インスタでフォローしている方の一人に、若い頃の私がオーバーラップする食のアドベンチャーがいます。その方のアップする料理はもれなく私好みの！
毎回刺激され、この前もカキフライトルコライスに完全やられて、即トルコライスを作ったりしました。
先週もやられました！
今回は松屋で食べたと言うシュクメルリ鍋の写真。シュクメルリってなんだ？で、早速調べたら、この前のハチャプリ同様ジョージア料理。新しい料理を見ると、食べたい以上に作りたい熱が上がる私は、これがずっと気になっていました。
学生時代、勉強が大嫌いだったくせに、こういうことには学習欲旺盛。色々調べた結果と松屋の気になる新メニューの内容を参考に、私好みのシュクメルリを作ってみました。かなり基本のレシピから遠ざかり、シュクメルリ風ガーリックチキンになってはしまいましたが．．．
アサヒ流シュクメルリ
松屋の新メニュー・シュクメルリ鍋は、ニンニクととろけるチーズを加えたホワイトソースで鶏もも肉を煮込んだホワイトシチューの鍋ですが、調べると、シュクメルリの基本的なレシピにはチーズは使わないみたい。こちら参照。
また、バターと小麦粉でとろみをつける通常のホワイトソースと違い、ニンニク、ハーブ、スパイスなどを加えた牛乳もしくは薄めたクリームかサワークリームをで、シンプルに鶏肉を煮ていました。
私、牛乳で物を煮ると、分離して鍋の縁がアクで汚くなるのがちょっと苦手なんですよね。あれを見ると食欲が失せる。
なので、チーズを使わずにとろとろ感を出し、ルーを加えず且つ牛乳も分離しないレシピを考えてみました。ヒントになったのは松屋のシュクメルリ鍋に入っているサツマイモ。
このサツマイモをジャガイモに替えたの。ジャガイモのでんぷん分でとろみをつけ牛乳も分離しないようにしました。早い話がチキン入りグラタンドフィノワ。
基本のレシピからはかなり遠ざかり、シュクメルリ風ガーリックチキンになってしまいましたが、付け合わせのジャガイモを別途茹でたり焼いたりする手間もないし、ニンニクの風味が効いていて最高に美味しいお料理になりました。
これはまた絶対に作りたいお料理なのでレシピを残しておこうと思います。よかったら是非試してみて下さいませ。コツはジャガイモのぬめりを絶対に洗い流さないことと、牛乳で煮る際にしっかり火を通して柔らかくしておくことです。
＜材料 ２人分＞
鶏もも肉．．．２枚
サラダ油もしくはオリーブオイル．．．少量
ジャガイモ．．．５００ｇ強
ニンニク、摩り下ろす．．．４～５かけ
パセリの葉のみじん切り．．．大さじ２～３＋盛り付け用（パクチーでもOK。）
固形コンソメ．．．１個
ブラックペッパー．．．たっぷり
ローリエ．．．１葉（オプショナル）
牛乳．．．５００ｍｌ
塩．．．必要に応じて
削りたてのパルメザンチーズ．．．適宜（または細切りチーズ代用。）
＜作り方＞
１．鶏もも肉の余分な皮、脂肪、腱などを取りき、各２等分する。フライパンにサラダ油もしくはオリーブオイル熱し、皮面から先に７～８分しっかり焼く。上下を返し、更に５～６分焼く。ペーパーの上に取り出し油きりする。（肉汁は惜しみなく処分！）
２．ジャガイモの皮を剥きさっと洗ったら、スライサーで薄くスライスし鍋に入れる。（ぬめりは絶対に洗い流しません。ぬめりを取るととろみが出なくなります。）
３．２の鍋に擦り下ろしたニンニク、パセリ、コンソメ、ブラックペッパー、ローリエ（オプショナル）を加える。
４．３に牛乳を注ぎれ弱めの火にかける。時々かき混ぜながらコンソメを溶かし、煮立ってとろみがついて来たら、ジャガイモが柔らかくなるまで数分煮る。（牛乳が足りなければ追加しながら、必ずここでジャガイモにしっかり火を通してくださいませ。）
５．味見をし、必要であれば塩で味を調え火からおろす。グラタン皿の底にジャガイモを広げ、ジャガイモの上に焼いたもも肉を載せ、残ったソースをもも肉にかける。
６．削りたてのパルメザンチーズ、もしくは細切りチーズをトッピングし、２００度で予熱を済ませたオーブンで２０～３０分焼く。
オーブンから出てきたアツアツのアサヒ流シュクメルリ、基本のレシピからは遠ざかってはいるものの、美味しそうでしょう！ ジョージアのパンと一緒に食べると美味しいとあるサイトに書いてあったので、バゲットと共にいただくことにしました。
色々調べている内に分かったのですが、ジョージア料理って結構美味しそうなものが沢山ありました。年頭初の新作料理がジョージア料理だった２０２０年。せっかくだから追及してみようかと思っています。
基本のレシピでは鶏の肉汁も使っていますが、私はそれを惜しみなく処分して、且つ、チーズもバターも小麦粉も使わず作ったので、見た目こってりしているようで、実はとても食べやすいお料理になりました。
とろとろのジャガイモと共に、ニンニクの風味満載のソースを絡めて食べるもも肉、最高に美味しかったですよ！我が家でははまる料理でした。
松屋と言えば、カフェのオーブン日前夜、厨房で徹夜して準備し、早朝にやっと終わりその瞬間に空腹を感じ、松屋に飛び込みあさっぱらから牛めしを食べた思い出があります。 それ以降全く行ってないので、一度シュクメルリ鍋を食べに行かないといかんわ。
しかし笑えるのが、このセットに味噌汁が付いている点。日本人的なアイデアだよね。
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