍を含む頭蓋外腫瘍の治療におけるサイバーナイフ・システムの使用を承認した。この薬事承認で放射線外科で治療できる患者のタイプが劇的に拡大され、脊椎、肺、肝臓、すい臓、前立腺のがんも含まれることになった。2010年4月にサイバーナイフ・システムで使える金属マーカーの使用が承認され、追尾システムを使った今回の肺の治療が可能になった。
現在、日本には21のサイバーナイフ・システムが設置されている。世界の肺がん治療へのサイバーナイフ・システムの使用は2009年に前年比25%増加し、現在までに1万2000人以上の肺がん患者が治療を受けている。
▽サイバーナイフ(登録商標)ロボティック放射線外科システムについて
サイバーナイフ・ロボティック放射線外科システムは、体内のあらゆる部位の腫瘍でも非侵襲的に治療できるように設計された世界で唯一のロボット放射線外科システムである。連続的画像誘導技術とコンピューター制御のロボット可動性を使って、サイバーナイフ・システムは治療中を通じてリアルタイムで腫瘍と患者の動きを自動的に追尾、探知、修正する。これによってサイバーナイフ・システムは高線量の照射をピンポイントの正確さで行うことができ、周辺正常組織への損傷を最小限に抑えながら、頭部や体幹部に対し侵襲的な固定用フレームも不要にしている。
▽アキュレイ(Accuray Incorporated)について
アキュレイ(ナスダック:ARAY)は本社を米カリフォルニア州サニーベールに置く放射線外科分野の世界的リーダーで、がんと診断された人々に生活の質の向上と手術によらない治療オプションを提供している。同社は、放射線外科の恩恵を脊椎、肺、前立腺、肝臓、すい臓がんを含む頭蓋外腫瘍にまで拡大するサイバーナイフ・ロボティック放射線外科システムを開発、販売している。これまでにサイバーナイフ・システムは世界で8万人以上の治療に使用され、現在は196のシステムが米州、欧州、アジアの有力病院に設置されている。詳しい情報は www.accuray.com へ。

最新の放射線治療「サイバーナイフ」が注目を集めているそうです。
<< 作成日時 : 2010/10/28 00:21 >>
現役保険営業マンの「生命保険徒然日記」

< ロボット技術を応用した最新の放射線治療「サイバーナイフ」が注目を集めている。これまでは脳腫瘍など、主に頭部のがんに使われてきたが、照射の精度が高まり、今まで以上に幅広い部位のがんに対象が広がる可能性が出てきた。

…このサイバーナイフ、最新の機種ではなんと患者の呼吸リズムに同調してヘッドを動かすプログラムが入っていて、呼吸をしている胸やお腹でも、がんから照準を外さずに照射を続けられるそうです。凄い!!

【サイバーナイフで「切らないがん治療」の適応は広がるか?】

 ロボット技術を応用した最新の放射線治療「サイバーナイフ」が注目を集めている。これまでは脳腫瘍など、主に頭部のがんに使われてきたが、照射の精度が高まり、今まで以上に幅広い部位のがんに対象が広がる可能性が出てきた。最先端の「切らないがん治療」は、どこまで広がるのだろう。

 サイバーナイフの装置は巨大だ。工業用ロボットのようなアームの先端にX線照射ヘッドが付いている。このヘッドがコンピューター制御で自在に動き、さまざまな角度から、がんがある体内の一点めがけてX線ビームを打ち出す。「多方向から少しずつ照射することで、がんだけに放射線の効果を集中させるのが狙い」。埼玉医科大学国際医療センターでサイバーナイフ治療を行なっている、放射線腫瘍科外来医長の塚本信宏氏はこう話す。


2010年10月5日に発売されたサイバーナイフの最新機種。6ヵ所の関節アームが自在に動いて、さまざまな角度からX線ビームを照射する(ベッド上の患者は人形)。価格は6億円程度

 体の組織は、X線が当たるとダメージを受ける。がんを狙って照射されたビームは正常な組織を貫通していくが、ビームごとに照射角度をずらすため、正常組織へのダメージはビーム1本分だけだ。一方、すべてのビームが集まるがんには、大きなダメージが与えられる。体の奥にあるがんだけを破壊し、正常組織の損傷は少ない。副作用が出にくいのがメリットだ。もちろん手術は不要で、傷も残らない。

 このように、多数の角度から放射線を当てて効果を集中させる治療を「定位放射線治療」という。これは従来から行われてきた放射線治療の手法だ。

 だが照射中に患者の体が動くと、ビームの狙いがずれて計算どおりの効果が得られない。特に、呼吸によって内臓の位置が常に動いている体幹部(体の胴体部分)では、狙いを定めるのが難しい。そのため、これまで定位放射線治療は主に、動きの少ない頭部のがんを対象に行われてきた。

 しかし、体幹部にも照射できる装置がいくつか登場しており、今後は状況が変わっていくかもしれない。特にサイバーナイフの最新機種には、患者の呼吸リズムに同調させてヘッドを動かすプログラムが入っており、呼吸をしている胸やお腹でも、がんから照準を外さずに照射し続けられるからだ。「ビームを当てたくない骨などを外して照射することもできる。頭部以外のがんに対しても使える可能性が広がった」。塚本氏はこう期待を寄せる。

 ◇日本のがん治療は放射線治療が少ない
 米国でサイバーナイフが生まれたのは1994年。最初は頭部が中心だったが、照射精度が高まった2004年頃から頭部以外にも使われ始めた。海外では既に、肺がん、肝臓がん、乳がん、すい臓がん、前立腺がんなどに対して、かなりの治療実績があるという。装置を製造するアキュレイ社によれば、世界中で行われたサイバーナイフ治療のうち、08年には頭部以外に使われた治療件数が頭部の件数を上回っている。

 国内でも、08年に体幹部のサイバーナイフ治療が保険の対象として認められるなど、使用範囲が広がる環境は整ってきた。だが実際には、体幹部にはあまり使われていないという。国内でサイバーナイフを備える医療機関はまだ20ヵ所ほどだ。

 そもそも日本のがん治療は、欧米に比べて、放射線治療が少ない。欧米ではがん患者の6~7割が放射線治療を受けるのに対して、日本では3割を切る(図1)。一方で、日本は手術を行う割合が欧米よりかなり高いといわれる。

 これには歴史的な事情がある。日本人には昔から胃がんが多い。胃がんは手術しやすく、手術後の生存率がかなり高いので、「手術できる場合は手術をする」のが基本。この考え方が、がん治療全体に影響を与えてきたため、胃がん以外でのがんでも、まず手術の可能性を探る傾向が強い

 一方、欧米人はもともと皮膚がんが多い。これは放射線治療を行いやすいがんなので、結果として放射線を使った治療技術が発展し、ほかのがんにも積極的に使われてきた。

 ただ近年は日本でも、肺がんや乳がん、前立腺がんのような欧米型のがんが増えている。欧米での治療実績を踏まえて、「放射線治療に日が当たりつつある」(国立がん研究センター中央病院放射線治療科科長の伊丹純氏)。サイバーナイフは、そんな「切らないがん治療の範囲拡大」という流れを加速するカギを握っているのかもしれない。

 もっとも、これでがん治療の趨勢が一気に変わるとも考えにくい。例えば同じ肺がんでも、がん細胞の性質によって放射線の効き目に差があることが予想されるため、どんながんに有効なのかを確認するプロセスが必要になる。

