【昨日のビール】
ロング缶:4本
芋焼酎ロック:5杯
昨日は飲んだ。いや、昨日も、だ。この言葉は何度も言っているようだが仕方がない。事実なのである。料理の写真を載せるが、昨日のモノではない。ブログを書く時間が取れず、写真がたまったので適当に載せてゆこうと思う。この日はスーパーで買い物したようだ。
アジフライ。最近息子から告白された。実はアジフライが大好きなのだと。給食で出てきて、それからずっとたまらなく好きなんだと。私は激怒した。息子にはあんなに可愛い彼女がいるにもかかわらず、なぜ私の愛人を横取りするのだ!いい加減にしろ!私は言った。「好みが似てるね。もっと早く言ってよ。今度から二人分買うね」と。そして、そう言われたのに父親がそのまま食べるのもなんなので、グッとこらえて息子に譲った。クソーッ!また家庭内暴力だ!
ナマ牡蠣。最近スーパーで見なくなってきたので旬が過ぎたのだろう。柚子胡椒との相性が堪らない。
こちらは子供用ロースとんかつ。私も子供の頃は大好きだった。
定番の鳥の唐揚げ。
鳥のネギ塩焼き。昔から大好き。
お豆腐さまは忘れない。いつもありがとうございます!
揃いましたなアテの衆。
この日は実家からもらってきた黒ラベルの中瓶にお越しいただいた。遠路はるばる遠いところを感謝なのである。久しぶりに瓶を開けるので栓抜きを探すのに少し手間取ったが問題なし。
黒ラベルをグラスにトクトクトクトクシュワシュワ。
クーッ!この音がたまらん!
おっと、今日はトクの文字が2つ多いぞ。
グラスを中空にかざし目を閉じる。
瓶ビールの神様、黒ラベルに成功を感謝。
何のだ?
乾杯ッ!
ブハーッ!
あー緊張した!
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先日、会社の懇親会のことを少し書いた。
実はこの日、会社の新年度キックオフという名目で全社員が集まり集会が開かれた。コロナ禍の影響で私が入社してからはずっとリモート開催だったのだが今年は対面解禁になった。わが社は規模がデカいので横浜球場を貸し切っての大規模集会となった。
あ、間違えた。そんなに大きいわけない。100名程度が集まる集会となったのだった。
いつもは偉い人の話を聞いていればよいのだが、今回は私も登壇してしゃべることになってしまった。よりによって対面の回にだ。入社してから時間もたったので今までの活動報告をしてほしいと大好きな取締役に言われたのだ。ずいぶん前に言われた記憶で昨年の10月頃だった。私は二つ返事で「ハイ」と答えたのだが、それっきりその話題がでることはなかった。
しかし今年の3月中頃、会議中に取締役が思い出したように突然言ってきた。
「cornさん、前に言っていた発表の件、よろしくお願いしますね」
「は、はい、、、」
ついさっきまでこの人は発表のことを絶対に忘れている、ムフフ、などと気を緩めていたのだがさすが取締役。キッチリ時間になったら言ってくる。クソーッ!
持ち時間は10分で集会全体の最後にしゃべることになった。前職では少人数だが人前で話すことをよくやっていたのでしゃべることに抵抗はなかった。それより資料作りなどが面倒くさい。若手君に手伝ってもらってとりあえず期限に間に合わせた。
そして迎えた発表当日。朝から前期の振り返りや今期の目標など偉い方々からのありがたいお話が続いた。私の発表時間は17時頃の予定なのでずいぶんと時間がある。なるほどー、などとメモを取るフリをしながら聞いていた。聞いているのだがなんだかいつもと様子が違う。自分の様子が、である。なかなか頭の中に話の内容が入ってこない。体もなんだか中心が定まらないような浮わついた感じだ。そして何より、心臓の鼓動が高鳴っているではないか!
