For English, recommend to use the English translation mode 

of Edge or Google Chrome.

 

【2021年5月3日追記】

・後半の2項にブランド毎の詳細を追記。

・最後の3項にブランド詳細の調べ方を追記。

 

- - - - - ◇ - - - - - ◇ - - - - -

 

『日本のコンビレンチ辞典』に引き続き、同じコンセプトで『日本製の海外コンビレンチ辞典』を作りました。

日本のコンビレンチ製造メーカーが、海外ブランドにOEM供給したコンビレンチを掲載しています。

AIGO、KTC、平松工業、大同2ブランド(Truecraft、Cen-Tech)のコンビレンチ詳細は既に紹介済みですので、一覧表のリンク先にて内容を確認出来ます。

また、それ以外の日本製海外ブランドを今回新たに取り上げますので、このページ後半の第2項にて写真入りで紹介します。

一覧表はABC順に並べてあります。

 

コレクションを開始した時から、日本ブランドと共に、日本製の海外ブランドについても全体像をまとめたいと思っていました。

時間が掛かりましたが、AIGOにKTC、平松工業、大同の4ブランドを個別に紹介し、今回残りをまとめることで、やっと全貌にたどり着くことが出来ました。

確認出来ている日本製の海外ブランド数は、全部で50を超えています。

別ページの『日本のコンビレンチ辞典』と、この『日本製の海外コンビレンチ辞典』の両方を見れば、日本製コンビレンチの全てが分かると思います。

一番最後の3項にて『ブランド詳細の調べ方』を説明してあります。

 

1.日本製の海外コンビレンチ一覧表(ABC順)

※ブランド名をクリックするとそれぞれの解説に飛びます。

前述の4つのブランドについては各専用ページへ、右側に丸数字が付いているブランドはこのページの後半2項の商品写真(with解説)に飛びます。

A.H.S. (米) by KTC

    allied (米) by ? ↓⑤

    ATD (米) by ? ↓⑥

    AWARD  (米) by KTC

BBL (英) by ? ↓⑦

    BERNZ O MATIC (米) by AIGO

    BIG BOY (米) by 平松工業

Cen-Tech (米) by 大同/KTC、AIGO

    CENTURY (米) by ? ↓①

   CHICAGO INDUSTRIAL (米) by AIGO

    CHICAGO PNEMATIC (米) by AIGO

    CIGA (北欧) by 平松工業

    CONTINENTAL (米) by ? ↓⑧

    CONTINENTAL AMERICAN (米) by AIGO

    Craftsman (米) by KTC

D  daniel Forge (米) by ? ↓⑨

    DRAPER (英) by ? ↓⑩

    DUREX  (カナダ) by 平松工業

ETC-Industrial (米) by AIGO

FRANK & WARREN (米) by ? ↓②

    FULLER (米) by KTC

G  GLOBEMASTER  (米) by AIGO

HELIX/PETERSON TOOL (米) by TOUGH/ダイヤ精工 ↓⑪

    Hilka(英) by NTK

    HUNTER (米) by ? ↓⑫

JET (カナダ) by AIGO

    JET (北欧) by 平松工業

K  KAL (米) by AIGO平松工業

    Kamasa-TOOLS (スエーデン) by AIGO

    KINCROME (オーストラリア) by 平松工業

    KING INTERNATIONAL (英国) by ⑱↓

    KMC (米) by 旭金属工業

McEwans (オーストラリア) by 平松工業

    MECHANICS (米) by AIGO

    MECO(オーストラリア) by 平松工業(?) ↓⑱ ⇒日本製?のため一端取り下げ

    MINIMAX (オーストラリア) by AIGO

    MG (仏) by KTC

    MOTOMAC (北欧) by 平松工業

Olympia (米) by ? ↓⑬

P  Powermaster (米) by ? ↓③

    PREMIER (米) by ? ↓⑲

QUALi-KRAFT (米) by TOUGH/ダイヤ精工 ↓④

RICHARDSON (米) by AIGO ※AIGOページに追加掲載要

    ROYAL (米) by ? ↓⑭

SAMSON (スエーデン) by ロブテックス

    SEARS (米) by KTC

TATOOLS (米) by AIGO

    TOLEDO (米) by AIGO

    TRUECRAFT (米) by 大同/AIGO

UNICRAFT (米) by ユニクラフト・ナグラ 

    UNITOOL (米) by AIGO

Z  ZOMAX SUPER (米) by ? ↓⑯

 