 日本のがん治療研究の中心的存在である国立がん研究センター中央病院に、近くサイバーナイフの最新機種が導入される。この治療法の有効範囲を見極める臨床研究が進むはずだ。「(頭部以外では)まずは肺や骨に転移したがんなど、手術できないケースが対象。治療実績を積み重ねながら、どんながんに有効なのか見極めていくことになる」と伊丹氏は話す。今後の研究の行方に注目だ。

平成22年 2月 18日


 支出負担行為担当官
  国立がんセンター中央病院運営局次長 平田 強


1 工事概要
(1)工事名  国立がんセンター中央病院サイバーナイフ棟整備その他工事(建築)
(2)工事場所  東京都中央区築地5-1-1
(3)工事内容  1サイバーナイフ棟新築
建物用途   庁舎(放射線棟)
         構造・階数  鉄筋コンクリート造 地下2階、地上3階
         建物規模   延べ面積 3,845平方メートル
         概  要   地下1、2階部分は放射線部門、地上2、3階部分は
                研修部門、1階部分は共用部及び駐車場の新築工事
2実験動物用ガンマ線照射装置室改修、屋上等防水改修、老朽配管更新
建物用途   庁舎(研究棟)
         構造・階数  鉄骨鉄筋コンクリート造 地下2階、地上9階
         建物規模   延べ面積 20,002平方メートル
概  要   研究所地下1階部分のガンマ線照射室の改修、屋上等防水改修
       約1,500平方メートル、地下1階の給湯管更新及び地下1階からペントハウス
       までの排水縦管の更新工事
工事種目   建築一式工事
(4)工  期  契約締結日の翌日から平成24年3月31日までとする。
    だだし、サイバーナイフ棟新築工事については、工事着工を平成22年10月1日(予定)とする。


最近、親戚が、癌になった・・・・

手術は良好だったようだ・・でも、サイバーナイフではない・・

サイバーナイフは、まだまだ知られていない。本体6億円。

平成24年3月31日完成、国立がんセンター中央病院サイバーナイフ棟、

期待したい。


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自民党化する民主党

 特別会計を対象にした事業仕分け第三弾の前半戦が終わった。

 予想よりも二桁(!)ほど少ない財源捻出しか出来ず、完全に盛り上がりに欠ける内容だった。

 メディアの世論調査の中にはわずか一ヶ月で菅総理の支持率が30ポイントも下落する、という結果が出る中、民主党政権は2週間後に行われる「再仕分け(後半戦)」が政権浮揚の鍵を握ると見ている。

 ところが、いまのままでは単なる「政治ショー」に終わりそうな雰囲気だと、行政刷新会議のスタッフすらうんざりした表情で話す。

「本来、とりあげるべき(仕分けの)玉が、ことごとく闇に葬り去られようとしているのです」

 自身のblog(「ペコちゃん日記」)でもすこし指摘したが、闇に葬られようとしている仕分け玉には大きく三つが挙げられる。

 ひとつは、義務教育国庫負担金だ。

 現在、全国に約70万人いる教員のうち、16万人が「担任外」となっている。約20年間で子どもの数は3分の2になっているが教員の数は日教組の抵抗で減っていないため、子どもの数と教員の数が逆転している学校も少なくない。さらに、いわゆる問題教師=不適格教員が増殖しているにもかかわらず、文科省は「コンクリートから人へ」の政策を盾に「定員の上積み」を要求している始末だ。ちなみに、義務教育国庫負担金には約1・7兆円の予算がついている。

 この事案自体は、すでに事前のヒアリングからもはずされている。前政権時代に「元祖・仕分け人」の河野太郎議員が2008年にメスを入れた政策でもあり、当時も、「さぼり教員が5万人いると仮定すると、5千名が不適格教員。頑張っている先生に負担をかけている」とかなり厳しい批判が出た。

 それにもかかわらず、昨年の仕分けでは「見直し」という結果は出たものの、内容は明らかに後退していた。「国と地方のあり方について抜本的な整理見直しが必要」、つまり「教員の給与は全額国庫負担金にせよ」という日教組の要求そのままの「見直し」だったからだ。現行では、2分の1負担である。

 単純に計算しても 700万×16万人=1兆円 が捻出できることになるのだから、なぜメスを入れないのか不思議でならない話だ。

 ふたつめは、国保組合

 年明けから朝日新聞がキャンペーン的に記事にしているのでご存じの読者も少なくないと思うが、医師、弁護士、税理士、ゼネコンなど高所得者だけで公的医療保険がつくられている。彼らの保険証で医療費が安くなるだけでなく、医療費自体も安くなっているのだ。

 わたしのようなフリーランスや中小企業のサラリーマンが年収一千万円稼いでいたと仮定する。
 すると、「市町村国保」や「協会けんぽ」で年間50万円近くが搾取されることになる。

 某税理士によると、年収1040万円で、年間に払う保険料は48・54万円という計算が出た。

 国保組合には年間で約3000億円の補助金が入っている。しかし、二年連続仕分け対象からはずされそうになっているという奇妙な事態だ。

 最後に、国立病院機構

 全国144病院で行われている医療に関する調査・研究や技術者の研修を行う独立法人だ。旧厚生省の国立病院部が独立して法人になったという経緯があり、春の★省★内仕分けでも俎上に上がった。

 判定は、「ファミリー企業との関係の徹底見直し」、「あり方自体の検討が必要」と組織解体まで示唆する踏み込んだ発言が次々と飛び出したが、これもなぜか仕分け対象からはずされる危機にある。この機構が六期連続で経常収支は黒字化していて、にもかかわらず毎年400億円の補助金が投入されていると聞けば、わたしでなくとも疑念を感じ得ないだろう。この独法については、厚労省が自ら7年前に、将来的には補助金依存から脱却すると宣言したのだが、それこそ「健忘症」にでもかかったのか。

 なぜ、これらの事業が「仕分け玉」からはずされそうになっているのか。日教組だけでなく、さまざまな業界団体への配慮が働いているとしか考えられない。

 「事業仕分けの力」という著書もあり、WGの評価者の中で中心的な役割を果たしている枝野幸男前幹事長は「『仕分けも団体の話を聞いてうまくやりましょう』と言っていると現場に降りてきた時には正直腰が砕けました」と、現場スタッフは肩を落として話した。ちなみに、枝野氏は仕分け人であると同時に民主党陳情本部の本部長を小沢前幹事長から引き継いだ張本人である。

 民主党の再生を真剣に考えるならば、日々、自分たちが自民党議員化している現実に目を背けず、ショー化した『仕分け』のあり方を再考すべきではないか。

投稿者: 横田由美子 日時: 2010年11月 3日 ザ・ジャーナル

ルポライター
横田由美子さん
青山学院大学卒業後、ルポライターとしての活動を本格化。様々な週刊誌、月刊誌等でビジネス、女性、官僚をテーマに執筆中。著書に『私が愛した官僚たち』(講談社)がある。

http://www.the-journal.jp/contents/yokota/2010/11/post_11.html



自民党化する民主党??

こないだ、テレビで、

自民党よりもっとひどいって、自民党議員が、いっていた・・!!??





