私は和食が晩御飯の時、主菜、副菜、主食、汁物、この内主菜もしくは副菜のいずれかは必ず２品準備するようにしています。しかし、一昨日のブログに投稿した枝豆ご飯と豚汁の食卓写真には、いずれも１品しかありませんでした。
これには訳がありまして、この日の食卓には実は豪勢なオードブルも並んでいたのです！
こちらはイオンサクワさん（以降敬称略）のオリジナル和洋おせち「彩宝」一段重です。お正月には一足も二足も早く試食をさせていただきました。感謝。
イオンサクワオリジナル和洋おせち「彩宝」一段重 約1人前 計24種 [PR]
先週こちらのおせちがクール宅配便冷凍で届きました。１人前のおせちと聞いていたのに、やたら大きな箱が届いてびっくり！
実は私、３年前の年末、チルド倉庫でおせちの配送作業を手伝いました。その時の外箱というのはお重の大きさにピッタリのもので、真冬の屋外よりも寒いチルド倉庫の仕事なもんで、手がかじかんで作業中におせちを落とす人も少なくなかった。
いくらカチカチに冷凍してあるものとは言え、こんな荒っぽい扱い方をしたら、元旦に蓋を開けたらせっかく綺麗に詰めたお料理がバラバラになってねぇかっ！って、何万円も払ってお正月のご馳走を購入した人たちのことを心配しながら作業をしました。
今回届いたイオンサクワのおせちは、大きな外箱の中にはバブルラップがこれでもかってくらいしこたま詰めてあり、丁寧に扱われているのが一目瞭然で、開封時から非常に好印象を受けました。（こういうこと私はかなり気にする人！）
バブルラップを全て取り出すと、お正月のお料理らしい風呂敷に包まれたお重とお手紙が出てきました。
風呂敷を開くと紙製ですが上質のお重らしい箱に入ったおせちが登場。それでも配送中に型崩れしていないか心配で中をちらっと調べてみたら、ビニールのラッピングでしっかりお料理を固定してあり、１ｍｍのずれもなく詰めた時の美しいままの姿を留めていました。
おせちは食べる日まで冷凍庫に即入れて保管し、同封されていたお手紙を拝見しました。３枚に渡るお手紙の１枚目にはおせちを美味しく解凍する方法、食べ切れなかったお料理の保管方法などが記載されていました。
２枚目はお重に詰まっている２４種のお料理のお品書き。白黒ですがお重の写真に写った各お料理に番号が振ってあり、その番号を参照すればお料理の名前が分かるようになっていました。
最後のページには各お料理の原材料の詳しい説明。昔はアレルギーと言うとせいぜい牛乳、卵、甲殻類くらいでしたが、現在ではいろんなアレルギーが問題視されているので、お正月早々誤ったものを食べないようにとの心遣い。カロリー表示もあります。
説明書に従って前夜に冷蔵庫へ移し解凍したおせちを、更に食べる１時間前に冷蔵庫から取り出して室温に戻し、一昨日の夜、いよいよ試食！旦那も私もおせち料理が大好きなので、この日を二人ともとても楽しみにしていました。
「彩宝」お品書き
黒豆
梅型イカしんじょ
ボイル海老
味付数の子
なます（イクラ添え）
栗きんとん
椎茸旨煮
紅白かまぼこ
柚子伊達巻
鰊の昆布巻
三本松
鶏牛蒡ベーコン巻
アプリコット
若桃コンポート
牛蒡赤ワイン煮
ローストビーフ
サーモントラウトスモーク
ボイル帆立貝
野菜マリネ
ポークリエット
キノコマリネ
スタッフドオリーブ
パテドカンパーニュ
白いんげん
以上の２４品です。
うちも昔２、３回デパ地下でおせちを買ったことがあります。その時の味の記憶から、この程度のものやろうと想像して試食したんですけど、正直、数段美味しかったのでびっくりしました。鶏牛蒡ベーコン巻など、最低３つ４つは食べたかったと旦那が絶賛したほど。
もちろん、２４品もあるので、旦那も私もそれぞれにこれはいまいちと思った料理も数品ありましたが、総体的に評価すると、このお値段でこの味のおせちが食べれるなら、年末数日朝から晩までキッチンに立ちっ放しでフルにおせちを作るのが馬鹿らしくなったくらい。
お煮しめとか数の子とか、好きなもの数品だけ自宅で作れば、夫婦二人のお酒のおつまみにシェアするのに十分な量。その上、食卓もよりお正月らしく映える。この日も私の手作り料理を食べながらも１つ残さず完食できたので、残ったおせちをまたも食べる苦痛も無用。
私、１３年前に夫婦でイギリスから逆移住し、その年の年末、生まれて初めて数日かけてフルにおせちを作り両親にプレゼントしたら、元旦の朝、両親から電話があり、母が電話口で号泣したんです。こんな素敵なお正月は生まれて初めてだと言って。父もうれし泣きしていました。
喜び方が異常でこっちまで嬉しくなっちゃって、なもんだから、以降東京に住んでいる時もアメリカに住んでいる時も、お正月に帰省する時は必ずおせち作りに間に合うように帰省日を決め、時差ボケの中を数日かけて二人の為におせちを作って上げていました。
でも、時にはお正月に帰省できない年もあった。特に海外で暮らしていると帰省したい気持ちはいっぱいでも、それがままならない事情がありました。今年は帰ってこれないの．．．と言う両親の声は本当淋しそうで辛かった。
そんな年は必ず、こうしたおせちをお取り寄せして上げてたのね。両親は私の手作り、お取り寄せに関係なく、元旦の朝、初めて手作りのおせちをプレゼントした時同様、嬉し涙を流しながらお礼の国際電話をかけて来てました。
両親にとってはお正月は特別な日で、その特別な日は娘夫婦と迎えたかったんだね。それが事情があって一緒に迎えられない年でも、私から届いたおせちを食べることで、一緒に迎えた気分になって嬉しかったんだと思います。
以前の私のように海外で暮らしていてお正月に帰省できない方で、ご両親がお二人だけで、または親御さんお一人でお正月をお迎えになるなら、このお正月は是非おせちをプレゼントして上げて下さいませ。
お母さまが何品かおせち料理を作られる家庭なら、この「彩宝」一段重約１人前は二人で十分シェアーできる量です。
もちろん、我が家の様な二人家族のオードブルとしても、お正月に帰省できない一人暮らしの息子さんや娘さんへの贈り物としてもおすすめです。
イオンサクワではこの「彩宝」の他にも、人数やご予算に合わせたおせちが数多く取り揃えられています。また、１１月１７日（日）１１：５９分までにご購入されると、早得価格で８％OFFになります。（例えば、通常６４００円の「彩宝」が５８８０円税込・送料無料）
それにしても、１年が過ぎるのは早いね。もうおせちが話題になる時季になったとは．．．
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１１月のお料理講習の日程と題材を決めました。こちらのブログでご案内しています。料理講習再開後初のジビエ料理です。ご参加をお待ちしています！
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