サラ・ディド@コヴェントガーデン生体験記
木曜日にロンドンから戻ってましたが
2泊3日の印象の洪水にクラクラ、ブログのアップもままならないままでした。
オマケにこの週末はイースターとあって
準備することも多いし・・・。
正味1日半の旅日記も報告したいけど
とりあえずはやっぱりサラ・ディド体験記を書かなきゃね。
記憶が新鮮なうちに文章にしてしまおう。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ロンドン二日目の夜、ついにやってきました
コヴェントガーデンのロイヤルオペラハウス。
一年前から夢見つつまさか実現するとは思わなんだ。
そして1月にチケットをゲットしてからは指折り数えて待った
ディドとエネアスを見に行く。
先週のプレミエ以来
手当たり次第読んだネット上のレビューでは
コノリー様は風邪で体調を崩しながらもROHデビュー成功という
大方好意的な記事にファンクラブとしても嬉しい限り。

実は
ブログでお馴染みロンドンの椿姫さんのご好意に甘えまくり
パルケット2列目という、これ以上望めないくらい良い座席を手に入れてたんです。
この場で改めてお礼申し上げます
開演30分前にオペラハウスのラウンジで
やっとその椿姫さんにお会いすることができました。
ぐるっと劇場内部を案内してくださり
「バーカウンターにタダの飲料水」があるから行きましょ~のお言葉にも
とても親しみを覚えました。ほほっ。
オーケストラ・ピットに手が届くくらいの席で・・・

(ⓒ椿姫さま)
前奏曲が終わり幕が上がると、舞台に独りたたずむディド。
淡い青緑色のタフタのドレスを纏い摺り足で前に進む姿は
古代(日本)を彷彿とさせます。
全体的に衣装も舞台美術も照明も簡素な美しさでいい感じだわ。
最初のアリアを歌う侍女ベリンダは
CD同様ルーシー・クロウ嬢で
期待通りシルクの歌声と清楚な容姿で際立ってる。
この第一幕目は
ディドがエネアスへの想いと一国の女王としての重責
(王であった夫亡き後カルタゴ王国に命を捧げたのだ)の狭間で
苦悩する場面で始まります。
炎上するトロイから脱出し、ローマ建国せよとのゼウスの命を受けた
エネアスとの恋は成就しないことを最初から予感してるディド。
だから、若く屈託ないベリンダと彼女は好対照なキャラであるべきなのだ。
大丈夫と周りにはっぱをかけられて思い直したり・・・
そのへんの心の揺れ動きをサラ・ディドは
実にうまく演じていたと思います。
こうした舞台上の人間の表情やバレエダンサーの筋肉の動きまで
これほどよく観察できたのは座席のお陰でしょうか。
神話ではゼウスとヘラが二人の運命を操るところを
オペラではディドを忌み嫌う魔法使いとその子分の魔女が取って代わる。
(魔女の一人である若手ソプラノ中村恵理さんは先日はネトレプコの代役も歌ったそうで
なるほどハッとするいいお声をしてました。これからも楽しみですね!)
第二幕目
仲を裂く企みが着々と進むのも知らず
恋する二人はお供を連れて森へ狩りに出かけます。
休を取る場で第二の侍女が歌う
Oft she visits this lone mountainは
物語が急変する分岐点にあるアリアで
美しくも悲しいメロディーと歌詞でお気に入りの一曲。
このYoutube版より大分アップテンポに演奏されたCDや舞台では
迫り来る不幸が一層強く感じ取られました。
Oft she visits this lone mountain,
Oft she bathes her in this fountain;
Here Actaeon met his fate,
Pursued by his own hounds,
And after mortal wounds
Discover'd, discover'd too late.
狩猟の名手アクタイオンは
森の中で入浴中のアルテミスを垣間見てしまう。
怒った女神に鹿の姿に変えられた彼は
自分の犬たちに食いちぎられ無残な死を遂げる・・・
というギリシャ神話。
報われることのない恋の行方を暗示するかのよう。
つかの間の恋に溺れるサラ・ディドの
この歌を耳にした途端に凍てつく表情が忘れられないわ。
第三幕目
ゼウスの使いヘルメス(実は魔法使いの手下が変装)の促しに
ついにローマへ向けて出航を決意するエネアスは
女王の誇りを捨て身も心も捧げようと決意していたディドには
男の身勝手としか思えなかった。
その言い争いの場面はかなり迫真の演技だ。
いや、やっぱり貴方の元に残る
いいえ、もうたくさん。出て行ってちょうだい!云々
声を震わせエネアスを罵倒する。
全てが破滅に到達した今、彼女に残された道は死しかなかった・・・。
こうしてラストのラメントWhen I am laid in earthに辿りつく。
(涙なくしては聴けない名曲・・・い~え、大丈夫・泣かなかったですが~)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
上演時間一時間ちょっとの短い間に
ディドの歌うアリアは数えるほどなので、その分感情移入への集中力も問われるはず。
一方で、これはそういうオペラなので仕方ないんだけど
もっとコノリー様の歌を聴きたいのに・・・と欲求不満にもなりかねんっ
それもこれも、ミュンヘンに住んでると彼女にめったにお目にかかれないせいなのよ。
あああ、グラインドボーンでチェーザレを3時間たっぷり満喫してみたい。
おっと、それから
バレエとのコラボ作品のはずだったが、バレエは記憶にないくらい控えめ。
(サラ・ディドに神経集中してたせいかっ?汗!)
確かブレークダンスっぽい動きしてた?
バレエに関しては休憩後の「アシス&ガラテア」の方が断然前面に出てましたね。
こちらはまた後日ということにして・・。
カーテンコールの貴重なお写真は椿姫さんから頂きました

