大絵巻展@京都国立博物館
こんにちは。
性懲りもなくあちこち展覧会に行っては高揚して、疲労しているコトオリです。なぜかお手紙風味でお送りします。
雨だったり、暑かったり、気象の変化がめまぐるしい今日この頃だけど、最近いかがお過ごしですか。
このあいだ、京都国立博物館で開かれている、大絵巻展に行ってきました。
とりあえず、何よりもまず最初に言うべきことは、ものすごく混んでたってこと。
平日の、昼間なのにだよ。
びっくりするよ、ほんと。
平日の真昼に行って、中に入るまで40分外に並んで、建物に入ってからも、一つの絵巻物を見るためにぞろぞろ並ぶの。それにも30-40分とか並んだよ。
全部見ようと思ったら相当時間がかかると思う。
並んだ分だけ、見ようと思うのか、みんなゆっくり見るし、行列は伸びる一方。
一列目から見るためにみんな並ぶんだけど、じゃあ二列目から見えるかって言ったら、見えないしね。人の隙間からのぞいても、うまく絵巻の絵が繋がって見えないと、オモシロさ半減。
最後の部屋にたどり着く頃には、もう宝物より、外に早く出たいって気持ちでいっぱいになってしまっていたくらい。
お客さんは、年配の方が多かったんだけど、その分、肝が据わってるって言うか、もちろん、みなさん、行儀よく並んだりしてはるんやけど、何せ薄暗くて、人が多かったからかな、イラついた空気が充満していて、ホントに頭が痛くなったんだ。
たまに、列にまぎれようと(はからずも)してしまったおじさんと、並んでたおじさんの
「ここにならんでましてん」
「まさか、あんさんそんな、うちらはもっと向こうから並んどったんや」
みたいなやりとりが繰り広げられて、周りの奥様方も、せやせや、後ろにならばんかい、という視線を送って会場の空気がますますぴりぴりしたものになって、ため息が出たよ、ホントに。京都で長年暮らした年配の方々ってのは、絶対「気」を使えるよ。ほら、漫画によく出てくるような。何も言わんでもものすごいオーラというか、威圧感というか。目線を見なくても、空気が痛かった。すごかった。そんなとこに感心したくなかったってのもあるのだけれども…
すごく混んでるっていっても、多分東京とかだったらもっと混むんだろうとは想像がつくの。
でも、東京の人たちは、あの満員電車を毎日経験してる人が多いから、もっと他者との距離(精神的にも物理的にも)をとるのが上手。関西は、混むっていっても、東京の比じゃないし、年配の方々は尚更、いつもゆったりした生活をしているからか、人の多い環境に順応できず、ストレスを感じてしまうのね。(京都人の「気」のパワーの影響もあるかもしれないけど)
ホントに、疲れたよ。へろへろだよ。
もし、行くとしたら、朝一とかなのかな、と思ったら、朝から行列が出来てるんだって!平日の朝一と閉館直前くらいがすいてるっちゃすいてるみたいだけど、展覧会は会期の後ろのほうになるにつれて混んでくるから相当な覚悟をしていかないときつそう。
土日なんて、きっと地獄絵図だわ。子供を連れて行くなんて、言語道断ね。
なんと、混雑状況を見れるサイト まで出来てる。見たら、今日は入場まで180分!!きょえー
京博は古い建物で、内装も綺麗なんだけど、今回の展示は、古い絵巻物で、痛むのを防ぐために、照明は薄暗いし、黒山の人だかりだし、で、楽しむ余裕がなかったです。
で、展示品だけど(やっと本題)、平安時代から江戸時代までの作品で、国宝やら重文やら大量にあって、全部絵巻物! 流石大絵巻展。
大目玉の、源氏物語絵巻と鳥獣戯画は、やっぱり素人目に見てもすごかった。源氏物語絵巻は下膨れの顔のかわいらしさがステキだった。鳥獣戯画は、やっぱりこれが目的と筆の流れとか、線の力強さとか、ユーモラスな表情とか。でもあっという間に見終わってしまったので、
へろへろになりながらも、絵巻物はやっぱりオモシロいなと思った。物語がちゃんと流れているし、台詞が書き込んであるのもあるし、登場人物一人ひとりの表情が違ったり、漫画みたいにとても動きがある姿勢で描かれていたり。
地獄の絵や、餓鬼の絵などに衝撃を覚えたり。餓鬼は腹水溜まってる、飢餓状態の子供だし、やっぱり当時の何かが反映されてるんだなと思った。