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オリンピックの後には不況が来る=犬丸正寛の相場格言

10月26日(火) サーチナ


「オリンピック」を、「大きいイベント」と、言い換えてもよいでしょう。

■オリンピックの後には不況が来る

 「オリンピック」を、「大きいイベント」と、言い換えてもよいでしょう。お祭りを開催すれば、必ず後片付けが必要となります。誰だって、後片付けは億劫なものです。特に、お祭りの準備段階では、人の気持ちは前向きで弾みますが、終れば空虚さに見舞われます。それは、小さな「村祭り」であっても、大きい「国家ベースのお祭り」でも同じです。


 特に、オリンピックのような国家レベルの一大イベントのお祭りでは、尚更です。各種施設、交通網、水道、ガス、電気、治安など開催準備と運営のためのエネルギーたるや、すごいものです。


 日本は敗戦から約20年後の1964年(昭和39年)に、「東京オリンピック」を開催しました。復興から発展を遂げ、お祭りが開けるまでになった日本を国民は大いに喜んだものです。当然、オリンピックに向けて、一気に社会資本の整備を図りました。しかし、お祭りの後の昭和40年は大不況です。旧山一、旧太井の大きい証券会社も破綻しました。


 お隣、韓国では1988年にソウルオリンピックを開催した。しかし、お祭りの後、1990年代に入ってIMFの管理下に置かれるほどの経済危機に見舞われています。そして、2004年にアテネオリンピックを開催したギリシャが、今、経済危機に直面しています。

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 2008年には中国が北京オリンピックを開催。さらに、2010年には上海万博を開催。立て続けに大きいお祭りを開催しました。当然、お祭りの後の落ち込みは心配されるところです。


 ただ、日本、韓国と違って、中国は人口が日本の10倍規模と、大きいことがあります。このため、日本、韓国、ギリシャなどと同じように、直ちに不況が来るとは思えません。むしろ、中国の場合は、眠れる獅子が目覚めて、成長に弾みのつく可能性があります。もちろん、長い目で見れば、やはり、お祭りの後は要注意です。5年先か、10年先かは分かりません。しかし、大きい国ほど、いったん、天井を打った後の下げはかなりの大きいものとなるはずです。このことは頭に入れておいたほうがよいと思います。やはり、人の心には、宴の後の空しさが棲みついているのですから。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)
犬丸正寛


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ほんとかしら??

でも、最近の企業の決算をみていると上向いているところが増えてきた・・

円高だし、どうなって行くでしょうか・・

それと、やっぱり中国の動向は、気になるところです。

上海タワーの森ビルが、フロアー売りをし始めたって・・

正解かもね・・



【石平のChina Watch】失業者2億人、不動産バブル…中国の悪夢

2010.11.4 産経

北京市内のマーケットでトマトを選ぶ女性。中国では消費者物価の上昇が続く=今年8月(AP)

 10月21日、中国国家統計局は2010年7~9月期の国内総生産(GDP)が9.6%増加した、と発表した。それは、4~6月期の成長率より0.7ポイント下回った数字である。
 今年に入ってからの成長率の推移を見てみると、第1四半期(1~3月)は11.9%の高い数値を記録したが、第2四半期(4~6月)になるとそれが10.3%に減速し、第3四半期の7~9月期にはさらに鈍化して9.6%に下がった。
 成長の減速と同時進行的に起きているのはインフレの亢進(こうしん)である。去年の11月に0.6%だった消費者物価指数(CPI)は今年に入ってから上昇する一方だ。5月にはそれが3.1%に上がり、中国政府が「インフレ警戒線」として設定している「消費者物価指数3%」のラインを突破してしまい、9月にはCPIはさらに上がって3.6%となった。インフレの傾向は強まってきている。
 中国人民銀行の周小川行長(日銀総裁に相当)は10月22日、経済関係のフォーラムの席でこの問題に言及し、「中国ではインフレのリスクが高まっており、われわれは厳しい試練に直面している」との重大発言を行った。中国政府が抱く危機感の表れであろう。

 今年に入ってからの中国経済は、成長率の継続的下落と同時進行的にインフレ率が上昇しつつある、という現象が起きている。
 「成長率が低下しながらのインフレ」は、経済学的に「スタグフレーション」と呼ぶが、どこの国の経済にとっても、それは大変深刻な事態である。成長率の低下は当然収入水準の下落や失業の拡大を意味するから、収入が減って失業が拡大している中で「インフレ=物価の上昇」となれば、一般庶民の生活が大いにおびやかされる。
 特に中国の場合、ギリギリの線で生活している2億人の失業者や、分厚い貧困層が存在している状況下での本格的なインフレの到来=物価の大幅上昇は、社会的大混乱の発生を招きかねない。インフレの亢進を食い止めるために、中国政府は現在の金融緩和から金融の引き締め策に転じざるを得ないが、彼らはいまだに、政策の転換を断行する決心がついていない。その理由はどこにあるのか。
 去年の09年から、中国政府が史上最大の金融緩和政策を実行して未曾有の流動性過剰を生じさせた結果、莫大(ばくだい)な投機資金が不動産市場に流れ込み、史上最大の不動産バブルを膨らませた。今年に入ると、それをどう処理するのかが、中国政府にとって頭の痛い難題となっている。

 その際、もし政府がインフレ退治のために思い切った金融引き締め政策に転じてしまった場合、副作用として、金融緩和によって支えられている不動産バブルの崩壊は避けられない。そしてバブルが弾けてしまえば、不良債権の大量発生・経済の冷え込み・成長率のさらなる低下・失業の拡大などの連鎖反応がやってくることは火を見るよりも明らかだ。中国政府にとって、それはまた、社会と政権の安定を根底からひっくり返す危機の到来を意味する以外の何ものでもない。
 つまり今の中国政府は、実に深刻なジレンマに陥っているのである。インフレの亢進を容認してしまえば社会的大混乱が起きかねないが、インフレを退治しようとするならば不動産バブルの崩壊を覚悟しなければならない。そしてどっちみち、中国経済は大変な状況になっていく以外にない。インフレで死ぬのか、バブル崩壊で死ぬのか、重大局面の到来は目の前に迫ってきている。

【プロフィル】石平
 せき・へい 1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。88年来日し、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。『謀略家たちの中国』など著書多数。平成19年、日本国籍を取得。

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小沢一郎、再び!12月には大風が吹く

飯島 勲 「リーダーの掟」

プレジデント 2010年10.18号
事件後20年以上経過した今、中井洽拉致問題担当大臣の主導で金元工作員を来日させた、この事実をどう見るか、ということだ。

内閣総理大臣、菅直人殿。

代表選期間中は、貴殿の臨機応変な発言に毎日感心しておりました。

とりわけ「一に雇用、二に雇用、三に雇用」と繰り返しながら、具体的な雇用拡大策には一切触れないという、堂々たる態度には、私自身、驚きを隠せませんでした。

選挙演説でも、首相就任後の仕事内容に触れることはせず、1996年に自社さ政権で厚生大臣として取り組んだ薬害エイズ問題を強調するだけの謙虚な態度にも驚かされました。まさかご自身で副総理も担っていた民主党政権誕生以後に「目立った成果がないため」と考えることは、邪推ということでしょう。代表選最後のスピーチでの浮ついた文句の羅列は、総理大臣としての危機意識が感じられず、国民が一時的に平和な気持ちになることができました。

まずは民主党代表選挙の圧倒的勝利につきまして、心よりお祝い申し上げます。

小泉内閣をマネたい気持ちだけは伝わる

昨年から続く円高にさらに拍車がかかったのは、今年5月上旬のユーロ安を受けてだった。自国の通貨の高値を回避し、国内産業を守るために、韓国、オーストラリア、スイスなどは、早くからドル買いを進めてきた。日本では、5月5日の94円99銭を円安のピークに円高傾向が続いた。今になって介入を始めたがこの四カ月間に打てる手はほかにもあったはずだ。