(ⓒ椿姫さま) (ⓒ椿姫さま)
2泊3日の印象の洪水にクラクラ、ブログのアップもままならないままでした。
オマケにこの週末はイースターとあって
準備することも多いし・・・。
正味1日半の旅日記も報告したいけど
とりあえずはやっぱりサラ・ディド体験記を書かなきゃね。
記憶が新鮮なうちに文章にしてしまおう。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ロンドン二日目の夜、ついにやってきました
コヴェントガーデンのロイヤルオペラハウス。
一年前から夢見つつまさか実現するとは思わなんだ。
そして1月にチケットをゲットしてからは指折り数えて待った
ディドとエネアスを見に行く。
先週のプレミエ以来
手当たり次第読んだネット上のレビューでは
コノリー様は風邪で体調を崩しながらもROHデビュー成功という
大方好意的な記事にファンクラブとしても嬉しい限り。

実は
ブログでお馴染みロンドンの椿姫さんのご好意に甘えまくり
パルケット2列目という、これ以上望めないくらい良い座席を手に入れてたんです。
この場で改めてお礼申し上げます

開演30分前にオペラハウスのラウンジで
やっとその椿姫さんにお会いすることができました。
ぐるっと劇場内部を案内してくださり
「バーカウンターにタダの飲料水」があるから行きましょ~のお言葉にも
とても親しみを覚えました。ほほっ。
オーケストラ・ピットに手が届くくらいの席で・・・

(ⓒ椿姫さま)
前奏曲が終わり幕が上がると、舞台に独りたたずむディド。
淡い青緑色のタフタのドレスを纏い摺り足で前に進む姿は
古代(日本)を彷彿とさせます。
全体的に衣装も舞台美術も照明も簡素な美しさでいい感じだわ。
最初のアリアを歌う侍女ベリンダは
CD同様ルーシー・クロウ嬢で
期待通りシルクの歌声と清楚な容姿で際立ってる。
この第一幕目は
ディドがエネアスへの想いと一国の女王としての重責
(王であった夫亡き後カルタゴ王国に命を捧げたのだ)の狭間で
苦悩する場面で始まります。
炎上するトロイから脱出し、ローマ建国せよとのゼウスの命を受けた
エネアスとの恋は成就しないことを最初から予感してるディド。
だから、若く屈託ないベリンダと彼女は好対照なキャラであるべきなのだ。
大丈夫と周りにはっぱをかけられて思い直したり・・・
そのへんの心の揺れ動きをサラ・ディドは
実にうまく演じていたと思います。
こうした舞台上の人間の表情やバレエダンサーの筋肉の動きまで
これほどよく観察できたのは座席のお陰でしょうか。
神話ではゼウスとヘラが二人の運命を操るところを
オペラではディドを忌み嫌う魔法使いとその子分の魔女が取って代わる。
(魔女の一人である若手ソプラノ中村恵理さんは先日はネトレプコの代役も歌ったそうで
なるほどハッとするいいお声をしてました。これからも楽しみですね!)
第二幕目
仲を裂く企みが着々と進むのも知らず
恋する二人はお供を連れて森へ狩りに出かけます。
休を取る場で第二の侍女が歌う
Oft she visits this lone mountainは
物語が急変する分岐点にあるアリアで
美しくも悲しいメロディーと歌詞でお気に入りの一曲。
このYoutube版より大分アップテンポに演奏されたCDや舞台では
迫り来る不幸が一層強く感じ取られました。
Oft she visits this lone mountain,
Oft she bathes her in this fountain;
Here Actaeon met his fate,
Pursued by his own hounds,
And after mortal wounds
Discover'd, discover'd too late.
狩猟の名手アクタイオンは
森の中で入浴中のアルテミスを垣間見てしまう。
怒った女神に鹿の姿に変えられた彼は
自分の犬たちに食いちぎられ無残な死を遂げる・・・
というギリシャ神話。
報われることのない恋の行方を暗示するかのよう。
つかの間の恋に溺れるサラ・ディドの
この歌を耳にした途端に凍てつく表情が忘れられないわ。
第三幕目
ゼウスの使いヘルメス(実は魔法使いの手下が変装)の促しに
ついにローマへ向けて出航を決意するエネアスは
女王の誇りを捨て身も心も捧げようと決意していたディドには
男の身勝手としか思えなかった。
その言い争いの場面はかなり迫真の演技だ。
いや、やっぱり貴方の元に残る
いいえ、もうたくさん。出て行ってちょうだい!云々
声を震わせエネアスを罵倒する。
全てが破滅に到達した今、彼女に残された道は死しかなかった・・・。
こうしてラストのラメントWhen I am laid in earthに辿りつく。
(涙なくしては聴けない名曲・・・い~え、大丈夫・泣かなかったですが~)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
上演時間一時間ちょっとの短い間に
ディドの歌うアリアは数えるほどなので、その分感情移入への集中力も問われるはず。
一方で、これはそういうオペラなので仕方ないんだけど
もっとコノリー様の歌を聴きたいのに・・・と欲求不満にもなりかねんっ

それもこれも、ミュンヘンに住んでると彼女にめったにお目にかかれないせいなのよ。
あああ、グラインドボーンでチェーザレを3時間たっぷり満喫してみたい。
おっと、それから
バレエとのコラボ作品のはずだったが、バレエは記憶にないくらい控えめ。
(サラ・ディドに神経集中してたせいかっ?汗!)
確かブレークダンスっぽい動きしてた?
バレエに関しては休憩後の「アシス&ガラテア」の方が断然前面に出てましたね。
こちらはまた後日ということにして・・。
カーテンコールの貴重なお写真は椿姫さんから頂きました