そんなこんなで、へろへろになったので、いまいちうまいことお話が出来ませんで、申し訳ないんですが、何しろ混んでいて、博物館から出たときに見た庭と吹いていた風が、とてもありがたいものに思えたことをお伝えしておこうかな、と思います。
混雑を押してでもいく価値はあるけど、覚悟していったほうがいいよー
それではグッドラック
--
京都国立博物館特別展覧会 [大絵巻展]
国宝「源氏物語絵巻」「鳥獣戯画」など一挙公開(web )
会期: 2006年4月22日(土)~6月4日(日)(月曜休)
会場: 京都国立博物館(web ) 特別展示館(web )
開館時間
午前9時30分から午後7時まで(入館は午後6時まで)
※ただし会期中の毎週金曜日は午後8時30分まで(入館は午後7時30分まで)
*5月26日より延長いたしました
入館料:
一般1,300円(1,100円/1,000円)
大学・高校生900円(700円/600円)
中学・小学生400円(300円/200円)
( )内の料金は前売り/団体20名以上障害者の方と介護者(一名)は無料となります。博物館入り口にて、障害者手帳などをご提示ください。
性懲りもなくあちこち展覧会に行っては高揚して、疲労しているコトオリです。なぜかお手紙風味でお送りします。
雨だったり、暑かったり、気象の変化がめまぐるしい今日この頃だけど、最近いかがお過ごしですか。
このあいだ、京都国立博物館で開かれている、大絵巻展に行ってきました。
とりあえず、何よりもまず最初に言うべきことは、ものすごく混んでたってこと。
平日の、昼間なのにだよ。
びっくりするよ、ほんと。
平日の真昼に行って、中に入るまで40分外に並んで、建物に入ってからも、一つの絵巻物を見るためにぞろぞろ並ぶの。それにも30-40分とか並んだよ。
全部見ようと思ったら相当時間がかかると思う。
並んだ分だけ、見ようと思うのか、みんなゆっくり見るし、行列は伸びる一方。
一列目から見るためにみんな並ぶんだけど、じゃあ二列目から見えるかって言ったら、見えないしね。人の隙間からのぞいても、うまく絵巻の絵が繋がって見えないと、オモシロさ半減。
最後の部屋にたどり着く頃には、もう宝物より、外に早く出たいって気持ちでいっぱいになってしまっていたくらい。
お客さんは、年配の方が多かったんだけど、その分、肝が据わってるって言うか、もちろん、みなさん、行儀よく並んだりしてはるんやけど、何せ薄暗くて、人が多かったからかな、イラついた空気が充満していて、ホントに頭が痛くなったんだ。
たまに、列にまぎれようと(はからずも)してしまったおじさんと、並んでたおじさんの
「ここにならんでましてん」
「まさか、あんさんそんな、うちらはもっと向こうから並んどったんや」
みたいなやりとりが繰り広げられて、周りの奥様方も、せやせや、後ろにならばんかい、という視線を送って会場の空気がますますぴりぴりしたものになって、ため息が出たよ、ホントに。京都で長年暮らした年配の方々ってのは、絶対「気」を使えるよ。ほら、漫画によく出てくるような。何も言わんでもものすごいオーラというか、威圧感というか。目線を見なくても、空気が痛かった。すごかった。そんなとこに感心したくなかったってのもあるのだけれども…
すごく混んでるっていっても、多分東京とかだったらもっと混むんだろうとは想像がつくの。
でも、東京の人たちは、あの満員電車を毎日経験してる人が多いから、もっと他者との距離(精神的にも物理的にも)をとるのが上手。関西は、混むっていっても、東京の比じゃないし、年配の方々は尚更、いつもゆったりした生活をしているからか、人の多い環境に順応できず、ストレスを感じてしまうのね。(京都人の「気」のパワーの影響もあるかもしれないけど)
ホントに、疲れたよ。へろへろだよ。
もし、行くとしたら、朝一とかなのかな、と思ったら、朝から行列が出来てるんだって!平日の朝一と閉館直前くらいがすいてるっちゃすいてるみたいだけど、展覧会は会期の後ろのほうになるにつれて混んでくるから相当な覚悟をしていかないときつそう。
土日なんて、きっと地獄絵図だわ。子供を連れて行くなんて、言語道断ね。
