2、3日前は冬の装いで犬達を1時間散歩させると汗ばみましたが、昨日ごろからまた寒くなりだしましたね。
私は日に最低4回ヤフーの天気アプリをチェックします。雨雲情報がかなり正確なので、雨を避けて犬の散歩に出かけるのにとても役立っています。それを見ると、明日から気温は更に下がるみたい。
こういう寒い時にはやっぱ、寒い国の料理ですよ! 一昨日、産直野菜屋さんで買ったビーツを使い、昨日はその寒い国の1つ・ロシアのスープを作りました。レッドヴェルベットってケーキがあるけれど、これはスープのレッドヴェルベットです!
ボルシチ
どこのスーパーでも絶対に売っている大根やカブと違い、ビーツは日本では馴染みの薄い野菜。食べたことがないって人も多いと思います。私がこれをイギリスで初めて食べた時の感想は、土臭い!
寮の食堂のサラダバーで真っ赤なビーツを目にし、なんじゃこれ?でお皿に取ったのは良いものの、どうも土を食べているようで途中でギブアップ。以降かなり長い間ビーツは食べれませんでした。
でも、一度好きになると、ビーツはとっても美味しい野菜です。レッドヴェルベットケーキの色付けにも使われたと言うだけあって甘味もあり、スライスしてマヨネーズと共にパンに挟むと、私の大好きなサンドイッチになります。
ボルシチはこのビーツを加えた真っ赤なスープですが、ボルシチを作ろうと思ってビーツを買ったのに、出来上がったスープは茶褐色になってしまったって人も少なくないと思います。
私も東京時代に紀伊国屋で高価なビーツを買って来て作ったら、その失敗をやっちゃって、茶褐色なスープになってしまいました。
ビーツの鮮やかな赤い色は熱に弱い!その熱に弱い色が加熱しても抜けないように保護してくれるのが皮なので、皮を剥いて刻み、他の野菜と一緒に長時間煮込むと、絶対に色が抜けて茶褐色な汚い色のスープになります。
なら、どうやったら真っ赤なボルシチが作れるか?答えは、ビーツだけ別調理するんです。
まず、たわしで汚れを綺麗に洗い流し、皮が付いたまま鍋にたっぷりの水と共に入れ、竹串がスーッと通るところまで40~60分ボイルします。皮を剥いて小さく角切りするか、チーズグレーターの粗い目で削るかし、ボルシチの出来上がりに加えてさっと煮ると色は抜けません。
皮で色抜けを保護しながら茹でても、茹で湯は真っ赤に染まります。その赤く染まった湯を無駄にするのはもったいない。ペーパーで濾し、肉や野菜を色づけながら煮るストックに使います。
昨日は豚のシチュー用角切り肉を1cm角ほどに切り分けて使いました。肉、たまねぎ、人参、キャベツを1時間くらい煮たら、ジャガイモを加えて更に10分ほど煮、出来上がりに角切りしたビーツを加えて3分ほど煮たら出来上がり!
濃厚な紅色のボルシチが出来上がりました。 サワークリームをたっぷりトッピングし、ドライディルを少しまぶしておめかし。
私のボルシチの作り方は、こちらのブログで詳しくご紹介しています。ビーツの甘味、酢の酸味、ディルの爽やかな風味で、とても美味しいボルシチです。 是非お試しください。(ディルはフレッシュが手に入らなければ、ドライディルウィードを小さじ2ほど代用すると良いです。)
紫キャベツがめっさ高くて買えないので、セールの時に買った普通のキャベツを使いました。紫キャベツを使って作ると、更に濃厚な紅色のスープに仕上がります。また、牛すじで作っても美味しいです。
私ら日本人はボルシチと呼ぶけれど、旦那のような英語圏の人は、ボールシット風に発音します。この英語の発音で私が言うと、ブルシットに聞こえると旦那が笑うもんで、我が家では面倒なのでボルシチのことをブルシットと呼んでいます。
昨日も帰宅した旦那に、今晩はブルシットやで!と言うと、おお、ブルシットか!楽しみやなっあ!って、下品な会話で盛り上がりました。ちなみにブルシット(Bullshit)とは辞書にはたわごとなどと訳されていますが、直訳すると、さんのちゃんです。
うなるほど美味しいボルシチでしたよ。体は芯から温まるし、具沢山なのでこれ一品でもお腹は大満足!
旦那は相当気に入ったみたいでおかわりをし、明日は産直野菜屋さんまで行き、もっとビーツを買ってこい!とまで言ってました。
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