(ⓒ椿姫さま) (ⓒ椿姫さま)
もうすぐ
ロンドン小旅行が明後日に迫りました。
飛行機と宿とオペラのチケットを押さえた以外は
まだまだ先の話・・と本腰入れないまんま、ここまできちゃった。
Zwinkerさんと一緒だし、あちらでは椿姫さんにもお目にかかれるし
気ままな休日を楽しめそうです。
今日やっとスーツケースを引っ張り出しながら
心はオペラ座の夜やお茶の時間につい飛んでしまいがち。
Dido&AeneasとAcis&Galateaのダブル・ビルは
先週火曜日のプレミエ以来、ネット上のレビュー記事を総チェックしました。
コノリー様は「スキャンダラスなくらい先に延ばされ続けてきた」
ロイヤルオペラ・デビューの
晴れ舞台を前に風邪を引いて体調万全ではなかったけれど
(例によって「お知らせ」が開演前にあったそうだ)
それでも各紙とも軒並み高く評価していましたね。
これを期に、どんどん登場して欲しいものです。
いや、本当はもっとミュンヘンに来て欲しいんだけど・・。
さて、金曜日の後中4日休養十分取っての
3回目の舞台はいかに・・・。
木曜日に帰ってきたらボチボチと報告書提出します。
おっと、イースター週末に突入でもあるんだわ。
Karfreitag(聖金曜日)のお魚だけはキープしておかねばっ。
飛行機と宿とオペラのチケットを押さえた以外は
まだまだ先の話・・と本腰入れないまんま、ここまできちゃった。
Zwinkerさんと一緒だし、あちらでは椿姫さんにもお目にかかれるし
気ままな休日を楽しめそうです。
今日やっとスーツケースを引っ張り出しながら
心はオペラ座の夜やお茶の時間につい飛んでしまいがち。
Dido&AeneasとAcis&Galateaのダブル・ビルは
先週火曜日のプレミエ以来、ネット上のレビュー記事を総チェックしました。
コノリー様は「スキャンダラスなくらい先に延ばされ続けてきた」
ロイヤルオペラ・デビューの
晴れ舞台を前に風邪を引いて体調万全ではなかったけれど
(例によって「お知らせ」が開演前にあったそうだ)
それでも各紙とも軒並み高く評価していましたね。
これを期に、どんどん登場して欲しいものです。
いや、本当はもっとミュンヘンに来て欲しいんだけど・・。
さて、金曜日の後中4日休養十分取っての
3回目の舞台はいかに・・・。
木曜日に帰ってきたらボチボチと報告書提出します。
おっと、イースター週末に突入でもあるんだわ。
Karfreitag(聖金曜日)のお魚だけはキープしておかねばっ。
4月・イースター近し
4月に入りました。
天気予報によると週末にかけていよいよ暖かくなるらしい(やっほー!)。
日本は春休みの最中でしょうか。
ドイツの学校もあと数日でOstern(イースター)
のお休みに入ります。
2月のファッシングから一ヶ月ちょっとの上に
今年はこの間普通の授業がほとんどないに等しかったので
またお休みなの~?って感じがしますが。
来週3日間のロンドン小旅行から戻るとすぐにイースターの週末で
忙しいだろうから、今のうちにリースだけでも・・・と
先日リース仲間でもあるZwinkerさんとロンドン話などベチャクチャしながら作りました。
アドヴェント・リースはもみの木や木の実・ドライフラワーなどが活躍しましたが
イースターのは春らしくテーマ色は黄色や黄緑ね。
本来なるべく自然のものを材料にするのがモットーなのですが
イースター典型的モチーフであるウサギやタマゴやニワトリは
食べる以外(タマゴはともかく・・)使えないもんで
こちらは市販の可愛らしい飾り物を調達。
緑は庭のBuchs(つげ)と蔦、それからネコヤナギも用意する。

庭園の刈り込み木としてもお馴染みの↗
Buchsbaum(学名Buxus sempervirens)はその名の通り
常緑でしっかりした葉のお陰で日持ちの良さ抜群なのです。
(刈り込む以外は手入れも要らないので墓地でも人気者)

出来上がったリースを早速ドアに掛けてみた。
なのにうちの男どもはぜ~んぜん見てないんだよな~
それでも懲りずに、これから暇を見つけてタマゴの色付け
やらテーブルセッティングやらしようと思うのであった。
彼らイースターの日曜日のタマゴ探しはするつもりなんだからゲンキン極まりない。
天気予報によると週末にかけていよいよ暖かくなるらしい(やっほー!)。
日本は春休みの最中でしょうか。
ドイツの学校もあと数日でOstern(イースター)
のお休みに入ります。2月のファッシングから一ヶ月ちょっとの上に
今年はこの間普通の授業がほとんどないに等しかったので
またお休みなの~?って感じがしますが。
来週3日間のロンドン小旅行から戻るとすぐにイースターの週末で
忙しいだろうから、今のうちにリースだけでも・・・と
先日リース仲間でもあるZwinkerさんとロンドン話などベチャクチャしながら作りました。
アドヴェント・リースはもみの木や木の実・ドライフラワーなどが活躍しましたが
イースターのは春らしくテーマ色は黄色や黄緑ね。
本来なるべく自然のものを材料にするのがモットーなのですが
イースター典型的モチーフであるウサギやタマゴやニワトリは
食べる以外(タマゴはともかく・・)使えないもんで

こちらは市販の可愛らしい飾り物を調達。
緑は庭のBuchs(つげ)と蔦、それからネコヤナギも用意する。

庭園の刈り込み木としてもお馴染みの↗
Buchsbaum(学名Buxus sempervirens)はその名の通り
常緑でしっかりした葉のお陰で日持ちの良さ抜群なのです。
(刈り込む以外は手入れも要らないので墓地でも人気者)

出来上がったリースを早速ドアに掛けてみた。
なのにうちの男どもはぜ~んぜん見てないんだよな~

それでも懲りずに、これから暇を見つけてタマゴの色付け
やらテーブルセッティングやらしようと思うのであった。
彼らイースターの日曜日のタマゴ探しはするつもりなんだからゲンキン極まりない。
Teatro d'amore
今年はモンテヴェルディをちゃんと聴きたいと思っていましたが
やっと先日Teatro d'amoreを調達。
これが大当たりで、お気に入り殿堂入りしそうな気配です。
とにかく目下フランツ・フェルディナントと共にフル回転中なのだ。

"L'Arpeggiata", Leitung: Christina Pluhar
Nuria Rial, Sopran
Philippe Jaroussky, Countertenor
Cyril Auvity und Jan van Elsacker, Tenor
Joao Fernandes, Bass
ちょっと前にBonnjourさんが紹介されてました
JazzyなOhimè, ch'io cadoをはじめ
驚くほどモダンな響きとリズム感にすっかり惹きつけられてしまった!
300年以上の時の隔たりを感じさせないくらい。