なんと、混雑状況を見れるサイト まで出来てる。見たら、今日は入場まで180分!!きょえー

京博は古い建物で、内装も綺麗なんだけど、今回の展示は、古い絵巻物で、痛むのを防ぐために、照明は薄暗いし、黒山の人だかりだし、で、楽しむ余裕がなかったです。
で、展示品だけど(やっと本題)、平安時代から江戸時代までの作品で、国宝やら重文やら大量にあって、全部絵巻物! 流石大絵巻展。
大目玉の、源氏物語絵巻と鳥獣戯画は、やっぱり素人目に見てもすごかった。源氏物語絵巻は下膨れの顔のかわいらしさがステキだった。鳥獣戯画は、やっぱりこれが目的と筆の流れとか、線の力強さとか、ユーモラスな表情とか。でもあっという間に見終わってしまったので、
へろへろになりながらも、絵巻物はやっぱりオモシロいなと思った。物語がちゃんと流れているし、台詞が書き込んであるのもあるし、登場人物一人ひとりの表情が違ったり、漫画みたいにとても動きがある姿勢で描かれていたり。
地獄の絵や、餓鬼の絵などに衝撃を覚えたり。餓鬼は腹水溜まってる、飢餓状態の子供だし、やっぱり当時の何かが反映されてるんだなと思った。
そんなこんなで、へろへろになったので、いまいちうまいことお話が出来ませんで、申し訳ないんですが、何しろ混んでいて、博物館から出たときに見た庭と吹いていた風が、とてもありがたいものに思えたことをお伝えしておこうかな、と思います。
混雑を押してでもいく価値はあるけど、覚悟していったほうがいいよー

それではグッドラック

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京都国立博物館特別展覧会 [大絵巻展]
国宝「源氏物語絵巻」「鳥獣戯画」など一挙公開(web )
会期: 2006年4月22日(土)~6月4日(日)(月曜休)
会場: 京都国立博物館(web ) 特別展示館(web )
開館時間
午前9時30分から午後7時まで(入館は午後6時まで)
※ただし会期中の毎週金曜日は午後8時30分まで(入館は午後7時30分まで)
*5月26日より延長いたしました
入館料:
一般1,300円(1,100円/1,000円)
大学・高校生900円(700円/600円)
中学・小学生400円(300円/200円)
( )内の料金は前売り/団体20名以上障害者の方と介護者(一名)は無料となります。博物館入り口にて、障害者手帳などをご提示ください。
肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」@神戸市立博物館
ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展「江戸の誘惑」
@神戸市立博物館(web )
2006-04-15(sat)- 05-28(sun)
10:00-17:00 (金土:-19:00)
▽巡回会場
06-17(sat) -08-27(sun)@名古屋ボストン美術館
10-21(sat)- 12-10(sun)@江戸東京博物館
web
---
これは、会期のはじめのほうに行きました。
浮世絵といったら、版画しか知らなかったのですが、なんと、その絵師たちの肉筆の浮世絵がアメリカの富豪によって100年前くらいに買い取られて海の向こうで保存されていたそうなのです。
版画では、色はべた塗りになってしまいますが、肉筆だからこそ、微妙で繊細な色合いが出ていて、肌の色などもものすごく綺麗でした。
それに、着物の色の鮮やかさ、そして、細かく繊細に、かつ大胆に描かれた柄。江戸の文化はこんなにも豪華絢爛だったのか、と改めて驚嘆しました。
すばらしい作品がたくさんある中でも、北斎の作品にやはり目が奪われました。
「朱鍾馗図幟」といって、端午の節句にこいのぼりと一緒にあげられたものだそうですが、こういうものはめったに残っていないそうです。
2mを超える長さの布に、等身大かそれ以上に朱で描かれたこの人物に、魔力にも似た強い力を感じました。
線の折り返しの部分などの描かれ方の力強さが、本当に恐ろしいほど蠢きをかんじて、すごかったです。
