氷の世界・南極北極科学館 | 昭和80年代クロニクル

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古き良き昭和が続いてれば現在(ブログ開始当時)80年代。昭和テイストが地味に放つサブカル、ラーメン、温泉、事件その他日々の出来事を綴るE級ジャーナルブログ。表現ミリシアの厭世エンタ-テイメント少数派主義ロスジェネ随筆集。

今年の夏は暑いとか、今年の風邪はタチが悪いとか、毎年聞くような気がするが、

でもやっぱり今年の冬はいつにも増して「寒い!!」と思う。


だけどそれでも「寒い」がテーマのトコに行っちゃうもんね。ザ・極地。


オレのココロもすでに極地にあるようなものだが、そーゆー精神的な極地でなく

南極・北極をテーマにした場所。


『極地研究所・南極北極科学館』

立川市緑町10-3  ・10:00~17:00  ・日月祝休み・

詳しくはココ



全くノーマークであったが、すぐ近くの立川にこんなスポットがあったとは。

今まで行って紹介した無料スポットの中ではけっこういいクラスに入るかもしれん。

お母さんお父さんも是非お子様に勧めてあげてください(エキセントリック少年の松本風)


場所は多摩都市モノレールのレールが通っている下からちょっと行ったひらけたトコロ。


昭和80年代クロニクル-科学館外観


さっそく中に入ってみた。 おお、なんとも銀色と白の近未来的イメージ。


昭和80年代クロニクル-科学館内部

いろんな設備が目につく。

画像の通り、天井からは透明のスダレのようなものが垂れている。


おそらくオーロラをイメージしたものだと思うが、どうしても「ジュディ・オング」や

「スターにしきの」の袖の下を連想してしまう発想貧乏なオイラ。

ジュディ・オングの「魅せられて」を鼻歌で歌う時、英語の部分をムニョムニョ歌って

誤魔化すのはやめようぜ。


入口近くには「南極の氷」が展示。

現地でツルハシで採ってきた実際の氷だ。


昭和80年代クロニクル-南極氷

この氷の中には‘数万年前の空気’がとじこめられているとのこと。

そして、その時空を超えたアイスにはタッチすることが出来るのだ。


昭和80年代クロニクル-氷たっち

ヒンヤリ。

これが・・・・南極の感触か!? (アムロ・レイ風)

そういわれてみれば、その感触も冷たさも南極チックでプレミアムで上品な気もする。

この氷でガリガリ君を生産したら価格は時価か1本5000円くらいかな。



この展示の後ろのは南極にいる魚の展示

「ライギョダマシ」という魚類で、南極海で最も大きくなるサカナとのこと。


昭和80年代クロニクル-ライギョダマシ

もしも南極にハトヤホテルがあったら・・・。

子供がピチピチしたこの大型サカナを両手で抱えてる映像のCMとか作製してると予測。



他にもいろんな動物の標本やはく製がある。

下はアザラシ。


昭和80年代クロニクル-あざらし

『リアルタイプ・ゴマちゃん』といった感じ。

正直なキモチ、この愛らしい顏がはく製になってしまったと思うとちょい切ない。

よく見るとアザラシの首に青黒いモノが。どうやらそれは・・・ アザらしい。


おおお!!

奥のほうには実物の『雪上車』がぁっ!



昭和80年代クロニクル-大型雪上車

塗装といいキャタピラといい、その年季はハンパじゃない。

そこに「南極」がまとっているのだ。

この雪上車はなんと中にも入れる。


昭和80年代クロニクル-内部

中の年季のほうがすごい。コンロや寝床もそのままある。

なるほど、こりゃあたしかに極地の過酷さがある程度わかるわ。


雪上車の横には今、タイムリーな話題の「(南極に落ちた)隕石」も展示。

岡本夏生の体内にあるのは胆石。


昭和80年代クロニクル-隕石

この「隕石」にもタッチ出来る。


南極の氷には触れるわ、宇宙にあった隕石には触れるわで、オサワリ大好き人間には

いたれりつくせりな施設であるのだ。


ほかにもいろんな展示があるが数が多いんで一部省略。


そして、ここでは1日に数回、

「オーロラシアター」という12分のオーロラプラネタリウムのようなモノをやっているのだ。

それも経験してきた。


これがコジンマリとはしているが中々幻想的。

ドーム型に張られた幕と天井に映し出されるオーロラにウットリ。

また教会とかから聴こえるようないい具合に心地良い歌も流すもんだから、キモチよくなって

寝そうになった。

嗚呼、オーロラに包まれて眠りたいぜ OH~YEAH! とか吉川コージっぽく呟いてみたり。


残念ながらオーロラシアター内部は撮影禁止。

なんで、最後に特別にオレが仕入れたオーロラ映像を下に添付しておくんで、

今夜はその映像でお別れしましょう。

それでわサイナラ。

【オーロラの映像】