※大同の2ブランド(Truecraft、Cen-Tech)とユニクラフト・ナグラ(Unicraft)は、アメリカで販売された日本製コンビレンチであると同時に日本ブランドでもありますので、『日本のコンビレンチ辞典』と重複掲載になっています。

 

2.新たな日本製海外ブランド

既に紹介済みのAIGO、KTC、平松工業、大同2ブランド以外の日本製海外ブランドです。

 ① CENTURY 

 

現在もハンドツール(スパナ)を取り扱っていること、ならびに1940年代の会社であり、該当の日本製モデル(1970年代頃)を取り扱うことが出来ることの2点から、以下のブランドの可能性が高いと思います。

ただし、"CENTURY"という登録商標がアメリカに1万件以上あるため、全部は見きれておらず、他にも候補があるかもしれません。

・会社名…Century Drill & Tool Corp.

・商標登録…88350400

・商標名…CENTURY DRILL & TOOL

・ロゴ登録…無し

・商標初使用日…1941年7月16日

・商標登録日…2020年9月8日(申請も最近で2019年3月21日、何故?)

・現状…現在もブランド継続中

・所在地…ウィスコンシン州グリーンベイ

・製造元…凸丸パネルはTOUGHに似ている、凹丸パネルは?

 

 ② FRANK & WARREN 

フラットタイプのコンビレンチで、今でもebayで頻繁に見かけます。

ベトナム戦争当時に軍用備品も取り扱っていたようです。

しかしながら、"Frank & Warren"を会社名と商標の両方で検索しても何故かヒットしません。

手がかりが見つかるのを待つことにします

 

 ③ Powermaster 

↑インチ仕様

↓メトリック仕様(材質クロモリ)

 

スパナセットの写真に写っていたロゴに"POWERMASTER by OXWALL"と書かれていることからOXWALLのブランドであることが分かり、POWERMASTERの登録商標も確認できました。

・会社名…Oxwall Tool Co., Ltd.

・商標登録…72038845

・商標名…POWER MASTER

・ロゴ登録…あり

・商標初使用日…1957年8月8日

・商標登録日…1958年5月6日

・現状…1999年2月に商標権期限切れ

・所在地…ニューヨーク

・ブランド詳細…Oxwall Toolは1947年から商標登録71520893している古くからの会社だが、1990年に商標権が期限切れになっていることから、1990年以前に廃業していると推定。

・製造元…2本ともNTKの可能性大

Progress is fine, but it's gone on for too long.: Vanished tool brands: Powermaster, Japan (progress-is-fine.blogspot.com)

 

 

 ④ QUALi-KRAFT 

登録商標"QUALi-KRAFT"とケースに印刷されているロゴが同一であることからブランドを特定。

・会社名…Feel International Ltd.

・商標登録…72416549

・商標名…QUALI-KRAFT

・ロゴ登録…あり(商品写真の上に表示)

・商標初使用日…1970年1月1日

・商標登録日…1973年8月7日

・現状…1994年5月に商標権終了(既にブランド終了と推定)

・所在地…オクラホマ州オクラホマシティー

・ブランド詳細…日本では今でもフリマで簡単に入手可能

・製造元…恐らくTOUGH/ダイア精工

 

 

スパナ早回しの日本製はSupertoolとTOUGHになりますが、TOUGH/ダイヤ精工のモデルが近似しています。

長さとスパナ形状の一部を除けば同じと言って良いと思いますので、ダイア精工製の可能性が高いと思います。

 

 ⑤ allied 

1970年から存在するブランドで、商標登録の資料にハンドツール(レンチ)が取扱商品に含まれていること、ロゴallideの頭"a"が刻印と同じ小文字であることから、以下の会社のブランドと推定。

・会社名…Allied Wholesale, Inc.

・商標名…AI Allied International

・商標登録…73460476

・ロゴ登録…あり(商品写真の上に表示)

・商標初使用日…1970年11月1日

・商標申請日…1984年1月11日⇒登録できず(他の商標Allied Internationalとの類似性)

・現状…不明

・所在地…カリフォルニア州バンナイズ

・ブランド詳細…不明

・製造元…恐らくTOUGH/ダイア精工

 

 ⑥ ATD 

 

登録商標"ATD"の中に上写真のケースと同じロゴの商標があったことからブランドを特定。

・会社名…ATD Tools, Inc.