そして何と言っても
歌手陣の中でもヌリア嬢とフィリップ君の透き通るような歌声に耳を凝らします。
このお二人、まるで兄妹(姉弟?)か・・・と思えるほど声質の相性もぴったり。
どの曲もステキですが(ヌリア嬢のAmorは残念ながらアップされてない)
YouTubeで見つけた2曲を貼り付けてみましょう。
Zefiro torna では二人の声が追いかけ、交差し、絡み合い・・・
息を呑む素晴らしさ。
(おっと、誰かと思ったら・・・提供主はBonnjourさん?)
ワタクシ・ブログでは初登場フィリップ君のSi dolce è l'tormento 。
彼はCTでも特別な声の持ち主だな~!
地声は普通のバリトンだそうで、どうやったらこんな風に歌えるんでしょう。
肩の力を抜いて聴けるロマンチックな一枚。
絶対お薦めです。
やっと先日Teatro d'amoreを調達。
これが大当たりで、お気に入り殿堂入りしそうな気配です。
とにかく目下フランツ・フェルディナントと共にフル回転中なのだ。

"L'Arpeggiata", Leitung: Christina Pluhar
Nuria Rial, Sopran
Philippe Jaroussky, Countertenor
Cyril Auvity und Jan van Elsacker, Tenor
Joao Fernandes, Bass
ちょっと前にBonnjourさんが紹介されてました
JazzyなOhimè, ch'io cadoをはじめ
驚くほどモダンな響きとリズム感にすっかり惹きつけられてしまった!
300年以上の時の隔たりを感じさせないくらい。

そして何と言っても
歌手陣の中でもヌリア嬢とフィリップ君の透き通るような歌声に耳を凝らします。
このお二人、まるで兄妹(姉弟?)か・・・と思えるほど声質の相性もぴったり。
どの曲もステキですが(ヌリア嬢のAmorは残念ながらアップされてない)
YouTubeで見つけた2曲を貼り付けてみましょう。
Zefiro torna では二人の声が追いかけ、交差し、絡み合い・・・
息を呑む素晴らしさ。
(おっと、誰かと思ったら・・・提供主はBonnjourさん?)
ワタクシ・ブログでは初登場フィリップ君のSi dolce è l'tormento 。
彼はCTでも特別な声の持ち主だな~!
地声は普通のバリトンだそうで、どうやったらこんな風に歌えるんでしょう。
肩の力を抜いて聴けるロマンチックな一枚。
絶対お薦めです。
サラ・コノリー・ファンクラブより もうすぐROHデビュー
3月最後の週末は夏時間
に切り替わる時。
今夜真夜中に時計が一時間先に進み
明朝目が覚めると、日本との時差が7時間に狭まります。
毎度のことながら
「え~っと、今日の6時は明日から7時だから・・・
一時間早く起きないといけないのね?」
「それで、夕方5時で暗くなってたところが
6時まで明るくなるんだっけ?」云々考えてしまう。
あんまり意味がないから
もう廃止にしようという話もあるらしいけれど相変わらず。
そんなこんなしているうちに
待ちに待ったコノリー様のDido and Aeneas@Covent Gardenが
近づいてきましたよ。
初日は3月31日(火)。
折々書かれるであろうネット上レビューの検索に勤しみましょう。
私はイースター休暇が始まってからの8日の公演にはせ参じますが
当ファンクラブ会員であるレイネさんが先発隊として一足お先3日に行かれるので
しっかりレポートを期待しておりますよ。

ちょっと日本の古代を彷彿とさせる衣装・・・
それから
ついコノリー・ディドへの期待が膨らむ今日この頃ですが
忘れちゃあいけませぬ・・・
ディドと二本立てで上演されるヘンデルのAcis and Galatea。
ガラテアを歌うダニエル”クレオパトラ”デ・ニース(彼女もROHデビュー)の
長~いインタビューがMusicalcriticismに載ってた。
コヴェントガーデンからグラインドボーンまで
コノリー様とダニエル嬢はこれから数月間大接近でございます。

チャーミングなダニエル嬢とはグラインドボーンでも再会
この記事によると大ニュース!
5月15日Acis and Galatea、5月22日Dido and AeneasをBBC4がテレビ放映
そして6月20日にはBBC radio 3にてラジオ放送されます!
悲しいかな、BBCテレビは見られませんので
今からどうにか方法はないか検討しなきゃ
ラジオの方はインターネット上で聞けるでしょうが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後にもう一つ
年頭にディドCDを出した彼女の次作である
コルンゴルト歌曲集 Sonnet für Wienはいつリリースされるんだろうと
ここ数ヶ月気になっていたところ
どうやら(いきなり)今度の月曜日3月30日に発売とのことです。
バロックからグッと嗜好が変りますが
以前リサイタルCDでもブラームス以降20世紀前半までの作品を歌っていましたので
今回も仕上がりがとても楽しみ。

に切り替わる時。今夜真夜中に時計が一時間先に進み
明朝目が覚めると、日本との時差が7時間に狭まります。
毎度のことながら
「え~っと、今日の6時は明日から7時だから・・・
一時間早く起きないといけないのね?」
「それで、夕方5時で暗くなってたところが
6時まで明るくなるんだっけ?」云々考えてしまう。
あんまり意味がないから
もう廃止にしようという話もあるらしいけれど相変わらず。
そんなこんなしているうちに
待ちに待ったコノリー様のDido and Aeneas@Covent Gardenが
近づいてきましたよ。
初日は3月31日(火)。
折々書かれるであろうネット上レビューの検索に勤しみましょう。
私はイースター休暇が始まってからの8日の公演にはせ参じますが
当ファンクラブ会員であるレイネさんが先発隊として一足お先3日に行かれるので
しっかりレポートを期待しておりますよ。

ちょっと日本の古代を彷彿とさせる衣装・・・
それから
ついコノリー・ディドへの期待が膨らむ今日この頃ですが
忘れちゃあいけませぬ・・・
ディドと二本立てで上演されるヘンデルのAcis and Galatea。
ガラテアを歌うダニエル”クレオパトラ”デ・ニース(彼女もROHデビュー)の
長~いインタビューがMusicalcriticismに載ってた。
コヴェントガーデンからグラインドボーンまで
コノリー様とダニエル嬢はこれから数月間大接近でございます。

チャーミングなダニエル嬢とはグラインドボーンでも再会
この記事によると大ニュース!