美人画ももちろんすごかったし、それ以外に、歌舞伎や春画もありました。掛け軸のほかに、看板、屏風や、布、巻物など、一点一点すばらしいものばかり、大量にあって、博物館を出るときには、息切れしていたくらいでした。
百鬼夜行図もあり、ゲゲゲの鬼太郎で見たようなお化けの絵もありました。一つ目のお化けとか。でもそれも色鮮やかで綺麗でした。
ただの美人画といっても表情がいろいろなことを物語っていたりしておもしろかったし、画面の中でのポーズの決め方、流し目、髪型、そしてもちろん着物の色(かさねの色合いの鮮やかなこと)模様。すべてにおいて、豪華。
風俗を描いた登場人物のたくさんいる屏風なども、多種多様な場面が一枚の面に描かれていて、見るのに時間がかかった。
いろんなものがあったけれど、とにかく、本当に大満足、の展覧会でした。まだの方はぜひ。
神戸は今週末まで。そのあとは名古屋、東京であるようです。
@神戸市立博物館(web )
2006-04-15(sat)- 05-28(sun)
10:00-17:00 (金土:-19:00)
▽巡回会場
06-17(sat) -08-27(sun)@名古屋ボストン美術館
10-21(sat)- 12-10(sun)@江戸東京博物館
web
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これは、会期のはじめのほうに行きました。
浮世絵といったら、版画しか知らなかったのですが、なんと、その絵師たちの肉筆の浮世絵がアメリカの富豪によって100年前くらいに買い取られて海の向こうで保存されていたそうなのです。
版画では、色はべた塗りになってしまいますが、肉筆だからこそ、微妙で繊細な色合いが出ていて、肌の色などもものすごく綺麗でした。
それに、着物の色の鮮やかさ、そして、細かく繊細に、かつ大胆に描かれた柄。江戸の文化はこんなにも豪華絢爛だったのか、と改めて驚嘆しました。
すばらしい作品がたくさんある中でも、北斎の作品にやはり目が奪われました。
2mを超える長さの布に、等身大かそれ以上に朱で描かれたこの人物に、魔力にも似た強い力を感じました。
線の折り返しの部分などの描かれ方の力強さが、本当に恐ろしいほど蠢きをかんじて、すごかったです。
美人画ももちろんすごかったし、それ以外に、歌舞伎や春画もありました。掛け軸のほかに、看板、屏風や、布、巻物など、一点一点すばらしいものばかり、大量にあって、博物館を出るときには、息切れしていたくらいでした。
百鬼夜行図もあり、ゲゲゲの鬼太郎で見たようなお化けの絵もありました。一つ目のお化けとか。でもそれも色鮮やかで綺麗でした。
ただの美人画といっても表情がいろいろなことを物語っていたりしておもしろかったし、画面の中でのポーズの決め方、流し目、髪型、そしてもちろん着物の色(かさねの色合いの鮮やかなこと)模様。すべてにおいて、豪華。
風俗を描いた登場人物のたくさんいる屏風なども、多種多様な場面が一枚の面に描かれていて、見るのに時間がかかった。
いろんなものがあったけれど、とにかく、本当に大満足、の展覧会でした。まだの方はぜひ。
神戸は今週末まで。そのあとは名古屋、東京であるようです。
ロイ・リキテンスタインとマチスの金魚 /ホイットニー美術館展(4)
まず、この有名なマチスの金魚について。マチス(Henri Matisse, 1869-1954 wiki )といえば、フォービズムの人で、ものすごく鮮やかな色を大胆に使う人と認識していますが、この絵もまた、ピンクの背景に、緑色の葉っぱ、そして金魚の赤に、光の黄色。なんというかマァ派手です。
去年から今年の初めにかけて日本をまわっていた、大きな展覧会、プーシキン美術館展 の大目玉だったので、私ももれなく、国立国際美術館で見ました。大きい絵だったけど、とてもユニークでファニーでラブリー(カタカナ語多用したくなるような印象を持ちました)な絵でした。