・商標登録…73182038

・商標名…ATD

・ロゴ登録…あり(商品写真の上に表示)

・商標初使用日…1978年1月20日

・商標登録日…1982年10月5日

・現状…2003年7月に商標権が終了し、別ロゴに移行

・所在地…ミシガン州サウスフィールド

・ブランド詳細…情報無し

・製造元…写真からは判別出来ないが、AIGOっぽい

 

 ⑦ BBL/英国 

クロモリ仕様で、今でも英国ebayで入手可能です。

ただし、英国GoogleでBBLを検索してもebayの出品と私のブログのこの写真しかヒットせず、ブランドの詳細が不明です。


 ⑧ CONTINENTAL 

刻印されているロゴの最初の四角い"C"が特徴的で、登録商標ですぐに見つかると思ったのですが、四角い"C"の商標では登録されていませんでした。

商標としてCONTINENTALを登録しているのは5,000件以上あるのですが、取り扱い商品がハンドツールなのは1件だけですの、たぶん当たっていると思います。

ただし、良く見かける商品の割には商標登録以外の会社情報が見つかりません。

・会社名…Continental Tools, Inc.

・商標登録…73571376(Racex/ラチェット)、73394758(Double Header/レンチ)

・ロゴ登録…無し

・商標初使用日…1984年11月2日(Rachex)、1982年9月29日(Double Head)

・商標登録日…1986年8月5日(Rachex)、Double Header登録中止

・現状…1993年2月に商標期限切れ

・所在地…イリノイ州

・ブランド詳細…情報無し

・製造元…スパナ部がヘキサゴンヘッドなのは日本製では珍しく、製造元?。

 

 ⑨ daniel Forge(オーストラリア) 

登録商標"Daniel Forge"は1社しか無く、かつ社名にToolが入っていることから特定。

・会社名…Daniel Forge Tool Co.

・商標登録…73237873(アメリカでの商標登録No.)

・商標名…DANIEL FORGE

・ロゴ登録…あり(商品写真の上に表示) ※人の顔が含まれた商標は珍しい。

・商標初使用日…1979年11月5日

・商標登録日…1983年11月29日

・現状…1990年4月に商標権終了(既にブランド終了と推定)

・所在地…オーストラリア/ビクトリア州

・ブランド詳細…情報無し

・製造元…TOUGH/ダイア精工に似ている

 

 ⑩ DRAPER/英国 

①~⑯の中で唯一現存するブランドで、英国では老舗になります。

今は台湾INFAR系のコンビレンチを取り扱っています。

Webはこちら

私は12色のカラフル・コンビレンチを所有しています。


 ⑪ HELIX/PETERSON TOOL 

ケースのロゴより会社名:Petersen Tool Co.、所在地:カンサス州エルドラドであることが分かります。

Garage Journalの米国工具会社一覧よりカンサス州エルドラドの住所詳細が分かりましたが、その他の会社情報は不明です。

また、ブランド名Helixは商標登録では見つけることが出来ませんでした。

 

④のQUALi-KRAFTと同一形状のスパナ早回しモデルですが、そのOEM元と思われるTOUGHに同一形状の凸丸パネルがあります。

したがい、このHELIXもTOUGH/ダイヤ精工のOEMと考えるのが妥当です。

 

 

 ⑫ HUNTER 

  

Hunterでの登録も星の数ほどあるのですが、H. D. HUNTER & CO.という会社が歴史も古く、またハンドツールも取り扱っていますので、可能性が高いと思います・

会社名…H. D. Hunter & Co.(カタログによってはHunter Toolと表示)

所在地:カリフォルニア州ロサンゼルス

会社概要…1950年代初頭から家庭向け工具を販売。(紹介ブログはこちら

1980年頃にEascoの傘下となり、その頃に日本製コンビレンチを採用した可能性があります。

 

↑1952年広告

 

  

↑Easco Nova(廉価版)のカタログ

Eascoが日本製Hunterを輸入していた可能性があるのと同時期のカタログで、掲載されているコンビレンチが日本製Hunterに似ています。


 ⑬ Olympia 

コンビレンチOlympiaの可能性があるブランドが3つあります。

最初の2つは1980年には存在していたこと、ハンドツール取り扱いの2点から、また3つ目の会社は1973年創業で、会社名そのものがOlympia Toolsです。

1)会社名…AZCO Incorporated

・商標名…Olympia Tools

・商標登録…73310557

・商標初使用日…1979年9月19日(創業1949年)

・商標登録日…1983年度2月15日

・所在地…カリフォルニア州ロサンゼルス

2)会社名…Jpj Investiment Holding Corp.