5月15日Acis and Galatea、5月22日Dido and AeneasをBBC4がテレビ放映
そして6月20日にはBBC radio 3にてラジオ放送されます!
悲しいかな、BBCテレビは見られませんので
今からどうにか方法はないか検討しなきゃ

ラジオの方はインターネット上で聞けるでしょうが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後にもう一つ
年頭にディドCDを出した彼女の次作である
コルンゴルト歌曲集 Sonnet für Wienはいつリリースされるんだろうと
ここ数ヶ月気になっていたところ
どうやら(いきなり)今度の月曜日3月30日に発売とのことです。
バロックからグッと嗜好が変りますが
以前リサイタルCDでもブラームス以降20世紀前半までの作品を歌っていましたので
今回も仕上がりがとても楽しみ。

Franz Ferdinand
Franz Ferdinandの
一月にリリースされてたCDTonightを仕入れる。

目下ヨーロッパ・ツアー中で、昨晩はミュンヘンでコンサートだったのよ~。
若者に混じってピョンピョン跳ねるなんておこがましいし
行くつもりはありませんでしたが、
ソールドアウトだと聞くと、無念さがこみ上げたりして往生際が悪い。
2001年グラスゴーにて結成されたブリットポップバンドなのに
何で”フランツ・フェルディナンド”?
ギター&ボーカル担当のニックがバイエルンの田舎で育ったという経歴の持ち主で
(そしてミュンヘン音大に学ぶ)ドイツ語圏に近しいせいかもしれません。
その暗殺事件が第一次大戦の発端となったオーストリア皇太子の名前を
拝借したというわけ。
英国伝統を感じさせるメロディーラインと元気が出るリズム感も私好みです。
なんたってライブで本領発揮するバンドが一番ね。
No You Girls(Top of the Popsライブより)
アレックスのセクシーなお声がベースとギターが絡みつき・・・よいよい。
Ulyssesでも60年代風井出達でカッコいい
一月にリリースされてたCDTonightを仕入れる。

