元ゴールドマン・サックスのパートナー(執行役員)のか方が書いた書籍。GSが日本のマーケットに浸透する中で第一線に入られた方の奮闘記。実名案件もあり、投資銀行業務のイメージもできる一緒だった。
悩まれながらも自身の人生にリスクを取って戦略的にキャリアを形成された方でもあり、下記の文章がとても印象に残りました。
40代までの人生設計とその結果について というテーマで
まず20代はひたすらプロフェッショナルな人生を送るために必要な経験やスキル、基本知識、必要なら資格や学歴おと言ったものを貪欲に吸収・取得して、自分が社会の中で何をして「のし上がる」かを決める時間だと考えていた。
30代は、その知識や資格をもとに自分の強みが夫も遺憾なく発揮できる職場において、ひたすら仕事に励み、誰もが認める実績を上げる10年間にしたいと考えた。そして40代では、それまで実績に基づいてその職業でそれなりの地位を得て、社会に何か大きなインパクを与えられる仕事を成し遂げる立場に立ち、そのような仕事をできるだけ多数達成したいと考えた。50代では、できればもうお金のことを考えなくていい状態で、好きな仕事だけをする立場・状態を獲得したいと思っていた。