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コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

 

構想力の方法論 構想力の方法論
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ビッグ・ピクチャーを描くことの必要性が説かれた本。非常に参考になりました。

野中郁次郎氏と紺野登氏の共著本です。

 

知識創造:ポストデザイン思考としての「クリティカルデザイン」(P97)

目的工学:成功しているプロジェクトには必ず社会課題を解決するような共通善につながる良い目的が上位にあり、かつ手段とうまくマッチングしている。

ビジネスモデルのパターン(P187):ソーシャルイノベーション、アンバンドリング、ロングテール、マルチプラットフォーム、フリーモデル、オープンビジネスモデル

 

 

元ゴールドマン・サックスのパートナー(執行役員)のか方が書いた書籍。GSが日本のマーケットに浸透する中で第一線に入られた方の奮闘記。実名案件もあり、投資銀行業務のイメージもできる一緒だった。

 

悩まれながらも自身の人生にリスクを取って戦略的にキャリアを形成された方でもあり、下記の文章がとても印象に残りました。

 

40代までの人生設計とその結果について というテーマで

 

まず20代はひたすらプロフェッショナルな人生を送るために必要な経験やスキル、基本知識、必要なら資格や学歴おと言ったものを貪欲に吸収・取得して、自分が社会の中で何をして「のし上がる」かを決める時間だと考えていた。

30代は、その知識や資格をもとに自分の強みが夫も遺憾なく発揮できる職場において、ひたすら仕事に励み、誰もが認める実績を上げる10年間にしたいと考えた。そして40代では、それまで実績に基づいてその職業でそれなりの地位を得て、社会に何か大きなインパクを与えられる仕事を成し遂げる立場に立ち、そのような仕事をできるだけ多数達成したいと考えた。50代では、できればもうお金のことを考えなくていい状態で、好きな仕事だけをする立場・状態を獲得したいと思っていた。

 

経営とサイバーセキュリティーという非常にキャッチーなテーマでしたので手に取りました。

情報は資産であり、それを起業が全力で守るというのは非常に大事なことです。

情報漏えい等はブランドの失墜を意図も簡単に引き起こし、重大なインシデントとなります。

 

本書には経営の要諦として下記3つが大事であると書かれています。

1. 何を守るかを優先付けて、優先度に応じた多層防御を講じる

2. 早期検知、早期対応・復旧の準備を整える

3. 取締役会・経営会議で定期的にレビュー

 

またCyber Rediness Institute(https://www.cyberreadinessinstitute.org/)という団体が本書の中で紹介されいましたが、

興味深かったので備忘録的に。

 

 

MITラボ所長の伊藤氏の最新刊。技術を解き明かす本ではなく、その技術を活用する上で必要な倫理観・哲学について書かれている本です。特に仮想通貨のトピックの中でのインチキなICOの話や、規模こそすべてのシリコンバレー、身体拡張やムーブメントの話などは参考になりました。私達は技術に使われることなく、技術といかに向き合っていくのか、そのためにどのような教育が必要なのかを考えなくてはいけないですね。自明ですが。

 

 

 

 

アマゾンというビジネスの興味から手にとった本です。著者はセブンアンドワイホールディングの元CIO鈴木氏の本。

アマゾンエフェクトについてというよりもCX時代の中でのリアルとデジタルの融合、オムニチャネルの重要性や著者の反省について書かれており、デジタルシフトの時代の中でアマゾンの実行策が功を奏していることを著者が述べられている印象でした。

 

下記興味深いレポートなので読んでみようと思います。

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/h28_01_houkoku.pdf

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/h29_04_houkoku.pdf

 

里山資本主義などで著名な藻谷浩介氏の著作。90カ国弾丸旅行記とありますが、その中からいくつかの圀・地域をピックアップし、藻谷独自の視点からその旅行記が書かれています。構造と類似という言葉を著者は述べられていましたが、断片的な情報から日本の場合だとどう捉えるのか類推(アナロジー)し、構造化していくという手法で本書は書かれています。特に興味深かったのはドイツの北方領土と著者は述べるカリーニングラードの話でした。世界を見る視点を養える本だと思います。

 

下記がオリジナルの著者の寄稿だそうです。

https://mainichi.jp/premier/business/%E8%97%BB%E8%B0%B7%E6%B5%A9%E4%BB%8B%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%80%8C%E6%9D%A5%E3%81%9F%E3%83%BB%E8%A6%8B%E3%81%9F%E3%83%BB%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%9F%E3%80%8D/

 

著者はグーグルなどでPeople Developmentに関わっていた方。Google流とあるが公式なものではなく、著者がポーランド人からグローバルに出た経験、今後の社会情勢等を踏まえてどのような人材が必要かを語っている。

多くは目新しいトピックではなかったが、印象に残ったのは「H字型人材」という内容。

 

著者はH字型人材について、「強い専門性が一つあり、他の人の専門性と繋ぐ横棒を持ち、別の専門のコミュニティと繋がることでHになるという、人とつながりやすい人材」と定義している。

 

私も今はコンサルティングの仕事というよりも部門や会社の垣根を超えてアライアンスビジネスや、ソフトウェアなど多様な仕事をするようになっている。まさにこのH字型の必要性を感じているところである。

 

 

マイクロファイナンス・グラミン銀行で著名なムハマド・ユヌス氏の著作。

資本主義から脱却し新しい経済システムの必要性を説いた本。そのためにソーシャルビジネスのすべての人々が起業し、貧困ゼロ・失業ゼロ・CO2排出ゼロを目指すことが必要であると訴える。確かに資本家と労働者という枠組みを変えるために、社会課題に対して起業ができる機会をすべての人々にというのは理解ができる。また本書ではSDGsにも触れられており、「持続可能」な世界のやることとリストとして、この17の目標からソーシャルビジネスをいかに興していくのかという観点も納得できるものであった。

 

いくつか本書で紹介された取り組みがありメモとして残しておきたい。

 

ソーシャルビジネスを推進するテクノロジーベースの組織:メイクセンス

https://makesense.org/en/

 

グラミンクリエイティブラボ

参考:http://sbrc.kyushu-u.ac.jp/

 

フランス・アクション・タンク(ソーシャルビジネスアクションタンク)

http://www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=2699#.W3NmtNj7SqA