・商標名…Olympia Tools

・商標登録…78521498

・商標初使用日…1979年9月19日

・商標登録日…2006年1月24日

・所在地…ネバダ州City of Industry(市の名称からカリフォルニア州の間違いの様子)

※商標名と商標初使用日が同一であり、両者に共通性がある様な気がします。

3)会社名…Olympia Tools

・創業…1973年

・現在のURLはこちら

 


 ⑭ ROYAL 

とても古そうで、1950年代のモデルかと思います。

ebayに半年ほど前に出品されていたのですが、手に入れておくべきでした。

登録商標"ROYAL"が2万件ある中で、取扱商品としてハンドツールのレンチ類が入っていること、工具輸入業も行ってなっていたことからブランドを特定。

・会社名…Royal United Corporation

・商標登録…76332775(工具販売業)、76332776(工具輸入業)

・ロゴ登録…あり(商品写真の上に表示)

・商標初使用日…1959年6月

・商標出願日…2001年10月30日⇒出願取り消し2004年6月30日(取り消し理由不明)

・現状…現在も工具部品商として営業、Webはこちら

・所在地…ニュージャージ州

・ブランド詳細…情報無し

・製造元…全く不明(手打ち鍛造のようで、1950年代または1960年代の商品と推定)

 

日本コンビレンチに移動させた"GL"と形状や作りが似ています。(手打ち鍛造は皆この形?)

 

⑮ UNICRAFT

【2012年5月1日追記】

静岡のユニクラフト・ナグラ(株)が米国向けに販売したブランドであることが判明し、別ページを作りましたので、本ページからは削除する形にします。

なお、日本製の海外コンビレンチであると同時に日本ブランドですので、『日本のコンビレンチ辞典』と重複掲載になります。

 

 ⑯ ZOMAX SUPER 

登録商標"ZOMAX"の中に取扱商品としてハンドツールのレンチ類が入っていることから推定。

"ZOMAX SUPER"の商標登録は無し。

・会社名…Zomax Industries, Ltd.

・商標登録…72433224

・ロゴ登録…無し

・商標初使用日…1972年6月22日

・商標登録日…1973年11月22日

・現状…2004年8月21日に商標権終了(既にブランド終了と推定)

・所在地…ニューヨーク州ブルックリン

・ブランド詳細…別ブランドPREMIERの商標も保有。

・製造元…写真からは判別出来ないが、たぶんTOUGH

 

 ⑰ MECO/オーストラリア  ⇒日本製であるか不明のため一端取り下げ

写真からだけの判断になりますが、アメリカKALにOEM供給している平松工業の第2世代と推測しています。

 

 ⑱ KING INTERNATIONAL 

"KING INTERNATIONAL"は会社名でも登録商標でも数百件ヒットしますが、工具系の会社は見当たらず、詳細不明です。

 

 ⑲ PREMIER 

登録商標"PREMIER"の中で、取扱商品としてハンドツールのレンチ類が入っていることから推定。(特定では無く、確度75%程度)

・会社名…Zomax Industries, Ltd.

・商標登録…73108757

・ロゴ登録…無し

・商標初使用日…1954年10月28日

・商標登録日…1978年7月25日

・現状…1985年3月12日に商標権終了(既にブランド終了と推定)

・所在地…ニューヨーク州ロングアイランド

・ブランド詳細…会社名のZOMAXでも日本製コンビレンチを販売

※ZOMAXよりも20年前から商標を使用していることからZOMAXがPREMIERのブランドまたは会社を買収したことも考えられる。

・製造元…NTKに似ている

 

3.ブランド詳細の調べ方

名称が分かっているだけの海外ブランド詳細を調べる時の方法を下記します。

基本は何と言ってもGoogle検索です。

但し、日本製工具が海外ブランドに盛んにOEM輸出されていたのは2000年よりも前の話になりますので、既に廃業等でブランドが存在せず、Googleではヒットしないことがほとんどです。

(コンビレンチの写真がヒットして『見つけた!』と思ったら、このブログの写真だったりします)