続投が決まった菅首相は繰り返し「一に雇用、二に雇用、三に雇用」というが、デフレを進行させる円高が雇用状況を悪化させているという可能性を理解できているのか。円高の状況下でも、高い収益をあげている企業は、海外での製造、販売などで儲けている。国内にのみ拠点を置く企業、特に中小規模の企業は、円高による苦しみで雇用どころではない。円高が雇用を空洞化させているときに、菅首相の「雇用」という言葉は、いつも以上に空虚に聞こえた。

雇用拡大のためには、中長期的には内需に目を向けるのは間違ってはいないが、まずは、日本経済の根幹を担う輸出企業を立て直すことで、経済、雇用を持ち直すことが大事だ。中小企業視察の前に、政治家として考えることがあるだろう。

政治家の仕事、まつりごとの鏡となるのが、為替と株だ。私はこの認識のもとに、官邸の秘書官室に、リアルタイムで株価と為替がわかるボードを設置した。残念ながら民主党の官邸は忙しくてこのボードを見る暇がないのだろう。他の政策においても、菅首相に実施のための戦略があるのか全く疑問のままだ。

8月の概算要求もデタラメだった。各省の予算概算要求の1割カットを突然決めたことについて、代表選の討論会でも小沢に突っ込まれていたが、国の予算で何をするのかという意思表示はなく、「政策コンテスト」で他人に決めてもらうという。この政権には強いリーダーシップで国を導こうとする気概がない。

自民党政権下でもシーリングは決められていたが、次年度の予算について、ある政策にいくら必要なのかを想定し、どれくらい削れるか、どれくらい補充できるかということを審議したうえで、シーリングが決められていた。方向性がないまま、とりあえず一律1割カットというのは史上初めてだろう。

菅内閣が9月7日に設置を閣議決定した「新成長戦略実現会議」も噴飯ものだ。小泉内閣の経済財政諮問会議のスタイルをマネしたと聞くが、私の記憶では、菅首相は経済財政諮問会議を野党時代に否定し続けていた。

小泉内閣のいいとこ取りをすれば、うまくいくとする安直な意識は伝わるが、結果は厳しいだろう。

例えば「新成長戦略実現会議」には多くの閣僚が参画している。限られた閣僚のみしか参加しないからメリハリの利いた結論が出せるのだ。これでは官邸主導になりえない。場所が官邸になっているだけの「官」主導の会議になることが目に見えている。盗用するなら劣化コピーでなく、すべてをマネなくてはいけない。

就任3カ月で何もできなかったというのが、菅首相の限界だ。私は、高い支持率を回復した菅内閣は長くもたないと見ている。私は菅か小沢かという究極の選択の中では、小沢を選ぶ。カネの問題についてはいくら批判しても足りないぐらいだと考えるが、小沢には日本の閉塞状況打開の可能性があったのではないだろうか。少なくとも菅には可能性がない。

小沢一郎、民主党離党のXデー


代表選期間中の小沢バッシングはすさまじいものがあった。ほとんどの新聞・テレビは菅首相寄り。小沢が勝ってもいいという視点のメディアが一切ないという状態での代表選というのも珍しいと思う。

選挙戦後半には、青木愛衆院議員と小沢自身、それから小沢の秘書との不倫疑惑騒動が一気に出てきたり、鈴木宗男外務委員長の最高裁での実刑判決が確定したりと、小沢側に不利な報道が相次いだ。

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小沢のスキャンダルについては、誰が利益を得たか、どうしてこのタイミングに集中したかを考えれば、どちらの陣営が火をつけてまわったかがわかる。反対に菅陣営のスキャンダルが出なかったのを考えると正々堂々と闘ったのは果たしてどちらなのだろうか。

逆に、菅首相のほうは、内閣支持率が50%を超えたなどと、マスコミに宣伝してもらえた。マスコミも知っているはずだが、内閣支持率は国会がない時期には、上昇傾向になる。野党によって批判されることがないため、言いっぱなしでも逃げ切れるのだ。国会が開会して、野党との論戦が始まれば、いつものように支持率は落ちる。あえて民主党の代表選びとは関係のない国民支持率を報道して、世論を誘導していた。

気になるのが、小沢の今後の動きだ。党員・サポーター票で51対249と大差をつけられ、国会議員票でも400対412と敗れた小沢が、このまま民主党内でじっとしていられるのか。

私が小沢だったら、12月31日の数日前、12月29日前後に離党する。権力やカネを菅陣営に掌握されて、小沢が黙っているわけがない。小沢にとっての政治生命の終わりを意味するのだ。小沢が過去に政党の解体、新党結成を行ってきたのは、政党助成金の支給額が政党所属議員の数に応じて決定する12月末だ。

マスコミのあれだけの集中砲火を浴びながら、党内の小沢グループは結束を乱すことはなかった。信者に近いような側近議員も多く、小沢が「離党する」と言えば、50人程度は、迷うことなくついていくだろう。

これまで私は、民主党政権が危機に瀕するのは、地方選挙の空白月で国会予算審議がゆきづまる来年3月と言ってきたが、小沢離党、新党結成が実現すれば、年明けからの通常国会で予算審議に入ることが難しくなり、政権はそこで終了となる。

代表選では、財源を顧みない昨年夏のマニフェストを実行するなどと極端な政策を掲げた小沢だが、いざ、離党してしまえば、「政権協議のため」「政界再編を進めるため」との大義名分がたち、政策の軌道修正を行うことができる。実現不可能とわかっている極端なマニフェストを主張できたのも、自分が勝った場合は「連立協議のため」、負けても「政界再編のため」修正できると計算できていたからだろう。勝っても負けても、逃げ道が用意できているあたりが、いかにも小沢らしい。この権謀術数を明日の日本のために使えないものか。 (文中一部敬称略)

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『小泉元総理秘書官が明かす 人生「裏ワザ」手帖』
 飯島勲著(プレジデント社)
 上司に「カラスは白いか」と聞かれた時、正答は何か?全ビジネスパーソン必読の危機脱出法

飯島 勲
いいじま・いさお●1945年、長野県辰野町生まれ。72年小泉純一郎衆議院議員秘書。永年秘書衆議院議長表彰、永年公務員内閣総理大臣表彰。小泉純一郎内閣首席総理秘書官。現在、松本歯科大学特任教授、駒沢女子大学客員教授。著書に『人生「裏ワザ」手帖』。


そして・・また・・・・政治の空白が・・

いろいろな問題を、どんどん先延ばしさせていく・・・

日本の株の上がらない原因は・・ここか・・
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 ゆとり教育 中教審が、反省点として挙げるのは、

◆〈1〉「生きる力」とは何か、なぜ必要なのかを、国が教師や保護者に伝えられなかった
◆〈2〉「生きる力」の象徴として、「自ら学び自ら考える力の育成」を掲げたが、子供の自主性を尊重するあまり、指導をちゅうちょする教師が増えた
◆〈3〉総合学習の時間を創設したが、その意義を伝えきれなかった
◆〈4〉授業時間を減らしすぎたため、基礎的な知識の習得が不十分になり、思考力や表現力も育成できなかった
◆〈5〉家庭や地域の教育力の低下を踏まえていなかった
――の5点。



どうした、先生?ゆとり取り戻せる改革を

 校長先生が頭を下げるのを、最近ニュースでよく見る。中間試験で「校長を殺したのはだれ?」と出題した高校教師。道徳の授業で「脅迫文」を作らせていた小学校教師……。

 小中高を合わせると、日本には100万人の先生がいる。問題を起こすのはほんの一握りだ。中には、もとから適性がない人もいただろう。

 だが、いくつものデータから浮かびあがるのは、子どもの心を傷つけたり常識を外れたりするような行動を、同僚が戒めたり、助言したりできぬほどに疲れきった教師集団の姿だ。