そう、私は緊張しているのである。
人前で話すことは慣れているはずなのだが、こんな大勢の前で話すのは久しぶりだ。しかも対面である。この会社に入ってから全社員に向けてしゃべるのも初めてだ。いろいろな要素が重なって、その日は一日緊張が続く日となってしまったのだ。トホホホ。
周りのみんなはそんなことなどつゆ知らず「あれ?cornさん、今日はなんかしゃべるんですねー」などとのんきに他人事なのである。
「そーなんですよー、ずいぶん前のオファーだったので忘れられていると持ってたんですけどねー」
などと、余裕の笑みを浮かべるフリに全神経を集中させて、間違っても緊張しているようなそぶりは見せないようにした。
そしてその日は、あの取締役から別視点のミッションも与えられていた。
「cornさん、会が終了したらすぐに懇親会会場に移動します。キックオフ会場の退室時間が決まっていて厳守なんですよ。みんな長く話しがちなので10分の持ち時間は絶対に守ってくださいね。資料のページ数が結構多いので少し気になっています。当日は目の前にタイマーがあるのでそれを見ながら調整してくださいね」
発表の1週間前に取締役からそのようなことを言われていた。クーッ!真面目な私は自宅で一人リハーサルをするのである。
過去の集会を見ていたら、リモートだからなのか本当にみんな持ち時間を余裕で超えて話すことが分かっていた。私は一番最後の発表なので時間がないことが予想されているし、何しろ退室時間が決まっている。これは発表にどれくらい時間がかかるのか事前に把握しておく必要があるのだ。
自宅でPCに映る資料を見ながらイヤホンをつけてブツブツとリハーサルをしている。すると娘が目の前にやってきて、中腰になり目を閉じてゆっくり大きく頷きはじめるではないか。
「コラッ!真面目に練習してるからあっち行って!」
娘はなんで怒られているのか分からないままニヤついて自分の部屋に戻って行った。
リハーサルというものは大切である。適当に話してみたら余裕で5分以上オーバーした。おお、これはいけない。しゃべる内容をかなり端折って無理くり9分くらいになるようまとめた。cornは準備オーケーなのであった。
話は発表当日に戻る。
緊張でソワソワしながら、しかし落ち着いている素振りをして長い待ち時間を過ごした。いまのところ周りの人にそのようなことはバレていない。ヤルネ。
私の前にしゃべる人はみな持ち時間いっぱいになるとタイマーのアラーム音が鳴って時間が来たことを知る。司会の人がしゃべる前にタイマーをセットしてくれて、時間が分かるようになっているようだ。みんながそれを守ってきたのか、だいたいオンタイムで会は進んでいるのが分かる。ドキドキ。
そしてついにというか、やっと私の番になった。
「それではcornさん、お願いします」
司会の人に呼ばれる前から席を立ち、歩いてみんなの前に向かっていた。心臓はドキドキである。転ばないように、でも、ここで転んだらウケるだろうな~、などと考える余裕は0.1秒もなかった。ずんずんと前へ進みスポットライトが当たる場所まで来ると軽く会釈をする。
「みなさんお疲れ様です。cornです。」
マイクに口を近づけ一度咳ばらいをしてから、そう言った。ヨシッ!第一声はかすれ声ではなかったし震えてないぞ!
私の前にしゃべった人たちはマイクから離れてしゃべっていたので声が小さいというクレームが何回か出た。その後の人はマイクを手に持ってしゃべるか、マイクに近づいてしゃべるかの2択になっている。私はマイクを手に持つと手が震えて緊張しているのがバレるのではないかと思い、あえてマイクを持たずにしゃべることに決めていた。
順調なスタートを切った私は座っている社員を見渡し、余裕しゃくしゃくの表情でしゃべる、フリをしている、、、本当は緊張で喉から心臓が出てきそうだし、手も足も震えが出てしまいそうなのだ。どうにかしてくれ!ビールの神様!汗ばむ両手を後ろ手に組み、ギュッと握りしめて緊張からくる震えを抑えた。
落ち着いてしゃべるフリだ。そうだ、その調子!cornやるではないか。そう思いながらふと気づく。
ものすごい早口になっている自分に。達者なしゃべりが自慢なのですよ、ハイ、僕ね!といった口調でしゃべっている私なのだが、抑揚が全くない。間のないスピーディーな早口男になっているではないか!イカンイカン。と思っても滑り出した口を止めることはできない。マシンガンのように飛び出す自分のしゃべりにあきらめムードが漂ってきた。
このままだと持ち時間をかなりショートするだろう。終盤で残り2分くらいかな?と思いタイマーを見て目が飛び出た。画面が真っ暗になっている。よりによって司会の野郎、私の発表の時に限ってタイマーをセットしていないではないか!コラーッ!
