皆様こんばんは。
兵庫県相生のライフオーガナイザー
時々読み聞かせのおばちゃん
オオニシノリコです。

昨日今日と相生は雪が積もりました。
今朝は路面にも雪があったので、
坂の上の家から車で出動する勇気はなく、
今日の読み聞かせはキャンセルさせてもらいました。

雪が降るこの季節に必ず読みたくなる絵本は色々ありますが、
今回は私のテッパン絵本5冊を2回にわけて紹介します。
どれも子どもたちに読んでもらいたい絵本というよりも
子どもたちに読み聞かせてあげてもらいたい絵本です。


かさじぞう
『かさじぞう』
再話:瀬田貞二
絵: 赤羽末吉
福音館書店

皆さんご存知の日本の昔話。最近パロディーCMがありますが
子どもたちには基となる話しをまず知ってほしい。
瀬田さんの美しくリズミカルな言葉で書かれたおはなしに
赤羽さんの絵がぴったりあっています。
特に
「ゆきがもかもかふってきて」の
「もかもか」という言葉が好きで、
降っている雪がどんな雪なのかイメージができる擬音語が素晴らしい。
是非声に出して読んでもらいたい本です。



てぶくろ
『てぶくろ』
ウクライナ民話
絵:エウゲーニー・M・ラチョフ
訳:うちだりさこ
福音館書店

おじいさんの落としたてぶくろに色々な動物たちがはいっていくおはなし。
そんな大きい動物まで入るの?と思ってしまうけれど、でも、
子どもたちは物語に引き込まれていく優れた絵本。
本の裏に3さいから と書いてありますが、小学生も楽しんでいる本です。
内田莉莎子さんの訳も好きです。




ゆきのひ
『ゆきのひ』
作:エズラ・ジャック・キーツ
訳:きじまはじめ
偕成社

雪の降った日、ピーターが雪で遊ぶ様子が描かれた本。
絵本は和紙やレースなどのコラージュや切り抜きを使って描かれていて美しい。
それらはピーターの感情をも反映しているようにとれます。
雪が降ったときのいつもと違う風景を喜び、
誰も踏んでいない雪の上を歩く喜びを
子どものとき(大人になった今もだけど)感じたと思うけれど、
それらがこの本に詰まっています。

我が家の娘が数年前雪だるまを作ったあとに言ったのが
「(綺麗な雪があるときに)雪に天使の型をつけるの忘れてた~!」
その天使の型とは「ゆきのひ」にでてくるワンシーン。
絵本のシーンが娘の心にきちんと残っているのを嬉しく思えた一冊。


私のおすすめと書きましたがこれら3冊は(明日紹介する2冊もだけど)
世界中で優れた絵本と評されている絵本です。
見た目地味だと思ったりする方もいらっしゃるかもしれません。
でも、子ども騙しのない優れた芸術性をもった絵本です。
どうぞ声をだして子どもたちに聞かせてあげてほしい。
そして読み手の大人も一緒に楽しんでほしい絵本です。

長くなるので続きは明日・・・

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