目下ヨーロッパ・ツアー中で、昨晩はミュンヘンでコンサートだったのよ~。
若者に混じってピョンピョン跳ねるなんておこがましいし
行くつもりはありませんでしたが、
ソールドアウトだと聞くと、無念さがこみ上げたりして往生際が悪い。
2001年グラスゴーにて結成されたブリットポップバンドなのに
何で”フランツ・フェルディナンド”?
ギター&ボーカル担当のニックがバイエルンの田舎で育ったという経歴の持ち主で
(そしてミュンヘン音大に学ぶ)ドイツ語圏に近しいせいかもしれません。
その暗殺事件が第一次大戦の発端となったオーストリア皇太子の名前を
拝借したというわけ。
英国伝統を感じさせるメロディーラインと元気が出るリズム感も私好みです。
なんたってライブで本領発揮するバンドが一番ね。
No You Girls(Top of the Popsライブより)
アレックスのセクシーなお声がベースとギターが絡みつき・・・よいよい。
Ulyssesでも60年代風井出達でカッコいい
ペット・ショップ・ボーイズ!
ワタクシの若き頃・・80年代によく聴いていたPet Shop Boys
あの頃は英国産なら何でもござれ・節操ないリスナーだった私ですが
その後ドイツに移り住むドサクサ紛れもあって、すっかりご無沙汰していました。
当年とって二ール・テナント55歳、クリス・ロウ50歳
50の山を越えた今も、淡々とポップの道を行ってるらしく
新作CD、Yesのリリースににちなんで
先日新聞の文化面に長い記事とインタビューが載った。
それで急に昔のCDやカセット(!)を聴きたくなっちゃって
も~すっかりレトロな人間と化しております。
数多いヒット曲の中でも
やっぱり思い出深いのはデビューシングルだったWest End Girls
ブラックミュージックとは確実に異質な英国的ラップが新鮮でしたね。
彼ら独特のメランコリックな旋律、いかにも80年代風なアレンジ
そしてクールに決めたお二人さんの毎度シニカルなビデオクリップも懐かしいな。
デビューから25年経った今年は
Brit AwardのOutstanding Contribution to Music(音楽貢献賞?)を受賞したそう。
最新シングル Love etc.もちゃんとペットショップボーイズ・サウンドになってるのが嬉しい。
やっぱりニールのあの声じゃなきゃいけないんでしょうね。
あの頃は英国産なら何でもござれ・節操ないリスナーだった私ですが
その後ドイツに移り住むドサクサ紛れもあって、すっかりご無沙汰していました。
当年とって二ール・テナント55歳、クリス・ロウ50歳
50の山を越えた今も、淡々とポップの道を行ってるらしく
新作CD、Yesのリリースににちなんで
先日新聞の文化面に長い記事とインタビューが載った。
それで急に昔のCDやカセット(!)を聴きたくなっちゃって
も~すっかりレトロな人間と化しております。
数多いヒット曲の中でも
やっぱり思い出深いのはデビューシングルだったWest End Girls
ブラックミュージックとは確実に異質な英国的ラップが新鮮でしたね。
彼ら独特のメランコリックな旋律、いかにも80年代風なアレンジ
そしてクールに決めたお二人さんの毎度シニカルなビデオクリップも懐かしいな。
デビューから25年経った今年は
Brit AwardのOutstanding Contribution to Music(音楽貢献賞?)を受賞したそう。
最新シングル Love etc.もちゃんとペットショップボーイズ・サウンドになってるのが嬉しい。
やっぱりニールのあの声じゃなきゃいけないんでしょうね。
Tamerlano@バイエルン州立歌劇場
90年代からヘンデル・ルネッサンスが開花した当地歌劇場
今季はヘンデルものはたったの一つだけで寂しいわ。
そのTamerlano(タメルラーノ 1724年初演)は
丁度一年前に森熊ダニエルズがタイトルロールのミュンヘン・プレミエ
10月にオリジナルキャストで再演され
この3月は森熊が元スキンヘッズに入れ替わっただけで再々上演中だ。
2ヶ月前のオンライン販売でリーズナブルながらなかなかのお席をゲットしたのはよかったが
その後郵送希望したチケットが途中で紛失するというトラブルにあう。
いつも翌々日にはちゃんと手元に届く確実さなのに
ときにはこんな目にもあうのか・・・これからは郵送はやめよう。
とにかく、開演30分前にチケット窓口に赴いて再発行してもらった次第です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
指揮: Christopher Moulds
演出: Pierre Audi
タメルラーノ: Max Emanuel Cencic(CT)
バヤゼット: John Mark Ainsley(Tenor)
アステリア: Sarah Fox(Sopran)
アンドロニコ: Mary-Ellen Nesi(Mezzo)
イレーネ: Maite Beaumont(Mezzo)
レオーネ: Vito Priante(Bariton)
3月22日 17時開演(3時間半)
バイエルン州立歌劇場
あらすじ:
タタール皇帝タメルラーノはトルコを打ち負かし
スルタン・バヤゼットとその娘アステリアを捕虜にし
美しいアステリアとの結婚を条件に釈放を提案。
娘をこよなく愛し誇り高いバヤゼットは自分の命を捨ててでも
蛮人の要求を拒否すると誓う。
また、彼女と恋仲であるギリシャの王子アンドロニコと
タメルラーノの許婚イレーネ王女もショックを受ける。
そんな中で婚約を承諾するアステリアに周囲は驚かされるが
それは実は見せかけで、タメルラーノを暗殺する機会を狙ってたのだ。
2度にわたる暗殺計画は失敗に終わり
逆恨みタメルラーノは父娘とアンドロニコへの復讐に燃える。
娘が辱められそうになると、バヤゼットはタメルラーノに呪いをかけつつ
ついに毒を飲む。
バヤゼットの死に意気消沈したタメルラーノは心をいれかえ
アステリアとアンドロニコの結婚、そして自分とイレーネとの結婚を認める。
解説:
「バヤゼットの死」というクライマックスに持っていくために?
あ~だこ~だと人間関係がいつもの様に入り乱れ
悲恋・横恋慕・勘違い・復讐がドロドロ・・・こうしてみるとお馴染みな感じなのですが
めでたしめでたしの明るいコーラスが最後にくることが多いヘンデルにあって
この作品では主役の一人が死んだ後、みんなしんみりとして終わるんです。
これがバヤゼットが毒を飲んでから20分くらいかかるのだ。
スウェーデンはドロットニングホルム宮のバロック劇場がオリジナルだったという
ピエール・オーディ氏の演出は
そんな人間ドラマが前面に出てくるように配慮され
装飾・小道具を極力押さえて、照明もシンプル。
まるでシェイクスピア劇(バヤゼットの苦悩がリヤ王を彷彿とさせるし)か何か
室内劇の重苦しい雰囲気だ。
レチタチーヴォもかなり多くて、字幕を追おうとすると舞台の方を見逃しちゃいそう。
でも肝心の音楽はヘンデル・オペラ最盛期(チェーザレと同年)の作品だけに
次から次へと美しいアリアの連続で大満足できました。
恋する二人・アステリアとアンドロニコのが特によかったかな。
悪役だしアリアの数もそう多くないタイトルロール
期待の元スキ・チェンチッチは
森熊の情念Grooveに較べるとやや軽め。
野蛮な森熊さん(見かけだけよ)よりも華奢で美形すぎだったかも。
長い髪を振り乱し怒り狂うアリア、A dispettoあたりは中々でしたが。
(スキンへッズもなにも、カツラをつけるので関係なかった)
あ~この感じ・・どこかで・・そうそう、思い出した。
レイフ・ファインズの嵐が丘。
優男顔のレイフだってかなりワルいんだから、彼だって十分演じられるはずです。
(?そういう結論ってないか?)
悪役の方が演じ甲斐あるし、今後も注目しましょう。

