朝ごはんの空気を見つけにいく/堀井 和子
デュアリット(トースター)いつかほしいなぁと思いつつもう数年たっています。
普段、あまりトーストを食べない我が家では(ご飯党)あまりトースターを使用する機会が少ないことを考えるとどうしてもこの価格は・・・http://www.gaikokukaden.co.jp/Kitchen_Electronics/kitchen_sonoini/dualit_toaster.html
デザインは本当にかっこいいしトーストも本当においしく焼けるんだそうです。
ちなみにDUALIT社は1945年創業の業務・ホテル用電気調理器メーカー。中でもトースターは発売から45年を経過した不朽の名品です。工場は英国式の古い総煉瓦造りの建物で、現在も英国伝統のクラフトマンシップを尊重した手作り生産を行っています。
そんな憧れのデュアリットという文字を発見し購入したのがこの本です。
まさに朝ごはんを楽しむ方法を伝授してくれる本です。
「朝ごはん」をテーマに周囲の人々にアンケートごっこ、つまり「どんな朝ごはんなの?」というfaxをして堀井さんが気になる返事をした人たち会いに行って細かく質問したり、その人のこだわりのグッズなどの写真を紹介したりしています。
普段はご飯党の僕ですがこの本を見るといろいろなスタイルの朝ごはんがあるんだなぁと思いました。
デュアリットのトースターを購入したらパン党になろうっと。

図工室の椅子
以前、鎌倉の古道具屋で見つけた、裏に「大和第三小学校 校具」と記入されている古い椅子です。
調べてみたら茨城県の学校でした。
きっと何年にもわたり児童の激しい使用にたえ、ようやく鎌倉までたどり着いたのでしょうね。
旅でへたれた椅子を木工ボンドで補強し全体的にサンドペーパーをかけ仕上げにオイルをしみこませ、きれいにしました。もう数十年位前のものだと思いますが本当にきっちりとしたつくりです。
そういえば僕が小学生のころ図工室の椅子はこんな感じだったなぁと懐かしさを感じさせてくれます。
今、自宅ではサイドテーブルとしてコーヒーや本を置いたりして使っています。
多少コストが高くてもずっと使用できるものを大切に使ったほうが絶対いいのに・・・良いものは長持ちします。
友がみな我よりえらく見える日は/上原 隆
ホームレス同然の生活を続け妻子からも捨てられた芥川賞作家、アパートの五階から墜落し両目を失明した市役所職員、その容貌ゆえに四十五年間、一度も男性とつきあったことのない独身OL…人は劣等感にさいなまれ深く傷ついたとき、どのように自尊心をとりもどすのか。読むとなぜか心が軽くあたたかになる、新しいタイプのノンフィクション。
他人はどうしているのだろう?どうやって生きているのだろう?なんて考えたことありませんか?
著者の上原さんがシンプルに伝える色々な人たちの普段の生活。
どんな境遇になってもありのままを受け入れ生きてゆく。
人生色々な生き方がある、そして他人がどう思おうと強く生きてゆく 。
読み終わり、「あぁこんな表現方法もあるんだな」と不思議と元気が出てくる本です。

9坪ハウス狂騒曲/萩原 百合
最小限住居=1951年、増沢洵氏という建築家が設計した建築面積が9坪、延べ15坪の住宅のこと。
http://homepage1.nifty.com/masuzawa/01/index.m1952.html
http://yoyogi.ycc.u-tokai.ac.jp/~iwashita/cad_1/man_fmz.pdf#search='%E5%A2%97%E6%B2%A2%E9%82%B8'
たった9坪に詰まった機能的な増沢邸を再現したのが9坪ハウス。
このシンプルで完成されたデザインの9坪ハウスで一家4人で住むことに決めた楽しいエッセイです。
必要なものだけに絞り込むと9坪でも機能的に豊かに生活できるということを証明してくれます。
モノを「増やす」だけでなくいかにして「増やさない」かを考えなくてはいけませんね。
捨てることができない自分はまず、必要なもの意外は買わないことにします。

ポメリーの空きボトル
今日は再利用品をご紹介。
自宅でいつも使用しているのがフランスのポメリーという粒マスタードのボトルです。
ワインで有名なポメリー社で作られるビネガーを豊富にしようしマスタード種子を残した粒マスタード。
さっぱりとしていてとてもおいしいです。
ボイルしたソーセージやポトフなどに。
しかし、このマスタードには少し厄介なロウで密閉されているコルクのフタがついています。
ナイフでロウをこそぎ落として、栓と瓶の間にナイフを差し込んで少しずつグリグリ・・・
慎重にやらないと細かくなったロウが中に入ってしまうので注意が必要です。
ちょっと面倒なのが難点ですね。
でも、おいしいし、この陶器のボトルもシンプルでなかなかよろしいかと思います。
自宅ではペンたてや小物要れとして再利用しています。