 職員室を取材に訪ねると、ネットカフェのようだと感じることがある。日が暮れた後も、ポッ、ポッと明かりがともったパソコン画面に、先生たちが黙々と向かう。教育委員会への報告づくりや、給食費の管理といった事務作業に追われどおしなのだ。

 文部科学省の2006年度の調査では、1カ月あたりの残業は42時間と、40年前の5倍に増えた。子どものトラブルや保護者の注文、外国人の子の増加。先生たちの仕事は膨らむ一方なのに、財政難で教員定数は抑えられている。頭数だけでも増やそうと、自治体は安い給料で済む非正規教員の採用に動いている。

 心を病んでの休職は増え続け、希望を失う先生もいる。公立小中高で毎年1万2千人以上が中途退職し、1年以内に教壇を去った新人先生は昨年度、過去最多の317人だった。

 これでは、先生をめざす優秀な若者が減るのも無理はない。都市部では採用試験の倍率低下が深刻だ。教育をとりまく様々な問題の中でも、「教師の危機」はあまりに深刻ではないか。

 余裕とともに失われているのは、先生同士が切磋琢磨(せっさたくま)し、互いに高め合う「教師文化」だと、ベテラン先生はいう。先輩が経験を語り、若手は相談を持ちかける。共に授業研究をし、工夫する。かつては、そんな中で問題を抱えた先生も見つけられたという。ところが今や、職員室のコミュニケーションすら乏しくなっている。

 問題を起こした当人への適切な措置とともに、研修体制や先生間の連携を見直す。そのうえで、あらためて学校を、先生自身が学び合い、育つことができる場にしてゆこう。地域の人の知恵や力も、もっと借りたらよい。

 「先生の数と質」の改善を急ぐべきだ。だが文科省が計画する少人数学級実現には、財務省が難色を示す。教員の養成・採用・研修をどう変えるかの議論も、時間がかかっている。問題教師排除の発想で始められた免許更新制の先行きは、不透明なままだ。

 先生を批判し、追いつめるだけでは希望は見えてこない。子どものためにこそ、先生たちのゆとりを取り戻せる改革を応援したい。

2010年11月1日(月)付 朝日


政治の空白が・・

いろいろな問題を、どんどん先延ばしさせている・・・
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「菅にしゃべらせるとロクなことがない」とばかり、やたら前に出てくる仙谷官房長官(左)。 ひたすら「失敗しない」ことを目的にした逃げの姿勢が、大官房長官の突出を招いた(右)。

 「仙谷総理!」。ヤジが飛ぶたび、菅直人首相はひどく傷ついた。なんだ? これはオレの政権だぞ? ささくれだった感情は、出過ぎた官房長官に向けられ、「嫉妬」の暗い焔が首相の胸を焦がす。

卑怯なオトコの宿命

 人間は生きている限り、他人を嫉み、妬むという感情から逃れることはできないという。ロシアの文豪・ドストエフスキーは、その作品中でこう記した。

「感情は絶対的である。そのうちでも、嫉妬はこの世でもっとも絶対的な感情である」

 嫉妬心に囚われた者は、その呪縛から逃れられない。とはいえ、それが男女間のものであれば、たいていの場合は痴話ゲンカ程度で済む。しかし、男の男に対する嫉妬が、しかも一国の政治を司る最高権力者の心に生じたとすれば・・・。それはとても厄介な代物と化す。

 菅直人首相は10月16日夜、首相公邸で福田康夫元首相と向き合っていた。話題の中心は、11月に横浜で開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)について。'08年にサミットを主催した経験がある福田氏に、菅首相が助言を求めたのだという。

 だがその場では、こんな会話も交わされていた。

菅 ところで、以前の小沢さんとの大連立話は、どういう経緯で進められたんでしょうかね。

福田 あの時は、いろいろな人が関係していたから、ちょっと話せないよ。

菅 それじゃ、小沢さんに聞いたら分かりますか?

福田 小沢さんでも話はできないと思うけどね。

菅 それは、仙谷や枝野がいるからですか?

福田 え? いやいや、そういうわけではなくて。間に何人も人が入っているということなんだけど・・・。
 菅首相の悩みのタネは、現在の「ねじれ国会」だ。その解消には公明党など野党を懐柔する必要がある。そのためのコツを聞きたかったのか、それとも、まさかの「政界再編」を見越した質問だったのか。

 ただ福田氏は、菅首相の口から唐突に、仙谷由人官房長官や枝野幸男幹事長代理の名前が出たことに戸惑った。この文脈では、野党との連携に、あたかも「仙谷」「枝野」が邪魔であるかのように聞こえてしまう。

「仙谷がいなければ、何とかなるのではないか。いざとなったら切ってもいい」

 首相がそう考えていると誤解されても仕方がない。

 いまや菅政権は、「仙谷政権」と化した。これは誰もが認めるところだ。

 国会の答弁でも、菅首相が指名されているというのに、後ろに座る仙谷官房長官が「オレだ、オレだ」と手を挙げ、野党と激論を交わす。その自信過剰なさまは、「誰が"真の総理"なのか」を国民に疑わせるのには、十分な態度である。

 これに対して、菅首相に浴びせられるのは、「逃げている」「存在感がない」といった、情けない批判ばかり。

「質問には正面から答えようとせず、ずっとメモを読んでいる。野党時代の輝きはすっかり色褪せてしまい、残念ですね。もっとも、最初から語るべき国家像などを持たないまま、総理になってしまったのでしょう。女性の視点で言うと、すごく卑怯なオトコ(笑)に見えます。肝心な時に、責任を取らずに逃げる。そんなイメージがついてしまいました」
(衆院本会議で菅首相に質問をした、自民党の稲田朋美代議士)

 "逃げ菅"との評がすっかり定着した首相に対し、仙谷氏はまさに飛ぶ鳥を落とす勢い。官邸内の官房長官室には、連日、各省庁の官僚らが列を成して待機しているという。霞が関の官僚たちは、誰がこの政権の主で、誰が自分たちを庇護する者なのかを、完全に見切ってしまった。

「まずは"仙谷さま"に報告を」

 官邸を乗っ取った官房長官と、それに群がる官僚たち。いま民主党政権は、いってみればこの「カンカン」体制によって支えられているのだ。

 一方で、本来の「カンさん」こと、菅首相の周囲では閑古鳥が鳴いている。

「菅さんのところには、全然人が来ないんだよ」

 首相の側近、寺田学首相補佐官は、そう嘆いた。

 この惨状に、ようやく菅首相は気づいたのだ。官邸内も党内も、そして霞が関も、誰も自分のことを気にしていない。自分のことを、ただのお飾り総理だと思ってバカにしている―。

なんで、全部仙谷なんだ。おかしいじゃないか。総理はオレなんだ」

 菅首相は最近、若手議員との会合で、

「仙谷はとても頼りになる。でも、煙たいんだ」

 そうホンネを漏らした。政権スタッフから絶大な信頼を受け、政権を一人で切り盛りするナンバー2・・・。懐の深い為政者であれば、その異才を十分に活用することで、国家の繁栄を築くことができるだろう。
 しかし、そんな"名君"の数は、歴史書を紐解いてみても極めて限られる。凡百の為政者にとって、「自分を遥かに超えて優秀な部下」は、いつか自分の地位を脅かしかねない、嫉妬の対象以外の何物でもない。菅首相も、すべてを「仙谷大官房長官」に丸投げし安穏としているうち、疑心暗鬼に陥った。