これに酷似です!
満員御礼の夕べ
ガガ~っと盛り上がるエンディングでないので
あらら・・・?お終い?って反応もありましたね。
カーテンコールで一番拍手が大きかったのは
苦悩する父娘、特にアステリア役のサラ・フォックス嬢。
高音の難しそうなアリアを感情込めて歌いました。
それから、メゾの二人もそれぞれに良かったです。
イレーネ役マイテは堅実な結婚を望む姫にぴったりなソリッドな歌声
スペイン人の彼女は小柄なので颯爽とカッコいいズボン役にはどうか・・?
アステリアを愛しつつ何だか優柔不断で揺れ動くアンドロニコは
私たちメゾ・CTファンなら「あの人、かの人にも歌って欲しいな~」と思うアリアの所有者ですね。
昨夜のメアリ=エレン・ネジは化粧栄えするクッキリした顔立ちもさることながら
歌も演技も堅実にこなしていた・・という感じ。
確か、彼女が共演してるタメルラーノCDも出てたはず。
・・・・・・・・・・・・・
YouTube上では
森熊とプレミエ指揮者ボールトンのインタビューが長いクリップしかありませんでしたが
歌劇場サイトの画像の方が高品質ですので、興味ある方はこちらへ。
オマケにクリストフ「体操のお兄さん」デュモーでA dispetto
なぜかコミカルな雰囲気が漂うが・・彼もタメルラーノいいかもね
今季はヘンデルものはたったの一つだけで寂しいわ。
そのTamerlano(タメルラーノ 1724年初演)は
丁度一年前に森熊ダニエルズがタイトルロールのミュンヘン・プレミエ
10月にオリジナルキャストで再演され
この3月は森熊が元スキンヘッズに入れ替わっただけで再々上演中だ。
2ヶ月前のオンライン販売でリーズナブルながらなかなかのお席をゲットしたのはよかったが
その後郵送希望したチケットが途中で紛失するというトラブルにあう。
いつも翌々日にはちゃんと手元に届く確実さなのに
ときにはこんな目にもあうのか・・・これからは郵送はやめよう。
とにかく、開演30分前にチケット窓口に赴いて再発行してもらった次第です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
指揮: Christopher Moulds
演出: Pierre Audi
タメルラーノ: Max Emanuel Cencic(CT)
バヤゼット: John Mark Ainsley(Tenor)
アステリア: Sarah Fox(Sopran)
アンドロニコ: Mary-Ellen Nesi(Mezzo)
イレーネ: Maite Beaumont(Mezzo)
レオーネ: Vito Priante(Bariton)
3月22日 17時開演(3時間半)
バイエルン州立歌劇場
あらすじ:
タタール皇帝タメルラーノはトルコを打ち負かし
スルタン・バヤゼットとその娘アステリアを捕虜にし
美しいアステリアとの結婚を条件に釈放を提案。
娘をこよなく愛し誇り高いバヤゼットは自分の命を捨ててでも
蛮人の要求を拒否すると誓う。
また、彼女と恋仲であるギリシャの王子アンドロニコと
タメルラーノの許婚イレーネ王女もショックを受ける。
そんな中で婚約を承諾するアステリアに周囲は驚かされるが
それは実は見せかけで、タメルラーノを暗殺する機会を狙ってたのだ。
2度にわたる暗殺計画は失敗に終わり
逆恨みタメルラーノは父娘とアンドロニコへの復讐に燃える。
娘が辱められそうになると、バヤゼットはタメルラーノに呪いをかけつつ
ついに毒を飲む。
バヤゼットの死に意気消沈したタメルラーノは心をいれかえ
アステリアとアンドロニコの結婚、そして自分とイレーネとの結婚を認める。
解説:
「バヤゼットの死」というクライマックスに持っていくために?
あ~だこ~だと人間関係がいつもの様に入り乱れ
悲恋・横恋慕・勘違い・復讐がドロドロ・・・こうしてみるとお馴染みな感じなのですが
めでたしめでたしの明るいコーラスが最後にくることが多いヘンデルにあって
この作品では主役の一人が死んだ後、みんなしんみりとして終わるんです。
これがバヤゼットが毒を飲んでから20分くらいかかるのだ。
スウェーデンはドロットニングホルム宮のバロック劇場がオリジナルだったという
ピエール・オーディ氏の演出は
そんな人間ドラマが前面に出てくるように配慮され
装飾・小道具を極力押さえて、照明もシンプル。
まるでシェイクスピア劇(バヤゼットの苦悩がリヤ王を彷彿とさせるし)か何か
室内劇の重苦しい雰囲気だ。
レチタチーヴォもかなり多くて、字幕を追おうとすると舞台の方を見逃しちゃいそう。
でも肝心の音楽はヘンデル・オペラ最盛期(チェーザレと同年)の作品だけに
次から次へと美しいアリアの連続で大満足できました。
恋する二人・アステリアとアンドロニコのが特によかったかな。
悪役だしアリアの数もそう多くないタイトルロール
期待の元スキ・チェンチッチは
森熊の情念Grooveに較べるとやや軽め。
野蛮な森熊さん(見かけだけよ)よりも華奢で美形すぎだったかも。
長い髪を振り乱し怒り狂うアリア、A dispettoあたりは中々でしたが。
(スキンへッズもなにも、カツラをつけるので関係なかった)
あ~この感じ・・どこかで・・そうそう、思い出した。
レイフ・ファインズの嵐が丘。
優男顔のレイフだってかなりワルいんだから、彼だって十分演じられるはずです。
(?そういう結論ってないか?)
悪役の方が演じ甲斐あるし、今後も注目しましょう。

これに酷似です!
満員御礼の夕べ
ガガ~っと盛り上がるエンディングでないので
あらら・・・?お終い?って反応もありましたね。
カーテンコールで一番拍手が大きかったのは
苦悩する父娘、特にアステリア役のサラ・フォックス嬢。
高音の難しそうなアリアを感情込めて歌いました。
それから、メゾの二人もそれぞれに良かったです。
イレーネ役マイテは堅実な結婚を望む姫にぴったりなソリッドな歌声
スペイン人の彼女は小柄なので颯爽とカッコいいズボン役にはどうか・・?
アステリアを愛しつつ何だか優柔不断で揺れ動くアンドロニコは
私たちメゾ・CTファンなら「あの人、かの人にも歌って欲しいな~」と思うアリアの所有者ですね。
昨夜のメアリ=エレン・ネジは化粧栄えするクッキリした顔立ちもさることながら
歌も演技も堅実にこなしていた・・という感じ。
確か、彼女が共演してるタメルラーノCDも出てたはず。
・・・・・・・・・・・・・
YouTube上では
森熊とプレミエ指揮者ボールトンのインタビューが長いクリップしかありませんでしたが
歌劇場サイトの画像の方が高品質ですので、興味ある方はこちらへ。
オマケにクリストフ「体操のお兄さん」デュモーでA dispetto
なぜかコミカルな雰囲気が漂うが・・彼もタメルラーノいいかもね
Rolando@Wetten, dass...?
ドイツ一有名なエンターテイナーThomas Gottschalkの
国民的人気バラエティーショーWetten, dass..?は国営第二チャンネルZDFの看板番組。
二ヶ月に一度のペースでドイツ語圏の都市を巡り生中継されますが
今回はミュンヘンのオリンピックホールからだった。
「おしゃべり上手で気さく」なトミーが(実は私好きじゃないんだが)
時の人をゲストに迎えてのトークショーのかたわら
変った特技ができる人が次々に登場し
そのパフォーマンスができると思うかどうか賭け(Wette)を
ゲストたちにさせるというコンセプト。
賭けに負けた場合はとんでもない罰が待っているというわけ。
合間には、もちろん歌もふんだんに入ります。
昨晩はローランド・ヴィリャソンもゲストの一人として出演。
ポップ・ロック・懐メロ・クラシック・・・なんでもござれの節操無い番組ですので
こんな雰囲気の中でTamerlanoからバヤゼットのアリアCiel e terraを披露しました。
結局彼は賭けに負けちゃって、お仕置きとして
バイエルンの音楽隊をバックに民謡を歌う羽目に・・・。
でも楽しそうにヨーデルのオマケまでつけて歌ってましたね~
ベランメエ巻き舌のバイエルン訛りも堂に入ったものよ。
バヤゼットなどテノールパートでヘンデルオペラに出てくる日もそう遠くなかったりして?
彼の知名度でオペラファンもクロスオーバーするいい機会になるでしょうね。
こちらがお仕置のはずのHolzhacker Buam(ノリまくりだ~)
国民的人気バラエティーショーWetten, dass..?は国営第二チャンネルZDFの看板番組。
二ヶ月に一度のペースでドイツ語圏の都市を巡り生中継されますが
今回はミュンヘンのオリンピックホールからだった。
「おしゃべり上手で気さく」なトミーが(実は私好きじゃないんだが)
時の人をゲストに迎えてのトークショーのかたわら
変った特技ができる人が次々に登場し
そのパフォーマンスができると思うかどうか賭け(Wette)を
ゲストたちにさせるというコンセプト。
賭けに負けた場合はとんでもない罰が待っているというわけ。
合間には、もちろん歌もふんだんに入ります。
昨晩はローランド・ヴィリャソンもゲストの一人として出演。
ポップ・ロック・懐メロ・クラシック・・・なんでもござれの節操無い番組ですので
こんな雰囲気の中でTamerlanoからバヤゼットのアリアCiel e terraを披露しました。
結局彼は賭けに負けちゃって、お仕置きとして
バイエルンの音楽隊をバックに民謡を歌う羽目に・・・。
でも楽しそうにヨーデルのオマケまでつけて歌ってましたね~