私は、そこまで芸術(その他、学問とか、礼儀とかまで含めて)を固く考えたり、型にはまって考えたりするのはあんまり(むしろ全然!)好きじゃないので、適度な情報量と曖昧さ、フレキシブルな対応と、その場で解釈可能ないい加減さを好む傾向が強いのですが、マチスの絵っていうのは、写実でもないし、割といい意味で「てきとー」なところが私は好感を持っていたりします。じつはその「てきとー」さは、大胆にやってもちゃんとまとまる、ある種の経験や、才能や、実は背景ではちゃんとやっている(かもしれない)計算の代物なんでしょうが、なにより、てきとーーっぽく見せているところが、マチスのすごいところだと思ったりします。写実主義のホントにリアルな塗りとかを見ると「ムァーこんなの、すっごい修行を積んだんだろーな!! ひぇースバラシイ」と思うけれど、マチスの絵は、なんというか、技術より感性的なもので満たされていて嫌味じゃないというか。( いや、それもきっと策略のひとつなんでしょうが)
で、今回見たリキテンスタイン(Roy Lichtenstein 1923-1997 wiki )の金魚はこんな感じだったのですね。
これ、絵じゃないです。オブジェです。下のところはちゃんと三脚になっていて、床にホントに置かれていたんです。一瞬、漫画かと思って目を疑いましたが、実際におかれていたんですね。上の部分は、平面で、裏から見ても似たような感じに見えるのですが。
何がやりたかったのか、そこまでよくわかったわけでもないんですが、なにしろ、見たときに「! これは!!」となって、そのあと、とんでもなく愉快な気分になったんですね。引用の妙。
見ていると、共犯になったような気分になって、にしし、というような笑みがこぼれてきてしまい、危うくアヤシイ(あぶない)お姉さんになるところ、我慢して、何事もなかったかのように、この周りを何回かぐるぐる廻り、この気分の源泉をどう捉えたらいいのか、ちょっとまじめに考えてみたけれど、なにより、これが「面白い」って思ってしまったことが大事なような気がして、それだけで満足したのでした。
絵を切り取ってきて、立体にして、引用だぜ、どうだ、あの絵だぜ。へへへ。(いや、本当は、構図云々みたいな話もあるんでしょうけど)みたいな軽率さが、この平板の中にいるかわいらしい真っ赤な金魚と、あまりにも単純な青い色で表現された水に如実に表現されているような気がしました。
私の感想も、やたら、軽率ですね。
お気を悪くされた方、ごめんなさい。
それでもなかなか、楽しかった、という方は、クリックにご協力を
近世の花鳥画@泉屋博古館/京都
泉屋博古館の初夏の展覧会は花鳥画だそうです。
この、京都、岡崎公園の北東・山手、鹿ケ谷にある、住友家の博物館は、なかなか人が少なくて、静かでいいところです。よく手入れされた庭に通る風など眺めていると、かなりほっとした気分になります。
前に行ったときは茶道具展だったのもあってか上品な着物を着たおばさま方がいっぱい見られました。
常設展示が中国古代の青銅器のコレクションなので、なかなかマニアックと私は思うのですが、音の鳴る青銅器などもあって、大変興味深いです。
以前、アンケートを書いたら、それ以来、郵送で割引券とお知らせが届くようになりました。
今回は、どうやら伊藤若冲が観られるようです。
伊藤若冲(ここに詳しい)といえば、江戸中期の画家ですが、このあいだ行ったMIHO MUSEUM(web)のバークコレクション展(-6/11)で、月下白梅図(前に予定されていなかったのに、5/30から最後まで再展示されるそうです!)を観たばかりです。友人がやたら好いというので、どれどれと思ったら、なに、かなりいいんです。はまる人は、はまる、というか。そういえば研究室の後輩も、東京でやっぱりバークコレクションを観たらしく、若冲のクリアファイルを持ってました。観たら、はまりますよね。
今夏、東京国立博物館で「若冲と江戸絵画展」(web)もあり、9/23からは京都国立近代美術館にも巡回があります。めっちゃ楽しみです。
で、その前に、京都にある若冲を観ておく。ううむ、いいなぁ。ナイスタイミングだよ、住友さん。
---
近世の花鳥画
2006-05-20(sat)~07-02(sun)
@泉屋博古館/京都(web)
開館時間10:00 ~ 16:30(入館は16:00まで)
入館料 :一般 730円 / 高大生 520円 / 小中生 310円
---
■ 講演会
6/3(土) 13:30-