まるでバカ殿扱い

 冒頭で紹介した菅―福田会談は、実は菅首相が寺田補佐官と二人で仕込んだ「肝煎り企画」だという。寺田氏は福田氏の息子と、三菱商事勤務時代に先輩・後輩の関係で、この会談が実現した。その際、首相はあえて仙谷氏を外した。「オレだって、やろうと思えば総理らしいことはできるんだ」と言わんばかりに。

「菅首相はこのところ、寺田氏や加藤公一代議士ら、側近を使って独自の情報ネットワークの構築を始めました。親しい報道機関の政治部記者にも、それとなく協力を要請しています。

 ただ、もともとそういうネットワークがほとんどない人なので、仙谷氏が築き上げている情報網とは、精度に雲泥の差がある。にもかかわらず、菅さんが独自情報にこだわり始めたので、仙谷さんとの関係がますますギクシャクしています」(民主党中堅代議士)

 仙谷氏は、菅首相のことをまったく信用していない。情報をまず自らの元に集約しようとするのは、「菅首相に伝えると、勝手に解釈して何を言い出すか分からない」(仙谷氏周辺)と不信感を持っているためだ。

「最初に菅には情報を持っていくなよ。持っていった奴は処分する」

 秘書官や官邸スタッフにはそう厳命しているという。

 菅首相は、自分がそんな状況に置かれていることの異常さに、いまになって急に気づいたのだった。

「菅首相は、『自分の周りは仙谷の息のかかった奴ばかりだ』と、次第に不満と不信感を募らせています。先日、外交関係の案件で、首相が福山哲郎官房副長官に、『誰にも言わずに動け』と、内々で指示したものが、仙谷氏に筒抜けになっていたことがありました。福山氏とすれば、何はともあれ、仙谷氏に耳打ちしておいたのでしょう。でも後でこれを知って、菅首相は激怒しました。『あいつ(福山氏)を更迭しろ!』と怒り狂い、凄い剣幕だったそうです」(官邸に出入りするキャリア官僚)

 ただ仙谷氏にしてみれば、無理もない。そもそも「情報収集」と言っても、寺田補佐官らがしているのは、テレビのニュース番組をチェックして、「菅政権についてこういう報道がなされている」「評論家の反応はこうだった」などというメモを、せっせと菅首相に届ける程度でしかないからだ。

 そんな子ども騙しで悦に入っている首相らに、重要情報の取り扱いは、とても任せられない。仙谷氏は、そう思っている。

 しかし、逆に菅首相にとっては、そんなバカな話はない。いったい、誰が首相なのか。首相が仙谷氏に不信感を抱いている様子を見て、閣僚の一人は、

「菅さんは何も見えていないし、分かっていない。仙谷さんは、身体を張って菅さんを守っているのに」

 と嘆いたという。そんな発言をする大臣など、首相にとっては「仙谷一派」に他ならず、つまり「信用できない」ということになる。

 こうした、負の感情が増していく首相の気分は、数少ない側近たちにも影響を及ぼしているようだ。首相の周辺からは、被害妄想的に、こんな不穏な声も上がり始めている。

「仙谷官房長官は、最終的に難題を全部、菅に押し付けてスケープゴートにする気だ。11月の沖縄県知事選や、その結果頓挫する可能性が高い普天間基地に関する日米合意、そして通りそうもない予算案。全部の泥を菅に被せ、責任を取らせて難局を乗り切るつもりだ。まもなくそのシナリオが動き始めるから、見ているといい」

 男の嫉妬が厄介なのは、多くの場合、そこには権力の奪い合いが絡むためだ。嫉妬に駆られた者は、相手を政治的に失脚させ、時には死に至らせるまで、その暗い感情が治まることがない。

 菅首相らが政争を続ける永田町のすぐ隣にある、江戸城を最初に築いたことで知られる室町~戦国期の武将・太田道灌は、文武ともに秀でた、紛れもない名将だった。ところが、あまりにその能力が突出し、道灌自身もその才や功績を隠そうともしなかったため、彼を妬み、下克上を怖れた暗愚な主君・上杉定正により、暗殺されてしまった。

 まさか、現代の民主党政権でそんなことが起こり得るはずもないが、菅首相が仙谷氏の能力にさんざん頼りつつ、同時に畏怖しているのも紛れもない事実である。見苦しい嫉妬に駆られた男が取る行動は、古今東西、そう変わりはない。

傷ついたプライド

 このところ、どうも菅首相が怪しい動きをしている、と見ているのは民主党ベテラン議員の一人だ。

「首相は最近、長妻昭前厚労相と頻繁に会っている。表向き、事業仕分け第3弾に向けた打ち合わせ、となっているが、長妻氏が仙谷氏によって大臣のクビを切られたことは、いまでは誰もが知っている話。その長妻氏と、仙谷氏に不信感を抱き始めた菅首相が接近しているのは、いかにもキナ臭い感じがする」

 長妻氏は9月の民主党代表選後の内閣改造で、菅首相を支持した閣僚の中で唯一、クビを切られた。厚労省官僚との軋轢が高まり、手綱を取ることに失敗したことが、仙谷氏の逆鱗に触れたと言われている。

 自分の受けた処遇については黙して語らない長妻氏だが、自分を追放したのが誰なのかはよく承知しているはずだ。そんな長妻氏が、仙谷氏子飼いの枝野氏と並んで「仕分け人の筆頭格」に抜擢された背景には、菅首相の「意向」が強く働いているのは疑いない。

 さらに、首相が「仙谷封じ」の一環として粉をかけているのは、この長妻氏だけではない。なぜか政権内では、「ポスト菅は、岡田克也幹事長では」との声が聞こえてくる。菅首相と岡田氏の連絡が、このところ密になっているからだ。

「枝野氏や前原誠司外相、野田佳彦財務相らと違い、もともと仙谷氏とは一定の距離がある岡田氏ですが、『面倒ごとは全部こっちに押し付け、大事なことは何も教えない』と、"仙谷官邸"への不信が募っている。尖閣沖の漁船衝突事件でも、前外相の岡田氏が蚊帳の外に置かれているうちに、仙谷氏が中国側と話をつけてしまった。この顛末に、岡田氏はかなりの不満を抱いているようです」(民主党国対関係者)

 10月18日夜に、岡田氏は菅首相と首相官邸で面談した。この日の議題は、尖閣での事件のビデオ公開についてだった。岡田氏はもともと、「日本側に非がないのなら、堂々と公開すればいい」というスタンス。

 そこで岡田氏は、衆院予算委員会の求めに応じ、海上保安庁の録画映像を国会に提出することを要求し、菅首相も、いったんは前向きな姿勢を示したとされる。

 ところが、この場に同席していた仙谷氏が、映像の公開に難色を示した。そのため、閲覧するのは一部議員に限る「限定公開」になりそうだという。岡田氏は訝しみ、「まるで、中国側と何かしらの取引でもあったかのように見える。納得できない」と、憮然としていたという。

 いずれにせよ、菅首相は「仙谷支配」との汚名を返上し、自分こそが総理大臣であることの証明をしようと必死なのだ。そのため、長妻氏や岡田氏ら、仙谷氏とやや距離を置く人々との連携を図り、"仙谷色"ではない、独自の政策を打ち出そうと躍起になっている。

