友がみな我よりえらく見える日は/上原 隆
ホームレス同然の生活を続け妻子からも捨てられた芥川賞作家、アパートの五階から墜落し両目を失明した市役所職員、その容貌ゆえに四十五年間、一度も男性とつきあったことのない独身OL…人は劣等感にさいなまれ深く傷ついたとき、どのように自尊心をとりもどすのか。読むとなぜか心が軽くあたたかになる、新しいタイプのノンフィクション。
他人はどうしているのだろう?どうやって生きているのだろう?なんて考えたことありませんか?
著者の上原さんがシンプルに伝える色々な人たちの普段の生活。
どんな境遇になってもありのままを受け入れ生きてゆく。
人生色々な生き方がある、そして他人がどう思おうと強く生きてゆく 。
読み終わり、「あぁこんな表現方法もあるんだな」と不思議と元気が出てくる本です。
