もう、プロの研修講師だけが
講師をやる時代は終わりました!
人間が、一番関心があるもの
こんにちは!
コミュニケーションサポーターの喜山志津香です。
今日も、ブログに目を止めていただき、
ありがとうございます。
今回は、「人間が一番関心があるもの」
についてお伝えします。
人間が一番関心があるものは何でしょうか?
研修では、毎回、
受講される方にこの質問をしてきました。
皆さんからいただく答えは、
他人からの評価 お金 愛する人 子供 ペット 等々・・
でした。
それらも間違いではありません。
でも究極、人間が一番関心があるものは
自分です。
「例えば、家族であろうと、友達であろうと、
一緒に集合写真を撮った時に、
一番最初に目が行くのは誰の顔ですか?」
と質問したとたんに、皆さん納得なさいました。
どなたも、自分の顔に
一番先に目が行くようですね( *´艸`)
世の中でどれだけ大きな事件があっても
新型コロナウイルスの感染者数が
過去最大とか騒いでいても、
「朝から腰が痛い!」
なら、自分の関心は、完璧に自分の腰なはず。
人間は、常に自分に関心がある生き物です。
ここからが大事!
自分に関心を持ってくれる人を嫌いになれない
どんどん引き寄せられていく
関心を向けてもらえないと
「虚しい」「つらい」「寂しい」
人間の「脳神経細胞が求める本能」は
1. 生きたい
2. 知りたい
3. 仲間になりたい
でしたよね?
人間は、他の動物に比べると
メッチャ情けない生き物![]()
力は弱いし、足は遅いし、空は飛べないし、
水に潜っていられない
人間がサバイバルしてきたのは、
仲間を作って生きてきたから。
協力し合って敵と戦い、
支え合って生きてきたから。
だから、人間にとって仲間として
「承認される」「愛される」ことが
「生きたい」を実現するための死活問題
相手が、仲間であることがわかると、
脳から快感ホルモンのドーパミン、
安心ホルモンのセロトニン、
愛情ホルモンのオキストシンが分泌されて、
超ハッピーな気分
になれる。
ということを以前のブログでもお伝えしました。
逆に、
周囲の誰にも関心を持たれないと
虚しくて死にたいとさえ思います。
「いじめ」で一番つらいのは
「無視」
「しかと」
「ハブられる」
ことですもんね。
ということは、
ハッピーな人間関係を作るために
一番大切なのが、他人に関心を寄せること。
だって、
「愛情の反対語は憎しみではなく無関心」
(byマザーテレサ)
ということは
「関心を向ける」=「愛情を向ける」
ことですから。
あ、「揚げ足を取るための関心」じゃなく、
あくまで、「温かく、肯定的な気持ちでの関心」
ということです。
が・・・
ここが、人間の複雑なところですが、
「温かく、肯定的な気持ちで」
関心を持ってくれる人がいないと、
「敵」としてでもいいから
関心を持ってくれる存在が
欲しくなるのが人間です。
「無関心でいられるよりも、憎まれる方がマシ」
っていうセリフが以前ドラマでありました。
だから相手の関心を引くために
わざと嫌がられるようなこともする。
ママの関心を引くために
いたずらする子供と一緒です。
無差別殺人を犯した人の「動機」が
「世の中から関心を持ってもらいたかったから」
って、よく聞きます。
実は、「クレーマー」も、
似たような心理状態にある時があります。
クレームを言えば、
とりあえず、相手をしてもらえるし。
しかも、「正しい側に立ちたい欲求」も満たされる
つまり、温かい人間関係に恵まれないと
誰でも、「クレーマー化」する可能性が
あるということかもしれません!<キリッ