ググって駄目な場合は、以下(1)~(5)の合わせ技で探します。

なお、ググった後にさらなる詳細を調べる場合にも使えます。

実際に私が検索した時のページにそれぞれリンクさせてありますので、検索/SEARCH欄に名称を入力すれば直ぐに検索できる状態になっています。

 

(1)  ハンドツールのブランド名、会社名一覧を参照

工具マニアの投稿サイトGarage Journalにアメリカ工具のブランド名と会社名がABC順で約2,000掲載されています。

掲載数の多さにビックリしますが、これを作った方にも頭が下がります。

List of U.S. Manufacturers and Brands of Mechanics Hand Tools - The Garage Journal Board

 

(2)  商標登録で検索

商標/Trade Markが登録されているかで検索します。

意外にここで見つかる場合が多いです。

USPTO(US Patent & Trademark Office/特許商標省)のデーターベースを検索する形になります。

1) USPTO.report…公的無償サイト(商標だけで無く、特許も検索可能)

Trademark Registration Search : Snap-on (uspto.report)

2) JUSTIA Trade…弁護士等プロ向け有償サイトですが、名称検索だけは無償で使えます。

検索結果の一覧表に職業形態が表示されるので、仕分けしやすいのが利点です。

POWERMASTER Trademark of SYNERGY POWER GROUP, LLC - Registration Number 1353685 - Serial Number 73432997 :: Justia Trademarks

 

(3)  会社名で検索

SEC.report…これも公的無償サイトで、財務省に登録されている会社名をデーターベースとして検索します。

既に廃業している会社も検索できます。

Royal United Corp SEC Registration

 

(4)  工具メーカー名で検索

ToolArchives.com…メーカー名検索だけなら会員登録をしなくとも使えます。

Tool Manufacturers A - B | Tool Archives

 

(5)  前述Garage Journalの過去スレッドを検索

内容は不確かな伝聞が多くなりますが、実際の写真も含まれているなど膨大な情報量ですので、アメリカ以外のメーカーやブランドに有効な場合があります。

例えば、“ETC-Industrial”は(1)~(4)で調べても全くヒットしませんでしたが、Garage Journalの過去スレッド検索で見つけました。

黒色バナー内の『SEARCH』から検索ページに入ります。

ETC Industrial Tools (Japan) socket set - The Garage Journal Board

 

なお、アメリカ以外の場合はGoogle検索しか有効な方法はありませんが、商標をアメリカで登録していれば(2)の商標検索で見つけられる場合があります。

また、Garage Journal(5)で見つかる場合もあります。

アメリカ以外の国に絞って検索する場合は、その国のGoogleに飛んでから検索をした方がヒット率が上がります。(例えば、英国なら"Goole UK"で検索すると英国専用Googleに入れる)

いずれにしても、くじけること無く、(1)から(5)まで淡々と検索し続けることが大事です。

 

実はもう一つ調べる方法があります。

Internet Archiveという過去のWebを記録させているサイトがあります。

アメリカのサイトですが、全世界のWeb(5兆ページ)を記録させているようで、AIGOのカタログもこのサイトで全ページが確認出来て、AIGO商品の全貌が分かった実績があります。

ただし、Webが一般的になってきた2000年以降しか記録させておらず、日本製の工具がアメリカに頻繁に輸出されていた1980年前後の情報は見ることが出来ません。(ネットそのものが無い時代です)

情報量が膨大なためか検索してから表示されまでに時間が掛かるのが難点ではありますが、会社情報を確認するには良い手段になります。

その情報量は本当に膨大で、20年分のインターネット更新内容を見ることが出来るので、1社を調べるだけでも相当の時間が掛かります。

最初のCentury①から見始めたところ、Centuryについては以下のことが分かりました。

・記録に残っている一番古いWebサイトは2001年5月

・本格的なWebサイトになったのは2009年12月

・商品一覧にHand Toolsが追加されたのが2011年7月

・社歴が掲載されたのが2015年8月で、オーナーが変わる前の1970年代と1980年代は自動車用のハンドツール販売に注力をしていたとの説明が載っていましたので、この時代に日本製工具を導入していた可能性があります。

他のブランドも簡単に見てみましたが、インターネットが始まる前に廃業しているブランドが大半のようで、ヒットしませんでした。

時間がある時に検索方法を変えて再度試そうかと思っています。

 

この回、終わり