そう思っても後の祭り。私は時間がわからないまま残りの資料を饒舌なフリで突き通し、しゃべりにしゃべりまくった。
最後のページが終わった。あとはフリートークを20秒ほど入れて終わりにすることに決めている。とりあえずナニゴトもなく終わりそうだ。最後の締めにかかろう。
「それではみなさん、今期もよろしくお願いシメシュ」
シ、シメシュッ!?
あんだって~?今なんて言ったね?おめさん?あーっ?
志村けんだ、ヒトミちゃんだ。
わたしの噛んでしまった締めの言葉にヒトミちゃんから突っ込みが入った。心の中で。
おいっ!いっそ誰か私に突っ込んでくれ!
そう思ったが、会場はしんと静まり返ったまま。
「cornさん、ありがとうございました」
司会にそういわれて席に戻る。
恥ずかしい。恥ずかしすぎる。しかしそんなそぶりも見せていられない。私は緊張に震えがまだとまらない体を全力で抑え込み、余裕の顔でゆっくりと席に着いた。しかし私は見逃さなかった。一人の執行役員が私の最後の噛み噛み失態を見てニヤリと笑った瞬間を。
集会が終わり懇親会の会場に移ると、取締役がすぐに私の方へ寄ってきた。
「いやーっ、非常に良かったですね。今日の発表」
私はイヤミを言われているのかと思い「えっ?そうですか?」と返してしまった。
「実は久しぶりに人前でしゃべったのでかなり緊張したんですよ」
私が本心を告げると、意外だというような顔をされた。その後、同僚などにモーレツに緊張していたことを話すと一同に「そんな風には見えなかった」と言った。ヤルネ。
私は勝手に一人で空回りしていたようである。良かった。少し安心したのだ。そのあとのビールが進んだことは言うまでもない。飲むに決まってるさ。人間だもの。
発表の様子は全て録画されていて、あとから見ることができるようになっていた。私は翌日、恐る恐るその動画で自分の発表を確認してみたのだが、みんなが言うように意外と落ち着いてしゃべっているように見えるではないか。ヤルでないか。
ヨシッ!役者を目指そうかな?
そして、最後にあの噛み噛み締めの言葉も聞いてみた。
「今期もよろしくお願いシメシュ」
。。。
しかし、マイクから離れてお辞儀をしながらしゃべった言葉なので、意外と聞こえていなかったかもしれない。ヤッタネ!
では一体あの執行役員の笑いは何だったのか、、、
それは謎のままなのである。
とりあえず、これから劇団のオーディションを受けに行こうかな?
グヒヒ。
メシツブ、メシツブ
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今日、東京の空は雨模様だ。
何もしないと決め込んでいるのだが、やはりいろいろとやる事が出てくる。朝から妻を送り、息子を送り、これから娘も送らなくてはならない。そうこうしていると息子を迎えに行ったりと。家でゆっくりする時間はなかなか取れない。
しかし、今日はこうしてブログを書く時間が取れたので良しとしよう。
ビールをこよなく愛する皆さま。
今宵は春の雨空に俳優になったcornの姿を映して
乾杯っ!
なのである。
ムフフフフ。





































