今日は、怒りの感情がうまく解消できない、スッキリしない場合について書きます。
おはようございます。
恋愛がうまくいかない。結婚できないのには必ず原因があります。
恋愛・婚活の悩みを解決する心理カウンセラーの吉田亮介です。
----------------------------
怒りの気持ちを
うまく解消できない・・
----------------------------
先日から、一連の記事として、こちらの記事を書いています。
時間に余裕のある方は合わせてお読みいただくと理解が深まると思います。
今日は、昨日に引き続き、
感情がうまく解消できない・・いつまでもスッキリしない・・
そんな、場合の対処方法について書きます。
昨日の記事をまだ読んでないという方は先に読むことをオススメします。
(昨日の記事)
先日まで、「感情を特定する方法」そして、「怒り」「悲しみ」「寂しさ」「恐怖」「不安」
を解消する方法について書いて来ました。
上に、一連の記事のリンクを貼ってあります。
自分1人でモヤモヤやストレス、不満や不安の解消ができるように書きました。
さて、手順通りやっているはずなんだけど、全然スッキリしない・・
うまく解消できない・・
そんな場合にどうすればいいのか?
ということについて書きます。
例えば、『怒り』の感情がうまく解消できない・・
というケースを想定してみます。
ひとつの可能性として、『怒り』 という感情を感じることを自分に禁止している可能性があります。
無意識に『怒ってはいけない』と想っているので、ブレーキがかかっている状態です。
車の運転に例えるなら、サイドブレーキを引きながら、アクセルを踏み込むようなものです。
サイドブレーキがかかった状態で、アクセルを踏んでいるので、どうも進まないな・・
という状態になるわけですね。
僕は車の運転をしないので実際にやったらどんな感じになるかはわからないのですが、
あくまで例え話です(笑)
でも、なぜ、わざわざ、自分が『怒り』を感じることを禁止してしまうのでしょうか?
それは個人個人、色々な理由があると思いますが、よくあるケースで言うと、
例えば、両親がケンカばかりしていた場合です。
両親がケンカばかりしているとどうなるでしょうか?
まだ小さい子供は、目の前で大切なお父さんとお母さんが仲違(たが)いしていのです。
お互いが、『怒り』の感情に任せて暴言をはいたり、暴力を振るったりしているのです。
父親が一方的に母親に暴言や暴力を振るっているケースもありますね。
そうなると、まだ小さい、小学生とか小学生に入る前くらいの子供はどう感じるでしょうか?
いつも『不安』な気持ちになります。
場合によっては、両親が『離婚』してしまうのではないか、いなくなってしまうのではないか・・
という不安に苛(さいな)まれます。
そうなると、その『不安』の根源になっているのが『怒り』という感情なのだと感じるのです。
だから、自分は、争いごとはイヤだ・・
絶対、『怒り』の感情は使わない・・!
と無意識に心の中に決めるのです。
これは、両親のケンカという形ではなく、暴力や暴言が両親から自分に向かった場合もあります。
ヒステリックな親、暴力的な親ですね。
また、小さいうちから両親から一方的に怒られていると、それがどんなに理不尽であっても、
いえ、むしろ理不尽であればあるほど、『自分が悪い』から怒られるんだ・・
と思い込むようになります。
そうなると、かなりヒドイことをされても『罪悪感』を感じたり、
『自己嫌悪感』を感じるばかりで、『怒り』を感じにくいのです。
では、現実問題、今、その状態にある場合どうしたらいいのでしょうか?
ひとつの答えはカウンセリングを受けて下さいということになります。
程度問題もありますが、正直に言って、なかなか自力解決が難しい問題だからです。
なぜなら、自分がわからないものを自分で解決することになるからです。
もちろん、不可能ということではありません。
どうしても自力解決にこだわるなら時間はかかるかもしれませんが、
どちらのパターンも「自分が悪い」と想ってしまうのをやめる必要があります。
できれば、具体的なケースを友人や聞いてくれる誰かに話してみて、どう思うか聞いてみましょう。
そして、自分の思考パターンとどう違うのか比較するのです。
そして、日記をつけることがオススメです。
今日あったモヤモヤすること、悲しいこと、不快なことを書いておくのです。
文字にしてみることで客観的にみれるからです。
もうひとつ、オススメしたいのは、どうもモヤモヤするイヤなんだけど、怒れない・・
という場合は、自分だと思わずに、
同じ目にあっているのが友人とか同年代で同じ立場の他人だと想って下さい。
他人だと思うとどうでしょうか?
自分よりは、「それはおかしい!」と気付ける人が多くなると思います。
『怒り』がうまく使えない人も案外、人のためなら怒れるんです!
という人もけっこういます。
ちなみに、今日はよくある2つのケースをとりあげました。
これ以外にも、イジメにあった場合とか、
自分が怒ったために、友人を(物理的or心理的に)酷く傷つけてしまったとか、
色々な場合がありますね。
次回は、同じように「恐怖」を感じられないパターンについてお話する予定です。