「その一環として浮上したのが『待機児童ゼロ特命チーム』です。認可保育所が満員で入所できない子どもが溢れている問題を解消するための対策ですが、そのチームには側近の寺田補佐官らに加え、郵便料金不正事件で無罪を勝ち取った、元厚労省局長の村木厚子・内閣府政策統括官を事務局長に迎えました。このアイデアは、実は伸子夫人の発案だと言われています」(別の民主党中堅代議士)

燃え上がる嫉妬の炎

 ただこの対策も、所詮は「子ども手当を全額出せない」という、公約違反を覆い隠すための弥縫策に過ぎない。いったんは口にした公約を守れず、実効性のある政策を打ち出すこともできないから、結局は実務能力が段違いの仙谷氏に、丸投げをするしかない。

 自分が何もできないので、有能な部下にややこしい仕事は押し付け、その部下が目立ち過ぎれば、今度は嫉妬心を抱いて潰しにかかろうとする。これはまさに、歴史上、何度も登場した「ダメな長」の典型だ。

〈歴史的に、凡人が才人を嫉妬した例は数え切れないほどあった。政治家や軍人の場合に、嫉妬が国の進路を誤らせる原因になった事実を知ると、その恐ろしさを痛感せざるを得ない〉(山内昌之『嫉妬の世界史』・新潮新書より)

 旧ソ連の独裁者・スターリンは、嫉妬に駆られて自国最高の軍人・トハチェフスキー将軍を処刑してしまい、ヒトラー率いるドイツ軍の国土蹂躙を許した。ヒトラーもやはり、ロンメル将軍ら有能な将官を死に追いやり、まもなく滅亡した。

 前出の太田道灌も、主君の館で騙し討ちに遭った際、

「当方、滅亡」

 と叫んで果てたとされ、実際、主家の上杉家は衰退し、その後、北条氏康によって滅ぼされている。

 彼ら歴史上の巨人・怪人と、菅首相を比較するのはいかにもおこがましい。しかし、いつの世も共通しているのは、政治家が嫉妬で暴走した場合、どんな形であれ、そのツケを最終的に払うことになるのは、その国の国民ということだ。


■ 永田町ディープスロート 2010年11月01日(月) 週刊現代



菅政権と国内の一般的感覚とのズレ

 尖閣周辺で海保巡視船に体当たりした中国漁船船長の公務執行妨害事件が、なんとも不可解な経緯をたどったのは、どうやら菅、仙谷両氏の対中観に起因するようだ。

 ようやく事件の録画テープが国会に提出されたが、菅、仙谷両氏とも、これを一般公開しようとは考えていない。それも、数時間はあると思われるテープのうち6分間だけだ。早くも「改ざん疑惑」が持ち上がっている。

 テープを非公開とするのは、中国国内でいかに反日デモが続発しようとも、これ以上、中国側を刺激するのは避けるべきだという考えが先行するためだ。

 そこが国内の一般的感覚とのズレとなり、菅政権の存在感の希薄さにもつながっているのではないか。
 北海道5区補選の民主敗北は、今後の政治展開をめぐり、多くの側面を提起したように思える。単なる地方の1小選挙区の選挙として片づけてしまうと、先が見えなくなる。

日経BP
花岡 信昭



なんだ、ばかばかしい、

ゴシップ=どうでもいい話し・・・ですね・・・

すこし期待したんだけどねーーー

ほんとがっかりだよ・・・








内閣支持40%に急落、不支持と初の逆転 本社世論調査
尖閣・小沢氏問題響く


$東京リーシングと土地活用戦記


$東京リーシングと土地活用戦記


2010/10/31 日本経済新聞

 日本経済新聞社とテレビ東京が10月29~31日に実施した世論調査で、菅内閣の支持率は40%となり、9月の前回調査から31ポイントの急落となった。不支持率は24ポイント上昇の48%で、6月の菅内閣発足後初めて支持率を上回った。沖縄の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件への対応や、民主党の小沢一郎元代表の政治資金問題に関する国会招致への対応などが支持率急落を招いたようだ。

 前回調査は菅直人首相が民主代表選で小沢氏を破って再選を果たした直後で、菅内閣では最も高い71%の支持率だった。1カ月あまりで31ポイント下落するのは過去最大だ。


 内閣の不支持理由(複数回答)は「指導力がない」が56%、「政府や党の運営の仕方が悪い」が41%。「国際感覚がない」は前回から8ポイント上昇し31%になった。支持理由(同)は「民主党中心の内閣だから」の35%が最も多い。

 菅内閣の仕事ぶりを「評価しない」は52%で「評価する」は32%。評価しない理由では「外交・安全保障への取り組み」が28%で、同じ質問をした8月から21ポイントの大幅な上昇だった。尖閣問題をきっかけとする対中外交への不信感などが影響しているとみられる。

 民主党の支持率は37%で前回から9ポイント下落。自民党は3ポイント上昇の26%、みんなの党は横ばいの7%だった。


 菅首相が参加検討を表明している環太平洋経済連携協定(TPP)については「参加すべきだ」が52%で「参加すべきでない」の17%を大きく上回った。消費税の引き上げについては「賛成」が47%と前回調査から1ポイント上昇。「反対」は44%で変わらなかった。

 調査は日経リサーチが全国の成人男女を対象に、乱数番号(RDD)方式により電話で実施。有権者のいる1496世帯から924件の回答を得た。回答率は61.8%。

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自民支持率、民主を逆転 5カ月ぶり

2010/10/31 産經新聞


 フジテレビ系「新報道2001」の首都圏世論調査(10月28日調査、500人対象)で、次期衆院選の投票先として「自民党」とする回答(26・8%)が「民主党」(24・2%)を逆転した。自民党が民主党を上回るのは5カ月ぶり。

 前回(10月21日調査)は民主党(27・4%)が自民党(19・8%)を7・6ポイント引き離していた。沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件をめぐる政府の対応や、小沢一郎元民主党代表の国会招致問題への対応、仙谷由人官房長官の国会答弁に批判が集まっていることなどが影響したとみられる。

 前回、政党支持率が与野党逆転したのは今年5月27日の調査。このときは米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や自身の「政治とカネ」の問題で追いつめられた鳩山由紀夫首相が6日後に退陣表明している。



また、マスコミが、騒々しくなるかねーー・・・・・

標的はーーーー・・・・

官僚の聖域・・・特別会計にからんでる・・・・

民主党か・・・・???









