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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

 

 

ラグビー元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズとゴールドマンサックス日本法人社長 持田氏の共著作。

「勝つため」に何が必要なのかスポール・ビジネスの共通項を探りながら、リレー形式で筆者の意見が述べらています。

 

いくつか印象に残った言葉を書き記しておこうと思います。

− 苦手なお客様ほど足を運ばなければなりません。誰しも苦手なお客様のところからは足が遠のきます。「ゴールドマンサックスに用はないんだよ」と言われることもあります。しかし、3回ではオアはししていただけなかったお客様でも10回通うと心を開いてくださることがあるのが、この世界なのです。P21

− よく自身が持てないという人がいますが、理由は簡単です。準備不足なのです。自信を持つ方法は、実に簡単です。準備と努力を重ねればいいのです。P32

− 私はじっくり物事を考える癖を、自らつけようとしました。アイディアというのは不思議なもので、考える時間を増やせば、ぽつりぽつりと浮かんでくるものです。そのうち「これは」と思うものが浮かべば、実現に向け全力投球しました。P55

− 私がなぜ飛躍ができたのかといえば、まず大きなリスクを取ったからです。大きなリスクの中には、大きなチャンスが潜んでいます。いや本当に大きなチャンスは、そこにしかないといっていいでしょう。

 

 

 

国際バカロレアについて知りたく手にとった本です。

制度ではなく、どういう人を育てたいのかが書かれており参考になりました。

 

下記がめざす10の学習者像とのこと。とても共感します。

 

探究する人

知識のある人

考える人

コミュニケーションができる人

信念のある人

心を開く人

思いやりのある人

挑戦する人

バランスの取れた人

振り返りができる人

 

 

USJの元CMOであり、現在はプロマーケターを抱え、日本にマーケティングを根づかせるための会社を起業した森岡氏の最新の著作。

 

本作ではマーケティング思考・システムによる個人のキャリア開発、組織の仕組み作りについて書かれています。

現在組織のマーケティング(利益を作っていく)役割を担っている私にとってはとても参考になる話が多々ありました。

 

会社業績をあげるためには、生産マネジメントシステム、マーケティングシステム、ファイナンスシステム、組織マネジメントシステムが必要あること。

 

理想の組織とは「人体」であること。すなわち血の通った本質的なコミュニケーションができる組織体であり、甘さも厳しさも存在すること。

 

組織に熱を込めていくこと。人間の本質は自己保存であり、その特質を理解しながら、人事評価など仕組みの設計を行うこと。

 

社内マーケティングを意識していくこと。自分起点で組織を変えていくために(組織と自分の関係をリフレームするために)、

① 組織文脈の理解 ② 目的 ③ WHO ④ WHAT ⑤ HOWをしっかり練ること(Target Analysis)

その提案を勝ち取るために実現可能性を明確に示すこと。魅力をコストと釣り合わせて、勝ち筋を見せること。

 

変化を起こすために意図的に摩擦を起こすこと。

 

などを本書から学びました。人間の心理・本能をついたマーケティング。そして仕組み作り。スローガンだけで終わらせないために、ビジネスでも個人のキャリアでも大胆かつ緻密な戦略策定の必要性を本書から学びました。

 

アマゾンジャパンで実際に働かれていた方のアマゾンという解説本です。アマゾンの強さがわかる本です。

やはりアマゾンはまだベンチャー企業でありジェフべゾフを始めとするリーダーシップの強さで推進している印象が残りました。

この企業がこれからも残れるかどうかはIntegirtyとビジネスモデルの恒常的な変革にあるのだと思います。

 

【印象に残った企業理念】

− Cusotmers Rule(お客様が決める)

− Thinking Backward(逆算して考える)

− Still Day One(第一章が始まったばかり)

 

特にアマゾンの強さを垣間見たのは下記の内容です。

① 会社の方向性を浸透させるオフサイトミーティング

私もグローバルリーダー育成の組織を立ち上げ今も運営に関わらせてもらっていますが、半年に1回のマネジメント・リーダーシップチームが集まる合宿を大事にしています。アマゾンジャパンでも日常から離れ、ネットワーキング・リレーションを強化するために本合宿を開催しているそうです。

 

② 移動サーバールームの話

AWSのサーバーにデータ移行するのにデータ量が膨大で通常の光ファイバーだと数十年かかる課題が発生。

回線の太さがボトルネックとなるのならばと、すごい太い回線で吸い上げればいいとアイディアを出し、移動サーバールームを開発したというエピソードです。ベンチャーだからこそできる顧客ファーストの対応策だと感嘆しました。

 

地理とは「地球上の理(ことわり)」であるという筆者の信条のもと、立地・資源・人口・貿易・文化という地理的要素から各国の経済事情を紹介していく非常に興味深い本でした。

 

特に興味深かったのはオーストラリアに関するトピックで、

 

オーストラリアは、製造業があまり発達していないこともあって、単純労働者や低賃金労働者といった人材を供給する必要はありません。(中略)その結果、最低賃金水準が日本やアメリカ合衆国の約2倍となっています(P145)

 

との内容。その土地々々の資源や人口によって国家の発展の仕方は大きく代わるのだと改めて理解しました。

ブラジルの中国向けの大豆生産の話や中国のアフリカ投資の理由など、国際関係を理解する上でも入門書として非常に良書だと思います。

 

決算書の読み方を指南する本であることは間違いないが、著者のこれまでのキャリアからネット系ビジネスの決算書の読み方というのが本書の位置付けだと考えます。

 

取扱高✕テークレート=売上

 

などこれまで知らなかった概念を知ることが出来ました。

 

マツダのブランド戦略の本と思って手に取りましたが、どちらかといえば欧州自動車会社のブランド形成論から最後に日本企業が目指すプレミアムクールジャパンブランド形成の必要性を説かれています。マツダのブランド論を期待すると外れだと思います。

一方でブランドという考え方の重要性は改めて学ぶことが出来ます。ブランド=信頼であり、名誉であり、期待であると考えます。

 

 

現在オイシックス・ラ・大地でオムニチャネル戦略を統括する奥野氏の書籍。

選択のオンライン・オフライン、購入のオンライン・オフラインというチャネルシフトのマトリクスから、

最先端の企業がどのように顧客にリーチをしているかについて書かれている。

アマゾンがやはりその最新の事例であり、その他にも下記のような企業が紹介されている。

 

BONOBOS

IKEA PLACE

Whole Foods with instacart など

 

特に購買体験による囲い込みという企業で出てきた下記の企業に興味を持った。

THE MELT

DIFFERENCE

WARBY PARKER

 

顧客の購買体験をいかにデザインしていくか。そのために購買前後のジャーニーマップを描き、オンライン&オフラインをどう活用できるかを探求することがやはり重要なのだろう。コンサルティングの分野でこの発想をどう適用するのか考えてみたい。