東京大学名誉教授 辻惟雄氏
「近世の花鳥画-伊藤若冲を中心に」
■ 列品解説
5/27(土), 6/17(土)
学芸員 実方葉子氏
「近世の花鳥画」
5/20(土)
学芸員 廣川守氏
「中国古代の青銅器」
---
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この、京都、岡崎公園の北東・山手、鹿ケ谷にある、住友家の博物館は、なかなか人が少なくて、静かでいいところです。よく手入れされた庭に通る風など眺めていると、かなりほっとした気分になります。
前に行ったときは茶道具展だったのもあってか上品な着物を着たおばさま方がいっぱい見られました。
常設展示が中国古代の青銅器のコレクションなので、なかなかマニアックと私は思うのですが、音の鳴る青銅器などもあって、大変興味深いです。
以前、アンケートを書いたら、それ以来、郵送で割引券とお知らせが届くようになりました。
今回は、どうやら伊藤若冲が観られるようです。
伊藤若冲(ここに詳しい)といえば、江戸中期の画家ですが、このあいだ行ったMIHO MUSEUM(web)のバークコレクション展(-6/11)で、月下白梅図(前に予定されていなかったのに、5/30から最後まで再展示されるそうです!)を観たばかりです。友人がやたら好いというので、どれどれと思ったら、なに、かなりいいんです。はまる人は、はまる、というか。そういえば研究室の後輩も、東京でやっぱりバークコレクションを観たらしく、若冲のクリアファイルを持ってました。観たら、はまりますよね。
今夏、東京国立博物館で「若冲と江戸絵画展」(web)もあり、9/23からは京都国立近代美術館にも巡回があります。めっちゃ楽しみです。
で、その前に、京都にある若冲を観ておく。ううむ、いいなぁ。ナイスタイミングだよ、住友さん。
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近世の花鳥画
2006-05-20(sat)~07-02(sun)
@泉屋博古館/京都(web)
開館時間10:00 ~ 16:30(入館は16:00まで)
入館料 :一般 730円 / 高大生 520円 / 小中生 310円
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■ 講演会
6/3(土) 13:30-
東京大学名誉教授 辻惟雄氏
「近世の花鳥画-伊藤若冲を中心に」
■ 列品解説
5/27(土), 6/17(土)
学芸員 実方葉子氏
「近世の花鳥画」
5/20(土)
学芸員 廣川守氏
「中国古代の青銅器」
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京都市立芸大作曲専攻による Conception × Composition
今日は、京都市立芸術大学の作曲専攻の人たちの曲を演奏するコンサートが、京大のホールで行われていたので行ってきました。要するに、超若手の作曲家の作った現代音楽の演奏会でした。
なぜか、学内でなく、神戸市立博物館か何かでビラを入手したのです。時計台記念館のホールでは、毎月、割と著名な人を呼んで、「未来フォーラム」というのを開いていたり、たまにコンサートをやったり(結構大きなピアノがあるのです、音響は微妙だけど)しているのですが、いまいち宣伝されていない感じです。
「京都大学と京都市立芸術大学による交流の午後」という、プロジェクト(?)のもとに行われていたようです。(いつの間に、交流が…)
---
conception×composition
音楽の現在、現在の音楽 ―どのように着想され、どのように具体化されるのかー
ルチアーノ・ベリオ オー・キング
山根 明季子 Trascend - for ensemble
植松 さやか phenomenon - 小オーケストラのための
長谷川 結花 時の階調 - クラリネット、ピアノ、打楽器のための
清水 慶彦 ダルフールの空にII
増田 真結 Qualia No.3 DefomeD ether - 弦楽器とフルート、打楽器のための
2006-05-14(sun)15:00-
