京都市立芸大作曲専攻による Conception × Composition | cotory lab. of ART

京都市立芸大作曲専攻による Conception × Composition

今日は、京都市立芸術大学の作曲専攻の人たちの曲を演奏するコンサートが、京大のホールで行われていたので行ってきました。要するに、超若手の作曲家の作った現代音楽の演奏会でした。

なぜか、学内でなく、神戸市立博物館か何かでビラを入手したのです。時計台記念館のホールでは、毎月、割と著名な人を呼んで、「未来フォーラム」というのを開いていたり、たまにコンサートをやったり(結構大きなピアノがあるのです、音響は微妙だけど)しているのですが、いまいち宣伝されていない感じです。

「京都大学と京都市立芸術大学による交流の午後」という、プロジェクト(?)のもとに行われていたようです。(いつの間に、交流が…)

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conception×composition
音楽の現在、現在の音楽 ―どのように着想され、どのように具体化されるのかー

ルチアーノ・ベリオ オー・キング
山根 明季子 Trascend - for ensemble
植松 さやか phenomenon - 小オーケストラのための
長谷川 結花 時の階調 - クラリネット、ピアノ、打楽器のための
清水 慶彦 ダルフールの空にII
増田 真結 Qualia No.3 DefomeD ether - 弦楽器とフルート、打楽器のための

2006-05-14(sun)15:00-
@京都大学百周年時計台記念館
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さて、全部で二時間くらいのプログラムでしたが、まず思ったのは、「私には耳がまだない」ということでした。
今日は、解説付きということで、少しは勉強になるかと思っていたのですが、解説をしてくれているあいだ、解説が譜例つきで詳しく載ってるプログラムを見たいのに、会場が真っ暗、とか、演奏中の係の人のデジカメの電子音がうるさいとか(現代音楽って結構静かなので目立つ)、いろいろ気に障ることが多いなぁと思っている時間のほうが長かった…。

むむむ。

芸としてみる分には、興味深かった。フルートとかクラリネットとか、音色を出すんじゃなくて、管に息をただ吹き込んで風の音みたいなのを立ててるとか、太鼓の表面をなでて音を出すとか、声楽の人がタタタタっとか歌っているの(それに子供が、素直に笑っていた。私は反応に困っていたが、子供みたいに素直に笑えたほうが、いいのかもしれないなあと思った)とか、こんな技があるのか!!! って。パーカッションの人が、長いひものさきに何か物体をつけたのをぐるぐる回して音を出したりしていた(縄跳びの音みたいに風を切る)。そういうのとか、あと、清水慶彦さん(この人がすべての解説をしてくれた。インテリのお兄さんって感じ)の作品では、ジェノサイド禁止条約の英語を歌い手が読んだりしていた(この英語はもうちょっと鍛えて欲しかった。ないし、日本語だったらどうなったろう、とか思った)。それはまた、国歌のコラージュだとも言っていた。でも国歌を知らないので、わからなかった。コラージュといわれても、映像も音も雰囲気も、頭に浮かんでこない。それは、ディスコミュニケーションでもない。たとえば国歌を先に演奏してくれたりしたら、わかりやすかったかもしれない(私はわかることを求めているようです)。

とにかく、いまいちよくわからなかった。
いや、わかる、とか、わからない、とかの問題じゃないのかもしれないけども、なんというか、変な感じ。

プログラムを読み直してみると、クオリア(感覚質)とか、音列とか、自分と他者は同じイメージを共有できているのか不安になるとか、そういったことが書いてあって、それらはなんとなくいわれてみればつかめない概念でもないんだけど…。

以前は、現代芸術の絵画とかオブジェとかを見てもサッパリわからなかったけど、最近、殊に直島に行って以降、断然現代芸術がオモシロくなった。現代音楽も、そういったきっかけがあれば、面白く聞けるようになるのかなぁと期待している。けれども、今日はまだ、その機会にはならなかったようだ。

むむん、日々これ精進、ですね

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関連リンク:
京都大学百周年時計台記念館
クロックタワーコンサート
京都市立芸術大学音楽学部WEBマガジン「沓音」

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その他関連するイベント
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京都市立芸大音楽学部 ピアノ専攻生による
第20回ピアノ・フェスティバル
2006-06-09(fri) 19:00-
@京都府民ホールALTI
入場無料
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京都国立近代美術館 藤田嗣治展(5/30-)に関連して、
国立近代美術館ホワイエコンサートシリーズ1 サマーナイトコンサート
「みんながパリを愛してた!」
2006-06-03(sat) 18:00-
@京都国立近代美術館、一階ホワイエ