世間がお正月のおせちをオーダーするこの時季に、またまたおせちの試食をさせていただきました。
今回試食させていただいたのは有機・低農薬野菜、無添加食品の宅配でおなじみの、らでぃっしゅぼーやの２人向けおせち・福来 [PR] です。（以下敬称略）
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私は昔、添加物なんて全く無頓着でした。お店で目についた食品が気に入れば、原産国や原材料に関係なくポイっと買い物かごに入れていました。ところが、添加物大国アメリカで数年暮らしてからは、人一倍添加物を気にするようになってしまいました。
私がアメリカで一番驚いたのが食パン。取るものも取りあえずイギリスに帰国する事態になり３週間家を空けて帰宅したら、出発前に買った食パンにはカビ１つ生えていなかったの。普通に焼いた食パンなら絶対にない現象。この時、寒気がするほど怖かった。
ケチャップだってそう。イギリスでも日本でも使っていたアメリカのメーカーのケチャップが、アメリカで食べると味が全然違うの。めっさ不味い！
こういうことが度重なり、食品はオーガニックもの、あるいはオーガニックでない場合は必ず原産国と原材料を確認し、ここまでなら許せる範囲と言うものしか買わなくなってしまいました。今日本で暮らしていてもそうです。割高になっても納得したものしか買いません。
そんな私なので、こちらのおせちの試食のお話をいただき非常に関心を抱きました。このお値段で素材は全て国産。化学調味料・保存料・合成着色料一切不使用ってのがとても魅力的。
おせちは紙製の箱ではなくプラスチック製の３段重で届きました。中身は同じお料理でも、容器が紙製かプラスチック製かの違いで高級感がアップ。貧乏性の私は、洗って後日容器が再利用できるのも嬉しかった！（笑）
今回試食で届いたおせちは冷凍状態で届きましたが、実際にはチルドでのお届け。（北海道と東北６県は除く。また沖縄と離島への取り扱いはなし。）解凍したものはどうしても水っぽくなりますが、チルドでのお届けなら解凍の手間もなくより美味しく食べれていいですよね。
輸送中に綺麗に詰めたお料理が移動しないよう、しっかりとビニールシートで固定されていました。１つ１つのお料理を、人の手で丁寧に詰められたってのが実感できる詰め合わせでした。
２４時間冷蔵庫で自然解凍し、食べる１時間ほど前に室温に戻し、いよいよ夕べは旦那と二人でこの体に優しおせちの試食会。まずは一の重から．．．
一の重お品書き
ブリみそ焼き
ちりめん山椒
つの字海老
ごぼうけんぴ
田作り
数の子
鱧丸
青梅甘露煮
数の子の大きさにびっくり！味付けは私にはちょっと濃いめでしたが、毎年おせちの数の子には興味を示さない旦那が、これはうちで作るのより美味しいと言い、半分以上食べたのには驚き。あと海老も身が肥えていてとっても美味しかったです。
二の重お品書き
鶏の鍬焼
栗甘露煮
帆立松前煮
菜の花お浸し
黒豆
金柑蜜煮
鰆野菜餡かけ
古式伊達巻
こはだ紀州和え
帆立とこはだが特に美味しかたです。私はワイン党なので夕べもお茶替わりの赤ワインを飲みながら食べましたが、日本酒の熱いのが欲しいなぁって思った。日本酒苦手なのに。（笑）
三の重お品書き
桜海老手取り丸
紅白柚香なます
一口昆布巻き
鶏味噌松風
秋刀魚ふくさ焼き
鮭の焼き物
冬菇椎茸
金団、栗甘露煮
厚焼玉子
秋刀魚が超苦手な魚のくせして、食べ終わってそれを知るまで、鰯のつくね風でとても美味しくて一人で２つとも食べちゃった。市販の昆布巻きって甘すぎて私は嫌いですが、これは甘すぎない味付けでとても美味しかったです。
松風は旦那も私もおせちの中で大好きなお料理なので、昨日も真っ先に１つずつ食べましたよん。(*￣▽￣)ﾌﾌﾌｯ♪
３つのお重、味付はどのお料理も、悪い意味ではなく、無難な味でした。数の子のみ私にはちょっと味が濃すぎたけれど、その他のお料理はみな濃すぎもせず薄すぎもせず、万人受けする味付けに仕上がっていました。
そしてお重に詰まっているお料理も、中華や洋風が含まれず全て伝統的なおせち料理ばかりなので、お子さんからお年寄りまで年齢層を問わず幅広く食べれるおせちだと思いました。
昨日、うちは海鮮丼とお味噌汁のみ作り、おせちと共にいただきました。見ての通りお煮しめの重が含まれていないので、それのみ、お好きな野菜を煮しめるか筑前煮などを作り、お雑煮やお刺身と共にテーブルに出すと、３人くらいでも十分な量のおせちです。
うちの近所のスーパーに行くと、ここのところ毎日、おせちのご注文承り中！と店内放送しています。今日もサービスカウンターでマルボロライトを買っていたら、隣でご婦人が注文用紙に記入していました。
あ、あ、あっ．．．おば様、ここのおせちと殆ど値段も変わらず、しかも送料無料で、安心して食べれるおせちがネットでオーダーできるんですけど．．．って思わず言っちゃいそうになりました。なにせ、この辺りで総菜が超不味いと評判のスーパーなもんで。（爆）
それにしても便利な時代になったもんだよね。今から３０年近く前私がイギリスに渡ったころは、ネットショップなんてものはなかったので、日本の両親にお届け物をと思うと、ただ１つ存在した現地の日系企業を通じて手配してもらわなくてはなりませんでした。
割り高な上に選択肢も少なく、おせちの手配もありましたが、私の懐では到底手の出るものではない高価なもので、お正月に帰省できない年も、一度も送って上げることが出来なかった。
それが今じゃ、クレジットカードを１枚持っていたら、数回クリックするだけで世界中どこに居ても、簡単に日本にお届け物が出来る。携帯電話からでもできるってから、昔を知る私には快挙としか言えません。
ネットショップが一般的になってからは、お正月に帰省できない年は必ず両親におせちを手配して送って上げていました。元旦の朝、うれし泣きしながら両親からお礼の電話が入るのが、送って上げた私も嬉しくてたまらなかったワン。
昔イギリスに居た頃にネットショップが利用でき、年老いた両親が安心して食べることができるこんなおせちを送って上げれてたら、もっともっと元旦の朝に泣かせてやれたのにと思うと、このおせちを食べながらちょっぴり悲しくもありました。
私は毎年旦那の糖尿を考え、砂糖不使用、または極力砂糖の使用を抑えたおせち作りを心がけています。１年の最初に食べるものだからこそ、大切な人の体に優しいものを食べさせて上げたい。
そう言う意味でも、らでぃっしゅぼーやのこのおせちは私のオススメお正月料理です。まだどのおせちを注文するか迷っておられる方、是非是非ご検討下さいませ。
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