@京都大学百周年時計台記念館
---
さて、全部で二時間くらいのプログラムでしたが、まず思ったのは、「私には耳がまだない」ということでした。
今日は、解説付きということで、少しは勉強になるかと思っていたのですが、解説をしてくれているあいだ、解説が譜例つきで詳しく載ってるプログラムを見たいのに、会場が真っ暗、とか、演奏中の係の人のデジカメの電子音がうるさいとか(現代音楽って結構静かなので目立つ)、いろいろ気に障ることが多いなぁと思っている時間のほうが長かった…。
むむむ。
芸としてみる分には、興味深かった。フルートとかクラリネットとか、音色を出すんじゃなくて、管に息をただ吹き込んで風の音みたいなのを立ててるとか、太鼓の表面をなでて音を出すとか、声楽の人がタタタタっとか歌っているの(それに子供が、素直に笑っていた。私は反応に困っていたが、子供みたいに素直に笑えたほうが、いいのかもしれないなあと思った)とか、こんな技があるのか!!! って。パーカッションの人が、長いひものさきに何か物体をつけたのをぐるぐる回して音を出したりしていた(縄跳びの音みたいに風を切る)。そういうのとか、あと、清水慶彦さん(この人がすべての解説をしてくれた。インテリのお兄さんって感じ)の作品では、ジェノサイド禁止条約の英語を歌い手が読んだりしていた(この英語はもうちょっと鍛えて欲しかった。ないし、日本語だったらどうなったろう、とか思った)。それはまた、国歌のコラージュだとも言っていた。でも国歌を知らないので、わからなかった。コラージュといわれても、映像も音も雰囲気も、頭に浮かんでこない。それは、ディスコミュニケーションでもない。たとえば国歌を先に演奏してくれたりしたら、わかりやすかったかもしれない(私はわかることを求めているようです)。
とにかく、いまいちよくわからなかった。
いや、わかる、とか、わからない、とかの問題じゃないのかもしれないけども、なんというか、変な感じ。
プログラムを読み直してみると、クオリア(感覚質)とか、音列とか、自分と他者は同じイメージを共有できているのか不安になるとか、そういったことが書いてあって、それらはなんとなくいわれてみればつかめない概念でもないんだけど…。
以前は、現代芸術の絵画とかオブジェとかを見てもサッパリわからなかったけど、最近、殊に直島に行って以降、断然現代芸術がオモシロくなった。現代音楽も、そういったきっかけがあれば、面白く聞けるようになるのかなぁと期待している。けれども、今日はまだ、その機会にはならなかったようだ。
むむん、日々これ精進、ですね
---
関連リンク:
京都大学百周年時計台記念館
クロックタワーコンサート
京都市立芸術大学音楽学部WEBマガジン「沓音」
---
その他関連するイベント
---
京都市立芸大音楽学部 ピアノ専攻生による
第20回ピアノ・フェスティバル
2006-06-09(fri) 19:00-
@京都府民ホールALTI
入場無料
---
京都国立近代美術館 藤田嗣治展(5/30-)に関連して、
国立近代美術館ホワイエコンサートシリーズ1 サマーナイトコンサート
「みんながパリを愛してた!」
2006-06-03(sat) 18:00-
@京都国立近代美術館、一階ホワイエ
なぜか、学内でなく、神戸市立博物館か何かでビラを入手したのです。時計台記念館のホールでは、毎月、割と著名な人を呼んで、「未来フォーラム」というのを開いていたり、たまにコンサートをやったり(結構大きなピアノがあるのです、音響は微妙だけど)しているのですが、いまいち宣伝されていない感じです。
「京都大学と京都市立芸術大学による交流の午後」という、プロジェクト(?)のもとに行われていたようです。(いつの間に、交流が…)
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conception×composition
音楽の現在、現在の音楽 ―どのように着想され、どのように具体化されるのかー
ルチアーノ・ベリオ オー・キング
山根 明季子 Trascend - for ensemble