ベランメエ巻き舌のバイエルン訛りも堂に入ったものよ。
バヤゼットなどテノールパートでヘンデルオペラに出てくる日もそう遠くなかったりして?
彼の知名度でオペラファンもクロスオーバーするいい機会になるでしょうね。
こちらがお仕置のはずのHolzhacker Buam(ノリまくりだ~)
ベルリン新博物館でパフォーマンス
ベルリンの世界文化遺産Museumsinsel(博物館島)にあって
空襲で破壊されて以来廃墟のままだった
Neues Museum(新博物館)が20年に及ぶ修復工事を終え、今秋オープンになります。
残骸となっていた部分をあえて取り除かず、上手に新しい建築技術と組み合わせた建物は
テレビの映像で見ただけでもとても魅力的。
19世紀中期に造られたこの新古典主義様式の博物館
エジプトをはじめとする古代遺物が約70年ぶりに古巣に戻ってくるというわけだ。

かのネフェルティティ(Nofretete)の美しい胸像もこちらへ・・・
私が1年半前にベルリンを初めて訪れた際は、やけに工事現場が多い気がしたものですが
これで博物館島完成になるのですね。
バビロニア・イシュタル門↓の綺麗な青に憧れたのに
入り口のあまりの長蛇の列にやむなく諦めたペルガモン博物館も含めて
いつかやっぱりベルリン詣ではしなきゃ・・と決意を新たにしたところ。

さてさて、その新博物館では
目下内部の一般公開などさまざまなイベントの一環として
ドイツ人振付家Sasha Waltzのパフォーマンスが上演されているそうだ。

1963年カールスルーエ生まれ
むきだしの壁がひんやりとした雰囲気を放つ中で
まるで古代の石像が息を吹き返した様に動き出すダンサーたち。
なかなか好きな感じです。

サーシャ・ヴァルツというとベルリン国立歌劇場でのオペラとバレエのコラボ作品
Dido and Aeneasの振り付け担当。
舞台上のプールでバシャバシャ水浴びしてましたね。
ディド&エネアスは他にもマーク・モリス・ダンスグループものもDVD化してるし
何を隠そう、春のコノリー様@ROH版もバレエがふんだんに盛り込まれてるそうで
これらの見較べも興味深いところです。
(コノリー様のもDVDに映像化しないかしら~)
空襲で破壊されて以来廃墟のままだった
Neues Museum(新博物館)が20年に及ぶ修復工事を終え、今秋オープンになります。
残骸となっていた部分をあえて取り除かず、上手に新しい建築技術と組み合わせた建物は
テレビの映像で見ただけでもとても魅力的。
19世紀中期に造られたこの新古典主義様式の博物館
エジプトをはじめとする古代遺物が約70年ぶりに古巣に戻ってくるというわけだ。

かのネフェルティティ(Nofretete)の美しい胸像もこちらへ・・・
私が1年半前にベルリンを初めて訪れた際は、やけに工事現場が多い気がしたものですが
これで博物館島完成になるのですね。
バビロニア・イシュタル門↓の綺麗な青に憧れたのに
入り口のあまりの長蛇の列にやむなく諦めたペルガモン博物館も含めて
いつかやっぱりベルリン詣ではしなきゃ・・と決意を新たにしたところ。

さてさて、その新博物館では
目下内部の一般公開などさまざまなイベントの一環として
ドイツ人振付家Sasha Waltzのパフォーマンスが上演されているそうだ。

1963年カールスルーエ生まれ
むきだしの壁がひんやりとした雰囲気を放つ中で
まるで古代の石像が息を吹き返した様に動き出すダンサーたち。
なかなか好きな感じです。

サーシャ・ヴァルツというとベルリン国立歌劇場でのオペラとバレエのコラボ作品
Dido and Aeneasの振り付け担当。
舞台上のプールでバシャバシャ水浴びしてましたね。
ディド&エネアスは他にもマーク・モリス・ダンスグループものもDVD化してるし
何を隠そう、春のコノリー様@ROH版もバレエがふんだんに盛り込まれてるそうで
これらの見較べも興味深いところです。
(コノリー様のもDVDに映像化しないかしら~)