「特別会計」の事業仕分け(10/10/27)


仕分け前半、予算削減は最大で6000億円
外為特会の一般会計化は見送り


2010/10/30 日経

 政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)の事業仕分け第3弾は30日、前半戦4日間の日程を終えた。外国為替資金特会が抱える約20兆円の積立金の取り扱いは「見直し」と判定した。与党内では他の政策の財源に充てるよう求める声もあったが、一般会計への繰り入れを見送った。特会が財源の事業の見直しでは、来年度予算の概算要求ベースでの削減額が単純計算で最大6000億円(国費ベースで4300億円)規模となる見通しだ。

 財政投融資特会の積立金は「金利変動リスクに備えて必要な積み立てを行う」と結論づけた。特会の仕組みを見直すには特会法などの改正が必要。蓮舫行政刷新相は記者会見で、法案の提出時期は「最速で2013年の通常国会」と語った。

 特会を財源とする重点48事業の見直しは、4日間でジョブカード制度普及促進やスーパー堤防事業など8事業を「廃止」、年金記録照合事業や道路・港湾整備など27事業を「予算圧縮」と判定した。いずれも公共事業や雇用、エネルギー分野が中心だった。

 特会自体の見直しでは貿易再保険と森林保険の2特会は「廃止」、国有林野事業特会は負債を除き「廃止」、社会資本整備事業特会は空港整備勘定を除き「廃止」、食料安定供給など農林水産省所管の3特会は「統合」と結論づけた。

 参院で野党が多数を占めるねじれ国会の下での法改正は容易ではない。今回の仕分け結果に反発する省庁もあり、法案提出に向けた政府内の調整も難航しそうだ。

 仕分け第3弾の後半戦は11月15日から4日間。過去に仕分けたものの見直しが不十分な事業の「再仕分け」を実施する。



「事業仕分け」第3弾 家庭用太陽熱利用システム普及加速化事業、予算計上見送りと判定

フジテレビ系(FNN) 10月29日(金)13時8分配信

特別会計を対象にした政府の「事業仕分け第3弾」は29日午前、「エネルギー対策特別会計」について議論が行われ、「家庭用太陽熱利用システム普及加速化事業」が「予算計上を見送るべきだ」と判定された。
「エネルギー対策特別会計」では、経済産業省が「住宅用太陽光発電導入支援」、環境省が「家庭用太陽熱利用システム普及加速化」と、内容がほぼ重複する事業を行っており、いわゆる「縦割り行政」ぶりに、仕分け人から批判が集中した。
仕分け人・玉木 雄一郎議員が「なぜ太陽光、光は経財産業省で、太陽熱の熱は環境省なのか」とただした。
環境省担当者が「民生部門における仕組みや、方向性を確立することでのモデル事業でございまして...」と話すと、仕分け人の枝野幹事長代理が「環境省が何をやっているのかではなくて、なぜそういう分かれ方をしているのか説明してほしいんですよ。どっちかに集約したほうが効率的だと思いませんか?」と述べた。
仕分けの結果、経済産業省が行う「住宅用太陽光発電導入支援事業」は「予算の2割程度の圧縮」、環境省が行う「家庭用太陽熱利用システム普及加速化事業」は「予算計上を見送るべきだ」と判定された。
一方、同時に行われている「交付税特別会計」の仕分け作業では、30兆円を超える多額の借入金をめぐり、「国と地方、どちらの借金なのか」といった議論が続けられている。


公共事業の特別会計などもういらない

2010/10/31 日経新聞

 政府の行政刷新会議は、今回の事業仕分けの目玉だった公共事業に充てる社会資本整備事業特別会計について、廃止して一般会計と統合すると判定した。この会計は効果があいまいな事業を続ける温床になっているという批判が多かった。判定結果はうなずける。

 公共事業関係の特別会計は、道路、港湾、空港など5つに分かれていた。2008年度に現在の社会資本整備会計にまとめられたが、実際はそれぞれ区分経理している。5つの勘定を単純合計すると10年度の予算額は3兆6千億円を超す。

 特別会計は歳出面で担当省庁のさじ加減次第の面があり、予算の見積もりが甘くなりがちだった。国会での審議も不十分で、無駄な事業を続ける隠れみのになる場合もあった。

 例えば、空港のための特会があったがゆえに全国に98もの空港がつくられ、利用者が極めて少ない路線も生んだ。今回、廃止と判定された堤防の幅が広いスーパー堤防も、今の進み具合では完成にあと400年もかかるのに惰性で続けていた。

 国土交通省は特別会計が必要な理由として「施設などの利用者の便益と負担の関係を明確にする」ことを挙げる。実際には予算額の6割は一般会計のお金でまかなっている。自治体の負担分も合わせると7割に上る。国民が幅広く負担しているわけで、一般会計と分ける意味はない。

 特会の財源には、航空機燃料税や事実上の税金である空港着陸料もある。特会を維持するために、航空会社の国際競争力をそいでいるのは本末転倒だ。アジアの主要空港と同水準まで下げる必要がある。

 公共事業でも大都市部の環状道路は急いで整備すべきものだ。福岡や那覇の空港は発着枠がいっぱいになりつつある。特会をやめ一般会計に統合したうえ、道路や空港の枠を取り払って優先事業を決めたらよい。他の事業は大胆に絞り込むべきだ。

 PFI(民間資金を活用した社会資本整備)などの手法も積極的に採用してほしい。羽田に完成した新ターミナルビルはこの方式だった。

 今回の事業仕分けでは、事業を実施するかどうかのモノサシになる費用と効果の比較手法も議論になった。これまでの事業をみると、需要予測が過大だった事例が多い。

 建設費も着工後に大幅に膨らむ場合が少なくなかった。国道の整備では07年から3年間だけでも、51の道路で最終的な経費が当初の見込み額の2倍以上に増えた。こうした点も改善しないと、公共事業は無駄という国民の疑念はぬぐえない。





ぞくぞくと出てくる「事業仕分け」の実体・・・

戦後65年間の間に作られた、自民党と官僚・公務員のしくみ・・

特別会計は、国家予算の三倍、税収の6倍・・・

とっくの昔から指摘され改善されてこなかった・・・

国家を蝕む、ムダの数々・・・・・

ムダを作り上げた連中の罰則規定はほとんどないにひとしい・・

900兆円の借金なんて・・

一般会計と一緒にすれば消えてなくなる・・・


知っていてやらないのは、なぜか・・・

「事業仕分け」は、パーフォーマンスか??

日本は、議員と官僚・公務員にとって・・打ち出の小槌か・・????











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民主党は分裂するのか?

2010年10月29日 田原総一朗ブログ

田原総一朗です。
TPP問題で、民主党が分裂しそうな大騒ぎとなっている。
TPPとは環太平洋パートナーシップ協定で、
要するに太平洋に面した国々が
FTAを集団で行うという事だ。
シンガポールやニュージーランドをはじめ
今やアメリカ、オーストラリア、韓国など9ヶ国が
これに参加しようとしている。
中国もTPPに前向きの姿勢を示している。
FTAとは国対国の貿易が
関税やなんの障壁もなく取り引き出来る事で、
日本は遅れに遅れている。
TPPに参加しないと日本は落ちこぼれてしまう。
仙谷官房長官、前原外相、玄葉国会戦略相、
もちろん菅首相も参加を目指している。
ところが一番の推進役だった
大畠経産相が突然慎重、むしろ反対に転向した。
親分の鳩山前首相が反対を表明
したからだ。
小沢グループも強硬な反対派だ。
反対派の集会に国会議員120人が参加した。
TPPに参加すると農業が破綻すると言うのである。

だが、むしろ選挙を考えての反対だと思う。

小沢グループは徹底的に農業票を集めて当選したのである。
しかし農業の為と言うよりはむしろ
反菅派を結集するための材料
になっている、
ととらえるべきだ。
小沢氏、鳩山氏達は
なぜこんな大事な時期に
党分裂をはかろうとしているのかわからない。



わからないなんていっているから・・

こっちだって・・何をいいたいんだか、わからない・・







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http://www.youtube.com/watch?v=WV6rVceI7VI


メキシコのメキシコ市(Mexico City)で23日、ゾンビに扮した数百人が街を練り歩く「ゾンビ・ウォーク(Zom bie Walk)」が開催された。(c)AFP

2010年10月25日






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Zombie Walk Paris 2009



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いいかげんな政治家たちに、怒ったゾンビが国会を占拠!!??


なんてこった!! なんてことに、なんないといいね!!??

しかしーー、すごい風景・・・・