植松 さやか phenomenon - 小オーケストラのための
長谷川 結花 時の階調 - クラリネット、ピアノ、打楽器のための
清水 慶彦 ダルフールの空にII
増田 真結 Qualia No.3 DefomeD ether - 弦楽器とフルート、打楽器のための
2006-05-14(sun)15:00-
@京都大学百周年時計台記念館
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さて、全部で二時間くらいのプログラムでしたが、まず思ったのは、「私には耳がまだない」ということでした。
今日は、解説付きということで、少しは勉強になるかと思っていたのですが、解説をしてくれているあいだ、解説が譜例つきで詳しく載ってるプログラムを見たいのに、会場が真っ暗、とか、演奏中の係の人のデジカメの電子音がうるさいとか(現代音楽って結構静かなので目立つ)、いろいろ気に障ることが多いなぁと思っている時間のほうが長かった…。
むむむ。
芸としてみる分には、興味深かった。フルートとかクラリネットとか、音色を出すんじゃなくて、管に息をただ吹き込んで風の音みたいなのを立ててるとか、太鼓の表面をなでて音を出すとか、声楽の人がタタタタっとか歌っているの(それに子供が、素直に笑っていた。私は反応に困っていたが、子供みたいに素直に笑えたほうが、いいのかもしれないなあと思った)とか、こんな技があるのか!!! って。パーカッションの人が、長いひものさきに何か物体をつけたのをぐるぐる回して音を出したりしていた(縄跳びの音みたいに風を切る)。そういうのとか、あと、清水慶彦さん(この人がすべての解説をしてくれた。インテリのお兄さんって感じ)の作品では、ジェノサイド禁止条約の英語を歌い手が読んだりしていた(この英語はもうちょっと鍛えて欲しかった。ないし、日本語だったらどうなったろう、とか思った)。それはまた、国歌のコラージュだとも言っていた。でも国歌を知らないので、わからなかった。コラージュといわれても、映像も音も雰囲気も、頭に浮かんでこない。それは、ディスコミュニケーションでもない。たとえば国歌を先に演奏してくれたりしたら、わかりやすかったかもしれない(私はわかることを求めているようです)。
とにかく、いまいちよくわからなかった。
いや、わかる、とか、わからない、とかの問題じゃないのかもしれないけども、なんというか、変な感じ。
プログラムを読み直してみると、クオリア(感覚質)とか、音列とか、自分と他者は同じイメージを共有できているのか不安になるとか、そういったことが書いてあって、それらはなんとなくいわれてみればつかめない概念でもないんだけど…。
以前は、現代芸術の絵画とかオブジェとかを見てもサッパリわからなかったけど、最近、殊に直島に行って以降、断然現代芸術がオモシロくなった。現代音楽も、そういったきっかけがあれば、面白く聞けるようになるのかなぁと期待している。けれども、今日はまだ、その機会にはならなかったようだ。
むむん、日々これ精進、ですね
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関連リンク:
京都大学百周年時計台記念館
クロックタワーコンサート
京都市立芸術大学音楽学部WEBマガジン「沓音」
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その他関連するイベント
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京都市立芸大音楽学部 ピアノ専攻生による
第20回ピアノ・フェスティバル
2006-06-09(fri) 19:00-
@京都府民ホールALTI
入場無料
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京都国立近代美術館 藤田嗣治展(5/30-)に関連して、
国立近代美術館ホワイエコンサートシリーズ1 サマーナイトコンサート
「みんながパリを愛してた!」
2006-06-03(sat) 18:00-
@京都国立近代美術館、一階ホワイエ
