私の夫はモラハラ夫でした。
でも、とことん話し合い
思いをぶつけあって
お互いを理解しあえたとたんに
夫はこの世を去りました。
その先の幸せを
夢見た矢先のことでした。
夫の存命中から私は
義母と
特にすさまじい義姉夫婦からの
モラハラに悩まされていました。
でも夫の前では
あからさまに反抗もできず、
じっと耐えることの方が
多い日々でした。
でも、思いがけない
夫の死によって
私は逆襲のチャンスを
手にしたのです！
真っ先に行ったのはこれ！
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１．姻族関係終了届を提出
子どもたちと話し合い、
夫の実家とは縁切りを
することにしたのです。
いわゆる死後離婚というアレです。
これは誰の承認も必要ないので
役所に書類を提出するだけです。
どういうメリットがあるかというと
要するに夫が亡くなっても
戸籍はそのままで
事実上の離婚状態なので、
義父母や、義理の兄弟と私（妻）は
赤の他人となり、
親の扶養や法事の義務が
なくなるんです。
私がこれを選んだ頃は
まだ知名度が低く、
その存在すら知らない人の方が
多いぐらいでした。
なぜそうしたかというと…。
義姉夫婦は
以前私たちが暮らしていた
二世帯住宅に置いてあった
私たちの私物を許可なく処分し
勝手に移り住んできたからです。
強欲な義姉夫婦は、私から
何もかも奪う気満々でした。
この家は夫が亡くなった時に
私は子どもたちの名義に
しておきました。
でも、勝手に移り住んできて
既得権を主張する輩のために
いつまでも
固定資産税を払うなんて
ありえません！
そこで、
義母に適当なことをいって
実印を借りて
義母の名義に変更しました。
その時の義姉の怒りたるや…。
お門違いもいいところです。
要するに自分たちが
固定資産税を
払わずに、私のものを
奪い取りたいのです。
そして、さらには
私と子ども達と暮らしている
別の家を
義姉に相続しろと!!!
理不尽というか？
頭がおかしいのでは？
と思うような
要求をしてきました。
その時の私の義姉への言葉は
「お義姉さん、お義兄さんは
法学部出身がご自慢ですが、
相続の意味をご存知ですか？
お義兄さんに聞いて
よく勉強なさったら？
まさか、お義兄さんも
相続の意味をご存じないとか？」
25年分の嫌みをこめて
この時とばかりに
言ってやりました!!!
なぜ義姉がそんなことを
いってきたかというと…。
義母は、私や子ども達には
生命保険金をかけていたのに
我が子である夫には
かけていなかったために
結果として１円の保険金も
もらえなかったので、
先々義姉が相続するはずだった？？？
保険金の代わりに
私と子ども達が住んでいる家を
よこせというわけです。
あきれるほどの守銭奴一家です。
２.子どもたちと暮らしていた
家を売却し、
新たにマンションを購入
義姉からの
連日の「家よこせ！」コールに
嫌気がさした私は
子ども達と相談して
家を売却し、
マンションを購入しました。
私は赤の他人ですから、
義母にも義姉にも
引っ越し先を告げずに
黙って去りました。
ところが当時は
戸籍謄本などの閲覧は
誰でもできたので
義姉の夫が調べ上げ、
引っ越し先のマンションへ
やってきては
ピンポンダッシュをしたり
これまた義姉以上に性悪の
姪からの無言電話があったりと
程度の低い嫌がらせが
続きました。
さすがに何回目かの
ピンポンダッシュでは
警察を呼んだほどです。
まだまだお金をあきらめない、
しつこい人たちでした。
3.こちらからは
一切の接触を絶つ
処分された私物のことやいろいろ
気になることはありましたが、
やぶ蛇になってはいけないので
思い出の品なども断腸の思いで
すべて諦めて接触を断ちました。
4.義母の葬儀費用と戒名
お布施は無視！
おととしの夏、どこで調べたのか
突然義姉から電話がありました。
私はマンションから
さらに違う土地へと
引っ越していたので
電話番号（固定電話）も
変わっていたのですが…。
義母が亡くなったので
葬儀費用と取り仕切り、
お寺へのお布施などを
全額出してほしい
という内容でした。
もちろん、私は赤の他人を盾に
出す気はないと答えたのですが、
義姉夫婦は、諦めずに
法律の専門家
（義兄ではありませんよ！笑）に
頼んだらしく、今度は
担当者から連絡がありました。
担当者は極めて冷静に
中立の立場を貫き、
私の経緯を聞いたうえで
私には費用負担義務はないと
義姉に伝えてくれました。
4.お墓問題と法事問題
葬儀が済むと、今度は
納骨と法事を私にするように
言ってきました。
ほんとうに日本語が
わからない人たちです。
バ〇なのか
図太い無神経なのか？
と思いました。
お墓には夫が入っていますから
当然私は檀家で
施主ではありますが、
私に義母の納骨や法事をする
義務はないのです。
つぎに、
義姉夫婦はお寺の住職に
私のあること
ないことを吹き込んで
私を極悪非道の女に
仕立てあげました。
私はお寺に呼ばれて住職から
こんこんとお説教されましたが、
住職の奥様は
おなじ嫁の立場として
事情をよく理解して下さって、
結局義母には合祀の墓所へ
入ってもらうことと
なりました。
５.義母の相続問題
しばらくすると、
また法律事務所から
連絡がありました。
３人の子ども達は義母の
相続の対象になります。
担当者は親切な方で、
義姉が提出してきた
通帳や金融資産一覧が
異常に少なすぎるので
相続をどうするかという
問い合わせをしてきたのです。
私と子ども達とはすでに
話し合い済みで、
あの一家とは
縁切りをしたいので
相続放棄を
決めていました。
法律事務所の話では、
提出書類は見せかけで
負債があるかもしれない
とのことでしたので、
即刻、相続放棄の手続きに
入ってもらいました。
また、子どもたちの勤務先や
現住所も伏せててくださる
とのことでとても助かりました。
その後１回だけ、
法事のことで
なぜか性悪の姪から
減らず口満載の
連絡がありましたが、
私は一切無視しています。
とにかく私の死後、
子どもたちにいやな思いを
させたくないので
極悪非道といわれようと、
冷酷だといわれようと
私の代で何もかもきっぱりと
決着をつけるつもりです。
あれこれ面倒なことや
モヤモヤから解放されるには
いっときの感情は抜きにして、
将来を見据えたうえで
きちんと法的な手続きを踏んで
縁を切ることが、自分ばかりでなく
大切な我が子を身を守る
一番の方法です。
